秘密結社ゲセルシャフトに最深部にて2人の男が睨み合っていた。
何に使うか分からない巨大な機械が作動しているが、この2人が争ったのだろうか、電気で焼け焦げた跡が点在している。
1人は勝ち誇った笑みを浮かべながらもう1人を見下ろす。
もう1人はこの男に敗北したのだろう、仰向けに倒れており、口から血を流している。
何に使うか分からない巨大な機械が作動しているが、この2人が争ったのだろうか、電気で焼け焦げた跡が点在している。
1人は勝ち誇った笑みを浮かべながらもう1人を見下ろす。
もう1人はこの男に敗北したのだろう、仰向けに倒れており、口から血を流している。
「グハァッ!ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
「貴様のクローンは全て処分しておいた。転生の器はもう無い。安らかに眠れ」
「どうかな…アドラー…お前も……」
「貴様のクローンは全て処分しておいた。転生の器はもう無い。安らかに眠れ」
「どうかな…アドラー…お前も……」
直後、アドラーと呼ばれた男は強烈な脱力感に襲われ、そのまま崩れ落ちた。
「バカな…これほどまで…消耗する…とは……」
アドラーの使う電光機関は生体エネルギーを消費して無尽蔵の電力を生み出す特殊機関。
ゆえに、使い続けると死んでしまう。
今までそれを使い続けてきたアドラーの体も、限界に達したのだ。
アドラーはそのまま、目の前にいるムラクモという男と共に死を迎える………ことはなかった。
ゆえに、使い続けると死んでしまう。
今までそれを使い続けてきたアドラーの体も、限界に達したのだ。
アドラーはそのまま、目の前にいるムラクモという男と共に死を迎える………ことはなかった。
「――とでも言うと思ったか?全て計算済みだっ!」
膝をつきながらも、再び勝ち誇った笑みを浮かべるアドラー。
別の肉体に魂を移し変える転生の法。アドラーは既にそれを自らの手に収めていた。
今、アドラーの肉体が滅びようとも、他人の体を乗っ取り再びアドラーとして「やり直す」ことができる。
別の肉体に魂を移し変える転生の法。アドラーは既にそれを自らの手に収めていた。
今、アドラーの肉体が滅びようとも、他人の体を乗っ取り再びアドラーとして「やり直す」ことができる。
「俺は…転生し…偉大なる遺産を…継承す…る…」
邪魔だった組織の支配者・ムラクモを始末し、転生して古代都市「アガルタ」の超科学技術を我が物にできる。
最期までそのおぞましい笑みが崩れることはなかった。
最期までそのおぞましい笑みが崩れることはなかった。
◆ ◆ ◆
深夜。冬木市某所――。
そこには豪邸があった。
それは中々に大きく、見たものは誰もが「この家の所有者は金持ちだ」と思うであろう。
その所有者の名はエルンスト・フォン・アドラー。
この偽の冬木に呼ばれ、サーヴァントのマスターとなった参加者である。
髪からは色が抜け落ちており、異様に白い。実際の年よりも一段と老けて見える。
アドラーは富豪らしく優雅なバスローブを見に纏いながら、電話の向こうにいる者と話していた。
それは中々に大きく、見たものは誰もが「この家の所有者は金持ちだ」と思うであろう。
その所有者の名はエルンスト・フォン・アドラー。
この偽の冬木に呼ばれ、サーヴァントのマスターとなった参加者である。
髪からは色が抜け落ちており、異様に白い。実際の年よりも一段と老けて見える。
アドラーは富豪らしく優雅なバスローブを見に纏いながら、電話の向こうにいる者と話していた。
「――すまないな、こんな夜中に。突然で申し訳ないが、軽油と鋼材をある分は全て調達したい」
「――大丈夫だ、金は払う。――ああ、恩に着る。――できるだけ早く頼む。そうだな、3日、遅くとも1週間以内には港の方へ輸送してくれ」
ガチャリ、と電話の受話器を置き、近くにあったソファに腰を下ろす。
その表情には口の端を釣り上げた醜悪な笑みがあった。
その表情には口の端を釣り上げた醜悪な笑みがあった。
「ククク…まさかユンカーの地位がこんなところで役に立つとはな!」
誰もいないというのにアドラーは笑い続ける。
アドラーは元々ユンカー(貴族軍人)であったため、聖杯に与えられた地位もそれに準じて貴族といって差支えないものだった。
何よりも大きかったのが、富豪であるゆえに外部とのコネクションが豊富であること。
先ほどのやりとりも、貿易会社の重鎮であるNPCの友人に燃料と鋼材の手配をしてもらうための電話であった。
