あの日誓った夢 ◆yX/9K6uV4E



――――煌く衣裳も、駆けつける馬車も、ガラスの靴も失ったけれども。








     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇











気がつけば、雨はやみ、空には綺麗な月が見えていた。
周りには無数の星が散らばっている。
冷たい雨はやんだのに、哀しみの雨がやむことは決してなかった。
やませる気が無い事も、十時愛梨はよく知っていた。

時計の針を強引に進ませないように。
愛梨は哀しみから、前に進む気はしなかった。
それが、愛梨にとっての強い望みだったから。
『絶望』がいい。『絶望』でよかった。

十時愛梨は二度と希望に、希望になることなんてしないのだから。


「寒いな……」

雨で濡れた草の上で、仰向けになりながら、愛梨はただ呆然と夜空を見ていた。
服はおろか下着まで、雨でぐっしょり濡れていて気持ち悪い。
何よりも、濡れた服が肌に引っついてるせいでとても冷たいのだ。
愛梨は寒さに身を震わせ、いっそ服を脱ごうかとさえ思う。

「あは……いつもは、暑くて脱ぐのに……ね」

そうして、自分の置かれている状況を、アイドルであった自分と真逆の行動を取ろうとしていることに、彼女は嘲笑った。
不思議な癖だった。すぐに身体が熱くなって服を脱ぐという変な癖。
人が沢山いてもそうだし、誰かに見られると熱くなる。
そして、大好きな人の傍にいるだけで火が出そうになるくらい身体が熱くなってしまうのだ。
だから、うっかり服を脱ごうとしてしまう。

けれど、今は、寒くて服を脱ごうとする。
たった独りで、寒さに震えて。
誰かに見られることを捨てて。
大好きな人はもう傍に居ることは、永遠に無いのだから。


「あはは……」


涙が、あふれた。
十時愛梨がアイドルであることを停止した瞬間、十時愛梨の癖すら無くなったんだと感じてしまったから。
喪失は、大切な人だけじゃなくて十時愛梨の個性すら奪っていく。
でも、それでもよかった。
それを受け入れてしまうことは、愛梨には出来はしなかったから。
何でもない少女になってでも、愛梨は喪失を認めることなんて、できない。



『――――こんばんは! 皆さん、そろそろ一日が終わりますよ!』



雨が上がって少しすると、千川ちひろの声が聞こえてきた。
相変わらず無意味に明るく、わざとらしい。
愛梨は興味もなく、ただ流し聞いていた。
死者は三人らしい。千川ちひろは少ないと言いたげそうで。
人質がいることを忘れるなと。

そんな人、もう自分にはいないのだ。

だから、何を頑張れというのだ。
一瞬、憤りが現れ、それも無駄だと思い、瞬時に冷めていく。
おそらくちひろのなかでは十時愛梨という存在はもう終わっているのだろう。
絶望の中で、死んでいけということなのだろう。
そういうことだと、十時愛梨は察してしまっていた。


千川ちひろは、未だに希望に満ち溢れていると告げていた。
希望という言葉から、十時愛梨が思い浮かべる者は、一人しかいなかった。
仲のいい友人で、この島でも一番最初に会った人で。


何時までも、枯れない希望の花――――高森藍子


彼女はまだ死んでない。
いや、死ぬ筈がない。
愛梨はそんな確信めいた思いがあった。
なぜなら彼女は愛梨が認めたアイドルであり、『希望』だったから。


『だから、貴方が持つもの全てを。 貴方の『アイドル』を。 見せつけなさい』


それは、千川ちひろもよく知っているはずだった。
高森藍子が誰よりも『希望のアイドル』であるのを。
愛梨とちひろは、『哀しみしかなかった、あの大災害』の後にそれを見せつけられたのだから。
だから、二人はいつまでも藍子を『希望』としてみ見ている。


「そう、あの哀しみしかなかった災害に……藍子ちゃんは、希望を生んだんだ」


その時のことを、愛梨は静かに、夜空を見ながら思い出していた。



『それが、生きるという事ですよ』



アイドルであることを証明し続けるというのが、生きるということなら。



きっと、藍子は、どこまでも強く生きていて。



そして、自分は、生きることを諦めているのだろうか。



そんなちひろの皮肉めいたものを感じて、愛梨は思い出すために、目をゆっくりと閉じた。









     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇









それが、起きたのは寒さの厳しい真冬のことでした。
なにもかもが凍ってしまうと錯覚するくらい寒い夜のことでした。


余りにも哀しい、災害が起きたのは。


草木も眠り、雪に閉ざされ、何の音もしない深夜。


突然、雪が深く降るある地方に、凄まじく大きな地震が襲い掛かりました。
それ史上、類を見ないほどのマグニチュードと震度を誇る大地震で。
しかも一度ではなく断続的に、広範囲に。


