雷花

(投稿者:クラリス・アクナ)

概要

「ありがとうございます神楽ねーさま!」

 生まれたときから両腕が無かったという少女で、楼蘭皇国にある有名な神社の出身。
 見た目からして幼い躯体と精神年齢は子供の一言に限るが、大変珍しいことに一部ながらメードになる以前の記憶を持ち合わせていて、メードの素体が人間であることを理解している。
 形成系と操作系のスキルを持っていて、自身の約4m以上の長い髪を“腕”として使い、この髪をあらゆる形に変化・駆使した戦法を得意とする。
 Gに対する弱体化効果のあるサポート攻撃専門で、対G戦力として非力同然の歩兵を一級戦力に出来てしまうことから、歩兵たちの信頼が特に熱い。
 元からの教育の良さが伝わる礼儀正しい少女で、純粋過ぎるほどだというのはさらら師範の言葉。

 一人称は「らいか」。ザハーラに派遣された神楽とは師を共にする関係で、修行中神楽に助けられて以来「ねーさま」と親しんでいる。
 ちなみに、結婚や夫婦など家庭を持つことに憧れていて、将来の夢はお嫁さんになること。


  • 愛称:「歩兵の守護天使」「フルミネ・フィオーラ(ザハーラ北部での呼び名)」「ちびグザム」
  • 出身:楼蘭皇国
  • 所属:ザハーラ国防軍第56独立援護部隊「デュエ」 (楼蘭皇国表記は「霙の風」)
  • 装備:なし
  • 身長:125cm
  • 誕生:11月29日
  • 年齢:外見11歳(実年齢1歳)
  • 教育:さらら

戦闘力 ★★
援護 ★★★★
歩兵の士気 ★★★★★
ねーさま愛 ★★★★★


待針-マチバリ (外殻装甲欠損)

 硬質化して射出した針状の髪をGの外殻に突き刺し、そこからコアエネルギーを注ぎ込んで外殻にヒビを入れるというG特有の装甲能力を奪うもの。
 一本分では大したヒビではないが、数百本、数千本という大量の針に突き刺されると、よもや自重で潰れてしまうほど脆くなる。
 小型ワモンクラスにいたっては数十本で弱体化できるため、このとき歩兵の銃撃を浴びるとガラスを割るように撃破できる。
 彼女の主兵装というべき攻撃手段だが、基本的に毛を(コアエネルギーで)切って射出するため無制限に撃てるわけではない。
 許容範囲は毛1本につき10発程度。1ヶ月に使える量は毛1万本が限度。
 ちなみに、毛根ごと引き抜くわけではないのでハゲにはならない。なってたまるか。

烈空刀-レックウトウ (サムライブレード)

 髪を束ねて野太刀並の巨大な刀を形成、それで直接攻撃を行う。
 切れ味は良くも悪くも普通の刀程度だが、待針と同じく装甲欠損能力を持つため、対Gへはかなり有効。
 待針が効かない重装甲系Gに対して装甲欠損させるためにも使われるが、タンカーの外殻にヒビを入れるのがやっとで、ヨロイモグラ級は無理らしい。

毬球-マリダマ (耐酸性完全防護膜)

 髪の毛を球状に形成して、帯電するコアエネルギーをバリアにするもの。
 Gからの強力な酸攻撃を防ぐ目的で使われる。
 エネルギーに強い指向性を与える事で、受けた酸を相手側に返す事が出来たり、サイズを大きくする事で3人までなら同時に防御できる。
 ただし、発射圧力の高い酸や、連続して攻撃を受けたりすると解かれてしまう。また、体当たりや直接打撃などの近接防御にも対応しておらず、これの展開中は球内部から攻撃が一切できないという欠点も持つ。
 濃度は関係なく、貫通力のあるものには弱い。

飛鳥-アスカ (飛行能力)

 髪を鳥の翼のように形成して、羽ばたく事で飛翔するもの。
 クロッセル代表の空戦メードには遠く及ばないが、鳥のように風を受けてゆったり飛ぶことが出来る。
 エネルギー放出で飛ぶわけではないため、エネルギーの消費は意外と少なく、アルトメリアからクロッセルのお互い一番近いところまで渡り鳥のように飛べる。


関連


補足

  • 髪の毛について
 彼女の4mもある長い髪は、それ自体が最大の武器であり、盾となっている。
 コアエネルギーの誘電性と帯電性に着目し、髪の毛を等間隔に配置すれば電池のような役割を持てることがわかり、さらにコアエネルギーの波で髪の毛を操れば、エネルギーを保持したまま射出したりなど、普通の放出系や操作系の能力とは一味違う。
 元々が髪の毛であるため耐久力は無く、攻撃力もほぼ無いが、一本が非常に細いため、Gの外殻の隙間を狙ったり、組織を破壊したりなど、用途の幅はかなり広い。

  • 門隠大社との関係
 有名な神社の出身とあるが、その神社の土地柄、門隠大社とは全く関係ない。
 ましてや、その神社がメードを作れたことに門隠大社側が驚いているほどであり、元々教育はその神社が行うつもりであったが、監視と勧誘の目的でさららの下に弟子入りという形で教育を受けさせた。
 神社側が名前を伏せているのは彼女が“メードの正体”について知っているためで、もしもの時のために逃れられる口実を作るというのが理由。
 さららの下を出たあと、特徴的な巫女服を着ていないのも穏便に済ませるための処置であったりする。


登場作品








最終更新:2009年10月03日 02:06
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