では、なぜ燃料と鋼材が必要なのか。それはアドラーのサーヴァントが主な理由だ。
アドラーは元々ユンカー(貴族軍人)であったため、聖杯に与えられた地位もそれに準じて貴族といって差支えないものだった。
何よりも大きかったのが、富豪であるゆえに外部とのコネクションが豊富であること。
先ほどのやりとりも、貿易会社の重鎮であるNPCの友人に燃料と鋼材の手配をしてもらうための電話であった。
では、なぜ燃料と鋼材が必要なのか。それはアドラーのサーヴァントが主な理由だ。
アドラーの傍に、1人の少女が床から顔を出した。まるで海から陸へ上がるようにして床に手をつき、這い上がる。
ミニスカートが付いているウェットスーツに身を包んでいる、白金の髪をした少女だった。
ミニスカートが付いているウェットスーツに身を包んでいる、白金の髪をした少女だった。
「ユー、戻りました…」
「……アサシンか。どうだ、港への最短経路は確保できたか?」
「Ja(はい).この…冬木にいれば、どこからでも、すぐに地面を潜って行けます…」
「お前にしては大した成果だな。これから損傷を受けることがあれば、港へ向かえ。友人を通じて燃料と鋼材の手配をしておいた」
「Vielen Dank(どうもありがとう).」
「……アサシンか。どうだ、港への最短経路は確保できたか?」
「Ja(はい).この…冬木にいれば、どこからでも、すぐに地面を潜って行けます…」
「お前にしては大した成果だな。これから損傷を受けることがあれば、港へ向かえ。友人を通じて燃料と鋼材の手配をしておいた」
「Vielen Dank(どうもありがとう).」
その少女はアドラーのサーヴァントであった。真名はU-511。アサシンのクラスである。
大戦時、第三帝国(ドイツ)からヤーパン(日本)へ無償提供された潜水艦の1隻で、
それを擬人化した存在が彼女なのだ。
元が潜水艦であるため、アサシンは燃料と鋼材を使って自己修理ができる。
その上、改造して貧弱な能力を補強でき、燃料と鋼材があれば聖杯戦争において非常に有利になる。
だからこそ、アドラーはコネクションを利用してでも、なるべく早く資材を手に入れる必要があった。
大戦時、第三帝国(ドイツ)からヤーパン(日本)へ無償提供された潜水艦の1隻で、
それを擬人化した存在が彼女なのだ。
元が潜水艦であるため、アサシンは燃料と鋼材を使って自己修理ができる。
その上、改造して貧弱な能力を補強でき、燃料と鋼材があれば聖杯戦争において非常に有利になる。
だからこそ、アドラーはコネクションを利用してでも、なるべく早く資材を手に入れる必要があった。
「それにしても、まさかの『潜水艦』…それもあのウーボートが俺のサーヴァントか。能力が貧弱な上に潜水しかできないと思えば、意外と芸達者ではないか」
「ユーは、弱いです。けど、見つからなければ、問題ないです。地面にも、潜れるから、どんな相手でも攻撃できます」
「ユーは、弱いです。けど、見つからなければ、問題ないです。地面にも、潜れるから、どんな相手でも攻撃できます」
当たり前だが潜水艦は本来、水にしか潜れない。それなのに、アサシンは地中にも潜ることができる。
その潜水艦の限界を凌駕した能力は宝具『独逸の類なき儀形』の効果だった。
それはU-511自身であり、潜水艦であり、第三帝国からヤーパンへと身を移していった存在の具現。
聖杯に潜水艦の『下に潜み敵を撃沈する』という在り方が強く具現化された結果、地面にも潜れるようになったのだ。
その潜水艦の限界を凌駕した能力は宝具『独逸の類なき儀形』の効果だった。
それはU-511自身であり、潜水艦であり、第三帝国からヤーパンへと身を移していった存在の具現。
聖杯に潜水艦の『下に潜み敵を撃沈する』という在り方が強く具現化された結果、地面にも潜れるようになったのだ。
アサシンは予想以上に利用できる。その事実にアドラーは笑みを深める。
アサシンのステータスを見たときには失望を禁じ得なかった。
だが、改造による基礎能力の補強に損傷の修復、夜戦の圧倒的な回避力等々…その秘めているポテンシャルは高い。
一般的にサーヴァントの弱点と言われるマスターも、電光機関を武器に戦える上、
たとえ死んでもアドラーには転生の法がある。
適当なNPCを選んで精神を乗っ取り、復活を繰り返せば実質的に不死身だ。
この聖杯戦争、思ったよりも楽になりそうだ。
