HMX-12 マルチ
(To Heart)
使用条件
ランク B~Eのキャラクター
効果
[戦闘前][手下:1][M]
その戦闘中、手下を1人得る。
ただし、この手下が同調を行う場合、1D6を振り(転ぶチェック)、
3以下が出なければ同調を行えない。
他の手下と同時に使用できない。
備考
同調が行えなかった場合、マルチが使用するはずだったCカードは手札に戻ります。
解説・評価
書いてあることだけで判断すると「弱い手下」という印象を受けるが実は強い
能力カードである。
まず、使用条件が緩い。Bランク以下であれば誰でも使用できる。
「Bランク以上かつ6レベル以上のキャラクターには同調できる手下を持たせてはいけない」という
不文律が室工大ルールには存在する。(簡単にLV:7の攻撃が撃てるようになり、強すぎるため)
しかしこの能力カードではその不文律を破っている。
(転ぶチェックがあるので必ずLV:7の攻撃が撃てるとは限らないためだろうか?)
この能力カードを使っている側からすると
「同調に失敗することもあるので頼りにならない手下」という印象を受けるが、
使われている側からすると常にLV:7の攻撃という恐怖にさらされるので堪ったものではない。
そもそも手下を1人得るということは手札上限枚数が+1されるということである。
地味な効果なのでこのゲームに慣れていないと分かりにくいだろうが、これはなかなか強い効果である。
また、格闘攻撃の火力に+1できるので警官隊や警戒装置相手の時に役に立つ。
デメリットが一切無いというのが強い点の1つでもある。
気軽に使える上、手札上限枚数+1により腐る場面もないという優良物件である。
以上のようにこの能力カードはパッと見では判断できないが確かな実力を持つ能力カードなのである。
精一杯可愛がってあげよう。
この能力カードへの意見
最終更新:2019年01月09日 23:55