概要
「女を国の贄にするたァ、皇国軍人の面汚しよ。──女は国に待たせるもんだぜ。だろう?」
特務機関「
門隠大社」の教育担当官にして象徴的戦力たる楼蘭メヱル。
退魔士一族「葛神家」の家系に連なる皇国軍人、葛神白々朗、その人である。生前の社会的地位をそのまま引き継ぐ珍しい人物で、その身分は今なお皇国の将兵であると同時に、葛神家十三代当主、
門隠大社の幹部の座にある。それまでの生涯と記憶の一切を捨て去り、祖国に身命を捧げた皇国の英雄と目されている。
かつては「勤勉で生真面目、正の字が服を着たやうな男」と評された堅物であったが、今や他聞を論外とする毒舌家であり、国際的貢献による国益のため、メヱドの創出と運用に関わった人々を「腰抜けの玉無し」と蔑みながら、立場上やむを得ず、彼女らの戦術教育に従事している。
記憶の損失による学識の乏しさを逆手にとって生涯学童を嘯いており、詰め襟に外套、学帽を着た学生姿で行動している。
かつて教練を施した
光義や
秀雄にはそれなりに慕われており、
黒百合にも臆面なく接する数少ない
一人であるほか、民間協力者であるさらら師範を痛く気に入っているようで、職務を怠けて剣道教室に赴いては、その度に彼女を激怒させて路傍に叩き出されている。
- 通称:「シロ」「狗頭童子」「毒舌犬」
- 出身:楼蘭皇国
- 所属:門隠大社・楼蘭皇国陸軍侍女兵隊総長
- 装備:退魔刀「明夜散魔(あかしやさんま)」
- 身長:179cm
- 年齢:24歳(生前)
- 教育担当官:さらら師範(自称)
退魔刀「明夜散魔(あかしやさんま)」
生前の白々朗がとある人物から譲り受けたとされる刀。
当時の記憶が既に失われてしまったため、彼自身にも本来の持ち主はわからないという。
関連
- 黒百合 - クロ。頬がやわこい。
- 光義 - 青くてお堅いほう。尻を触るとマジギレする。
- 秀雄 - 赤くてお熱いほう。尻を触るとしおらしくなる。ん、あれ、しおらしく…?
- 神楽 - 馬鹿なほう。二人並んでさららに説教3時間。
最終更新:2009年01月24日 14:29