※57話カマイタチと悪戯な春風の後の没作
禁忌『スク水バージン』◆tF8w7KK0cU
──現状、三宮紫穂は全裸である。
理由は簡単だ。ネギの魔法を受けた。
(全身タイツと、『えう゛ぁ』と書かれたスクール水着が私の着衣。
神社を探せば他にもあるかもしれないけど、可能性はそれほど高くないわね……
まともな衣服がないのは単なる偶然、それとも……ジェダの趣味?)
境内を探しても衣服がある可能性は低いし、仮にあった所でジェダのセンスは信用ならない。
そも、彼女はバベル以下のセンスの服を求めてなどいなかった。
三宮紫穂が望むのはセンスのいい着衣、ただそれだけだ。
タイはない。
帽子もない。
制服は花びらに姿を変え、魔法と共に死んだ。
ミニスカから覗く下着さえ空気に溶け去り、自身の花びらを晒した彼女はもう、全裸だ。
理由は簡単だ。ネギの魔法を受けた。
(全身タイツと、『えう゛ぁ』と書かれたスクール水着が私の着衣。
神社を探せば他にもあるかもしれないけど、可能性はそれほど高くないわね……
まともな衣服がないのは単なる偶然、それとも……ジェダの趣味?)
境内を探しても衣服がある可能性は低いし、仮にあった所でジェダのセンスは信用ならない。
そも、彼女はバベル以下のセンスの服を求めてなどいなかった。
三宮紫穂が望むのはセンスのいい着衣、ただそれだけだ。
タイはない。
帽子もない。
制服は花びらに姿を変え、魔法と共に死んだ。
ミニスカから覗く下着さえ空気に溶け去り、自身の花びらを晒した彼女はもう、全裸だ。
親友、明石薫発案の元にバベルが作成した制服は、三宮紫穂の超能力を活かす制服でもある。
皆本を除く大きいオトモダチに、あの制服がどう見られていたのかは、能力で知っていた。
今になって思えば、「肉を切らせて骨を断つ」などというエロサイコキノの浅慮さえ懐かしく感じられる。
皆本を除く大きいオトモダチに、あの制服がどう見られていたのかは、能力で知っていた。
今になって思えば、「肉を切らせて骨を断つ」などというエロサイコキノの浅慮さえ懐かしく感じられる。
先程の戦いで、名も知らぬ魔法使いの底力を見た。
先程の戦いで、見た目幼い少年の計り知れぬ知力を感じた。
けれど、サイコメトラーとして千億の暗闇を知り尽くした紫穂には、彼らと闘う能力がったはずだ。
膨らまない胸元が、青い果実の魅力を惹きたてる。
肩幅に近いベレー帽が、ロリ好きの心を奪い去る。
いけない物がチラリと覗くミニスカは、男の息子を奮い立たせる。
もしもあの時、制服の力を自分が最大限に発揮していたら、戦闘の勝者は入れ替わっていたはずだ。
今になって失ったものの大きさに気付く。
自身の能力、制服の特性、発案者の性格。失う前に気付けるファクターは多かったはずなのに。
先程の戦いで、見た目幼い少年の計り知れぬ知力を感じた。
けれど、サイコメトラーとして千億の暗闇を知り尽くした紫穂には、彼らと闘う能力がったはずだ。
膨らまない胸元が、青い果実の魅力を惹きたてる。
肩幅に近いベレー帽が、ロリ好きの心を奪い去る。
いけない物がチラリと覗くミニスカは、男の息子を奮い立たせる。
もしもあの時、制服の力を自分が最大限に発揮していたら、戦闘の勝者は入れ替わっていたはずだ。
今になって失ったものの大きさに気付く。
自身の能力、制服の特性、発案者の性格。失う前に気付けるファクターは多かったはずなのに。
制服を失うまで、その有用性に気付かなかった理由は1つ。
『単純に恥ずかしかったから』
どれ程人の闇を覗いてきたとしても、紫穂は高々10歳の少女。
ごく稀に例外的なエロオヤジも存在するが、アレはアレなので置いておくとして。
まっとうな10歳の少女が、チラリズムやエロリズムを戦闘にイカせるはずもない。
特に相手が男2人の場合、最終的にヤれたとしても、その途中でヤられる可能性が高い。
男の下半身に理性はないということを紫穂は10歳にして知っているし、10歳ゆえにその身だけは穢れを知らない。
だからこそ、制服の有用性、活用方法には気付けなかった。
