【名称】オムニオン・ヴィルシス
【モチーフ】藍藻類、およびタツノオトシゴ
【危険度】現在ではE
【概要】海底に生息しており、無数のひだをヒラヒラさせながらゆっくり動き回る、体長10メートル程度の龍。二酸化炭素を吸収し、酸素を出す。放出する龍気も少なく、現在では限りなく無害。
【モチーフ】藍藻類、およびタツノオトシゴ
【危険度】現在ではE
【概要】海底に生息しており、無数のひだをヒラヒラさせながらゆっくり動き回る、体長10メートル程度の龍。二酸化炭素を吸収し、酸素を出す。放出する龍気も少なく、現在では限りなく無害。
問題はこの龍がかつて生命が「硫化水素」を用いて生活していた超超古代の地球に突如として現れた点である。
当時の生命にとって酸素はまさに「即死の猛毒」であり、これを無尽蔵に産み出す上に図体も桁違いに大きな本種は文字通り地球の全生命にとって絶望的な「超Sランクドラゴン」であった。実際、地球の生命はこのドラゴンの存在に完全に白旗をあげ、これを倒すのではなく「利用する」方向にシフトすることでなんとか生き延びることを可能とした。
学術的には「地球史上三大破壊者」として数えられており、また現代地球の生命の母と呼んでも差し支えない、極めて重要なドラゴンである。
(地球史上三大破壊者には、他にユカタン半島のクレーターの正体である龍「クー・イシュキイン」、および人類がカウントされている)
当時の生命にとって酸素はまさに「即死の猛毒」であり、これを無尽蔵に産み出す上に図体も桁違いに大きな本種は文字通り地球の全生命にとって絶望的な「超Sランクドラゴン」であった。実際、地球の生命はこのドラゴンの存在に完全に白旗をあげ、これを倒すのではなく「利用する」方向にシフトすることでなんとか生き延びることを可能とした。
学術的には「地球史上三大破壊者」として数えられており、また現代地球の生命の母と呼んでも差し支えない、極めて重要なドラゴンである。
(地球史上三大破壊者には、他にユカタン半島のクレーターの正体である龍「クー・イシュキイン」、および人類がカウントされている)
時代が移り変わった現在では海藻、もしくは珍味扱いを受けており、ヒラヒラを切って干したものは独特の旨みと、龍気由来の若干の苦味があって美味しいらしい。