この地震を振り返るときに、皆、同じことを言うのです。



――――最悪のタイミングだった。せめて、何か一つでも、ずれていれば…………と。



誰もが眠る深夜でなければ。
何度も繰り返し地震が来なければ。
こんな真冬の、雪が最も深い時期でなければ。
外にいれば凍ってしまうぐらいのひどい寒さの中でなければ。
大寒波が押し寄せ、大雪に降っている中でなければ。
その結果、川が増水してなければ。
ダムが老朽化してなければ。


けれど、哀しいことに……哀しいことに。


それは、全部重なってしまいました。


大雪にも耐えられるような造りの雪国の家屋でさえ、この断続して起きた地震に耐え切れませんでした。
積もっていた雪の重さもあり、多くの家が倒壊してしまいたくさんの人が生き埋めになり。
生き埋めになって、真冬の深夜の寒さに、多くの人が亡くなってしまいました。

また、多くの場所で雪崩を引き起こし、たくさんの家を巻き込みました。
川も氾濫し、老朽化したダムが決壊し、冷たい水がたくさんの人間を飲み込んでしまいました。

そして、本当にたくさんの人が地震だけなく、寒さにより凍え死んでしまいました。

大雪に道は閉ざされ、救助活動もままならず、その間に、寒さに耐え切れず、凍死者は加速度的に増え。


たくさんの人が、亡くなってしまった。


地震と寒さによって。


それは、かつてない死傷者を出し。



たくさんの哀しみしか生みませんでした。




余りにも、余りにも……哀しみしかなかった。




その悲劇は国中に伝わり、哀しみで包み込み、その結果なにもかもが停滞していきました。




それは、『哀しみしかなかった、あの大災害』と呼ばれ。




そして、今もなお、沢山の人が哀しみに覆われています。








     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇







「さて、お二人とも、そろそろ出番ですよ」

ちひろさんの声に、私たち二人――十時愛梨と高森藍子は羽織っていたコートを脱ぐ。
コート無しでは寒いとはいえ、コートを着たままライブなんて出来ないから。
私たちはコートを控え室のパイプ椅子にかけ、少し伸びをする。
控え室といっても……体育館の用具室なのだけど。

「緊張しますね……」

藍子ちゃんが胸に手を置いて、深呼吸をしていた。
普段のライブと違う、特別なライブだから。
誰かに望まれて歌うライブではない。
言ってしまえば、自己満足かもしれない。
けれど、私たちの歌が力になるなら、いくらでも歌おうと思ったから。


あの、哀しみしかなかった大災害から、少し経った。
けれど、まだ哀しみは癒えてない。
だから、私たちのプロダクションは、ちひろさんを中心としてボランティアを行なっていた。
フラワーズや私達が被災地に行って、物資を配ったり、歌ったり。
効果がどれくらいあるか、わからなかったけれど、やらないよりよっぽどいいと思ったから。

まともな音響も無いし、ステージだって言うまでもなく小さい。
だからこそ、私達の全てを出さなきゃ、いけなかった。

「届く……かな」

藍子ちゃんが不安そうに呟く。
その不安は私にもあった。
だって、こんな哀しみのなかで、笑顔になってくれるのだろうか。
笑って、聞いてくれるのだろうか。

わからない。


けど、


「大丈夫」


私は、そう言えていた。
根拠も無いし、漠然と思っただけだけど。
でも、


「私達が、笑って、歌わなきゃ、ダメなんだ。だから、笑顔で、歌おう!」


笑って、歌おうと思った。
私達が笑顔でなきゃ、誰が笑ってくれるの?
私達が哀しんでいたら、誰が楽しい気持ちになれるの?
届く、届かないじゃなくて。


私達は、笑顔で、全部伝えるんだ。



だって――――!




「私達は、『アイドル』なんだから!」




私達はアイドルなんだ!





「……うん、そうですね!」
「うん! 行こう! 皆、待ってる! そして、笑顔にするんだ!」




そうして、私達は、小さなステージに躍り出る。




哀しみを――――笑顔に変える為に。








     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇








ライブは、上手くいったと思う。
皆、笑ってくれた。
それは仮初の、一時的な笑顔かもしれないけど、それでもきっといいものだと思う。
そう、私は信じている。

そしてライブを終えて、校庭で温かい食べ物を配っている最中だった。
ふと気づくと、藍子ちゃんの姿がどこにも見当たらない。
誰かと交流や打ち合わせしているのかと思ったのだけど、どうやらそうでもないようで。

「愛梨ちゃん……藍子ちゃん知らない?」
「あれ、ちひろさんも知らないんですか?」
「ええ……学校にはいないみたいで。……外にいるのかしら」
「……私、これから休憩ですし、ちょっと見てきましょうか?」
「そうですね、私も一緒に行きます」

