シャントット博士に話しかけたところ
コルモル博士とヨランオラン博士が登場。
冒険者の報告を聞いた彼らは、ひとつの
仮説に辿りつく。それはガラズホレイズの
「渦の理論」が完成したというものだった。
だが、その理論の内容を具体的に思い出す
ためには、魔法人形の改造が必要らしい。
その材料となる「赤霊布」「黄霊布」
「夜光布」を手に入れてこよう。
Shantotto : あら、[名/迷]探偵のあなた、
ようやく戻っていらしたわね?
Shantotto : 見直しましたわ。
どうやらあなたも、ことの裏にひそむ
巨悪の正体を突き止めたようですから。
Shantotto : さあさ、さっそく
答え合わせと参りましょう。
その正体は……?
選択肢:巨悪の正体は?
>>いきなり何のこと?(選択肢が消えてループ)
Shantotto : ……まさかと思いますが、
ついこの間、
天の塔で起きた「事件」のこと
忘れてはいませんわよねぇ?
Shantotto : 皆の記憶をあやふやにし、
「
ブリジッド杯」優勝を妨げし巨悪……
Shantotto : ま・さ・か
忘れてはいませんわよねぇ?
>>ウランマフラン
Shantotto : よくできました。
ただ、わたくしはコルモル博士から聞くまで
その名を知りませんでしたの。
Shantotto : バストゥークからの
問い合わせで、その名前を再び目にして
やっとすべてを思い出しましたわ。
>>渦の魔道士ガラズホレイズ
Shantotto : あら、いきなりそっち?
まあでも、話が早い冒険者は
嫌いじゃありませんわ。
Shantotto : バストゥークからの
問い合わせで、ウランマフランの名前を目にして
まず思い出したのが、渦の魔道士のこと。
>>カボス
Shantotto : カボス……。
わかりますわ。そこはかとなく
ボスを思わせる名前ですことね。
Shantotto : けれども当然、
不正解ですから、罰ゲームとして
新魔法の実験台になっていただきましょうか!
Shantotto : ……あら?
どなたかが来たようですわね?
Koru-Moru : シャントット博士よ、
ウランマフランとは、だれだったかのう?
Shantotto : ……どういうことですの?
コルモル博士が教えてくれたじゃありませんか。
Shantotto : コルモル博士が
魔法学校の校長だった頃、ハイクラスにいた
将来有望だった生徒のひとりだ……と。
Koru-Moru : おおおおお!
そうだ、そうであった!
Koru-Moru : 別の難しいことを
考えていたら、すぐ忘れてしまうのだ。
てへ。
Shantotto : ……。
Yoran-Oran : いろいろ、わかったぞ!
渦の魔道士の文献を読み漁ったからな!
Koru-Moru : ……ヨランオラン博士よ、
渦の魔道士とは、だれだったかのう?
Yoran-Oran : ガラズホレイズのことだ。
およそ300年以上昔の「第四次ヤグード戦役」で
ヤグードを操って国家転覆を企んだ極悪人だ。
Yoran-Oran : 最初は、ヤグードによる
サルタバルタ地方の覇権を巡る戦と考えられたが
裏の裏をかく快進撃に、裏切者の存在が囁かれた。
Yoran-Oran : その後すぐに
背後にいるのが渦の魔道士ガラズホレイズだと
わかり、彼の催眠術を封じる手立てが取られた。
Koru-Moru : おお、そうだ!
ワシが院長だった頃、歴史の勉強で習……
いや、教えたことがあったなあ。
Koru-Moru : だが、結局、
なぜそんなことをしたんだったか……?
Yoran-Oran : 星の神子さまに
進言した政策が、あまりにも過激だという理由で
元老院にて総反対を受けたことと……
Yoran-Oran : 魔法の新時代を拓く
画期的研究と自負した理論が認められなかったこと
……が原因だったらしい。
Shantotto : ブチ切れましたのね。
Koru-Moru : おおおおお!
そうだ、そうであった!
Yoran-Oran : その渦の魔道士
ガラズホレイズの血族、本家は
水の区で豪商を営むホノイゴモイ。
Yoran-Oran : 本家の影となり、
目立たぬようにと虐げられていた分家の血筋が
ウランマフランに繋がるというわけだ。
Koru-Moru : そうだったのか。
努力したのだな、ウランマフランよ。
Shantotto : 努力する方向が
間違ってますことよ。
Shantotto : オーブに集めた力で
祖先を蘇らせようなんて、まどろっこしい!
さっさとご自分に使えばよろしいのに!
