河城 にとり
(かわしろ・ - )
能力:『水を操る程度の能力』
所属:
フリー(第10回大会より参戦)
本部軍(第24回~)
ファイト・スタイル
河童の技開発技術は幻想郷一ィィィッ
元来の類稀な発明センスはプロレスにも転換され、
リングに立つ度に新たな技が繰り出されるほどの才能を発揮している。
そのため東プロファン、特に
U3級のスピーディな試合展開を好む根強いファンは
試合時間内に如何にどれだけの技が繰り出されるかを楽しみにしている。
にも関わらず、試合の組み立ては毎回一定ではなく何が出るか分からないため、
勢いのある現在の
U3級を象徴するに相応しい選手といえる。
エメラルド・ポロロッカ
ボディスラムの要領で抱え上げるが真正面ではなく肩に乗せるようにして持ち上げ
(
ファイヤーマンズキャリー)
相手の頭部を自身の正面へ垂直落下式に叩きつける大技。
U3級で垂直落下式の、しかもロープもコーナーも使わない大技を出せてしまう当たりがにとりのセンスの高さを示している。
デビュー当初は、試合中に連発するような使い方もしていたが、
最近ではここぞと言うところで出すことで、フィニッシュ技としての説得力も高まっており、
この技が出ると、ファンの間から「ポロロッカ!!」の歓声が上がるようになっている。
オリジナルは無論、ノアの三沢光晴の大技エメラルド・フロウジョン。
技名は
東方風神録で使用した『水符「河童のポロロッカ」』より。
デス・バレー
抱え上げる所まではエメラルド・ポロロッカと同じだが
正面への垂直落下ではなく抱え上げる勢いのままサイドへ落下させる。
ホールド時の相手の抵抗次第で切り替えていると思われる。
オリジナルはNEO女子プロレス三田英津子のデスバレーボム。
妖怪弾頭
この技には二種類ある。1つは立たせた相手の背後に回り、足を刈るタックル。
もう1つは相手をロープに振り、自らもロープ反動を利用した顔面へのドロップキック。
(後者はキューカンバーだと思われる)
技名はにとりの二つ名『超妖怪弾頭』より。
のび~るア~ム
相手と正対した状態からたたき込むストレートパンチ。と書くと何の変哲もないように見えるが、
にとりのそれは、その小柄な体格から予想されるリーチを遙かに超えて届くため、非常に間合いが掴みづらい。
どういう仕組みになっているのかは企業秘密らしい。
状況に応じ、ロープに振って戻ってきたところにカウンター気味に当てるパターンもある。
技名は
東方風神録で使用した『河童「のびーるアーム」』より。
キューカンバー・ミサイル
両足を閉じながら水平な状態で相手に蹴りを浴びせる、いわゆるミサイルキック。
U3級ならではの華麗な魅せ技が売りである。
オリジナルでも、ジュニア級の選手がよく使用する。
技名は
東方風神録で使用した『河童「お化けキューカンバー」』より。
フラッド・ジャーマンスープレックス
通常のジャーマンより体を先行させて大きく反り投げる形のスープレックス。
(ゆかゆゆの護衛を受けながらだが)にとりに初勝利をもたらした技であると同時に、
この技の後倒れている所をボディプレスされフォール負け(第13回大会第1試合)という
東プロでも屈指のしょっぱい負け方を演出してしまった技でもあるという、稀有な存在。
元ネタは、アントニオ猪木がストロング小林戦で見せた『首でブリッジを支えたジャーマン』と思われる。
技名は
東方風神録で使用した『水符「河童のフラッシュフラッド」』より。
かっぱ巻き
東プロ創設以来最大にして最も謎の多い技
初出は第27回大会。
LU3Tトーナメントの大事な一戦で繰り出された。
本部長強化指定選手にも関わらずあまり活躍と脚光を浴びなかったにとりの才能について疑問視する声を
一掃した上で、果たして本当は天才なのか、否かという論争にまで昇華させたムーブ。
ダウンした相手の頭側にうつぶせに倒れ観客にアピールをした後、足の方へ転がって乗っていく。
腹を超えた辺りで相手は巻き込まれるように上半身が丸まって上がる。
