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採鉱の基礎 - 第2部 - (2008/10/20 (月) 07:29:22) の1つ前との変更点
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<p><br>
採鉱の基礎 - 第2部<br>
ブラックバロウ対象のクエスト本2冊目。<br>
これも南Qyのメイジタワー販売品です。</p>
<table style="WIDTH: 650px; HEIGHT: 405px" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style=
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<p align="center">採鉱の基礎 - 第2部</p>
</td>
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background="http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG">
『セイバートゥース採鉱教本-第2部』ブラックバロウのセイバートゥース族記す。セイバートゥース採鉱ギルド編。知恵ある一族によるブラックバロウ鉱山開発の歴史を知る本。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="WIDTH: 650px; HEIGHT: 405px" border="0">
<tbody>
<tr>
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大賢者さまはかつて言いました。「暗い時代とは、光が足りないゆえである」そのとおりでした。”毛なし”は我らのトンネルの下から不意を打って襲いかかってきたのです。奥へ逃げ込むと、そこもすでに占領されていました。あいつらは子供まで襲いました。たくわえた食糧を奪いました。我らの怒りの吠え声がこだましてもなお、”毛なし”は次々とやってきました。</td>
<td style=
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<p>
”毛なし”たちは最初、通してもらうだけだと言いました。実際、大勢がただ通り過ぎていきました。けれどもっと大勢が来て、居座るようになりました。そしておしまいには、お前たち鉱山から出ていけと言い始めました。もちろん一族は断りました。するとあいつらは、坑道で働く仲間を襲うようになりました。それで話し合いをして、戦場にあるものを一族が拾い集めるのを認めてくれるなら、それと引きかえにここにいてもいい、と決めました。</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
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<tbody>
<tr>
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<p>
”毛なし”の言葉がわかるようになったのはこの頃です。たくさんではなく少しでしたが、何を話しているのか知る役にたちました。北の”毛なし”の国はもう奪ったから、今度は南の”毛なし”の国を奪うのだ、このトンネルと坑道は有名になるぞ、と言っていました。こちらとしては、セイバートゥース族の手柄で有名になるのならいいのに、と残念でしたが、大賢者さまの言葉を思い出して耐えました。</p>
</td>
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<p>
それから何年ものあいだ、”毛なし”は隊列を作ってブラックバロウを通って行きました。一族の食糧のたくわえは食いつくされ、働いた成果の鉱石は奪われました。ところが突然、あいつらは引きあげたのです。腕ききの物見が調べに行って、戦場で何か悪いことが起こったとわかりました。”毛なし”たちは苦しみに歪んだ顔のまま、死体の山になっていたそうです。きっと悪いものを食べたのでしょう。</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="WIDTH: 650px; HEIGHT: 405px" border="0">
<tbody>
<tr>
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background="http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG">
そのときから一族は、深い地の底のトンネルを再建し始めました。秘密の出入口のいくつかは、もう秘密ではなくなったので、ふさぐことにしました。中には広い通路もあって、ふさいでしまうのに何年もかかりました。もし、30年かそこらの後に何が起こるか知っていたら、そんな仕事はしなくて済んだのでしょうけれど。</td>
<td style=
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background="http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG">
大揺れが来たときには、みんな飛び起きました。坑道では大きな石がたくさん落ちてきて、死んだ者もあれば尾を失くした者もありました。いちばん下の方のトンネルからは逃げるしかありませんでした。たくさんのトンネルが水浸しになったのです。水が引いても、壁が崩れて埋まってしまうこともありました。下のほうで働いていた者たちは、仕事が全部むだになったと嘆きました。いろいろ大変な時期でした。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="WIDTH: 650px; HEIGHT: 405px" border="0">
