信心の魔女 - ここだけ魔女収容所@ ウィキ

「私の　あイ さつ　です　し まス」

「”コト”が 名前　ニ　ご ザい、ましな」

ねグセ

175cm越えの時はこんなかんじ

低身長のすがた

130cmとかの時はこんなかんじ

本名	■■■ ■異(一部忘却)
通称	コト
異名	信心の魔女
Level	3:魔法危険度:高/精神性:善
所属	東棟

年齢:15
好きなもの:穏やかな時間、掃除、ニンジャ、写真
嫌いなもの: 大きい音、文字(見続けると頭痛がする)

概要

ハイライトの無い赤目と地面に着くほど長い金髪がトレードマークな魔女。表情の変化が乏しく何を考えているのか読み取りづらいが、基本的に「善いことをしたい」という指針に沿って行動するため無害な存在。

笑う時だけは表情がころりと変わり、親しみ易い笑みが浮かぶ。

人物像

魔女化した際に起こった事故でコトの脳は壊れている。その影響で喋り方が辿々しくなり、文字を読む事は出来ず、魔女化前の記憶を殆ど欠落した。
しかし、かつて与えられた『善き心を持ち、善く祈り、善く生きなさい』という教えは忘れ無かった。現状唯一の導であるその言葉を一生懸命守りながら収容所での日々を生きている。

魔法

”思った通りの姿になり、願った力を得る”
※信心は「身体の形を変える魔法」と誤認している。

身長が伸び縮みしたり足やら腕やらが沢山生えたり、初見の者をギョッとさせがちな魔法。

やってやれない事は無いという意思の元に発現した。
肉体の変化と強化に置いて無比の万能性と拡張性を持つが、想像出来ないものにはなれないし壊れた頭じゃ扱いきれもしない。なのでよく分からない方向に暴発しがち。(例:寝ると身長が変化する、びっくりすると髪や手が伸びる等)

思いと願いのどちらかが欠けていればこの魔法は応えない。


備考: 身体の変形は本来苦痛を伴うが、魔法を使う際に潜在意識下で”痛くならないで”と強く強く願っているので負担は踏み倒されている。

その他

ダイス結果

☆食欲・性欲・睡眠欲　dice3d100=76 41 52
ご飯はいっぱい食べるタイプ。性知識が空っぽのためその辺興味が薄く、なるべく早寝早起きを心掛けているので眠気に困らされていない？

☆信心が寝起きの身長変化(ねグせ)を基本そのままにしてるのは何故？
dice1d4=1
1実はガチャ感覚で楽しんでる
2外見に対する関心が薄い
3ゴキぱき変わる感触があんまり好きじゃない
4めんどくさいましな(！？)

持ち物など

☆ プール遊びの写真
元気な看守に現像して貰った
瘴気の魔女の部屋で遊んだ時に撮ったもの。偽ヤシの木を背景に信心の魔女、瘴気の魔女、混沌の魔女が写っている
信心の魔女が大層大切にしている宝物

☆エメラルドの指輪
友愛の証として混沌の魔女から貰った
銀色に輝く輪に美しいエメラルドが嵌められいる

恐らく信心の魔女が思っているより数段お高い品
普段は丁重に保管しているが、気分がノッた日なんかは指にはめて繰り出す

来歴、彼女の始まり

※バッドエンド、長文、一部残酷な描写があります

異名	信心の魔女
本名	御手来　真異(みたらい　まこと)
性格	前向き、寂しがりや
特技	名刺手裏剣
好きな物	両親、養父、忍者
嫌いな物	停滞
座右の銘	やってやれない事はない

「お爺様！！みみ みみ水蜘蛛です！クナイにございます！？巻物に、ガマガエルさんまで！！……に、ニンジャランド……わたくしはここに！住みます！教会も、建てます！！！！」