学校の外に出て、でも藍子ちゃんは何処にいるのだろう。
私とちひろさんは、コートを着込み、雪道を歩き出す。
少し復興が進んでいるとはいえ、まだ深い傷跡があちらこちらに残っていた。

色々思う所はあったけれど、今は藍子ちゃんだ。

思えばライブが終わった後もそわそわしていた。
寒いのかなと思ったけれど、そういう様子ではなくて。
何か気になってる様子だった。
どうしたのと聞いても、答えてはくれなかった。


不思議に思いながら、歩いていると。


「あ、藍子ちゃ……」
「愛梨ちゃん、待って」
「えっ」


藍子ちゃんが道端に佇んでいて。
声をかけようとして、ちひろさんに止められる。
どうしてだろうと思ったら、藍子ちゃんの隣に、一人の男の子が座っていて。


そして、私達は、そのまま藍子ちゃんを静かに見守っていて。








     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇








そこにあったのは、恐らく一軒の洋食屋さんだったのだろう。
けれど、雪と土砂に飲まれ、残っているのは看板だけだった。
その前で、一人の男の子がじっとそれを見つめていた。
大体中学生になったばかりかなる直前か。
そんなぐらいの男の子が、じっと。

「ねぇ、君……」
「…………ん? さっきの、フラワーズのリーダー?」
「うん。豚汁配ってるけど、君は食べないの?」
「……いい。うちは洋食屋だったんだから」
「そっか」

よく解らない理屈だったが、とりあえず藍子は納得したように、隣に立った。
ずっと、ライブの最中からこの子のことが気になっていたのだ。
皆、笑ってくれたのに、この子だけ笑っていなかったから。
けど、悲観した表情じゃなくて、何かにじっと耐えるような表情で。
気になったから、藍子は彼を探していた。
見つけて、すぐに察してしまった。

「……………………」
「…………姉ちゃん。何でこんな所にいるんだよ」
「……君が気になった、からかな」
「俺?」
「笑ってなかったから」
「……何か、よくわからなかったんだよ」
「わからない?」
「どうすればいいか、自分の中で、まだ整理ついてないんだ」

そう言って、男の子はじっと、自分の家だったものを見つめている。
藍子は聞いていいのかどうか迷ったが、それでも、踏み込んでみることにした。

「君の家?」
「うん、潰れちゃったけど」
「そっか」
「…………父ちゃん、母ちゃんと一緒に」
「…………っ」
「……同情はいらないから」

それは大方、藍子の察した通りで。
男の子もわかっていたのか、それ以上藍子に言わせなかった。
同情なんて必要としてなかった。

「ちょうど、部活が合宿で。俺は大丈夫だったけど……けど」
「うん……」
「だから、どうなってこうなったか……よくわからないんだ」
「……そっか」
「よくわからないうちに、何もなくなっていた」

藍子は、男の子が平坦に語ってるように見えて、声が震えているのに気がついた。
内心は、とても哀しみに襲われていて、もうどうにもならないのに。
余りにも急すぎて、何もかも整理がついてなくて。
認めてしまうのが、怖くて、男の子は必死に我慢していたのだ。

「父ちゃんも……母ちゃんも………どうして…………」

だから、だからこそ、高森藍子は、踏み出そうとしていた。
それは、極めてシンプルな藍子の、藍子のアイドルとして信念があったから。


「――――ねえ、君の父さんと母さんは、コックさんだったの?」


ファンの皆、全ての人が、優しい気持ちになれるように。


「う、うん。おいしい洋食作ってさ、丁寧できれいで、凄くおいしいんだ」
「何が得意だったの?」
「クリームシチューと、コーンがいっぱい入ったコロッケ」


いつまでも微笑んでくれるような、そんなアイドルを目指していて。


「君も好きだったの?」
「大好物だったよ。食べてるだけで、幸せになるんだ」
「そういう料理を作ってくれるなんて、いいな」
「うん、最高の父ちゃんで、俺もあんな風に料理を……作りたく……て、憧れで……」
「…………そっか」
「あんな風に……なりたかった」


そうして、男の子は思い出して、涙を流していた。
藍子が泣かしたのかもしれない。
両親のことを思い出させて。

でも、きっとこれは、絶対に、この子が、向き合わなきゃいけないことだった。




「――――ねえ今 見つめているよ、離れていても、Love for you 心はずっと、傍にいるよ」
「……姉ちゃん、何を歌ってるの?」
「君が、もう一度――夢を見れる歌を」


約束と、つけられた歌を。


「――もう涙を拭って微笑って、ひとりじゃない どんな時だって」
「………………」
「大丈夫、君には、叶えたいものがある……そう思ったから」
「叶えたいもの……そんなもの……」
「あるよ、ほら、胸に手をあてて」