けれど、これからの戦いではそんな甘えは許されない。
『不意を突く』必要性をコナンとネギから学んだ。
不意を突くために必要な短刀も手に入れた、普段使い慣れている銃器も手に入れた。
あとはサイコメトラーとして、より高みを目指さなければならない。
『単純に恥ずかしかったから』
どれ程人の闇を覗いてきたとしても、紫穂は高々10歳の少女。
ごく稀に例外的なエロオヤジも存在するが、アレはアレなので置いておくとして。
まっとうな10歳の少女が、チラリズムやエロリズムを戦闘にイカせるはずもない。
特に相手が男2人の場合、最終的にヤれたとしても、その途中でヤられる可能性が高い。
男の下半身に理性はないということを紫穂は10歳にして知っているし、10歳ゆえにその身だけは穢れを知らない。
だからこそ、制服の有用性、活用方法には気付けなかった。
けれど、これからの戦いではそんな甘えは許されない。
『不意を突く』必要性をコナンとネギから学んだ。
不意を突くために必要な短刀も手に入れた、普段使い慣れている銃器も手に入れた。
あとはサイコメトラーとして、より高みを目指さなければならない。
ふと思う。
このような決意ができたのだから、一度ぐらいの全裸も悪い事ではなかったと。
ある意味で、使い慣れた銃を手にしてしまった事は甘えに繋がる道でもある。
先の戦いで馬鹿正直に剣を使ったのも『剣は武器だから』と言う思い込みがあったからだ。
だからこそ武器に甘え、サイコメトラーとしての能力を活かす術を考えようともしなかった。
その結果は、惨憺たる敗北だ。
今も、銃や仕込みナイフを手にしている。
自分が服を着たままであれば、反省せずに同じことを繰り返しただろう。
そして、いつまでも国内唯一のレベル7サイコメトリーを単なる『マニュアル代わり』にしか使わなかったのではないか。
『マニュアル代わり』なら、何のためのレベル7か。
レベル7とは、単に6より上というだけではない。もう一つ、上限がないという意味も持っている。
超能力区分に、レベル8は存在しない。
単純な考えで見れば、レベル6より上は全て7であり、同じレベル7でも上と下では1と6以上の差もありえる。
紫穂はそのレベル7に属する。自分がそこの上位に入るか、下位に入るか、彼女はまだ知らない。
けれど、世界最強である可能性を秘めた少女ではある。
だからこそ、『マニュアル代わり』の能力からは卒業すべきだ。
このような決意ができたのだから、一度ぐらいの全裸も悪い事ではなかったと。
ある意味で、使い慣れた銃を手にしてしまった事は甘えに繋がる道でもある。
先の戦いで馬鹿正直に剣を使ったのも『剣は武器だから』と言う思い込みがあったからだ。
だからこそ武器に甘え、サイコメトラーとしての能力を活かす術を考えようともしなかった。
その結果は、惨憺たる敗北だ。
今も、銃や仕込みナイフを手にしている。
自分が服を着たままであれば、反省せずに同じことを繰り返しただろう。
そして、いつまでも国内唯一のレベル7サイコメトリーを単なる『マニュアル代わり』にしか使わなかったのではないか。
『マニュアル代わり』なら、何のためのレベル7か。
レベル7とは、単に6より上というだけではない。もう一つ、上限がないという意味も持っている。
超能力区分に、レベル8は存在しない。
単純な考えで見れば、レベル6より上は全て7であり、同じレベル7でも上と下では1と6以上の差もありえる。
紫穂はそのレベル7に属する。自分がそこの上位に入るか、下位に入るか、彼女はまだ知らない。
けれど、世界最強である可能性を秘めた少女ではある。
だからこそ、『マニュアル代わり』の能力からは卒業すべきだ。
さて、そう考えるとこれからの着衣選びは慎重に行わなければならない。
にもかかわらず、まっとうな衣類は紫穂に与えられていない。いや、むしろ……
「……ある意味、まともなのかしら……」
スク水も、全身タイツも決して着たいと思うような服ではない。というか、燃やして捨てたい服だ。