アサシンのステータスを見たときには失望を禁じ得なかった。
だが、改造による基礎能力の補強に損傷の修復、夜戦の圧倒的な回避力等々…その秘めているポテンシャルは高い。
一般的にサーヴァントの弱点と言われるマスターも、電光機関を武器に戦える上、
たとえ死んでもアドラーには転生の法がある。
適当なNPCを選んで精神を乗っ取り、復活を繰り返せば実質的に不死身だ。
この聖杯戦争、思ったよりも楽になりそうだ。
「聖杯も気を利かしたな。さて……モラトリアム期間が終わるまであと3日か」
アドラーはソファの背もたれに体を預け、壁にかかった時計を眺める。
――マスターとして偽りの冬木に来る前。
ムラクモとの死闘の末、アドラー自身も消耗して死に至ったが、
転生の法によってクローンの肉体を乗っ取り、復活するはずだった。
しかし、まさか転生した先が聖杯戦争という殺し合いの会場だとは思いもしなかった。
せっかくムラクモを倒したというのに、「アガルタ」の遺産はこの場になく、手に入れることができない。
だが、今となってはそんなものはどうでもよかった。
アドラーには、聖杯というより魅力的な遺産しか見えていなかったからだ。
――マスターとして偽りの冬木に来る前。
ムラクモとの死闘の末、アドラー自身も消耗して死に至ったが、
転生の法によってクローンの肉体を乗っ取り、復活するはずだった。
しかし、まさか転生した先が聖杯戦争という殺し合いの会場だとは思いもしなかった。
せっかくムラクモを倒したというのに、「アガルタ」の遺産はこの場になく、手に入れることができない。
だが、今となってはそんなものはどうでもよかった。
アドラーには、聖杯というより魅力的な遺産しか見えていなかったからだ。
「俺は聖杯を取り、神を超える力を手に入れる。そして全世界…いや、全宇宙を支配する」
あらゆる願いを叶える願望機、聖杯。
アドラーの願いは聖杯を自らのために利用することだった。
アドラーはソファから立ち上がり、傍らに立つU-511に目線を移す。
アドラーの願いは聖杯を自らのために利用することだった。
アドラーはソファから立ち上がり、傍らに立つU-511に目線を移す。
「アサシン…サーヴァントならば当然だが、貴様は俺の駒だ。まさか自分の願いのために変な気は起こすことはないな?」
それに対しU-511は首を横に振り、否定する。
「Nein(いいえ).ユーは、第三帝国に仕えていた身です。だから、ユーは、マイスターに従います。同じく第三帝国にいた、マイスターに。…Sieg Heil(勝利万歳).」
U-511はアドラーに従い、その願いのために戦うことを選んだ。
かつてナチスドイツで生まれた彼女にとって、同じ国に仕える上官に従うのは当たり前のことだった。
かつてナチスドイツで生まれた彼女にとって、同じ国に仕える上官に従うのは当たり前のことだった。
【クラス】
アサシン
アサシン
【真名】
(改造により可変)
(改造により可変)
U-511@艦隊これくしょん
さつき1号@艦隊これくしょん
呂500@艦隊これくしょん
さつき1号@艦隊これくしょん
呂500@艦隊これくしょん
【パラメータ】
(改造により可変)
(改造により可変)
U-511:筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具D
さつき1号:筋力E 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具D
呂500:筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具B
さつき1号:筋力E 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具D
呂500:筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具B
【属性】
秩序・中庸
秩序・中庸
【クラス別スキル】
気配遮断:C+(A+)
水中及び地中に潜ることでサーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てばサーヴァントでも発見することは難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
