作業用 MG キット評価表 2001年発売分
45 RX-77-2 ガンキャノン
2001.12発売 3150円 (本体3000円)総合◎ 関節◎ ギミック◎ 武器◎
総評
MG/ドムと並び評されるMG屈指の傑作キット。HGUC版に準じるカトキ画稿でMG化されており、「カイではなくアムロが乗った時のガンキャノン」と評されるほど劇中よりもかなり精悍でヒーローっぽい印象。全身のフレーム再現、可動範囲とリアリティを重視した新解釈の関節機構、完全変形するコアファイター等、文句の付け所がない出来。MGのクオリティを知る上で入門者にもオススメの逸品。
ただ完璧な色分けがされているため非常に小さいパーツが存在するので組み立てる際には注意が必要。
関節
非常に良好。グラつくところは特になし。片ヒザ立ちが綺麗に決まる他、首基部の可動、腰の捻りと前後スイング等盛り沢山な内容。ヒジが90度までしか曲がらず、足首の前方可動の際、アキレス腱部のスカスカが露出するのが欠点。
ギミック
腰、ヒザの新解釈の内部装甲を再現。ヒザの内部装甲は関節の動きに連動するギミックあり。キャノンの給弾ベルトを軟質樹脂で再現。キャノンとミサイルランチャーは交換可能。
手首の可動する平手が付属。劇中の屈み砲撃ポーズが再現できる。コックピットハッチ、グレネードラックが展開。
コアファイターはMG/ガンダム1.0、MG/ガンダム1.5に付属のものよりも大型化。尾翼と機首が連動してコアブロックに完全変形する。機体との接続部分もポリキャップに変更され保持力が増している。
武器・付属品
- ビームライフル
- キャノン砲
- スプレーミサイルランチャー
- ハンドグレネード(劇場版で使用)
その他平手、内部機構を再現したコアブロックが付属する。
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最終更新 2011/09/12 21:2744 GF13-017NJII ゴッドガンダム
2001.11発売 2625円 (本体2500円)総合○ 関節○ ギミック○ 武器○
総評
MGファイティングアクションシリーズ第1弾。G系ガンダムであるが故に求められる「可動性」にこだわった内部フレームが最大の特徴。PG/ウイングゼロカスタムから流用された肩の前後大幅可動と、胸部マルチプライヤー部の胴体への押し込みにより腕組みポーズが決められるようになったところに話題が集中。足の裏がラバーなどの細やかな配慮がなされているものの、キット情報公開時に付くといわれた背部バインダーに取り付ける日輪クリアパーツが結局ボツになったり、頭部が小さいなどの点でガッカリな方も多く見受けられた。
関節
グリグリ動くことを最重視したフレームだけに実に良く動くが、スカートが邪魔して脚部の大胆な動きが制限されるなどの不満が残る。ギミック
ゴッドガンダムに必須であり、MG化を待望したものが切に願った「エネルギーマルチプライヤーの差し替え無しで開閉可能」の実現が見事になされたものの、逆に真正面から顔が見えなくなってしまったのが痛し痒しといったところ。その他コアランダー脱着・バインダー展開など基本も高いレベルで再現。
武器・付属品
ゲンコでボコるのが主なG系に「武装」というのも何だが、とりあえず武装らしい武装として、肩部マシンガンはきっちりフタ開閉付きで搭載。ビームソードは旧BB戦士ですらあった刀身に「G GUNDAM」のロゴがなかったり、本来クリアピンクのはずなのにクリアグリーンだったりするのはどうかと。
メインのゲンコはグー・腕組みにも使えるし構えにも使える手・サーベル保持用手・ゴッドフィンガー向けクリアオレンジ手と豊富。また新BB戦士(Gジェネ)の手と共用できるというのはプレイバリューの高さを物語る。
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最終更新 2011/09/12 21:2743 MSZ-006A1 ゼータプラス テスト機カラータイプ
2001.10発売 3150円 (本体3000円)総合○ 関節○ ギミック○ 武器○
総評
MG/Z1.0における関節のゆるさや変形機構の問題点(ロック機構の欠如)を必要十分に改善し、MG/Z2.0を予感させた好キット。執念の色分け(パーツ分割)が美しい。関節
MG/Z1.0は時間が経つとともに関節がゆるゆるになって自立すら困難になるというのは周知の事実だが、このキットではそういった問題点が高いレベルで改善されており、たとえ20回連続で変形を繰り返してもロック機構が損なわれないほどである。ギミック
変形機構に尽きる。WRモードにしてもかっちりと組みあがっており、設計の超絶さとMGの進歩の過程を十分に思い知ることの出来るエポックメイキングなキットである。武器・付属品