Yoran-Oran : ……どう考えても
不幸な結果にしか思い至らぬが……
Koru-Moru : ウランマフランは、
生き物やその命を、直接どうのこうのする
力までは持っていなかったと思うなあ。
Koru-Moru : なんていったって
学生の時分は「
人形使い」と呼ばれてたくらい
人形相手の魔法が得意だったのだ。
Yoran-Oran : ……そういえば
そっくりな人が目の前にいる気が……
Koru-Moru : それで思い出したぞ!
天の塔から、ガラズホレイズの魔法人形を
盗んだのもウランマフランだったのか?
Shantotto : もちろんですことよ。
ヤグードを使ってやりたい放題、
まったく許せませんわね!
Koru-Moru : おかしいなぁ……。
ウランマフランほどの腕前なら、渦の魔道士
ガラズホレイズも生き返らせられると思うんだが。
Shantotto : 渦の魔道士が生きていた頃、
あの魔法人形にどれだけ魔力を込めておいたか
次第でしょう?
Koru-Moru : 普通はそうだが、
渦の魔道士の魂は、どこか別の世界で
楽しくやっていたそうじゃないか。
Shantotto : そうですわ。
そういえば、[Your Name]。
その辺りの報告をさっさとなさいなさいな。
Yoran-Oran : ぬうう!!
ウランマフランのやつめ、もう少しで
渦の魔道士を蘇らせるところまできていたとは!
Koru-Moru : だが、デーモン族に
跳ね返された魔法で、こんらんらん♪
今だけは、ちょっとだけ安心なのだな?
Shantotto : ……黒き神オーディン……
ラグナロクのために、渦の魔道士まで
飼いならしていたということかしら?
Shantotto : それに、もしも
わたくしも死んだら、その冥界ヴァルハラに
デーモン族が連れていってくれるのかしら?
Koru-Moru : もちろんだ!
シャントット博士は殺しても
死ななそうだがな! ガハハ!
Shantotto : ……。
Yoran-Oran : 死んだとしても、
渦の魔道士同様、オーディンに
反旗を翻しそうではある……
Shantotto : ヨランオラン博士、
何かおっしゃいまして?
Yoran-Oran : ゴホン。
シャントット博士がヴァルハラにいたなら
渦の魔道士もすぐに討伐されていただろう。
Shantotto : そうですわ。
わたくしが気になるのもそこですの。
Shantotto : 黒き神オーディンの力。
わたくし、やんごとなき理由でアトルガン地方へ
旅した時、その片鱗を感じたことがありますの。
Shantotto : わたくしが知りうる限り、
大いなるものの力の中でも、
屈指の存在だと思いましたわ。
Yoran-Oran : ほうほう。
Shantotto : しかも、先ほど、
オーディンがこの戦いのために、デーモン族を
生み出したという報告がありましたでしょう?
Shantotto : 今いる兵を失っても
新たに兵を生み出せるなんて、
理想的な戦だと思いませんこと?
Shantotto : いくら渦の魔道士が
怪しげな術を使い、手下を増やしたとしても、
どうしてここまで苦戦しているのかしら?
Yoran-Oran : ううむ……
デーモンの……
デュークアロセスだったか……?
Yoran-Oran : ウランマフランの記憶操作を
見事に跳ね返したという話もあったな。
我らとは違い、精神攻撃も効かんのかもな。
Shantotto : だったら尚のこと。
オーディンの軍が負けるはずがありませんわね?
Koru-Moru : ……やっぱり、
「渦の理論」を完成させちゃったのかも
しれんなあ……。
Yoran-Oran : 「渦の理論」とは……
魔法の新時代を拓く画期的研究、のことか?
Shantotto : ええ。
そして確か、禁書のひとつですわね。
Koru-Moru : 読んだらすぐに
他の人に読ませないと、本の中から
ズルルっとオバケが出てくると言われておる。
Yoran-Oran : いやいや、
あまりに複雑怪奇な内容のため、
永遠に読み終わらぬと聞いているぞ。
Shantotto : 渦の魔道士の血縁以外は
その書を目にすることもできないはずですわよ。
わたくしには見つけられませんでしたもの。
Koru-Moru : そうだったのか?
だが、ワシは若かりし頃に読んだぞ?
ラブラブ理論の書と取り違えてな。
Yoran-Oran : ……。
オバケがズルルっと?
Koru-Moru : そこはバッチリ!
すぐに、カラハバルハのやつに渡してやったのだ!
ガハハ!
