読み
種別
別名
解説
- 用意するものは、将棋駒1組、立直棒、チップである。
- 3人打ち8枚麻雀。つまり2面子1雀頭を作れば上がりとなる。 立直棒1本1点、チップ1枚10点とし、手持ち40点の50点返し。1飜縛り、1飜1点、1本場1点、上がるだけでバンバンが付き+2点。また、ツモると両方から上がり点数をもらえる。つまりオール。
- 誰かが箱下になった時点で半荘終了。
- 基本的に全部の駒を使うが、歩18枚のうち6枚は振り駒のため別においておく。残りの駒は裏にポスト・イットとセロテープを貼り付けるなどして裏を隠す。
- 山や他人の手牌を覗き込んではいけない。 しかし、覗き込んでもわからない牌を作ったならば、この限りではない。
使用する牌(駒)とポン・槓などについて
- 歩(12枚):3枚で順子扱い。2枚で数牌対子扱い。三元牌と同化させることもできる。吃はできず、4枚揃ったとき槓もできない。
- 香桂銀金(各4枚):風牌であるが、役牌にはならず、すべてオタ風として扱われる。2枚で対子、3枚で刻子として扱われ、普通の麻雀と同様にポンもできる。また、4枚揃ったときに槓をすることもできる。
- 角飛玉(各2枚):三元牌であるが、対子ですでに役牌扱い。対子に歩を入れることで同化させ、刻子にすることも可能(角角歩など)。その組み合わせでポンをすることもできる。槓をすることはできない。
三元牌のポンは、以下の2通りが可能である。
1.対子が出来ているときに歩が捨てられる。
2.三元牌1枚と歩を持っているときに、その三元牌が捨てられる。
将棋麻雀の役
小役
- 立直…2飜(門前のみ)
- 門前で聴牌になれば立直をかけられる。
- 立直棒が2本必要なので2飜役である。
- 将棋麻雀の性質上、ダブル立直や一発などはない。
- ツモ…1飜(門前のみ)
- 自分のツモのみで上がった時は役となる。
- なお、ツモ上がりをすると ロン上がりの約2倍の点がもらえる。
- 天和…2飜(門前のみ)
- 地和…2飜(門前のみ)
- 人和…1飜(門前のみ)
- 役牌…1飜
- 三元牌(角飛玉)の対子または歩を入れた刻子があると、1つに付き1飜である。
- 字一色…1飜
- 歩が使われていないときに成立。
- 三元牌の刻子用に同化した歩は、歩とは見なされないのでOK。
- 事実上後述の対々・四対子の付加役である。
- 嶺上開花…1飜
- 槍槓…1飜
- 加槓だけでなく、暗槓でも上がれる。
- 事実上後述の国士無双の付加役である。
中役
- 対々…門前2飜、副露1飜
- (例)歩歩 ポン玉玉歩 ポン桂桂桂
- 2刻子と1雀頭で上がる。
- 四対子…3飜(門前のみ)
- 国士無双…4飜(門前のみ)
- (例)歩香桂銀金角飛玉
- 全種1枚ずつ揃える。ドラが必ず1つ乗る。
- 歩一色…5飜(門前のみ)
- 小駒三役…門前8飜、副露5飜
- (例)歩歩香香香桂桂桂
- 歩を雀頭、香車と桂馬を刻子にして上がる。
大役(役満級)
- 二槓子…門前16飜、副露10飜
- (例)歩歩 カン桂桂桂桂 カン■金金■
- 槓子を2つ作る。これには複合役が存在する。
- 二槓子小駒三役…門前42飜、副露21飜
- 守護三役…門前32飜、副露24飜
- (例)玉玉金金金 ポン銀銀銀
- 玉を雀頭、金と銀を刻子にして上がる。
- 二槓子守護三役…門前90飜、副露70飜
- 四喜和…18飜(門前のみ)
- (例)香香桂桂銀銀金金
- 風牌すべてを使った四対子。
- 小三元…16飜(副露役、門前の場合は大三元扱い)
- (例)角角 ポン飛飛歩 ポン玉玉歩
- 玉ともう1つの三元牌を刻子にし、残りの三元牌を雀頭にする。
- 大三元…門前50飜、副露25飜
- (例)玉玉飛飛歩角角歩
- 玉を雀頭にし、飛車と角を刻子にする。
- 四天王…75飜(門前のみ)