足元までたどり着くと再びアピールし、今度は逆に頭の方へ転がっていくと、同様に足が上がっていく。
恐らく相手の全身へのダメージが入っているのだろう。
また、この技の途中は実況席の時間が止まり、終わると何事もなく再開するというシュールな空気を作り出す。
オリジナルは多分DDTにも参加しているタレント三和太のぶーちゃんローラーなのだが、
そもそもこの技、体重がすげぇ重い人(ちなみに太は145kg)がやるから意味があるわけで
U3級で小柄なにとりが同じ階級の相手にしかける事はもとより
それを愛用し出した事からファンの間でますます混乱が生じている。
いや、それを言ったら業界一痺れるエルボーとかも・・・。
この技はきっと巻くことに真価があるんだ、多分。
ちなみに、河童小僧(IWA)が使う「河童巻き」は変形のバックブリーカーであり、
にとりの「かっぱ巻き」とは別の技である。その方面でも混乱を防ぎたい。
意 味 が 分 か ら な い
ちなみに技名は、おそらくにとりのテーマ曲「芥川龍之介の河童 〜 Candid Friend」の空耳歌詞からと思われる。
その他の技
非常に多数の引き出しを持っており、最近の試合を是非ご覧あれ。
戦績
+
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全戦績 -ネタバレを含むので注意- |
以下は、第39回興行時点。
大会 |
試合 |
形式 |
対戦相手 |
試合動画 |
試合結果 |
備考 |
第10回大会 |
第1試合 |
LU3W初代王者決定BR |
リグル,ミスティア,レティ, 橙,ルーミア,チルノ,雛 |
sm2820893 |
●(8:50 レティ・OtTRルール) |
最初の脱落者 |
第13会大会 |
第1試合 |
LU3Wタイトルマッチ |
橙 |
sm2931386 |
●(8:30 飛翔毘沙門天) |
|
第18回大会 |
第1試合 |
3vs3(紫,幽々子) |
リリカ,メルラン,ルナサ |
sm3252612 |
○(20:11フラッドジャーマンスープレックス・リリカ) |
初ピン勝ち |
第23回大会 |
第1試合 |
4vs4(静葉,穣子,椛) |
ルーミア,チルノ,レティ,リグル |
sm3647563 |
○(17:08 首極めアームロック(椛)・ルーミア) |
|
第25回大会 |
第2試合 |
LU3Tトーナメント一回戦(椛) |
てゐ,リリカ |
sm3789145 |
○(22:52 椛スパイク(椛)・リリカ) |
|
第27回大会 |
第1試合 |
LU3Tトーナメント二回戦(椛) |
ルナサ,メルラン |
sm3930607 |
○(19:47エメラルド・ポロロッカ・メルラン) |
|
第28回大会 |
第5試合 |
LU3Tトーナメント決勝・初代王者決定戦(椛) |
レティ,チルノ |
sm4077650 |
○(18:34エメラルド・ポロロッカ・レティ) |
LU3T初代王者戴冠 |
第30回大会 |
第5試合 |
LU3Wタイトルマッチ『鉄の根性』 |
美鈴 |
sm4243699 |
●(15:23 タイガードライバー) |
ベストバウト選出試合 |
第31回大会 |
第5試合 |
LU3Tタイトルマッチ(椛) |
静葉,穣子 |
sm4335205 |
○(17:08エメラルド・ポロロッカ・穣子) |
LU3T防衛1回目 |
第34回大会 |
第4試合 |
3vs3(文,小町) |
メディ,鈴仙,萃香 |
sm5375783 |
○(18:19 なんだかよく分からないけど凄い技(文)・萃香) |
|
第35回大会 |
第6試合 |
LU3Tタイトルマッチ(椛) |
ルナサ,メルラン |
sm5552902 |
●(16:31 メルラン・ヒノファンタズム) |
LU3T防衛失敗 |
第36回大会 |
第3試合 |
4vs4(文,椛,ルナサ) |
ミスティア,橙,藍,妖夢 |
sm5621154 |
