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船乗りの悲しみ - (2008/10/20 (月) 03:21:52) のソース

<p><br />
船乗りの悲しみ<br />
The Mariner's Lament<br />
\aITEM 928565287 -1796160347:The Mariner's Lament\/a<br />
ケイノス港の絨毯近くにいるNPC”Kay Formdancer”から貰えます。<br />
貰うための条件は曖昧ですが、「ルーカンズマウントの噂の出所」の途中か、終了後なら貰えるんじゃないかと思います。<br />
（「Leaky Drakeの最期の日々」を貰うクエストです）</p>
<table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;width:283px;padding-top:20px;">
<p align="center">”船乗りの悲しみ”　古い水夫の舟歌</p>
</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;padding-top:20px;">
私が赤子のころ、母は私に言った。「お前は私の子ではない。お前は私の子ではない。お前が私の子であったらどんなに素晴らしいだろう。だがお前は海に生まれた。お前は海から生まれた。」</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;width:283px;padding-top:20px;">
私が子供のころ、父は私に言った。「お前は私の息子ではない。お前は私の息子ではない。お前が私の息子であったらどんなに素晴らしいだろう。だがお前は海に生まれた。お前は海から生まれた。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;padding-top:20px;">
私が若いころ、私の愛した人は私に言った。「あなたは私の恋人ではない。あなたは私の夫ではない。あなたが私の夫であったらどんなに素晴らしいだろう。だがあなたは海をめとった。あなたは海を愛した。」</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;width:283px;padding-top:20px;">
私はその心を手に、地上に別れを告げた。私の知るすべてに別れを告げた。私をこの世にもたらした父母に、そして私を男にしてくれた人に。私はその心を手に、地上に別れを告げ、広大な海に人生をゆだねた。広大な海の人生を手に入れた。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;padding-top:20px;">
長い夜に満たされた20年の月日が経った。私の選んだこの海での人生の中で、私をこの世にもたらした父母や、私を男にしてくれた女たちに思いをつのらせることはあっても、それらの為に、地上の生活に戻ることなど、一日たりとも考えられない。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;width:283px;padding-top:20px;">
判るだろうか、船乗りの望みは一つだけ。海にて長い生涯を過ごすこと。そして、最後の息を取るその日が来たら、その心安らぐところに埋められること。<br />
その心安らぐところに埋められること。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;padding-top:20px;">
だから、海で死なせてくれ！　海にその死骸を沈めてくれ！　それだけが望みだ。家も女房も、人生さえもあきらめた私には、海での人生、広大な海での人生こそが、本当の私の人生である。</td>
</tr></tbody></table><table style="width:650px;height:405px;" border="0"><tbody><tr><td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/leftpage.JPG);padding-bottom:20px;width:283px;padding-top:20px;">
過去から未来に至るまで、真に私のものである人生。広がる海の上での人生。</td>
<td style="padding-right:20px;padding-left:20px;background-image:url(http://www24.atwiki.jp/lupinduke/pub/rightpage.JPG);padding-bottom:20px;padding-top:20px;">
<p> </p>
</td>
</tr></tbody></table><p>細かいディテールはうろおぼえですが、船乗りの父親を失ったKayさんの、おそらく父親の愛読書であっただろう形見の品？とも言える1冊でした。<br />
 </p>