作業用 HGUC キット評価表 2007年発売分
84 MSN-03 ヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機)
2007.10.20発売 2100円 (本体2000円)総合◎
総評
同時発売されたHGUC/ヤクト・ドーガ(ギュネイ機)のバリエーションキット。成形色が赤とグレーを主体としたものとなり、ビームアサルトライフルの替わりにメガ・ガトリングガンが付属、アンテナなしの頭部となる。顔や胸上部、スネなどの本来シルバー系の箇所は白に近い明るいグレーで成形されており、そのため無塗装のままではギュネイ機に比べ地味な印象を受ける。
モノアイの左右可動、ヒート・ナイフ付ビームサーベルの腰サイドアーマーへの収納、ファンネルは差し替えながらも展開状態の再現も可能、と一通りのギミックはしっかり再現されている。
他に、シールドは腕の四角いマウント穴に直接差し込む接続法のため、シールドを構えた際にエンブレムの向きが限定されてしまう点なども少々残念といった所。しかしシールド基部にボールジョイントを仕込むなど比較的簡単な改造により回転させる事ができるので、気になる方は改造にトライしてみるのもいい。
細かい所で気になる点も若干あるがそのどれもがキットの評価を下げるほどの問題ではなく、HGUC全体の基準から見ても高いレベルにまとまった出来の良いキットと言える。
プロポーション
これといって悪い点はない。ヤクト・ドーガ独特のフォルムを崩すこともなく、頭部とのバランスの兼ね合いも大型MSらしさを感じさせるよくまとまったプロポーション。バックパック本体が2パーツ貼り合わせの単純構造なのと、リアアーマースラスター部は色分けされていないので、無塗装のまま後ろから見ると多少大味な感があるのが残念か。
関節
首は基部を後ろに反らせることができ、頭部を上に大きく向けることができる。肩関節も基部にて上下と前後にいくらか可動。
ヒジやヒザは一軸関節による標準的な可動範囲ではあるが、股関節の開脚範囲は広く足首の接地性も比較的良い方なので、よほど派手なポージングを要求しない限りは充分な可動範囲を備えていると言える。
色分け
元々それほど配色の細かい機体ではないので基本的な部分の色分けはほぼ再現されている。パーツ分けもできるだけ合わせ目が出ないように配慮されおり、肩装甲の1パーツ成形や、特に腕の特徴的なラインの装甲部分の分割などは秀逸。
関節まわりのパーツはメタリック調に成形されており、無塗装でも質感のある表現がなされている。
だがそれだけにバックパックの2パーツ貼り合わせの単純構造による合わせ目が気になるのが残念。
主に目立つ合わせ目箇所はバックパック、ヒザ、それと武器のメガガトリングのモナカ割りの3箇所ほど。
頭部モノアイ、シールドのエンブレムはシールにて再現。
武器・付属品
- メガ・ガトリングガン+銃持ち手(右)
- ヒート・ナイフ付ビームサーベル(ナイフの刃は着脱可、ビーム刃はクリアイエロー成形)
- シールド
- ファンネル×6(展開状態)+軟質クリア棒(収納状態と差替え)
- 握り手(左右)
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最終更新 2011/09/15 11:3983 MSN-03 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)
2007.10.20発売 2100円 (本体2000円)総合- ◎ ○ △ ×
総評
プロポーション
関節
色分け
武器・付属品
- ビームアサルトライフル銃持ち手(右)
- ヒート・ナイフ付ビームサーベル(ナイフの刃は着脱可、ビーム刃はクリアイエロー成形)
- シールド
- ファンネル×6(展開状態)+軟質クリア棒(収納状態と差替え)
- 握り手(左右)
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最終更新 2011/09/15 11:3982 RX-79BD-3 ブルーディスティニー3号機
2007.09.15発売 1575円 (本体1500円)総合○
総評