「この場に誰も訪れなくなった事、それ自体は問題で無いと存じます。この世が真に平穏ならば、それでも良いのでしょう。…しかし……今の世は……」

「善き心を持ち、善く祈り、善く生きる。
…ふふ……私、このお言葉をきっと生涯忘れません」}

以下バックストーリー

両親を亡くした孤児、「御手洗 真異」は教会の管理人をしていた老人に引き取られた。

──両親が死したのは魔女が起こした事件が原因だ。
それは本来あり得ざる災害。神の存在を人々に軽視させ、信仰を衰退させるには充分過ぎる実在の神秘。

そんなものがあちこちで暴れ回っているせいで、真異が訪れたその時には、神の家である教会はすっかり寂れてしまっていた。その現状に養父は納得しており、逆に真異は憂う。

悲しかった。
恩人が時代遅れだのペテン師だのと呼ばれる事が。

悔しかった。
善い教えだと感じ入った言葉が貶されていた事が。

……だから真異は頑張った。
持ち前の聡明さと明るさ、溢れるスタミナとやってやんぞ精神をかき集めて動き出した。

近所から隣町まで家々への挨拶周り
地域イベントの参加、計画
魔女の被害に遭った人々が集まる施設への慰問

教会という組織の垣根を超えたボランティア活動にも精力的に顔を出した。子供とは思えない行動力で、あちらこちらと出向いて回った。

何処かへ出迎く度に教会のチラシと自作名刺を配り回る姿はどこまでも子供っぽく、しかし活力に満ちていた。

時に大人気無い嫌がらせを受けても、綺麗事を言いながら綺麗事を成し続けるのを止めない。善い事をすれば良い事が有るのだと。

そんな姿勢が関わった人々を徐々に引き込み……真異が属する教会にぽつぽつと人が現れ始める。かつて教会に有った”心の拠り所”としての機能を僅かとはいえ回復させた。──御手洗 真異は、そんなひたすら頑張りやで他人思いの女の子だった。

……時は、誕生日の数日前。
真異はリビングの掃除中、あるものに意識を奪われていた。それは養父の娘──既に亡くなっている──の写真が収まっている写真立て。生活する中で既に何度も目にしているが、それでもつい目を向けてしまう。

……だってその人は、写真越しでも分かる程の美人だから。

腰元まで伸びた、砂金みたいに滑らかな細髪
すらりと伸びた手足、しゃなりとした立ち姿
上品に整った顔立ちに浮かぶ、和かな笑顔
恩人で、尊敬していて、……偶に寂しそうな顔を浮かばせる養父が誰より会いたがっているだろうその人。

鼻歌を歌いつつ写真立ての周りを布巾で丁寧に掃除しながら………このお姉さんみたいになりたいなと、”思った”。思ってしまった。

それは日常の一端の、頭の中で弾けてしまう泡みたいな、その程度の空想。なんとなく、綺麗な人を見た憧れが言葉となって脳裏に浮かんだだけ。

そのなんとなくで、たったそれだけで、
間違いだなんて分かる訳が無い選択をしてしまった事で

──真異という少女は、終わった。

『魔女。──それは12歳から15歳までの内に、魔法を発現した少女である。』

”思った通りの姿となり、願った力を得る魔法”
老父の娘を参照した変化は肉体全て置き換わる苦痛となって真異を襲った。訳も判らず叫ぶ内に、頭部が変化し脳が損傷。記憶と知性を失った彼女は元の自分…”御手来 真異”に戻(な)る手段を永久に失った。……お爺様を元気付かせてあげたいだなんて、この人が今も居てくれればだなんて、そんな純真な”願い”が残酷な形で叶えられる。

家の外まで響いた苦悶の声。それを聞き駆けつけた養父が目にしたのは……荒れた部屋の中心で倒れ伏す、死んだ愛娘にそっくりな女。

女の顔がゆらりと上がり、赤く虚な眼差しが狼狽える養父を捉える。そしてゆっくりと、女の口が開く。

「『お　爺 サ　ま　？」』