Koru-Moru : だが、ワシはすぐに後悔した。
実は、あの書はラブラブ理論の書だったのだ。
そうでなければ、あやつが星の神子さまと……
Shantotto : コルモル博士、
それこそ、渦の理論の書で間違いありませんわ。
その中身を、わたくしたちに教えなさい。
Koru-Moru : 確か……
休まずに永遠に……
魔法をぶっ放せる理論だったような???
Yoran-Oran : ええっ!?
Shantotto : そ、それは……
Shantotto : わたくしのための
理論じゃありませんこと!?
Koru-Moru : いいや。
惚れ魔法が永遠にとぎれない
ラブラブ理論なのだ。
Shantotto : それでも
どうでもよござんす!
とにかく詳しいことを教えなさい!
Koru-Moru : それが……
忘れてしもうた。てへ。
Shantotto : ……鈍器……
いえ、両手棍で衝撃を与えれば
思い出すかもしれませんわね……。
Yoran-Oran : 思い出さなくとも、
冥界ヴァルハラにて、渦の魔道士本人に
尋ねてもらえば……。
Koru-Moru : お、落ち着きたまえ!
今、「冥界の門」は閉ざされておる!
Koru-Moru : そ、それに
ワシがいろいろ忘れておるのは、
ウランマフランのせいかもしれんし!
Yoran-Oran : そういえば、
冒険者の報告にもあったな。ウランマフランは
魔法人形を使って記憶操作をする……と。
Shantotto : コルモル博士いわく
わたくしたちも過去に、記憶操作の魔法を
かけられているということですわ。
Koru-Moru : シャントット博士は
自力で解いたみたいだが、普通は
ちゃんとした手順で解かないとだめなのだ。
Yoran-Oran : ううむ。
つまり、私は解けていないのか。
コルモル博士なら解けるのか?
Koru-Moru : もちろんだ!
今のワシには、これがあるもんね!
Yoran-Oran : なっ!?
なんと……まがまがしいっ……!?
Shantotto : ……どうしても
それを使わないとなりませんの?
Koru-Moru : ウランマフランが
持ち運んでいたことがあるから、
ちょうどよいのだ。
Koru-Moru : だが、このままでは
ワシの言うことをきかんから
ワシ風に手を加えなくてはならぬ。
Koru-Moru : そこで冒険者よ。
ようやくおまえさんの出番となる。
Koru-Moru : 材料となる
赤霊布と黄霊布、それと
夜光布を一枚ずつ集めてくるのだ。
Yoran-Oran : 赤霊布と
黄霊布とは、だいぶ変わったものを使うんだな。
Shantotto : 仕方ありませんわね……
さっさと行ってらっしゃい!
Shantotto : コルモル博士の記憶が
はっきりしない件が、ウランマフランによる
記憶操作のせいだとは思えませんけれど。
Shantotto : よござんす。
さっさと片を付けましょう。赤霊布と
黄霊布、夜光布を一枚ずつ集めてらっしゃい。
Koru-Moru : うう……、困った困った……。
ワシは今、ラブラブ理論の中身を思い出すため
青春時代の
思ひ出に浸っていたというのに……。
Koru-Moru : ん?
ウランマフランの記憶操作のせいで
思い出せないのではないかと?
Koru-Moru : まさしくそのとおり。
思い出すためには、魔法人形を改造せねば!
Koru-Moru : そのための材料となる
赤霊布と
黄霊布、それと
夜光布を一枚ずつ集めてきてくれ。
Yoran-Oran : 渦の理論は禁書。
その話を大っぴらにすることはできない……。
Yoran-Oran : そこで今は、
マンドラゴラの話でもしようではありませんか。
君は、旅の途中でキトルルスに会ったとか?
Yoran-Oran : キトルルスは
マンドラゴラの原種だという説がありますが
そんなわけありませんよね? ね?
(赤霊布と黄霊布と夜光布をトレード)
Shantotto : 頼んだものを
集めてきましたのね。ご苦労さまでした。
Koru-Moru : よ~し!
それらを早く渡すのだ!
Koru-Moru : じゃじゃーん!
魔法人形「思ひ出くん」完成!
Shantotto : ……。
コルモル風でも、結局のところは
禍々しいものに変わりないのですわね……。
Yoran-Oran : さて、コルモル博士。
早速、その人形を使って
「渦の理論」の詳細を思い出してくれ。
Koru-Moru : ううむ……。
た、たしか……休まず永遠に
魔法をぶっ放せる理論で……
Koru-Moru : ……。
Koru-Moru : ……。
Koru-Moru : ……。
Shantotto : 寝てるんじゃ
ありませんこと?