日没後では夜戦の影響で2ランク上昇する。
気配遮断:C+(A+)
水中及び地中に潜ることでサーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てばサーヴァントでも発見することは難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
日没後では夜戦の影響で2ランク上昇する。
【保有スキル】
艦娘:A
実在の艦船が擬人化されて現界した英霊であることを示すスキル。
燃料及び鋼材を消費することにより魔力の補充、損傷や武装の修復が可能となる。
元は潜水艦であるので息継ぎを必要とせず、いつまでも潜水できる。
また、宝具の影響で地中に潜ることも可能であり、こちらも息継ぎを必要としない。
艦娘:A
実在の艦船が擬人化されて現界した英霊であることを示すスキル。
燃料及び鋼材を消費することにより魔力の補充、損傷や武装の修復が可能となる。
元は潜水艦であるので息継ぎを必要とせず、いつまでも潜水できる。
また、宝具の影響で地中に潜ることも可能であり、こちらも息継ぎを必要としない。
夜戦:A
日没後に行われる戦闘。
アサシンの前身である潜水艦は暗闇に紛れており、夜戦中は昼戦以上に発見が困難であった。
夜間においては、潜水及び潜地中は回避判定で圧倒的に有利な判定を得る。たとえ敵の攻撃に当たってもかすり傷で済む。
また、気配遮断のランクを2ランク上昇させる。
ただし、地上に身体を出している場合や、宝具で因果の逆転などを起こされた場合はこのスキルは意味を成さない。
日没後に行われる戦闘。
アサシンの前身である潜水艦は暗闇に紛れており、夜戦中は昼戦以上に発見が困難であった。
夜間においては、潜水及び潜地中は回避判定で圧倒的に有利な判定を得る。たとえ敵の攻撃に当たってもかすり傷で済む。
また、気配遮断のランクを2ランク上昇させる。
ただし、地上に身体を出している場合や、宝具で因果の逆転などを起こされた場合はこのスキルは意味を成さない。
単独行動:D
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
アサシンは潜水艦として非常に優れた航続力を誇っていたため、このスキルを有する。
Dランクならば半日程度の現界が可能。
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
アサシンは潜水艦として非常に優れた航続力を誇っていたため、このスキルを有する。
Dランクならば半日程度の現界が可能。
対日本:B
戦前ドイツから日本に譲渡されたアサシンを日本の技術では再現できなかったエピソードに基づくスキル。
日本人、及び日本出身のサーヴァント相手に有利な判定を得る他、攻撃を見切られにくくなる。
戦前ドイツから日本に譲渡されたアサシンを日本の技術では再現できなかったエピソードに基づくスキル。
日本人、及び日本出身のサーヴァント相手に有利な判定を得る他、攻撃を見切られにくくなる。
被虐体質:D
集団戦闘において、敵の標的になる確率が増すスキル。
マイナススキルのように思われがちだが、
強固な守りを持つサーヴァントがこのスキルを持っていると優れた護衛役として機能する。
集団戦闘において、敵の標的になる確率が増すスキル。
マイナススキルのように思われがちだが、
強固な守りを持つサーヴァントがこのスキルを持っていると優れた護衛役として機能する。
【宝具】
『独逸の類なき儀形(ウーボート・アウス・フロインドリヒェンラント)』
ランク:E+++ 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人
ナチスドイツから日本へ譲渡されたⅨC型Uボートが生まれ変わった存在であるアサシン自身が宝具。
水中に身を隠し、見つけられることなく一方的に数々の艦船を撃沈していった潜水艦は当時非常に恐れられていた。
アサシンのクラスで召喚され、『(海面)下に潜み敵を撃沈する』という在り方が色濃く具現化された結果、
水中のみならず地中にも潜ることができ、敵への肉薄が可能になっている。
ただし、地中に潜っている間は周囲が見えず、顔を出すなどして敵の位置を確認しなければならない。
『独逸の類なき儀形(ウーボート・アウス・フロインドリヒェンラント)』