- ビームライフル(新設定)
- FSS(フライトサブシステム=シールド状のもの)
- ビームサーベル×2
- 大腿部ビームカノン
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最終更新 2011/09/12 21:2742 FA-010A FAZZ (ファッツ)
2001.09発売 6300円 (本体6000円)総合× 関節○ ギミック○ 武器○
総評
フルアーマーZZのバリエーションキット。カラバリ(一部新規パーツ)ではあるものの、センチネルから初のMG化ということでその後のラインナップにも期待を持たせることにもなった。1/100スケール初キット化。
MG/FA-ZZとの相違点は、頭部(元のMG/ZZのパーツも付属)、バックパック、及びつま先の形状、背部ビームキャノンがMG/Sガンダムと共通デザインであること。
デカールにはα任務部隊での機体ナンバー、04、05、06等が付属する。
一際目を引くFAZZの特徴であるハイパーメガカノンは、バックパックの基部によって支えられる構造になっているためよく安定する。MG/FA-ZZ同様延長されたヒール、及びFAZZ独特の長いつま先のおかげで自立にも問題ない。
しかし元がMG/FA-ZZなのでFAZZには不要な可変機構も作る必要があるため、人によってはストレスに感じることも。また同時に割高感も生じている。
加えて、今一つピリッとしないキットのプロポーションやアレンジに不満の声が上がったため評価的には微妙だが、キットの出来そのものはそれほど悪くない。
プロポーション
センチネル設定画での独特の体型からは離れて、MG画稿は立体的整合性を意識した現実的なものとなっている。だがキットは、各装甲パーツがまるでただの箱を取って付けたような浮いた印象で、ボリュームはあるのだが重厚さを感じるようなプロポーションではない。ゴワゴワとしてほとんど動けなさそうな、やや情けない印象。
関節
保持力は良好。加えて延長されたつま先とヒールのおかげで自立には何の問題もない。フルアーマーの宿命ではあるが、可動範囲は広くない個所が多い。また肩が胸部装甲と干渉して根元から外れやすく、サイドアーマーは特に欠落しやすい。
ギミック
胸部増加装甲のマイクロミサイルハッチが取り外し式、腕部ミサイルポッド、バックパックのミサイルポッドが開閉可。設定では固定式の増加装甲だが、キットでは取り外してMG/ZZ状態にすることも一応可能。だがAパーツ主翼となるシールド等が付属せず、頭部やバックパック、つま先等の形状の違いから完全なMG/ZZにすることはできない。
武器・付属品
- ハイパーメガカノン
- ダブルビームライフル(右腕前腕部にマウント)
胸部増加装甲とメガカノン下部が干渉しやすいため、塗装&デカール剥げに注意。
ビームサーベルは設定通りなし。MGでおなじみのクリア刃も当然付属しない。
スカートの動力パイプはメッシュチューブ。
ハイパーメガカノンのエネルギー供給ケーブルは、帯状のリボンケーブルに節パーツを30個通して作る構成。MG/ザク1.0、MG/グフ1.0等でパイプを作り疲れてる人は注意。
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最終更新 2011/09/12 21:2741 AMX-004 キュベレイ
2001.08発売 4200円 (本体4000円)総合◎ 関節○ ギミック○ 武器○
総評
MGシリーズ屈指の傑作キット。好評だったHGUC/キュベレイを更に洗練させたプロポーション&ギミックとなっており、ガレキなども含めたキュベレイの立体物の中でも決定版と言える内容となっている。装甲の白いパーツにはパール粒子の入った樹脂が使用されており無塗装でも美しい。素組派にとって嬉しい配慮となっている。キュベレイのデザインにに抵抗がある人でも手にすれば好きになってしまう。そんな素晴らしい出来のキットです。オススメ。
ただ、一部に設定のデザインとは違う箇所(肩バインダーの背中側のパーツが前側と共通になっていない等)があり、ほとんど重箱の角だがマニアからすると惜しい点ではある。
関節
肩、胴体が固めになっており、保持力には問題ない。しかし軸の根元に負荷がかかりやすく、無理に動かしたり抜き差ししたりすると折れる危険性もあるので、ちょっと不安がある。他は特に問題なし。良好。ギミック
首が上に大きく可動し、飛行形態を再現できる。指が可動する手首が付属。ファンネルコンテナの内部メカ再現。ファンネルも着脱可能。
武器・付属品
- ビームサーベル×2(クリアイエロー成形)
- ファンネル×10