●(17:51 橙・飛翔毘沙門天) |
|
第37回大会 |
第9試合 |
4vs4(紫,藍,橙) |
霊夢,慧音,てゐ,リリカ |
sm5872953 |
●(17:19 霊夢・夢想封印) |
ピンを取られたのは橙 |
第39回大会 |
第1試合 |
8WayRR『U3級時間差BR』 |
- |
sm6434221 |
●(12:00 ヤマメ・OtTR) |
3番目に脱落 |
- シングル 2戦0勝2敗
- タッグ 5戦4勝1敗 (すべて椛とのタッグ)(にとりのフォールによる勝ちは3回・にとりがフォールされた負けは1回)
- 6人タッグ 2戦2勝0敗 (にとりのフォールによる勝ちは1回)
- 8人タッグ 3戦1勝2敗 (にとりのフォールによる勝ちはなし・にとりがフォールされた負けは1回)
- その他
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タイトル歴
初代王者(
犬走椛とのタッグ) 第28回大会~第35回大会 防衛1回
人間関係
(初期は映像編集スタッフとして契約、本部長推薦により
U3級設立にあたってスカウト)
(運営スタッフの同僚。実況中に飛び出す
文の問題発言が、にとりの編集作業量増加の一因となっている)
入場曲
芥川龍之介の河童 〜 Candid Friend
評
-
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スタッフからリングへ、苦いデビュー戦~第13回大会 |
スタッフからリングへ、苦いデビュー戦~第13回大会
旗揚げ時から映像編集スタッフとして裏方で作業をしていたが、本部長の目に止まり強化指定選手に。
秘密裏にレスリング指導が行われた模様で
U3級設立と LU3Wの初代王座決定バトルロイヤル開催に当たって初登場となった。
しかしながら実戦経験がなく、マンツーマン指導のみの経験からいきなりの混戦に放り込まれた
にとりは、 レティにリングから放り出されて最初の脱落者となるという、屈辱のデビュー戦と
なってしまった。
この状況に堪えきれず、第13回大会で LU3Wタイトルマッチを直訴、これが受理される。
しかしこの試合で大技エメラルド・ポロロッカを放つも、初代王者 橙には終始翻弄され敗北。
リングから降りる背中に向かって客席から胡瓜の浅漬けと野次が飛ばされる。
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+
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苦難の日々とつかんだチャンス。第18回~第28回大会 |
苦難の日々とつかんだチャンス。第18回~第28回大会
再び強化期間に入り三度目の登場は第18回大会。タッグパートナーはまさかの 紫, 幽々子のトップランカー。
相手は総合力でも格下とされていた プリズムリバー三姉妹でほぼ査定試合の様相を伺わせていた。
新たな技を組み入れて試合に臨むが、重要な局面をトップランカー2人に任せてしまい、しかも最後のフォールだけは
自分で取る、といった態度が評価されず三度強化期間に入れられてしまう。
間に調整試合を挟み、正規の試合は実質三度目の正直とばかりに登場したのは第25回記念大会。
新設された LU3Tトーナメントの予選へ、所属を 本部軍に完全に移し、
成長著しい同軍 犬走椛とのタッグでの参加となった。
『河城にとりはお値段以上なのか?(チケ代的な意味で』と過剰なまでの団体プッシュと
過去実績からファンの間では不安視されていたカードではあったが
無事勝利。さらに続く二回戦では謎の技『かっぱ巻き』を繰り出し、ファンの度肝を抜くとともに、
不安の声を払拭することにも成功した。そして、そのままトーナメントを勝ち進み LU3T初代王座にまで
上り詰めたのだった。
こうして、ベルトを腰に巻くことで結果を出して見せたにとりは、さらなるステップアップとして、