けれど、上のような決意をした以上、実のところ、このような服こそが紫穂にとって必要なのかも知れない。
「でも、嫌なものは嫌なのよ」
どこの世界に、スク水を着て陸を歩き回る子供がいるのか。
どこの世界に、全身タイツを着て殺し合いをする子供がいるのか。
紫穂が求める『マニュアル代わりでない』能力の活用とは、例えばセンスのいい服を着て誘惑するとか、そういうことだ。
もちろん、そこにエロリズムがあればなお良しだが、ストレートなエロは望むところではない。
チルドレンにおけるエロの権威、明石薫はチラリズムを制服に応用した。
そう、応用するのはチラリズムでいいのだ。スク水やタイツまで行くと行き過ぎている。
しかし、さりとて……
「ここに他の服はないわけで……」
結局のところ、どれ程悩んでも無駄に時間を費やすのみ。
それであれば、今すぐにでもこれらの服を着たほうがよいというものだ。
にもかかわらず、まっとうな衣類は紫穂に与えられていない。いや、むしろ……
「……ある意味、まともなのかしら……」
スク水も、全身タイツも決して着たいと思うような服ではない。というか、燃やして捨てたい服だ。
けれど、上のような決意をした以上、実のところ、このような服こそが紫穂にとって必要なのかも知れない。
「でも、嫌なものは嫌なのよ」
どこの世界に、スク水を着て陸を歩き回る子供がいるのか。
どこの世界に、全身タイツを着て殺し合いをする子供がいるのか。
紫穂が求める『マニュアル代わりでない』能力の活用とは、例えばセンスのいい服を着て誘惑するとか、そういうことだ。
もちろん、そこにエロリズムがあればなお良しだが、ストレートなエロは望むところではない。
チルドレンにおけるエロの権威、明石薫はチラリズムを制服に応用した。
そう、応用するのはチラリズムでいいのだ。スク水やタイツまで行くと行き過ぎている。
しかし、さりとて……
「ここに他の服はないわけで……」
結局のところ、どれ程悩んでも無駄に時間を費やすのみ。
それであれば、今すぐにでもこれらの服を着たほうがよいというものだ。
紫穂は全身タイツをとる。
平仮名で名前の書かれたスク水はさすがに恥ずかしすぎる。
まだ、こっちの方がマシと思ってこれに全身を通すのだ。無論、これは一時凌ぎに過ぎない。
すぐに、まっとうな服を手に入れて着替えるつもりだ。
平仮名で名前の書かれたスク水はさすがに恥ずかしすぎる。
まだ、こっちの方がマシと思ってこれに全身を通すのだ。無論、これは一時凌ぎに過ぎない。
すぐに、まっとうな服を手に入れて着替えるつもりだ。
彼女が袖を通した全身タイツは、大人用のものだった。長すぎるために、四肢に大きな皺を作ってしまう。
「でも、スクール水着よりはマシね」
そう考えて、スク水の方をランドセルに仕舞い込む。そして、いつもの癖で全身タイツを読む。
「これは……犯罪者が使ったものね」
殺人者が着用していた服。悲壮な決意で完全犯罪を志したにも関わらず、眠りの名探偵にあえなく敗れていった敗北者の服。
けれど、これは紫穂にとって敗北の証にはならない。
「私なら、絶対に負けないわ」
どんな探偵だろうと、ノーマルである以上自分を超える事はできない。
だから、この服を着ていても特に気にする事はなかった。次の記憶を読むまでは。
「え……何? これ、この映像は……」
慣れ親しんだサイコメトリーの力により、流れ込む景色。犯罪以外の全身タイツのもう一つの使用方法。
俗に『コスプレ』と呼ばれる用途にこの服は使用されていた。プレイ名称は『逮捕しちゃうぞ』。
婦警に扮した女性と、犯罪者に扮した男性のあられもない遣り取り。
「でも、スクール水着よりはマシね」
そう考えて、スク水の方をランドセルに仕舞い込む。そして、いつもの癖で全身タイツを読む。
「これは……犯罪者が使ったものね」
殺人者が着用していた服。悲壮な決意で完全犯罪を志したにも関わらず、眠りの名探偵にあえなく敗れていった敗北者の服。
けれど、これは紫穂にとって敗北の証にはならない。
「私なら、絶対に負けないわ」