<tbody>
<tr>
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background="http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG">
”毛なし”たちはこのときのことを、「大変動」と呼んで、恐れおののきました。でも我らの一族は恐れませんでした。ただ、がっかりしたのです。いちばん下のトンネルをふさぐ作業は、もう終わっていました。我らの一族は知恵があります。こうなるとわかっていたら、その労力を他のことに使えたのに、ちそれが残念だったのです。ともかく、もう古い出入口の心配はなくなったので、上のほうのトンネルの片づけにかかりました。”毛なし”が来て、避難させてくださいと頼んだときには、使っていない倉庫に入れてやりました。</td>
<td style=
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<p>
また何十年も、静かな時代が続きました。それから、新しい方の月が、突然割れました。”毛なし”たちは地面の上につっぷして、自分たちの神様たちに助けてくれと叫びました。けれど我らの一族は怖がったりはしません。導いてくれる大賢者さまのお言葉があるのですから。「深く掘れ」と言われたのですから、そのとおりにしました。ただ、もういちばん下のトンネルはないのだということを忘れた者たちも少しはいて、それきり戻ってきませんでした。</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="WIDTH: 650px; HEIGHT: 405px" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style=
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<p>
我らの一族は地下に住んでいたので、天から落ちてくる石が当たることはありませんでした。地面の上ではたくさんの生き物が死にましたが、ブラックバロウは安全でした。ただ、古いトンネルのいくつかには、大きいクモが棲みついたので、他の階層にトンネルを掘っています。大グモはいやですね。</p>
</td>
<td style=
"PADDING-RIGHT: 20px; PADDING-LEFT: 20px; PADDING-BOTTOM: 20px; VERTICAL-ALIGN: top; PADDING-TOP: 20px"
background="http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG">
こうして我らの一族は、Great
SafeFippyの時代からずっと、代々このブラックバロウで暮らしてきたのです。岩の中の鉱石を嗅ぎあて、岩を砕いて鉱石を取り出し、それを”毛なし”に売っています。大賢者さまがここにいらしたら、きっとよくやったとほめてくれるでしょう。我らは知恵ある一族なのです。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p><br>
とりあえず「採鉱の教本」を謳いながら、採鉱の技法に関しては2冊で2Pという暴挙。<br>
大好きです。<br>
<br>
<strike>ちなみに、「大賢者さま」とは、ノール族の創造神
BrellSerillisのことなのかなーと。<br></strike>・・・思いましたが。<br>
1巻に</p>
<p>
<em>「一族をもっと強くするために、”毛なし”たちのところでいろいろ勉強して、それを教えに戻ってきたのです。」</em></p>
<p>とありますし、とりあえずBrell説は却下。<br>
指摘サンクスー(私信</p>
<p><br />
採鉱の基礎 - 第2部<br />
Basic Mining Guide, Part Two<br />
\aITEM -525046382 -2055114194:Basic Mining Guide, Part Two\/a<br />
ブラックバロウ対象のクエスト本2冊目。<br />
これも南Qyのメイジタワー販売品です。</p>
<table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;width:283px;padding-top:20px;">
<p align="center">採鉱の基礎 - 第2部</p>
</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;padding-top:20px;">
『セイバートゥース採鉱教本-第2部』ブラックバロウのセイバートゥース族記す。セイバートゥース採鉱ギルド編。知恵ある一族によるブラックバロウ鉱山開発の歴史を知る本。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;width:283px;padding-top:20px;">
大賢者さまはかつて言いました。「暗い時代とは、光が足りないゆえである」そのとおりでした。”毛なし”は我らのトンネルの下から不意を打って襲いかかってきたのです。奥へ逃げ込むと、そこもすでに占領されていました。あいつらは子供まで襲いました。たくわえた食糧を奪いました。我らの怒りの吠え声がこだましてもなお、”毛なし”は次々とやってきました。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;padding-top:20px;">