ランク:E+++ 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人
ナチスドイツから日本へ譲渡されたⅨC型Uボートが生まれ変わった存在であるアサシン自身が宝具。
水中に身を隠し、見つけられることなく一方的に数々の艦船を撃沈していった潜水艦は当時非常に恐れられていた。
アサシンのクラスで召喚され、『(海面)下に潜み敵を撃沈する』という在り方が色濃く具現化された結果、
水中のみならず地中にも潜ることができ、敵への肉薄が可能になっている。
ただし、地中に潜っている間は周囲が見えず、顔を出すなどして敵の位置を確認しなければならない。
また、ドイツから日本に譲渡され、その名を変えたエピソードから、魔力と資材を消費してアサシンを改造することも可能。
2段階に分けての改造となり、改造するたびに真名がU-511→さつき1号→呂500へと変化していく。
改造する際は戦闘で受けた傷を全回復し、パラメータも上述のように変わる。呂500へと改造すると性格と外見も変わる。使用できる宝具も追加され、大きく強化される。
2段階に分けての改造となり、改造するたびに真名がU-511→さつき1号→呂500へと変化していく。
改造する際は戦闘で受けた傷を全回復し、パラメータも上述のように変わる。呂500へと改造すると性格と外見も変わる。使用できる宝具も追加され、大きく強化される。
『WG42(ヴルフゲレート・ツヴァイウントフィアツィヒ)』
ランク:D 種別:対地宝具 レンジ:1~25 最大捕捉:1~3人
ドイツで開発された対地対艦攻撃用の艦載ロケットランチャー装備。水中、地中から発射可能で、敵をロケット弾で爆撃する。
対地攻撃に有効であったという逸話から、地上にいる敵にはさらに大きなダメージを与える。
ただし、水面、または地下10m程度くらいの浅い深度からでないと発射できない上、
誘導性がなく照準の正確性に欠けるため、命中精度には難がある。
ランク:D 種別:対地宝具 レンジ:1~25 最大捕捉:1~3人
ドイツで開発された対地対艦攻撃用の艦載ロケットランチャー装備。水中、地中から発射可能で、敵をロケット弾で爆撃する。
対地攻撃に有効であったという逸話から、地上にいる敵にはさらに大きなダメージを与える。
ただし、水面、または地下10m程度くらいの浅い深度からでないと発射できない上、
誘導性がなく照準の正確性に欠けるため、命中精度には難がある。
『試製FaT仕様九五式酸素魚雷改』
ランク:B 種別:対艦宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~10人
呂500へ改造することで使用解禁される宝具。
ドイツで開発されていた、ジャイロ機構によって自動変針と直線航行を繰り返し行い、
グネグネと蛇行しながら航走する魚雷で敵艦を攻撃する「Fat航走パターン」仕様を実装した試製潜水艦搭載用酸素魚雷。
史実では実現しなかった、ドイツ開発の仕様を日本海軍の九五式酸素魚雷へ実装した当時の日独技術の融合。
こちらも水中、地中で発射可能。破壊力は酸素魚雷だけあって非常に高い。
蛇行しながら航走するという特性上、複数の標的のうちどれかひとつに当たりやすい反面、
特定の対象を狙い撃ちすることには向いておらず、味方にも当たる可能性があるため、団体戦闘には不向き。
ランク:B 種別:対艦宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~10人
呂500へ改造することで使用解禁される宝具。
ドイツで開発されていた、ジャイロ機構によって自動変針と直線航行を繰り返し行い、
グネグネと蛇行しながら航走する魚雷で敵艦を攻撃する「Fat航走パターン」仕様を実装した試製潜水艦搭載用酸素魚雷。
史実では実現しなかった、ドイツ開発の仕様を日本海軍の九五式酸素魚雷へ実装した当時の日独技術の融合。
こちらも水中、地中で発射可能。破壊力は酸素魚雷だけあって非常に高い。
蛇行しながら航走するという特性上、複数の標的のうちどれかひとつに当たりやすい反面、
特定の対象を狙い撃ちすることには向いておらず、味方にも当たる可能性があるため、団体戦闘には不向き。
【weapon】
『WG42』、『試製FaT仕様九五式酸素魚雷改』
『WG42』、『試製FaT仕様九五式酸素魚雷改』
【人物背景】