どんな探偵だろうと、ノーマルである以上自分を超える事はできない。
だから、この服を着ていても特に気にする事はなかった。次の記憶を読むまでは。
「え……何? これ、この映像は……」
慣れ親しんだサイコメトリーの力により、流れ込む景色。犯罪以外の全身タイツのもう一つの使用方法。
俗に『コスプレ』と呼ばれる用途にこの服は使用されていた。プレイ名称は『逮捕しちゃうぞ』。
婦警に扮した女性と、犯罪者に扮した男性のあられもない遣り取り。
* * *
突然ですがここでお知らせです。
都合によりこれ以降は音声及び効果音描写だけでお伝えします。
健全な回想をお楽しみ下さい。
都合によりこれ以降は音声及び効果音描写だけでお伝えします。
健全な回想をお楽しみ下さい。
* * *
「ん……」
不自由な拘束衣で、もがく声が聞こえる。
カチャカチャと、手錠を外そうとする音が聞こえる。
その音を遮るように、チュパチュパと唾液のはじける音がする。
「動いちゃ駄目、君はスピード違反をしたんだから」
逮捕された男の上を、婦警の指がピアノを弾くように動く。
時に激しくフォルテシモ。時に優しくピアニシモ。
全身タイツと言う黒い鍵盤の上を踊るように動くピアニストに、タイツの下の小さな観客がスタンディングオベーション。
ピアニストは、彼の喝采に答えるべくさらに演奏を強めていく。
ピアニストの指と、観客の頭は一枚の薄い布に遮られながらも、触れ合い、寄り添って、愛情を深めていく。
不自由な拘束衣で、もがく声が聞こえる。
カチャカチャと、手錠を外そうとする音が聞こえる。
その音を遮るように、チュパチュパと唾液のはじける音がする。
「動いちゃ駄目、君はスピード違反をしたんだから」
逮捕された男の上を、婦警の指がピアノを弾くように動く。
時に激しくフォルテシモ。時に優しくピアニシモ。
全身タイツと言う黒い鍵盤の上を踊るように動くピアニストに、タイツの下の小さな観客がスタンディングオベーション。
ピアニストは、彼の喝采に答えるべくさらに演奏を強めていく。
ピアニストの指と、観客の頭は一枚の薄い布に遮られながらも、触れ合い、寄り添って、愛情を深めていく。
そして……
* * *
気がつくと、三宮紫穂は全身タイツをズタズタにしていた。彼女は再び全裸だ。
短刀を手にしたその表情には、怒りと悲しみが浮かんでいる。
短刀を手にしたその表情には、怒りと悲しみが浮かんでいる。
「皆本さん、私……汚れちゃった……」
こんなものを支給したジェダは決して許す事ができない。皆本にのみ許されたはずのアレが、こんな形で散らされてしまった。
もちろん、彼女自身の体は全くの無事なのだが、そんな気分ではない。これは精神的な問題なのだ。
心の陵辱、言い換えればセクシャルハラスメント。
大切な、二着のうちの一着はズタズタになったが、これは不可抗力の事故として諦めよう。
そして、こんな辱めを与えたジェダ、コナン、ネギの3人は絶対に許さない。
「あの3人は、ただ殺すだけじゃ足りないわね……」
もはや、エスパーだとか、ノーマルだとか、そんなレベルの話ではなくなった。
一人の女子として、最大限の屈辱を受けてしまったのだ。その怒りは頂点に達している。
どんな手を使って堕としてやろうかしら……と、一瞬考えて振り切る。
あの3人も許せないが、今は何より服が大事だ。そう、彼らに対する復讐は、彼らに会ってから考えればいい。
「でも、その前に……」
念のために、水着をサイコメトリーで確認する。
着る前に中身を見ておけば、安心できるというものだ。
「これの持ち主は……変わった人ね。いや、人じゃないみたい……」
だが、たとえどんな生物であったとしても、紫穂に辱めを与えるような生き物ではなさそうだ。
こちらの着衣には害はない。
そう判断して、紫穂はスクール水着を着ようとした。その時である。
「あれ、ちょっと待って。これも制限されている」
この世界における一つのルール、『制限』。
ゲーム開始時にジェダが説明していたし、自分自身も能力の制限を感じている。
