石工

概要

 植民地メニー・メニー・シープ土着の生物と信じられている知的種族。ただし、三百年宇宙に出ていない惑星の生物が《救世群》に抗した六つの勢力の一つに挙げられているのは不自然であるし、ラゴスの証言とも矛盾することから、何らかの情報の隠蔽があると思われる。
 フォートピークの地下にある「湧き出でる座」から十数体同時に誕生し、年老いた個体によって育てられる。すべての個体が雌だとされるが、どのように繁殖しているのかは不明。
 リリーを中心に怒りの感情を共有し、ラゴスに《休眠者(カルミアン)》と呼びかけられたことから「ダダーの頸木」を脱し、「実りを待つ者」としての自覚に目覚めた。
 手先が器用であることから石工と呼ばれるようになったとされる。
真珠色の甲皮に覆われた小柄な生き物だった。

二足歩行をしているが、猫背気味の身体は、人間の胸ほどまでの高さしかない。背中にはマントのように、退化した翼を思わせる小さな鞘翅を垂らしている。足は猫足だ。浮いたかかとから長いつま先が伸びている。その足と剛毛に覆われた細く短い尾の三点で、身体を支えて直立している。

石工(メイスン)の目は複眼で、人間のような虹彩はない。流線型に突きだした鼻面の左右に、青い燐光をたたえる硬質の双眼がある。なめらかな鼻梁から頭の後ろへ向かって、三本の角が伸びている。右顳角、左顳角、そして後頂角だ。

構成員

クレヴ/リリー
コービー
クルミ

別称

休眠者(カルミアン)(恐らくcalm(穏やかな)+ian(の性質のもの))

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最終更新:2015年12月14日 19:48
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