ⅨC型Uボートの内の1隻だった潜水艦娘。ナチスドイツが日本にインド洋の通商破壊作戦を行わせるため、
通商破壊用潜水艦のモデルシップとして無償譲渡されることになった。
日本海軍籍になったはいいものの、ドイツの潜水艦は日本の技術では複製不可能で、
通商破壊用の潜水艦を量産する計画が頓挫したというエピソードを持つ。
薄い白金色のセミロングの髪に翡翠色の瞳を持ち、その肌は透き通るように白く、全体的に儚げな印象が目立つ。
拙い日本語を話し、時々ドイツ語を織り交ぜる。一人称は「ユー」。マスターのことを「マイスター」と呼ぶ。
ⅨC型Uボートの内の1隻だった潜水艦娘。ナチスドイツが日本にインド洋の通商破壊作戦を行わせるため、
通商破壊用潜水艦のモデルシップとして無償譲渡されることになった。
日本海軍籍になったはいいものの、ドイツの潜水艦は日本の技術では複製不可能で、
通商破壊用の潜水艦を量産する計画が頓挫したというエピソードを持つ。
薄い白金色のセミロングの髪に翡翠色の瞳を持ち、その肌は透き通るように白く、全体的に儚げな印象が目立つ。
拙い日本語を話し、時々ドイツ語を織り交ぜる。一人称は「ユー」。マスターのことを「マイスター」と呼ぶ。
日本の呉軍港へ着くと仮称として「さつき一号」と名付けられ、その1ヵ月後に正式に日本海軍籍となり、「呂500」となった。
アサシンは改造を進めて呂500になると、容姿と性格が別人と言っていいほど変わる。
スクール水着にの上に丈の短いセーラー服を身に着けており、日焼けしている。一人称は「ろーちゃん」。
性格も以前に比べて明るくなっており、「~ですって!」「~って!」を口癖にするようになる。
U-511に馴染んでいるマスターは呂500を見て印象ががらりと変わるであろう。
それと同時にU-511と同じようにいかなくなるという危険性も孕んでいる。
アサシンは改造を進めて呂500になると、容姿と性格が別人と言っていいほど変わる。
スクール水着にの上に丈の短いセーラー服を身に着けており、日焼けしている。一人称は「ろーちゃん」。
性格も以前に比べて明るくなっており、「~ですって!」「~って!」を口癖にするようになる。
U-511に馴染んでいるマスターは呂500を見て印象ががらりと変わるであろう。
それと同時にU-511と同じようにいかなくなるという危険性も孕んでいる。
【サーヴァントとしての願い】
マスターに従う。
だが、呂500に改造されて性格が変わると、その願いを変えるかもしれない。
マスターに従う。
だが、呂500に改造されて性格が変わると、その願いを変えるかもしれない。
【基本戦術、方針、運用法】
基本的なパラメータはかなり低いが、改造を重ねることで強化できる。
しかし、改造には資材が必要な他、傷が全快するという特典もついてくるため、使いどころを見極めなければならない。
水中だけでなく地中にも潜れるのでどこからでも一方的に攻撃が可能。
さらに夜戦では敵の攻撃がほとんど当たらず、かすり傷しか受けないため改造してなくとも夜間では非常に強い。
被虐体質のスキルも持っているため、マスターを守るための囮としても機能する。
夜戦と組み合わせると頼もしい盾となってくれるだろう。
また、主従共に日本出身の相手には相性がいい。
基本的なパラメータはかなり低いが、改造を重ねることで強化できる。
しかし、改造には資材が必要な他、傷が全快するという特典もついてくるため、使いどころを見極めなければならない。
水中だけでなく地中にも潜れるのでどこからでも一方的に攻撃が可能。
さらに夜戦では敵の攻撃がほとんど当たらず、かすり傷しか受けないため改造してなくとも夜間では非常に強い。
被虐体質のスキルも持っているため、マスターを守るための囮としても機能する。
夜戦と組み合わせると頼もしい盾となってくれるだろう。
また、主従共に日本出身の相手には相性がいい。
【マスター】
エルンスト・フォン・アドラー@アカツキ電光戦記
エルンスト・フォン・アドラー@アカツキ電光戦記
【マスターとしての願い】
聖杯を取り、神をも超える絶対的な力を得る。
聖杯を取り、神をも超える絶対的な力を得る。
【weapon】
- 電光機関
アドラーの身に着けている電光被服に装着されている特殊機関。
装備することで無尽蔵に電気を生み出すことができる。
チベットの秘境で発掘された古代文明アガルタの超科学技術を元に開発された。