満を持して LU3Wへの再挑戦を宣言した。
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お値段以上の存在に 第30回大会~ |
お値段以上の存在に 第30回大会~
その時点で LU3Wのベルトは、自分と同じく、団体によるプッシュと自己努力、
苦痛との闘いの末に自力で王座を獲得した三代目王者 紅美鈴が巻いており、
境遇的に似ている二人の試合は期待が高まる一方、それでもまだ挑戦者にとりへの
若干の不安もあったが、結果的には過去の姿を払拭する素晴らしい健闘を見せ、
残念ながら敗れはしたものの、今の彼女は U3級をリードする選手に成長した印象を強くした。
また、その翌大会に行われた LU3Tの初防衛戦では、前回大会の死闘による疲れを
感じさせない堂々たる試合を見せ、初防衛を果たした。
しかし、第35回大会では、苦労を重ねてここまで這い上がってきた 虹川楽団の挑戦を受け、
雛から伝授されたと思われる新技「直立かっぱ巻」で対抗するも、まさに日の昇る勢いの
メルランの猛攻の前に完敗を喫し、王座から陥落してしまった。
それでも、これまでの戦いぶりを見守り、その確かな成長に手ごたえを感じたファンからは
暖かい拍手と声援が送られた。
団体によるプッシュが成功した事例はこれが3番目である。
奇しくも2番目がタッグパートナーの 椛である事は東プロ本部としても誇り高い事だろう。
しかしシングルへの評価は LU3Wマッチで高まったものの、未だパートナーに頼る傾向が強い試合運びへの指摘もあり、
結果から見ればシングル戦未勝利なこともあって、『お値段以上の活躍』をするためにも、
本部長指定の名を汚さないためにも更なる飛躍が求められている。
その一方、夏フェスでは 奇妙な被り物をして大暴れしたという噂が流れているが、
その後なにやら恐ろしい目に遭ったらしく、真相を質そうとすると逃げ出してしまうため、
編集者がポロロッカに流されたため、執筆を続けることができませんでした。
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河童の技術力は幻想郷一ぃぃぃっ! |
河童の技術力は幻想郷一ぃぃぃっ!
我々、幻想郷外の東プロ視聴者にとって一番身近な存在が、実はにとりなのである。
というのも、我々が視聴している番組は、すべてにとりが編集し、字幕を付けた上で(映像は送れるが
音声は送れない、とのこと。ただし、音楽は付けられているため、裏で スキマ妖怪が何らかの
理由で圧力を掛けているという説もある)、配信を行っているのである(正確には配信用パッケージを
送ってくるらしい)。
このため、万一にとりに何かあると、我々は東プロの試合を見られなくなるという非常事態に直面する。
(正月特番の配信が一時中断したのも、にとりが過労で倒れたせいとか)
是非とも、幻想郷外の東プロファンのためにも体をいたわって欲しいところである。
そんなにとりだが、配信当初から仕事をしていたにも関わらず、その存在が我々視聴者に
知られることはなかった。
しかし、次第に 文の発言が暴走の度合いを増していく中、ふとファンの一人が、いつの間にか
その発言が「適切に」処理されていることに気付き、それから誰とも無く、適切な編集に対しては
「にとり乙」の言葉が掛けられるようになった。
時にはポカをやってしまうこともあるが(第38回大会では、 ルーミアの発言をすっとばしたり、
小町の言葉の語尾に「だお」と付けたりとミスを連発し、胡瓜を渡して謝っている姿が見られた)
それでも頑張るにとりは、最近ではADの仕事(実況席に向けてのカンペ出し)をやっている姿も目撃
されており、ますます裏方としても、なくてはならない存在となっているようである。
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ちなみに、前述した「かっぱ巻き」の元ネタと思われる空耳歌詞はこちら。
<参考動画>