しかし、ジェダは能力を持った子供たちに有利すぎるから、と言う理由で制限をかけていたはずだ。
目の前のスクール水着に制限をかけられる理由は無い。
けれど、現実にスクール水着には制限がかけられているのだ。
「全く……どこまで変態なのよ……」
こんなものを支給したジェダは決して許す事ができない。皆本にのみ許されたはずのアレが、こんな形で散らされてしまった。
もちろん、彼女自身の体は全くの無事なのだが、そんな気分ではない。これは精神的な問題なのだ。
心の陵辱、言い換えればセクシャルハラスメント。
大切な、二着のうちの一着はズタズタになったが、これは不可抗力の事故として諦めよう。
そして、こんな辱めを与えたジェダ、コナン、ネギの3人は絶対に許さない。
「あの3人は、ただ殺すだけじゃ足りないわね……」
もはや、エスパーだとか、ノーマルだとか、そんなレベルの話ではなくなった。
一人の女子として、最大限の屈辱を受けてしまったのだ。その怒りは頂点に達している。
どんな手を使って堕としてやろうかしら……と、一瞬考えて振り切る。
あの3人も許せないが、今は何より服が大事だ。そう、彼らに対する復讐は、彼らに会ってから考えればいい。
「でも、その前に……」
念のために、水着をサイコメトリーで確認する。
着る前に中身を見ておけば、安心できるというものだ。
「これの持ち主は……変わった人ね。いや、人じゃないみたい……」
だが、たとえどんな生物であったとしても、紫穂に辱めを与えるような生き物ではなさそうだ。
こちらの着衣には害はない。
そう判断して、紫穂はスクール水着を着ようとした。その時である。
「あれ、ちょっと待って。これも制限されている」
この世界における一つのルール、『制限』。
ゲーム開始時にジェダが説明していたし、自分自身も能力の制限を感じている。
しかし、ジェダは能力を持った子供たちに有利すぎるから、と言う理由で制限をかけていたはずだ。
目の前のスクール水着に制限をかけられる理由は無い。
けれど、現実にスクール水着には制限がかけられているのだ。
「全く……どこまで変態なのよ……」
スクール水着にかけられた制限とは、吸光係数の制限。
この世のあらゆる物質は、大なり小なり光を吸収する。その吸収の仕方によって、物質は白く見えたり、黒く見えたりするわけだ。
本来、光の吸収とは物質の電子の振る舞いによって変わってくるものだが、そんな事紫穂は知らないし、
ジェダだってその法則に従って吸光係数を制限したわけではないだろう。
ともかくも、ジェダは超能力でさえも説明のつかない『何かの力』を使って、スクール水着の吸光係数を制限した。
結果としてスクール水着は、可視域の光に対し吸収が悪くなり、透過性が強くなるという変化をした。
この世のあらゆる物質は、大なり小なり光を吸収する。その吸収の仕方によって、物質は白く見えたり、黒く見えたりするわけだ。
本来、光の吸収とは物質の電子の振る舞いによって変わってくるものだが、そんな事紫穂は知らないし、
ジェダだってその法則に従って吸光係数を制限したわけではないだろう。
ともかくも、ジェダは超能力でさえも説明のつかない『何かの力』を使って、スクール水着の吸光係数を制限した。
結果としてスクール水着は、可視域の光に対し吸収が悪くなり、透過性が強くなるという変化をした。
354 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/03/30(金) 00:39:04 ID:TrBRMxcF
…………
まじめに書いてて恥ずかしくなるが、要は透けて見える水着なのだ。それも、微妙にほんの僅かだけ。
…………
まじめに書いてて恥ずかしくなるが、要は透けて見える水着なのだ。それも、微妙にほんの僅かだけ。
「でも、これを着るしかないのかしら……」
この水着を着たとしたら、自分の乳首はほんのりと輪郭を晒す事になるだろう。
そりゃ、今みたいに完全シースルーと言う状態よりは見えにくくなる。だが、より一層エロくならないか?