Koru-Moru : !!!
そうだ、卵だ!
「蝕世の卵」なのだ!
Shantotto : なんですって!?
Yoran-Oran : も、もっと詳しく!
わかりやすく頼むぞ!
Koru-Moru : 渦の理論の始まりは、
「昔、
ソロムグ原野に不思議な卵があった」と
ヤグードどもから聞いた話だと書いてあった。
Koru-Moru : その卵から孵化した
モンスターは恐ろしく強く、倒しても倒しても
何度も復活するほど生命力が高かったらしい。
Yoran-Oran : その話、私は知ってる。
それは伝説の「ネスナス」の話だ……。
……本当に存在していたのか……。
Koru-Moru : 渦の魔道士は
アトルガン地方の片隅でも、同じような卵の話を
聞いたそうだ。その名は「蝕世の卵」。
Shantotto : 300年も前に
「蝕世の卵」に目をつけていたなんて
渦の魔道士、侮れませんわね……。
…………………………………………………………………………………
Koru-Moru : 「蝕世の卵」は
どうしても割れない不思議な卵。
Koru-Moru : だが、孵化してしまえば
「何度も蘇る力」を持つモノが生まれる。
…………………………………………………………………………………
Koru-Moru : その「蘇る力」は
いったい何なのか?
Koru-Moru : そして、その力の源が
どこなのかさえわかれば……
Shantotto : その源を利用して
魔法を放ち放題というわけですわね!
オーッホホホホホ!
Yoran-Oran : わかったぞ!
「蘇る力」の源とは
生みの親がかけた魔法では!?
Shantotto : ……どうかしら?
何度も蘇らせるには、いくつもの命に相当する
大量の魔力を注ぎ込んでおく必要があります。
Shantotto : 魔法人形程度の
単純なモノだとしても、同じ状態で何度も
蘇らせるのは難しいでしょうし……。
Yoran-Oran : しかも、あの
「ネスナス」の話だしな。では……
そうだ、「命」を司るものならば?
Shantotto : 大いなるもの
「フェニックス」……。
Shantotto : 可能性としては
ありますわね。けれども、わたくしが知る限り、
フェニックスは未来の命を救うための存在。
Shantotto : 「蝕世の卵」を
生み出すほどの余裕はなさそうですわ。
とても残念ですけれど。
Yoran-Oran : ううむ……。
では、コルモル博士、
その力の源はどこなんだ!?
Koru-Moru : それを調べるため、
渦の魔道士は、「蝕世の卵」の探索および調査を
星の神子さまに直訴したそうなのだ。
Yoran-Oran : なんと!
そして断られて……
Shantotto : ブチ切れましたのね!
Koru-Moru : そういうことになるのう。
ただ、ブチ切れて「第四次ヤグード戦役」を
起こした時に、新たな情報を手に入れたらしい。
Yoran-Oran : それは……!?
Koru-Moru : 渦の理論の最後の方に
「カオス」と呼ばれた巨大な竜に関する
走り書きが残されていた。
Koru-Moru : そして、「カオス」と
「蝕世の卵」の間に矢印が……
Yoran-Oran : 待て待て!
それで謎が解けたぞ! その「カオス」こそが
「蝕世の卵」の生みの親に違いないッ!!!
Shantotto : あら?
[Your Name]……
Shantotto : 何か言いたそうですわね?
知ってることがあるなら吐いておきなさい?
Shantotto : ……やはり、あなた、
いろいろ知っていたのに涼しい顔をして
わたくしたちに隠してましたのね……。
Yoran-Oran : まったくだ!
この私が大発見だと思って大喜びする様を
黙って見ているとは、意地が悪いぞ!
Yoran-Oran : しかも、そのカボス!
自身以外の生物を滅ぼそうとして大暴れをし、
多種多様な獣人たちがそれを止めたなどと!
Shantotto : ガッカリですわ。
カボスは、5000年前に倒されていたなんて。
渦の理論を完成させるチャンスでしたのに。
Yoran-Oran : シャントット博士……
お忘れですか、渦の理論は禁書。
禁書に関わることは反逆行為ですぞ?
Koru-Moru : みんな冷静に、冷静に。
カボスではなくて「カオス」なのだ。
Koru-Moru : それに、
この冒険者もいろいろあって
混乱しているに違いないのだ。
Koru-Moru : ワシらのように
ウランマフランから記憶操作の術を
かけられているだろうしな……。
Memorian : オオオオオ……
……キオク……ウバワレテル……
Koru-Moru : ほれ。
「思ひ出くん」も
バッチリ反応しておる。
Shantotto : あら!?