そうして、男の子は藍子を見ながら、彼女の歌を聴く。
藍子が、彼のためだけに、歌う歌を。
哀しみを、幸せに変えるために。


「――――夢見ることは生きること、悲しみを超える力」
「夢見ること……夢」
「答えは、出てるよ」
「えっ……」
「ほら……言ったじゃない」


そして、男の子は想う。
両親のようになりたかった。
美味しい料理を作って、誰かを幸せにして。
そんな両親が誇りだった。
俺も父ちゃん、母ちゃんみたいになりたいと言った。
そしたら、凄い喜んだ。
色々レシピも教えてくれた。
料理を作ったら、自分を超える料理人になると言ってくれた。
そしたら、なりたいと、自分も……


「あぁ……俺は」


そうだ、夢は、ここにあったんだ。
父ちゃん母ちゃんのような料理人に。
寒いからだを心の底から温める料理人に。


「父さんみたいに……母さんみたいに……そんなコックになりたい!」


そんな夢があった。
そしたら、両親が喜んでくれた。
だから、きっとそれをかなえることが――――


「歩こう 果てない道。歌おう 天を超えて。想いが届くように!」


涙を拭いて。
歩いていこう。
きっと、見守ってくれている。
自分が夢を叶えるのを!



「約束しよう 前を向くこと! Thank you for smile!」




藍子は、微笑んで、少年を見た。




涙は止まり、笑っていた。





哀しみを超えて、痛みを勇気に変えて。




笑って、夢を見れるように。




「俺、父さんみたいになる。そしたら喜んでくれる。きっと……見てくれている」
「うん!」
「父さんみたいに、笑って料理を作る……夢をかなえてみせる!」
「そうだよ! つらくても笑顔を思い出せば、いつでも幸せな気持ちになれるからねっ。幸せな気持ち、大事ですっ!」


藍子はそっと小指をだす。
約束をする為に。


「応援してるから! 頑張って、夢をかなえて! そしたら、絶対に食べに来るから!」
「うん、約束するよ! 夢を叶える! シチューとコロッケ食べに来て!」
「必ず!」





そこにあったのは、紛れも無く





――――――『希望』だった。










それを、圧倒されるように、十時愛梨と千川ちひろは、見続けていた。





哀しみを超えた、『希望』を。







――――――あどけないあの日のように 両手を空に広げ 夢を追いかけてゆく まだ知らぬ未来へ







     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇









「あれから藍子ちゃんは、色んな人の希望になった」

あれから後も、私は藍子ちゃんの同じような姿を繰り返し見て。
それは自然に、寄り添うような形で。
たくさんの人が彼女に勇気づけられていった。
まさしくそれは、本当に『希望』のようで。

「陽だまりの少女……うん、本当に」

きっと、それが彼女の本当の、彼女だけの力なのだろう。
隣で、自然と寄り添って。
苦しみ、哀しみを、幸せや夢に変える。
涙を笑顔に変える。
絶望を希望に変える。

彼女だけの力。

陽だまりのように優しく。
陽だまりのように温かい。
それこそが藍子ちゃんの『アイドル』であり、希望なのだろう。


「うん、だから――――」


だからこそ。
私は、この島で停止してしまった私は。
十時愛梨という存在は。


「終わりが選べるのなら――――」


絶望という深い闇に囚われて。
時計の針を進められない私は。
何時までも此処に残って居たいから。


「彼女に終わらせてもらいたいな、なんて」


そんな、私が思った、かすかな希望なのでした。


夜空に手を掲げて、指の隙間から無数の星が見えた。
何時までも、星は輝いて。
輝くことをやめたら星は星じゃなくなるのだろうか。
この島で踏みとどまって先にいけない少女は。
きっともう、輝きを失っているのだろうか。
解らない、解らないけど。


「どんなに、輝きを失っても…………私は此処に在り続けたい」


それでも、『シンデレラ』であった十時愛梨は。
煌くドレスも、ガラスの靴さえ失っても。
大好きな人の愛だけは解けないでと。



私は、きっとこの愛が、大好きな人の言葉が残る、このお城で。



踊り続けるしか――無いから。





【F-5 草原/二日目 深夜】

【十時愛梨】
【装備:ベレッタM92(15/16)、Vz.61"スコーピオン"(0/30)】
【所持品:基本支給品一式×1、予備マガジン(ベレッタM92)×3、予備マガジン(Vz.61スコーピオン)×3】
【状態:絶望、ずぶ濡れ】
【思考・行動】
 基本方針:ずっと生きている。
 1:絶望でいいから浸っていたい。
 2:終止符は希望に。


前:夢は無限大 投下順に読む 次:だけど、それでも
前:夢は無限大 時系列順に読む 次:だけど、それでも
前:彼女たちが塗れるサーティー・ライズ 十時愛梨 次:GRIMM――灰かぶり姫の愉悦

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2015年03月08日 11:32