- 手首3種(可動指手首、握り手首、開き手首)
- 1/100 ハマーンカーンフィギュア(座/立)
武装は少ないが、手首はどれも出来が良く、良い感じです。
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最終更新 2011/09/12 21:2740 RGM-79(G) 陸戦型ジム
2001.07発売 3150円 (本体3000円)総合◎ 関節○ ギミック○ 武器◎
総評
手堅い出来の良作。MG/陸戦型ガンダム、MG/Ez8とフレーム共通。良好なプロポーションとしっかりした可動部、また付属品が充実しておりプレイバリューも高い。
プロポーション
良好。キットはリファイン画稿のメリハリをさらに強調したプロポーションとなっており、アニメ設定画のゴツさ・骨太さと劇中のスマートなイメージの両方をうまく取り入れている。
成形色のオレンジはキレイだが、劇中からすると明る過ぎるのでもう少し落ちついた色だと良かった。
頭部のゴーグルはクリアグリーン成形で、今あるジム系MGの中ではMG/ネモと並ぶ数少ない色付きのキットである。
関節
関節部は非常にしっかりとしたつくりで信頼がおける。ヒジの二重関節はABSのフレームをビス止めで挟みつけてテンションを調節する構造。大型の武器も楽々保持できる。フレームのディテールも充実しており、MG/ガンダム1.5などによく流用される。
しかしながら手首はポーズ付けの際に袖口のカバーパーツと干渉して抜け落ちやすくなっており、武器の安定した保持に難点あり。これは干渉する部分を削り込む、一回り小さい他キットのカバーパーツと交換する、等で改修可能。
股関節軸の可動により片ヒザ立ちが可能。ヒザ、足首は保持力もしっかりしているが挟み込みが多く、塗装時にはやや面倒か。その他の可動は標準並。
ギミック
各種装備が豊富に付属し、ロングレンジビームライフルを片ヒザ立ちで構えることが可能。ふくらはぎのビームサーベル収納ギミックは隙間が目立つので、いっそ固定してしまうのも手か。
コクピットハッチは開閉し、乗降用クレーンのアームも可動するが出来はそれなり。
MGオリジナルのギミックとしてMG/陸戦型ガンダム、MG/Ez8のコンテナ付きバックパックを装備することができる。
武器・付属品
- ミサイルランチャー(分解可)+ミサイル(格納状態と飛行状態)
- ロングレンジビームライフル(右の握り手付属)
- ビームライフル
- 100mmマシンガン+マガジン×3(マガジンは脱着してサイドスカートにマウント可)
- シールド
- ビームサーベル×2(脚部に収納可)
- 肩アーマーのフックのバリエーションパーツ
- 1/100 パイロットフィギュア(座/立)
- ディテールアップ用パーツ
ミサイルランチャーは分解してコンテナに収納可能だが、肝心のコンテナそのものは付属しないのでMG/陸戦型ガンダム、MG/Ez8から流用。
MG/陸戦型ガンダム、MG/Ez8も参照のこと。
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最終更新 2011/09/12 21:2739 RGZ-91 リ・ガズィ
2001.06発売 4200円 (本体4000円)総合× 関節○ ギミック◎ 武器○
総合 ×?
頭部が大きい割に下半身がボリューム不足で全体的にチグハグな印象。「MGシリーズならではの整合性を持ったZガンダムの進化版」を期待するとガッカリすると思う。BWS形態は良好。比較的大掛かりな内容なのに地味。原作中の位置付けからするとこれも一つの答えか。成形色は弱そうな青緑が再現されている。頭部が縦に長く、下膨れ感がある。さらに腰のブロックとアーマーの間に隙間ができてしまう。また太ももが貧弱で全体のシルエットのバランスが悪い等不満点は多い。しかし頭部を小改造、腰アーマーの位置修正など少しの工夫でかなり格好よくなります。
関節 ○
まずまず。足首、ビス固定式のヒザ、股関節と足回りの保持力は良好。ただしヒザ関節の変形機構が複雑で左右バランス調整が面倒。股関節は左右に約40度、前後にも相当量の可動を確保。肩関節は若干弱く、また肩ブロックの前後スイングなし。シールドを腕のラッチに装備すると重さで肩が下がり気味に。
腰をひねる事ができるが上記の構造的問題で見栄えは悪い。総じて標準的な強度と可動域はあり、及第点。
ギミック ◎
何と言っても変形。BWS形態はかなりのボリューム感がある。パーツ構成はかなり大味で薄いパーツが変形時歪みやすい。設定通り横から見ると余りスマートではないが全体としては良好。バックパックのサーベル収納ラッチや、左右サイドスカートと前腕部のグレネードランチャーのスライド展開など地味なギミックが豊富。武器 ○?