それはつまり、もっと知っていることが
あるかもしれないということかしら?
Koru-Moru : そのとおり。
この魔法人形、おまえさんに渡しておこう。
Koru-Moru : ウランマフランに
記憶をいじられているところで反応して、
その術を解いてくれるはずだ。
Koru-Moru : ヒマな時にでも
今まで旅した場所へ行ってみるといいぞ。
Shantotto : [Your Name]、
もしも、渦の理論に役立ちそうなことが
わかったら、まずわたくしに報せなさいな。
Yoran-Oran : いやいや、まずは
私かコルモル博士に知らせた方がよかろう。
反逆行為の芽は早めに摘むが肝要。
Shantotto : ヨランオラン博士……
わたくしは渦の魔道士という
恐るべき敵を知るために、渦の理論を……
Koru-Moru : 逃げちゃった
ウランマフランの記憶が戻ったら
捕まえて尋ねてみたいけれどねえ。
Shantotto : そうですわね。
言い合いをしている場合では
ありませんでしたわ。
Shantotto : ウランマフランが
戻ってくる前に、ちゃっちゃと
ぜんぶ解決してしまわなくては。
Shantotto : [Your Name]。
では、最後に、わたくしからは
これを授けてあげましょう。
Shantotto : 記憶をたどる
あなたの旅の助けになることでしょう。
Shantotto : そうですわ。
最初にサンドリア王国に行くとよろしくてよ。
Shantotto : あの国のトリオン王子が
「蝕世の卵」が持つ力とは何なのか、
情報を寄こせとうるさくって。
Shantotto : ただ、もちろん、
渦の理論については他言無用ですわよ?
Shantotto : 渦の理論は禁書。
禁書に関わることは反逆行為ですわ?
オーッホホホホホ!
だいじなもの:魔法人形「思ひ出くん」を手にいれた!
シビルスカーフを手にいれた!
魔法人形「思ひ出くん」
コルモル博士からもらった魔法人形。
ウランマフランが記憶操作の術を
使った場所や相手に反応するようだ。
気になる場所や相手の元を再訪して
みよう。
シビルスカーフ
Rare Ex
INT+10 魔攻+10
ウィンダス国民:リフレシュ+1
Lv99~ All Jobs
(報酬を受け取れなかった場合)
Shantotto : それも記憶操作のせいですの?
あなた、わたくしが直々に授けてあげた
シビルスカーフを忘れてますわよ?
シビルスカーフを手にいれた!
Shantotto : コルモル博士が改造した
魔法人形を持っていれば、ウランマフランが
かけた術が解けると聞いていますわ。
Shantotto : 行くあてがないのならば、
とりあえず、サンドリア王国を目指しなさいな。
トリオン王子がいろいろ知りたがってますわ。
Shantotto : 放っておくと、あの人、
変装して他国に乗り込んでくるタチですからね。
Koru-Moru : うう……、困った困った……。
ワシは今、ウランマフランの弱点を思い出すため
院長時代の思ひ出に浸っていたというのに……。
Koru-Moru : 仲の良かった学生が
ひとりいたはずなのだが、名前が思い出せん。
……つまり、その子は男だな。男なのは確実だ。
Yoran-Oran : 渦の魔道士ガラズホレイズは
「第4次ヤグード戦役」の時に死に、その魂は
デーモン族に召されて、ヴァルハラへ招かれた。
Yoran-Oran : そして、数百年の間に
渦の理論を完成させ、尽きぬ魔力の源を得て
オーディンに反旗を翻した。
Yoran-Oran : ……私たちの推測を
簡単にまとめると、そういうことになるが……
いくら奴が天才だとしても、可能なのだろうか?
Memorian : オオオオオ……
……オモヒ……オモワレ……
Memorian : フリー……
フラーレンッ……!!!
…………………………………………………………………………………
Uran-Mafran : おや、おまえか。
ここで会ったということは……
Uran-Mafran : 偶然ではないな?
おまえも、渦の魔道士ガラズホレイズ様に
導かれているのか?
(召喚士AFクエストをクリアしていない場合)
Uran-Mafran : ならば、私を追って?
まさか……我が術が効いていない?
Uran-Mafran : ……。
効いている、ようだが……
Uran-Mafran : 何の導きもなく
私と同じ道を往く者、か。
Uran-Mafran : もうしばらく
泳がせておくのが得策か?
それとも……
(召喚士AFクエストをクリアしている場合)
Uran-Mafran : ならば、私を追って?