”毛なし”たちは最初、通してもらうだけだと言いました。実際、大勢がただ通り過ぎていきました。けれどもっと大勢が来て、居座るようになりました。そしておしまいには、お前たち鉱山から出ていけと言い始めました。もちろん一族は断りました。するとあいつらは、坑道で働く仲間を襲うようになりました。それで話し合いをして、戦場にあるものを一族が拾い集めるのを認めてくれるなら、それと引きかえにここにいてもいい、と決めました。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;width:283px;padding-top:20px;">
”毛なし”の言葉がわかるようになったのはこの頃です。たくさんではなく少しでしたが、何を話しているのか知る役にたちました。北の”毛なし”の国はもう奪ったから、今度は南の”毛なし”の国を奪うのだ、このトンネルと坑道は有名になるぞ、と言っていました。こちらとしては、セイバートゥース族の手柄で有名になるのならいいのに、と残念でしたが、大賢者さまの言葉を思い出して耐えました。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;padding-top:20px;">
それから何年ものあいだ、”毛なし”は隊列を作ってブラックバロウを通って行きました。一族の食糧のたくわえは食いつくされ、働いた成果の鉱石は奪われました。ところが突然、あいつらは引きあげたのです。腕ききの物見が調べに行って、戦場で何か悪いことが起こったとわかりました。”毛なし”たちは苦しみに歪んだ顔のまま、死体の山になっていたそうです。きっと悪いものを食べたのでしょう。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;width:283px;padding-top:20px;">
そのときから一族は、深い地の底のトンネルを再建し始めました。秘密の出入口のいくつかは、もう秘密ではなくなったので、ふさぐことにしました。中には広い通路もあって、ふさいでしまうのに何年もかかりました。もし、30年かそこらの後に何が起こるか知っていたら、そんな仕事はしなくて済んだのでしょうけれど。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;padding-top:20px;">
大揺れが来たときには、みんな飛び起きました。坑道では大きな石がたくさん落ちてきて、死んだ者もあれば尾を失くした者もありました。いちばん下の方のトンネルからは逃げるしかありませんでした。たくさんのトンネルが水浸しになったのです。水が引いても、壁が崩れて埋まってしまうこともありました。下のほうで働いていた者たちは、仕事が全部むだになったと嘆きました。いろいろ大変な時期でした。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;width:283px;padding-top:20px;">
”毛なし”たちはこのときのことを、「大変動」と呼んで、恐れおののきました。でも我らの一族は恐れませんでした。ただ、がっかりしたのです。いちばん下のトンネルをふさぐ作業は、もう終わっていました。我らの一族は知恵があります。こうなるとわかっていたら、その労力を他のことに使えたのに、ちそれが残念だったのです。ともかく、もう古い出入口の心配はなくなったので、上のほうのトンネルの片づけにかかりました。”毛なし”が来て、避難させてくださいと頼んだときには、使っていない倉庫に入れてやりました。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;padding-top:20px;">
また何十年も、静かな時代が続きました。それから、新しい方の月が、突然割れました。”毛なし”たちは地面の上につっぷして、自分たちの神様たちに助けてくれと叫びました。けれど我らの一族は怖がったりはしません。導いてくれる大賢者さまのお言葉があるのですから。「深く掘れ」と言われたのですから、そのとおりにしました。ただ、もういちばん下のトンネルはないのだということを忘れた者たちも少しはいて、それきり戻ってきませんでした。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;width:283px;padding-top:20px;">
我らの一族は地下に住んでいたので、天から落ちてくる石が当たることはありませんでした。地面の上ではたくさんの生き物が死にましたが、ブラックバロウは安全でした。ただ、古いトンネルのいくつかには、大きいクモが棲みついたので、他の階層にトンネルを掘っています。大グモはいやですね。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;vertical-align:top;padding-top:20px;">
こうして我らの一族は、Great
SafeFippyの時代からずっと、代々このブラックバロウで暮らしてきたのです。岩の中の鉱石を嗅ぎあて、岩を砕いて鉱石を取り出し、それを”毛なし”に売っています。大賢者さまがここにいらしたら、きっとよくやったとほめてくれるでしょう。我らは知恵ある一族なのです。</td>
</tr></tbody></table><p><br />
とりあえず「採鉱の教本」を謳いながら、採鉱の技法に関しては2冊で2Pという暴挙。<br />
大好きです。<br /><br /><strike>ちなみに、「大賢者さま」とは、ノール族の創造神
BrellSerillisのことなのかなーと。<br /></strike>・・・思いましたが。<br />
1巻に</p>
<p><em>「一族をもっと強くするために、”毛なし”たちのところでいろいろ勉強して、それを教えに戻ってきたのです。」</em></p>
<p>とありますし、とりあえずBrell説は却下。<br />
指摘サンクスー(私信</p>
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