- ビームライフル
- ビームサーベル×2(刃の部分は独特の形状のクリアイエロー成形)
- ビームサーベルのグリップ×2(バックパック内に収納可)
- グレネード×4(サイドスカート内に収納可、スライドギミック有り)
- シールド(ハンドグレネード×3のディテール有り)
- BWS+シールド接続パーツ(シールド内にビームライフルをマウント可)
- 展示用スタンド(WR形態の他にBWS単体でも展示可)
もっと武器に愛を。相変わらず大雑把なパーツ構成。ライフルは小さめで左右分割。ビームサーベルは幅広刃を再現しているがこのMSに関してはサーベルを持たせて映えるポーズ付けは難しい。シールド裏のグレネードは3個一体成形で取り外し不可。一揃いある点は評価できる。BWS用のスタンドは恐ろしく使いにくい。
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最終更新 2011/09/12 21:2738 RX-78GP03S ガンダム試作3号機 ステイメン
2001.04発売 3675円 (本体3500円)総合○ 関節○ ギミック◎ 武器○
総評
HGUCデンドロビウムの影に隠れてしまうことが多いが、内容の充実した良キット。ギミック、プロポーションとも高水準の出来。
劇中に登場しなかった裏設定としてコアファイター収納ギミックが新しく追加された。
プロポーション
アニメ設定画稿にあるような下半身のボリュームは抑えられ、標準的な体型で立体化されている。キットのプロポーションは非常に良好。MG/GP01での反省を活かしてか各部の面構成も張りのあるものになっており、適度なボリューム感とメリハリ、独特の柔らかさ、丸みを感じさせるものになっている。付属する平手の表情も良い。
強いて難点を挙げれば、各部の黒穴ディテールの彫刻表現がやや固い点、スカート・肩アーマーの黒穴や各部の黒いラインが色分けされていないため、パチ組み状態ではややのっぺりとした印象を与える点か。いずれも些細な点。
関節
可動範囲や保持力は標準的。他の関節に比べればヒザ二重関節の太腿側の保持力がやや弱めだが、自立に支障が出る程ではない。テールバインダーとバックパックの重さのため後ろに倒れることがあるが、ポーズ付けで十分にバランスを取れる範囲である。
フォールディングアームはABS成形。挟み込みが多く塗装時にはやや面倒。
ギミック
新設定のコアファイターの変形機構や通常型パックパック+コクピットブロックとの換装、フォールディングアームの展開可動、ビームサーベルラックの開閉とバックパックの可動、など盛りだくさんの内容。玩具的プレイバリューは高い。武器・付属品
- ビームライフル(フォアグリップ可動)+Eパック×1
- フォールディングバズーカ(折畳み可)
- ビームサーベル×2(バックパック内に収納可)
- フォールディングシールド(折畳み可)+ビームライフルのEパック×4(シールド裏にマウント)
- コアファイター(変形収納可)
- 平手(左右)(固定式、ABS成形)
- 可動指(握り手と銃持ち手の2種、それぞれ左右分で計4つ付属。ABS成形)
オーキスは付属しない。
通常型パックパック+コクピットブロックを胴体に収納しておけば、本体とコアファイターを別々に飾ることができる。
シールドは一見上下対称に見えるが、マウントラッチ基部の台形には上下の向きがあるので注意。逆にすると当然シールドははまらない。
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最終更新 2011/09/12 21:2737 MSN-00100 百式
2001.03発売 4725円 (本体4500円)総合○ 関節○ ギミック○ 武器○
総評
HJのキット化希望ランキングで当時常に上位にいた黄金色の憎い奴。全身に施された金メッキは非常に見栄えのする美しい仕上がりだが、無塗装派には値段高騰の原因、塗装派には二度手間の原因と賛否両論である。
このメッキはアンダーゲート処理されておりランナーから切り離しても跡が見えない方式だが、背中の一番目立つバインダーが何を考えているのかド真中分割となっている。馬鹿め。
これにはセメダイン社から出ているラピー(←通販サイトHobbyWorldへのリンク)を貼って処理することをすすめる。
2009年02月12日にはカラーバリエーションとして百式 HDカラー(5040円税込)という商品も発売された。マーキング用水転写デカールが追加された他、金色は従来のメッキ等ではなくしっとりと落ちついたメタリック処理となっている。金色の色調もシックで雰囲気のあるものとなっており非常に評価が高い。HDカラーシリーズの中でも特に好評。