まさか、イルディゴルディのように
我が術が効いていないのか……?
Uran-Mafran : ……。
効いている、ようだが……
Uran-Mafran : 以前から幾度となく、
私の前に現れる冒険者、か。
確かに、役に立つこともある。
Uran-Mafran : だが、その意図が
わからぬうちは、静観するのが得策か?
それとも……
Uran-Mafran : いや、理由を問おう。
大した理由がないというのならば
今は、奥へ進まぬ方がいい。
…………………………………………………………………………………
Memorian : オオオオオ……
……オモヒデ……オシマイ……
Honoi-Gomoi : カオス……
ううむ、カオスとはいったい……
Memorian : オオオオオ……
……オモヒ……オモワレ……
Memorian : フリー……
フラーレンッ……!!!
…………………………………………………………………………………
Honoi-Gomoi : ……ふぅ。
どうなることかと冷や汗をかいたが、
うまくいったな……。
Honoi-Gomoi : 先生方。
いい働きをしてくれました。
Honoi-Gomoi : ウランマフランも
ご苦労。おまえがいなければ
騙されていたところだった。
Honoi-Gomoi : ヤグードどもめ、
偽の魔法人形を渡そうとしてくるとは。
いつまでたっても性根が腐っとる。
Honoi-Gomoi : あとはその魔法人形が、
「偉大なるあの方」を目覚めさせることが
できるかどうかにかかっているな。
Honoi-Gomoi : どうだ?
おまえが求めていた
強大な魔力はまだ手に入らぬか?
Uran-Mafran : 例の魔導球の
かわりとなるものを作るのには
だいぶ時間がかかる。
Uran-Mafran : ただ、今ある力で
道を開くことはできるはずだ。
??? : ……アア……
オオ……ヒイイイ……
Honoi-Gomoi : むむ!?
どうだ、ウランマフラン!?
??? : ……ウランマフラン
わたくし……呼ぶ……
Uran-Mafran : 心から敬愛いたします
渦の魔道士ガラズホレイズ様、
私めは、あなた様の後継者ウランマフラン。
Uran-Mafran : あなた様が
ウィンダスに遺した魔法人形を用いて、
このウランマフランが呼びかけております。
??? : ようく……
聞こえます……
届いています……
Honoi-Gomoi : やった!
やったのだな!
あの方がとうとう!?
Uran-Mafran : 今は天晶暦884年。
私めは、あなた様を蘇らせるため
あらゆる手段を準備しております。
Uran-Mafran : あなた様の心が……
魂なるものが、未だ、この世のどこかに
遺されていることも承知しております。
Uran-Mafran : ですから
どうかそこまで、
この私めをお導きください。
??? : 渦の理論……
??? : 信じ……
解こうと……しましたね……
後継者ウランマフラン……
Uran-Mafran : !!
はい、ありがとうございます!
??? : わたくしは……
冥界にて……
カオスの……手に入れ……
??? : あなたも……
手に入れるのです……
卵を……集め……
??? : まずは……
ボスディン……
卵は……そこにイイイ……
??? : イイイイ……
オオオオオオオ……
Honoi-Gomoi : なっ!?
ど、どうした!?
壊れたのか!?
Uran-Mafran : この魔法人形に
遺されていた魔力を、ほぼすべて
使い果たしてしまったのだろう。
Honoi-Gomoi : なんと!
なんと短い!
Honoi-Gomoi : ただ、大成功だな!
あの方と言葉を交わすことができた!
Honoi-Gomoi : あの方は、
卵の力を集めるよう言っていた!
それは
ボスディン氷河にあるのだな!?
Uran-Mafran : ……。
Honoi-Gomoi : おい!
聞いてるのか!?
Uran-Mafran : ……。
ああ、本当にうるさい人だ。
Chepelle : あ、あたくしたちは
関係ないわよね!?
Chepelle : キャーッ!
…………………………………………………………………………………
Memorian : オオオオオ……
……オモヒデ……オシマイ……
Honoi-Gomoi : カオス……
そ、そうか……
あの時、聞いた言葉だったのか……!
Honoi-Gomoi : ウランマフランめ!
このワシの記憶まで消しおって!
Honoi-Gomoi : 絶対に許さんぞ!
このワシをコケにしくさって!
Honoi-Gomoi : ……!?
な、なんだ、いつの間に!?
Honoi-Gomoi : わ、ワシは忙しいのだ!
さっさと出ていかないと、訴えるぞ!
Honoi-Gomoi : わ、ワシは忙しいのだ!