強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。
他にも高圧な電気を弾にして飛ばしたり、電力を体内に送り込んで超人的な力を得るなど、様々な応用が可能。
しかし、電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、
使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。
アドラーは転生することでこれを克服している。
装備することで無尽蔵に電気を生み出すことができる。
チベットの秘境で発掘された古代文明アガルタの超科学技術を元に開発された。
強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。
他にも高圧な電気を弾にして飛ばしたり、電力を体内に送り込んで超人的な力を得るなど、様々な応用が可能。
しかし、電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、
使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。
アドラーは転生することでこれを克服している。
【能力・技能】
- 明晰な頭脳
謎の多い電光機関について、自力でその原理を解明したり、転生の法を独自にいち早く習得してそれを利用するなど、
非常に頭の切れる人物である。
非常に頭の切れる人物である。
- 転生の法
アドラーが独自に習得した秘蹟。
たとえアドラーが死んでも別の肉体が存在する限り、
他人の身体に魂を移し変え、精神を乗っ取って復活することができる。
聖杯からの制限により、サーヴァントと『令呪を持つ者』を乗っ取ることはできない。
令呪・魔力供給パスも同時に受け継がれる。
たとえアドラーが死んでも別の肉体が存在する限り、
他人の身体に魂を移し変え、精神を乗っ取って復活することができる。
聖杯からの制限により、サーヴァントと『令呪を持つ者』を乗っ取ることはできない。
令呪・魔力供給パスも同時に受け継がれる。
【人物背景】
秘密結社ゲゼルシャフトの武装親衛隊長。
クローン兵士エレクトロゾルダートのオリジナルであり、また上司にあたる。
過去の戦時の人間で貴族軍人(ユンカー)だが、冬眠制御によって現在まで生き延びた。
かつてはナチスドイツの組織「アーネンエルベ」の士官として、チベットの古代遺跡の発掘に従事していた。
その際に発見した古代都市「アガルタ」の超科学技術(つまり電光機関)を独占し、己の野望に利用せんがために行動を開始する。
性格は野心家。
常に自分以外の全ての人間を見下したような言動をし、それは立場が上であるムラクモやミュカレが相手であっても変わらない。
己の分身と自ら述べるゾルダートたちに対してさえ「出来の悪い木偶」と蔑むほど。
冷酷で自信過剰で常に他人を見下したような態度を取る困った人間だが、それ相応の実力を持つ。
また、謎の多い電光機関について、自力でその原理を解明してしまうほどの頭脳も持ち合わせている。
秘密結社ゲゼルシャフトの武装親衛隊長。
クローン兵士エレクトロゾルダートのオリジナルであり、また上司にあたる。
過去の戦時の人間で貴族軍人(ユンカー)だが、冬眠制御によって現在まで生き延びた。
かつてはナチスドイツの組織「アーネンエルベ」の士官として、チベットの古代遺跡の発掘に従事していた。
その際に発見した古代都市「アガルタ」の超科学技術(つまり電光機関)を独占し、己の野望に利用せんがために行動を開始する。
性格は野心家。
常に自分以外の全ての人間を見下したような言動をし、それは立場が上であるムラクモやミュカレが相手であっても変わらない。
己の分身と自ら述べるゾルダートたちに対してさえ「出来の悪い木偶」と蔑むほど。
冷酷で自信過剰で常に他人を見下したような態度を取る困った人間だが、それ相応の実力を持つ。
また、謎の多い電光機関について、自力でその原理を解明してしまうほどの頭脳も持ち合わせている。
冬木での地位は、元々貴族軍人(ユンカー)であったためか、かなりの富豪。
その財力とコネで資材を調達できる。
その財力とコネで資材を調達できる。
【方針】
聖杯狙い。
まずは夜の内にアサシンを利用して敵戦力の出鼻を挫く。
聖杯狙い。
まずは夜の内にアサシンを利用して敵戦力の出鼻を挫く。