第18回大会詳報
GW特別興行の興奮冷め止まぬ中の第18回興行も
引き続き本部東プロ会場で行われた。
今大会は特に
U3級祭りとコンセプトが置かれたカードが組まれ
何と初の全7試合が執り行われた。
続く第1試合は同じく
U3級アピール試合だったが
虹川楽団の三姉妹の対戦相手は
にとりと
ゆかゆゆ。
明らかに偏ったカードに試合内容まで同様に。
にとりが最後3カウントを奪って初勝利を喜ぶが
終始試合を引っ張っていたのは
ゆかゆゆの二人だったのは誰の目にも明らか。
一方なかなか勝てない
虹川楽団の三姉妹はふてくされる。
そこに
幽々子が亡霊の謀略を発動
『姉妹内で勝負をし、勝者には次々回のLU3W挑戦権。勝てば誰かは初勝利!』
次回『虹川三姉妹3WAYバトルロイヤル』での出場が決定した。
第2試合は『
魂魄妖夢の斬撃五番勝負!』の1回目。
妖夢は過去の無様な姿をこの試練で振り払う事が出来るのか。
過去1度行われた『五番勝負』を成功させた
美鈴は徐々に実績を挙げているだけに
是非ともあやかりたいイベント試合となった。
尚当イベントシリーズの
レフェリーは
紫。
このイベントの為にレフェリー認定を受けたというくらいの乗り気だったそうで
対戦相手も全て自身が選択するという気の入れ込みよう。
そして公開された最初の対戦相手の
テーマ曲として、会場に鳴り響いたのは『少女綺想曲』。
元
LSW王者、現
LTW王者
霊夢が颯爽と登場する。
「こんなシリーズ緒戦で終わらせてやる」と気を吐く妖夢であったが、
試合内容はもはや語るまでもない展開で終了。
妖夢の初勝利の夢はあまりに高すぎる壁の前にもろくも崩れ去った。
第3試合は
永琳,
魔理沙対
藍,
橙のタッグマッチ。
先日の試合に負けた
魔理沙は旧作コスでの参加となり
会場中から『うふふコール』が起こる程の黒歴史に。
試合内容も双方が双方のスタイルを貫く結果となったが、ゴング直後更に黒歴史が。
永琳が次大会で
LU3W防衛戦がある事から
橙の足を痛めつけ
今日の挑戦権獲得を狙う
雛を援護、
魔理沙も私怨を吐き散らし
リングを後にした。
一方大切な
橙を傷つけられた
藍は激怒。
八雲家が黙ってはいないと怒りを露にし、
橙を抱えて退場した。
第4試合はLTUタイトルマッチ
王者
守矢神社 対 挑戦者
永遠亭。
永遠亭組がまさかのタイトルマッチ挑戦に、過去から振り返っても
既にまともな試合になることは予想されてはいなかった。
当然試合内容も
難題,
悪戯が大量に炸裂、そんな中でも
己のスタイルを一切崩さなかった王者組は冷静に勝利を収め、防衛に成功。
LTU初代王者として4度目の防衛を果たした。
試合後恒例となった
早苗のマイクタイムは例の如く失笑を呼び
次は何を繰り出すのかある意味楽しみな選手となった。
第5試合メインイベント次期LU3W挑戦権争奪4WayBR
参加者は
雛,
アリス,
美鈴そして
穣子。
勝者には次回王者
橙との頂上決戦があるだけに
誰一人として引く姿勢をみせず、試合はなかなか動かなかったが
穣子が最初に脱落、次に
雛も
美鈴によって脱落させられ、
事実上
美鈴と
アリスの初期帯同組対決となった。
双方決め手にかけてはいたが、最後に
アリスが
美鈴の首を極め
レフェリーストップ。
この最後の技で
美鈴は首を負傷、前回の負傷と併せて
長期的静養が必要と判断され
登録抹消。治療に専念する事となった。
この試合結果を受け、
美鈴の分まで頑張るとした
アリス。
次回LU3Wタイトルマッチ 王者橙 vs 挑戦者アリス戦が決定。
第6試合
メインイベントLSWタイトルマッチ。
破壊王者
フランを絶対に止めなければならないと意気込む挑戦者
咲夜。
東プロの破壊と混乱の中核と、その被害を最も受けている挑戦者との対決は
咲夜が新技を披露し積極的に攻め込むも力差は絶望的なまでにあり
『スターボウブレイク』温存のまま沈められてしまう。
王者
フランは3度目の防衛に成功。
次回LSWタイトルマッチ
破壊王者の制御が団体本部に委ねられる形になった。
興奮と混乱が入り混じる中全試合が終了。
今後のU3級の更なる発展飛躍への期待と混迷する軍団抗争の激化という
対照的な出来事で構成された大会となった。
2008年5月7日
最終更新:2008年09月08日 15:16