さっさと出ていかないと、訴えるぞ!
Ghatsad : ほう、どうした?
変わったものを持ってきたようだな?
Tateeya : それは一体!?
Abda-Lurabda : ああ~!
知ってるもん!
ウィンダス連邦の魔法人形だもん!
Tateeya : これが噂の……
だいぶ、可愛らしくないんですね。
Abda-Lurabda : そんなはずな……
Abda-Lurabda : あれ!?
まがまがしいもん!?
Memorian : オオオオオ……
……オモヒ……オモワレ……
Memorian : フリー……
フラーレンッ……!!!
…………………………………………………………………………………
Wawaroon : おっほっほーぅ。
わからない、いいこと、ちがいなーいネ。
にんげん、杖さわちゃだめな~。
Vavaroon : ……ンンン?
Uran-Mafran : 聞かせてもらったぞ。
オルドゥームの杖を求めし者たちよ。
Uran-Mafran : 我が名はウランマフラン。
見ての通り、魔道士だ。
Vavaroon : な、なんやの?
Gogoroon : なんなのーよ?
あやしーい! よ?
Uran-Mafran : 私も多忙なのでな。
大した時間は取らない。
ひとつ、確かめさせてくれ。
Uran-Mafran : オルドゥームの杖は
マムージャが持っているという話だったが
その杖を私が手に入れた場合……
Uran-Mafran : 皇宮に幽閉されている
リシュフィーという者と、
その杖を交換する気はあるか?
Ghatsad : なんと!?
Abda-Lurabda : 不滅隊の
リシュフィー……?
Tateeya : ……確か、噂では
お亡くなりになったはずでは……?
Uran-Mafran : 無知だな。
リシュフィーは、ヴァルハラという
別の世界に召されていたのだ。
Uran-Mafran : しかし、まさに今、
この地を騒がす亡者の一員となって蘇り、
皇宮のどこかに幽閉されている。
Uran-Mafran : 私は、彼から
ヴァルハラで起きていることを
詳しく聞き出したい。
Uran-Mafran : [Your Name]、
おまえにも喜ばしい話だぞ。前に私に頼んだ件、
「獄のオーブ」も使ってやろうというのだ。
Uran-Mafran : だが、正攻法で
門戸を叩けども「リシュフィーなる者は
ここにはいない」の一点張り。
Uran-Mafran : そこで、陛下の覚えがよく、
取り引きが可能な相手を探すことにしたのだ。
皇立文化財調査事業団の団長様。
Abda-Lurabda : 団長様……?
Ghatsad : ……。
Uran-Mafran : これは失礼。
どうやら、弟子には
余計なことを教えぬ男のようだ。
Uran-Mafran : 安心してくれ。
後日、仕切り直しとしよう。
Wawaroon : ブルブルでプンプン!
ワワルンたっちー、たいきゃくー!
…………………………………………………………………………………
Memorian : オオオオオ……
……オモヒデ……オシマイ……
Ghatsad : ……クッ、
いったい何が起きたのだ……?
Abda-Lurabda : その人形のせいだもん!
ウィンダスの魔法人形、悪名高いんだもん!
Tateeya : ……あれって……
今の今まで、ずっと忘れていたことを
思い出した感じがしませんか……?
Ghatsad : [Your Name]、
どういうことか教えてくれ。
Ghatsad : ……そうか。
私たちは、魔道士ウランマフランに
記憶を操作される術をかけられていたのか。
Tateeya : リシュフィー様から
どうしても話を聞き出したかったんですね。
Ghatsad : その目論見は失敗したが、
結局、彼が知りたいことは明かされたのだな。
彼の師は、冥界ヴァルハラにいる……。
Abda-Lurabda : 「弟子は師のために
命を懸けるべき」って言ってたもん。
死んじゃう気かもしれないもん。
Ghatsad : どうだろうな。
師を蘇らせるのが目的ならば、
自ら亡者になる意味はない。
Tateeya : あっ、もしかして……
あの時、ウランマフランがリシュフィー様から
話を聞き出していたら、大変なことに……?
Ghatsad : ううむ……。
この話、もう少し整理をし、
陛下に報告すべき話ではなかろうか。
Ghatsad : [Your Name]。
私たちの失われた記憶を取り戻し、
大事なことを教えてくれたこと、礼を言う。
Ghatsad : 経験豊かな冒険者ゆえ、
恐ろしい敵を相手にしているという自覚は
あるはずだ。気を付けて旅を続けてくれ。
Ghatsad : それにしても、
記憶を操作する術とは恐ろしいものだ。
使いようによっては、世界を自在に操れる。
Ghatsad : そのウランマフランの
師である魔道士は、どのような術を操るのか。
私も、お前の旅に同行したいと思うことがある。
Tateeya : 何度か話に出ていた
冥界ヴァルハラについては
私たちもよく知りません。
Tateeya : 強い人や、
戦いに役立つ人が死んでしまった時に
その世界に行けるということですよね?