ドラ類(これらだけでは上がれない)
- ドラ…1飜
- ドラの順番は、歩→香→桂→銀→金→角→飛→玉→歩となる。
- また、三元牌と同化した歩は、その三元牌として数える。 つまり、角がドラのとき、角の刻子として歩が使ってあれば、ドラは2つではなく3つである。
- 立直をかけていたときに限り、ボーナスとして槓ドラが1つ2飜となる。
- 明槓…1飜
- 暗槓…2飜
ゲームの進め方
1.まず、持ち点としてチップ3枚とリーチ棒10本を配る。
2.対局者である3人は適当な位置に座る。
3.牌を並べる。数の目安はないが、多すぎたり少なすぎたりしないほうが奇麗。また、1段だけ。2段積まないこと。
4.仮親決めを行なう。誰か一人が先ほど分けておいた6枚の歩を投げる。これを振り駒と言う。基本的には表の出た枚数が
サイコロの出目に相当する。
ただし、この振り駒は回り将棋のルールに準じるため、横になると5、縦になると10、逆さになると50、全部裏は20と言った特殊な出目も存在する。つまり、出目=300と言うことも理論上はありうる。
自分を1として反時計周りに出た数だけ回していき、当たった人が仮親となる。つまり1・4・7・・・なら振った人、2・5・8・・・なら右の人、3・6・9・・・なら左の人が仮親になる。
5.親決めを行なう。仮親となった人が振り駒をし、当たった人が親となる。
6.親は振り駒をし、当たった人の山から時計周りに出た目だけ進んだ場所の次から2枚ずつ時計回りにとっていく。ここら辺は麻雀のツモり方と同じである。なお、7,8枚目は親はとびとびでツモり、子は7枚目だけツモる。
7.出た目に当たったちょうどその牌をドラ表示牌として立てる。
8.最新ドラ表示牌の一つ後ろが常にハイテイになる。
9.カンをすると、ハイテイだった牌が新ドラ表示牌となる。そしてハイテイも1個分後ろにずれる。また、リンシャンツモとして、次の人がツモるはずだった牌をツモる。したがってカンを1つするとハイテイが2牌分早くなる。
10.親と子には、得られる点数的な違いはない。ただ親が連荘をすると、本場数が上昇していって1回の上がり点がどんどん大きくなって行き、子が上がるとその人が親になるのである。
11.流局になるとかけられたリーチ棒は供託となり、2本場が付加される。ノーテン者はテンパイ者に罰符を払わなければならない。1人ノーテンなら2人に5点ずつ、2人ノーテンなら1人に5点ずつ払わなければならない。この時親は代わらない。
なお、ノーテンリーチ、フリテンリーチが流局時に発覚するとチョンボとなる。チョンボ者は2人に15点ずつ、合計30点を払わなければならない。
12.5本場以上になると2飜縛りのルールが付加される。こうなるとドラ類以外で2飜以上作らないと上がることができない。また、立直は1飜として数える。
13.誰かが箱下になった時点で半荘は終了する。2位、3位の人は持ち点から50点を引いた値が勝ち点(たいていは負け点)となり、1位の人は2人の勝ち点の合計(マイナス値)を+にした値だけ勝ち点となる。
2人打ちのルール
将棋麻雀は基本的に3人打ちであるが、2人打ちも可能である。 2人打ちは少々ルールが異なる。
1.手持ち30点の40点返し。つまり立直棒10本+チップ2枚となる。
2.平常時2飜縛り、5本場以上では4飜縛りとなる。
3.小役しかない時の「歩上がり」を禁止する。つまり歩で上がれるのは 「歩一色」や「
二槓子」といった中役以上をからめていないといけない。
成分分析
- 将棋麻雀の52%は見栄で出来ています。
- 将棋麻雀の38%は厳しさで出来ています。
- 将棋麻雀の8%は濃硫酸で出来ています。
- 将棋麻雀の1%は宇宙の意思で出来ています。
- 将棋麻雀の1%は真空で出来ています。
採用状況
参照
外部リンク
最終更新:2016年07月03日 15:00