概要
「無手ではありませんよ? これが『本来の私』なのですからね…」
「軍正会の方ですか……すみませんが、降りかかる火の粉は掃うことにしていますので」
任期満了と親衛隊内の人員減少に伴いザハーラから引き上げ来てた出戻りメード。MALEである。
金髪碧眼、細身で長身の体型に親衛隊制服を着ているが、出撃の際は黒の重鎧に
MG42-45V2丁とサブウェポンとして刺突剣を持つ。
当時の担当教官の教えによりその言動は一見洗練され上品な印象をあたえるが、その丁寧な口調に反しかなりの毒舌家。
特技は以外にも料理でありその腕は三ツ星レストランのシェフに匹敵するほど。
長い間ザハーラの激戦地区を国籍出身を問わず幾多の戦友たちと転戦してきた為か非常に仲間思いなのだがザハーラでの戦友限定、親衛隊メンバーに対しては今ひとつ信用していないフシがある。
数多くの死線も経験して来ている為その精神は激しく磨耗している。
そのせいか世間を穿った見方で見ており、時折、辛辣な事を言う事がある。
戦闘スタイルは、高機動射撃と言うある意味曲芸に近いものなのだが、本来は徒手空拳による格闘戦タイプ。
これは、ザハーラ着任そうそうに一芸特化では生存は不可能と判断し『格闘』と『射撃』に対応させた。
本国帰還の際に『射撃戦型』として偽装。
稼動当初はコアエネルギーの作用による驚異的な脚力をもって戦場を駆けていたが、体力等の消耗が激しかった(らしい)のだが、ザハーラ時代の同僚の案により靴にローラーをつける事となった。
始動の為にある程度平坦な場所が必要だが、動いてしまえば最低限のコアエネルギーと慣性によって動いていられるため、負担は少なくなっている。
軍事正常化委員会を黒旗とは呼ばず『軍正会』と呼んでいる。本人曰く「どう略せば黒旗と言う言葉が出てきますか?」
総統である〈グスタフ・グライヒヴィッツ〉に対してはある程度評価はしているものの、組織全体としては、いまひとつ現実を解っていない夢想家の一団としか
見ていない。
- 通称:『黒い暴風』(ザハーラ時代)・『砂漠帰り』(エントリヒ帰国後)
- 出身:エントリヒ帝国
- 所属:エントリヒ帝国ザハーラ派遣軍(39.1~43.12)→エントリヒ帝国皇室親衛隊(44.1~)
- 装備:ハンドガン(親衛隊制服時)・MG42-45V×2 エストック (出撃鎧装備時)
- 身長:179cm
- 誕生:3月10日
- 年齢:外見24歳(稼動年数7年)
- 教育担当官:不明
MG42-45V
ザハーラ戦線時代は現地調達品として色々と使い潰してきたがエントリヒ帰国にあたり親衛隊から支給された物。
片手で一丁づつ扱う。
バルドルの持つ射撃能力の高さから無駄に弾をばら撒いて撃つことはあまりない。
刺突剣
不測の事態に備えて用意してある大型のエストック。が、本来は必要ない武器。
あくまでも偽装用。
専用重鎧
ごく普通の重鎧だが、脚甲部の靴裏の一部が外れるようになっており、そこにローラーがついたレール状の部品をつけることが出来るようになっている。
部位によっては見た目に反して軽量化されている。
機動力 |
★★★☆ |
射撃センス |
★★★☆ |
毒舌 |
★★★☆ |
料理の腕 |
★★★ |
徒手空拳 |
★★★★ |
関連項目
登場作品
最終更新:2011年08月13日 12:24