リディア語
分類学的言語の欠点
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lidia
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17世紀ごろに盛んとなった分類学的言語は百科事典的知識の集成であり、図書館分類法には発展したが、人間用の言語としては運用効率が悪い。
概念を樹形図のように分類していくと似たような概念が似たような語形になり、聞き取りに支障をきたし、誤解を招くためである。
例えばabcが本を表し、abcxが小説を表し、abcyが随筆を示すとする。すると語形が似るので誤解が生じやすい。
概念を樹形図のように分類していくと似たような概念が似たような語形になり、聞き取りに支障をきたし、誤解を招くためである。
例えばabcが本を表し、abcxが小説を表し、abcyが随筆を示すとする。すると語形が似るので誤解が生じやすい。
ギミックを施して似たような概念が異なる語形を持つように工夫できる。
abcを中分類とし、最後の一文字を小分類とする。小分類が中分類の語形を変化させるとする。
例えばabcxはxによってdefに変化し、abcyはyによってghiに変化する。こうすれば誤解は生じない。
しかしこの場合、せっかく整然と作った分類が混沌としてしまい、語形から元の分類を遡りづらくなる。
つまりせっかくの分類が死んでしまうのである。これならはじめから分類なしに小説はdefで随筆はghiと覚えるのと労力に差はない。
abcを中分類とし、最後の一文字を小分類とする。小分類が中分類の語形を変化させるとする。
例えばabcxはxによってdefに変化し、abcyはyによってghiに変化する。こうすれば誤解は生じない。
しかしこの場合、せっかく整然と作った分類が混沌としてしまい、語形から元の分類を遡りづらくなる。
つまりせっかくの分類が死んでしまうのである。これならはじめから分類なしに小説はdefで随筆はghiと覚えるのと労力に差はない。
よってリディア語では分類学的言語の手法は用いない。