プロポーション
関節
強度、可動範囲ともに良好。立ヒザもできる。関節はあまり固くはないが、特に重い装備もないので自立に支障はない。
また手首が従来の仕様とは異なり、親指以外の4本がまとめて可動する。
これにより可動軸が目立ちすぎず見栄えは良いが、意外と保持力は大したことなく、あまり好評でもなかったのか以降のMGでは元の仕様に戻っている。
また足首がボールジョイント1本での接続なので、接地性が今一つよろしくない。
ギミック
背中のバインダーにライフルとバズーカをマウント可能。またこれはギミックと呼べるかは微妙だが、ランドセルを接続するポリキャップがMG/Mk-II1.0のものと同一で、ランドセルの交換が可能。開発時期等の整合性を感じる事ができる。
コレを利用し、Gディフェンサーと合体して「スーパー百式」等といった遊びも可能である。
武器・付属品
- ビームライフル
- クレイバズーカ
- ビームサーベル×2
備考
前述の通りこの模型の最大の特徴である金メッキは上からクリアーイエローを吹くことで非常に美しい光沢を得ることができる。せっかく高い金を出してメッキ処理された物を買うのだからメッキの質感を活かした工作をしてみるのもいいのではないかと思う。関連ページ
最終更新 2011/09/12 21:2736 MS-07B3 グフカスタム
2001.02発売 3150円 (本体3000円)総合○ 関節× ギミック○ 武器◎
総評
MG/グフ1.0のバリエーションキット。その為かカトキ氏のアニメ設定画とは違う印象で、頭部が大き目で短足である。だがそれを指摘するユーザーは少なく、プラモとしてはバランスの取れた正しいアレンジであったと思われる。ガトリングシールドは迫力があり、見栄えの良い好キット。
プロポーション
HG08小隊のグフカスタムやHGUC/グフと比較するとかなり骨太な印象。より漢のMSっぽくなったと言えよう。難を言えば指が細く華奢であることで、全体的に見ればさほど気にならないものの残念な点である。関節
製品によって多少の個体差があるようだが、股間、ヒザ、足首関節がゆるい。大きく重量のあるガトリングシールドを装備した際に自立に困難をきたすことがある。要補強。またヒザ関節を補強でキツくしすぎると関節パーツ(H2)の根元が折れる可能性があり、こちらもパテや真鍮線などで補強しておいた方が無難。
ギミック
ヒートロッドをリード線で再現。他はコクピットハッチの開閉、ガトリング砲の回転など。武器・付属品
- ガトリングシールド
- 35mmガトリング
- ヒートロッド
- ヒートサーベル(刃はクリアパーツで着脱式)
- 1/20 ノリス・パッカードフィギュア
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最終更新 2011/09/12 21:2735 MS-18E ケンプファー
2001.01発売 4200円 (本体4000円)総合◎ 関節○ ギミック○ 武器◎
総評
2001年、そして21世紀の幕開けを飾るに相応しい出来となった秀作。「強襲用」らしい機動性と重厚観を兼ね備えたフォルムを十分に再現している。それもさることながらこのMSに欠かせない豊富な銃火器も忘れてはならない。関節
肩・ヒジ・ヒザをビス止めしている。ヒジはビス頭のフタ代わりのパーツが独立しているのでピッチ変更が容易だが、肩とヒザは覆いかぶさるパーツの関係で分解せざるを得なくなる(特にヒザは脚部をほぼ完全に分解しないとピッチ変更できない)ので、予めピンを少し切って短めにし、分解作業を容易にしておくとよいかも。特に肩周りの可動に優れており、手に何を持たせても決まるポーズが取れる。保持力に問題のあったMG/グフ1.0、MG/グフカスタムと共通のフレームを採用しているためヒザ関節に不安がある?
ギミック
MGお約束のコクピット開閉は当然ながら、股裏バーニアの伸縮が可能。そのほかチェーンマインとショットガン1個以外の武装をすべて本体にマウント可能であり、またそのマウントラックも本体から取り外すことが可能である。
武器・付属品
- ショットガン×2(エキストラストック有り無しの変更可、1つは腰裏にマウント可)
- ジャイアントバズ×2(背中にマウント可)
- シュツルムファウスト×2(脚部にマウント可、飛行状態も付属)
- ビームサーベル×2(柄尻のパーツのみ股に取り付け可、柄尻から先の柄は別パーツ)
- チェーンマイン(リード線使用)
- 平手(左右)、左右の可動指
- 1/100 サイクロプス隊員フィギュア
チェーンマインの○ディテールのズレは特に気にならないと思うが、どうしても気になるのでありば接着するとよい。