しかし、どれ程文句を言ったところで、自分にある服はこの一着のみ。
もはや、これを着るほかに選択肢はなかった。
「これも、薫ちゃんの言った『肉を切らせて骨を断つ』と思えば気が楽かしら……」
最初に決意した、サイコメトリーの活用。
それを思えば、透ける水着はある意味で適任かも知れない。
無論、だからと言って、これを着続けるつもりはない。だって、透けてたらチラリズムじゃないから。
この水着を着たとしたら、自分の乳首はほんのりと輪郭を晒す事になるだろう。
そりゃ、今みたいに完全シースルーと言う状態よりは見えにくくなる。だが、より一層エロくならないか?
しかし、どれ程文句を言ったところで、自分にある服はこの一着のみ。
もはや、これを着るほかに選択肢はなかった。
「これも、薫ちゃんの言った『肉を切らせて骨を断つ』と思えば気が楽かしら……」
最初に決意した、サイコメトリーの活用。
それを思えば、透ける水着はある意味で適任かも知れない。
無論、だからと言って、これを着続けるつもりはない。だって、透けてたらチラリズムじゃないから。
着用した水着の胸元を確認する。
目を凝らしてみると、僅かだが輪郭がのぞいている。
「早く他の服を探さないとね……」
日本最強エスパーの一人、三宮紫穂はそう呟くと何処かへと歩いていった。
目を凝らしてみると、僅かだが輪郭がのぞいている。
「早く他の服を探さないとね……」
日本最強エスパーの一人、三宮紫穂はそう呟くと何処かへと歩いていった。
【C-4/神社の境内/一日目/昼】
【三宮紫穂@絶対可憐チルドレン】
[状態]:少し疲労。怒り。
[装備]:ワルサーPPK(銀の銃弾7/7)@パタリロ!、七夜の短刀@MELTY BLOOD
[道具]:支給品一式×2、デスノート(ダミー)@DEATH NOTE
[思考]:新しい服が欲しい。
第一行動方針:真正面からの戦闘に限界を感じ、ステルスor扇動マーダー路線を目指す。
第二行動方針:そのために利用できそうな仲間を探す。
第三行動方針:コナンとネギの2人は殺すだけじゃ済まさない。
第四行動方針:ジェダも許さない。
基本行動方針:元の世界に帰るために最後の一人になる。
[服装]:スクール水着@魔法先生ネギま!
【三宮紫穂@絶対可憐チルドレン】
[状態]:少し疲労。怒り。
[装備]:ワルサーPPK(銀の銃弾7/7)@パタリロ!、七夜の短刀@MELTY BLOOD
[道具]:支給品一式×2、デスノート(ダミー)@DEATH NOTE
[思考]:新しい服が欲しい。
第一行動方針:真正面からの戦闘に限界を感じ、ステルスor扇動マーダー路線を目指す。
第二行動方針:そのために利用できそうな仲間を探す。
第三行動方針:コナンとネギの2人は殺すだけじゃ済まさない。
第四行動方針:ジェダも許さない。
基本行動方針:元の世界に帰るために最後の一人になる。
[服装]:スクール水着@魔法先生ネギま!
[備考]:スクール水着はジェダの制限により透けて見えるようになっています。