Tateeya : その時、
オートマトンも
一緒に連れていけるのでしょうか?
オートマトンも選別されるのでしょうか?
Abda-Lurabda : 正直に言うもん。
[Your Name]の話、
よくわかんなかったもん。
Abda-Lurabda : あのまがまがしい
魔法人形が気になって気になって
しょうがなかったんだもん。
Memorian : オオオオオ……
……オモヒ……オモワレ……
フリー……フラーレンッ……!!!
Rahi Fohlatti : オーブを持った
怪しいタルタル……あの時、どうして絶対に
見ていないと思い込んでしまったのか……。
Rahi Fohlatti : 研究者さまに
嘘をつく理由などなかったのに。
後できちんと謝罪しておこうと思う。
Dancing Wolf : 大変なことになりました。
まさか、転生の扉が閉ざされてしまうとは……。
Dancing Wolf : それもこれも、
あのウランマフランというタルタル族の
魔道士のせい。決して許せません!
Memorian : オオオオオ……
……オモヒ……オモワレ……
Memorian : フリー……
フラーレンッ……!!!
…………………………………………………………………………………
Raebrimm : それに、ガルカ族を率いるって
ガルカのえらい人にしかできないことです。
Raebrimm : だから、あの言葉を
語り部に伝えないと……
Uran-Mafran : その言葉、
詳しく教えてもらおうか。
Raebrimm : ウランマフラン!?
Dancing Wolf : ラエブリーム、
そいつがウランマフランか!?
Raebrimm : うん!
気をつけて、すごく悪いやつだよ!
Uran-Mafran : 心外な。
何をもって悪とするのか。
私は私の正義を求めているだけ。
Dancing Wolf : ウランマフラン。
ここには転生の旅をしているガルカはいない。
Dancing Wolf : それに、お前を
捕らえるため、バストゥークから銃士隊が来る
手はずになっている。諦めて投降せよ。
Uran-Mafran : そうか。
では、諦めることにするから
私の質問に答えてくれたまえ。
Dancing Wolf : え、ええっ!?
Uran-Mafran :
ディスティニー
デストロイヤー団と名乗る
獣人どもが教えてくれた。
Uran-Mafran : ラエブリームよ、
おまえがヴァルハラの山を登り、転生を果たす
際に、特別な使命を得たことは既に知っている。
Uran-Mafran : 「蝕世の卵」の殻と
ある言葉を託された。その言葉を教えるのだ。
Raebrimm : 蝕世の卵めざめし時……
Raebrimm : ガルカ族を率いて、
冥界の門を開け……。
Uran-Mafran : なるほど!
やはりおまえは特別な存在だ!
Uran-Mafran : 我が偉大なる師、
渦の魔道士ガラズホレイズ様に選ばれし者だ!
Raebrimm : わぁっ!
Dancing Wolf : やめろ!!
…………………………………………………………………………………
Memorian : オオオオオ……
……オモヒデ……オシマイ……
Dancing Wolf : ……ど、どどど、
どういうことですか!?
Dancing Wolf : ……い、いえいえ、
わかります、わかっています。
Dancing Wolf : 銃士隊の方から
ウランマフランは怪しい術を使うとは
聞いていました。
Dancing Wolf : ですが、まさか自分が
既にその術をかけられていたなんて!
Dancing Wolf : そしてあの時……
私たちの目の前で、ラエブリームは
かどわかされていたなんて……!
Dancing Wolf : それに気づかず、
今までのうのうとしていた自分が
とても不甲斐ないです。うううっ。
Dancing Wolf : ……でも、あの後、
あなたがウランマフランからラエブリームを
救い出してくれて本当によかった。
Dancing Wolf : 今になって
礼を言うのは遅いと思いますが、言わせて
ください。どうもありがとうございました。
Dancing Wolf : あの時……
私たちの目の前で、ラエブリームは
かどわかされていたなんて……。
Dancing Wolf : それに気づかず、
今までのうのうとしていた自分が
とても不甲斐ないです。うううっ。
■関連項目
蝕世のエンブリオミッション
Copyright (C) 2002-2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
~
最終更新:2022年04月07日 23:45