読み
種別
別名
解説
通常使う136枚のほかに4枚ないし8枚追加して使う。一般に、季節牌4枚(
春夏秋冬)と、草木牌4枚(
梅蘭菊竹)がある。日本の麻雀牌セットには春夏秋冬しか入っておらず(草木牌の代わりに赤牌が入っている)、何か代用を使うなどしないと
中国麻雀をやることは不可能である。
そのため、代わりに
赤ドラを入れている場合も多い。
これは配牌にあったり、自摸ってきたりした場合は「フア(花)」と発声し、三麻の
抜き北と同じように右に晒し、その後嶺上牌を自摸る。この時、枚数分の翻または加符が和了に加算される。
春夏秋冬、梅蘭菊竹をそれぞれ
東南西北に対応させ、自風と対応する花牌を晒しているとドラ2として扱うというルールもある。
花牌を一人で全部抜くと何らかの特典(ドラ8になる、役満になるなど)がある場合もある。
変わった使用法として、あるグループでは「花牌を
ジョーカーとして使い、かつドラとして扱うが、元の牌が槓されたら錯和」というルールがかつてあったという。
ベトナムでは、次のような花牌が採用されている。
一皇二皇三皇四皇一后二后三后四后
また、花麻雀では、上に挙げたものの他、各地で次のようなさまざまな花牌が登場している。
- 琴棋書画
- 漁樵耕読
- 福禄寿貴
- 文明世界
- 沈仲栄・聚寳盆・太公望・魚
- 鶏・ムカデ・猫・鼠
- 店舗(雀荘)のロゴマーク
- 伍萬(3人打ちに限る)
- menu(Mリーグ2023-24スペシャルマッチ『麻雀飯争奪戦 Presented by menuデリバリー』)
花牌に関連する役
成分分析
- 花牌の66%は鉛で出来ています。
- 花牌の19%は怨念で出来ています。
- 花牌の14%は愛で出来ています。
- 花牌の1%はアルコールで出来ています。
採用状況
- 日本の四人麻雀で採用されることは稀であるが、中国の政府公認ルールでは8枚を使用する。
- Mリーグ2023-24シーズンに行われた、トップスポンサー・menu株式会社協賛のスペシャルマッチ『麻雀飯争奪戦 Presented by menuデリバリー』では、「m」「e」「n」「u」のあわせて4枚で構成される「menu牌」が花牌として使われた。晒す際には「menu」と発声する。
- 三人麻雀ではしばしば採用される例が見られる。その際は北は抜きドラではなく役牌扱いになっていることが多い。
- 『東方幻想麻雀Switch版』では、『畜生界』の卓で花牌を4枚使用する。
- 厳密には麻雀ではないが、『上海』(麻雀ソリティア)では8枚使用され、各4種ある花牌と季節牌はそれぞれ同一視されている。
参照
外部リンク
最終更新:2025年02月08日 00:08