HGUC キット評価表
更新履歴
2012-09-25
2011-09-26
2011-09-17
2011-09-16
2011-09-15
2011-08-31
リンク
バンダイ ホビーサイト HGUC商品リストhttp://bandai-hobby.net/site/gunpla_list_hguc.html
バンダイ ホビーサイト HG商品リスト
http://bandai-hobby.net/site/gunpla_list_hg.html
バンダイ ホビーサイト HG[ハイグレード]とは
http://bandai-hobby.net/site/whats_hg.html
ホビーサーチ HGUC等
http://www.1999.co.jp/list/679/0/1
シリーズについて
総評
1999.05月にスタートしたUCモノの1/144シリーズ。旧キットのリメイク、補完を一つの主軸とし、シンプルながら充実したキット内容と組み立てやすさ、低価格、ラインナップの豊富さなどから親しまれ、現在ではガンプラを代表するシリーズの一つとなっている。
シリーズの特徴としては、アニメ劇中のイメージを重視したデザインリファイン、ポリパーツの露出しないしっかりした可動部、別パーツ別色成形による色分けのおおまかな再現、シンプルだがメリハリのあるディテールなどが挙げられる。
2010.04月には同様の開発手法、キット構成のHGAW/ガンダムXが、2010.05月にはHGFC/ゴッドガンダムが発売され、非UC作品であるこれらもHG○○シリーズとして統合(HGAW、HGFC)。HGUCとキットナンバーを連番としてラインナップに加わることとなった。(当初HGAUCという仮称で発表されていた。すぐに撤回されたようだが、統合シリーズ名として便利な言葉ではある)
HG08小隊シリーズのグフカスタムが、キットの完成度の高さから非ガンダムキットとしては異例の売上を記録したことがシリーズ誕生の直接の契機とされている。
プロポーション
通常のTV版シリーズ等とは異なり、アニメの設定画稿をそのまま模型化するのではなく一旦カトキハジメによるデザインリファインを経た上で、それを元にキット化が行なわれる、という点が大きな特徴。これは当時のアニメ設定画稿には模型化の際の資料として適さないものが多くあり、旧キットの開発時に問題となることも多かったためである。
具体的には以下のようなアレンジが行なわれている。
- 各画稿ごと、劇中の各シーンごとにバラバラに描かれていたプロポーションや各部のバランス、フォルムを整理・明確化する
- 1/144でキット化した際に、可動や強度の面で問題のある箇所のデザインを変更し、ガンプラとしての商品化に適したものにする
- 不明瞭だった変形、可動ギミックなどの構造を見直し、キットの売りとして位置付ける
- 10数cm大の立体物として見た際に適度なメリハリが感じられるよう、ディテールの追加や密度の調整を行なう
元作品や劇中でのイメージを尊重し、かつ単体のキットとしても満足できるアレンジが行なわれており、他シリーズと比較しても好評である。
関節
色分け
キットによってその程度は異なるものの、基本的には別パーツ別色成形によって色分けを再現している。新しいキットではバーニアなどごく細部まで色分けされ、また塗装するにしてもマスキングの手間を軽減するために、少しの追加加工によって後ハメ処理が可能になるようにパーツ分割されるなど、ユーザーに配慮した工夫が多く見られる。