HGUC/BD2号機のカラーバリエーション。成形色がライトグレー系となり、シールドがゲーム初出時の角型のものに変更、左の銃持ち手が追加されている。
BD2号機、HGUC/BD1号機と比べると、色分けの再現度が高い点、左手首が握り手と銃持ち手で2種付属する点はポイントが高い。
プロポーション
キット開発用画稿よりも若干ヒーロー体型か。元デザインのせいもあってか、無塗装だと胸の面構成が妙に箱っぽい印象。
関節
上腕横ロール軸、ヒジ(二重関節)、股関節スイング軸、ヒザ(二重関節)はABS使用。HGUC/BD2号機とは違ってヒジ関節はすべてABS成形。
上半身はよく動くが、足首は可動軸がスネ側に位置しているため可動範囲が狭く、かつ見た目も不自然になっているのが残念。
スネのサーベルラックは差し替えで開閉を再現できる。
コクピットカバー接続部が若干きつめになっており破損しやすいので、ピンの片方を切り飛ばすことを勧める。
色分け
成形色でほぼ再現、細部はホイルシールで対応。HGUC/BD2号機と異なりEXAM発動状態のシールも付属。
武器・付属品
- ビームライフル+銃持ち手(左右)
- ビームサーベル×2(ビーム刃はクリアピンク成形)
- 角型シールド(星なし)+接続用パーツ
- 穴開き握り手(左右)
- マーキング用テトロンシール(01、02、03が白・黒1種ずつ)
ビームライフルや持ち手は成形色のおかげでHGUC/陸戦型ガンダムなどに転用しやすい。
手首は4個付属するが手の甲のパーツ(E-11)は2個しか付属しないので、接着してしまわないよう注意。
スタンドは付属しないが別売のアクションベース対応。
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最終更新 2011/09/15 11:3981 MSN-10 ゾック
2007.07.28発売 2625円 (本体2500円)総合◎
総評
プロポーション
関節
色分け
モノアイシールドはPET素材のスモーク+プリント、モノアイそのものはクリア成形。武器・付属品
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最終更新 2011/09/15 11:3980 RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機
2007.07.07発売 1575円 (本体1500円)総合○
総評
ブルーディスティニー2号機(以下BD2号機)のバリエーションキット。良い所も悪い所もほぼそのまま受け継がれている(上半身の広い可動範囲、足の接地の悪さ等)。専用に作り起こされたパーツは頭部と左手首。
新規パーツの頭部は1号機の特徴である陸戦型ジム系のもので、ゴーグルの内側には内部メカあり。更に頭部はBD2号機とはパーツ割りが異なり、厄介だった頭部バルカンポッドの合わせ目が無くなったのは嬉しい変更点。
設定通り銃と盾はHGUC/陸戦型ガンダムと同じ装備へと変更され、脚部スラスターとランドセルも地上仕様に。
キットの値段はBD2号機と同じだが、武装の変更と空間戦闘用ランドセルの削除でボリュームが減った分、少し割高感がある。
BD2号機からの大まかな変更点は以下の通り。
- 頭部がGM系のものになった
- 配色の変更と、それに伴う成形色の変更
- 武装と付属品の変更、空間戦闘用バックパック削除、脚部スラスター変更
プロポーション
頭部以外は空間戦闘用ランドセルを外したHGUC/BD2号機とほぼ同じ。なおGM頭はガンダム頭より若干大きめに作られている。
関節
本体の可動範囲はHGUC/BD2号機と同じ。BD2号機では色分けの関係で一部スチロールが使われていたヒジ関節は全てABSになっている。
コクピットカバー接続部が若干きつめになっており破損しやすいので、ピンの片方を切り飛ばすことを勧める。
色分け
成形色で大まかに再現、細部はホイルシールで対応。説明書の完成見本ではランドセルと足のソール部分はネービーブルーなのだが、成形色は本体の濃いブルーとなっている。
頭部のゴーグルは無色クリア成形。そのため通常状態のグリーンとEXAM発動状態の赤の再現には、付属のホイルシールを貼るか、クリアーカラー等で塗装が必要(塗装する場合はゴーグルが1個しか入っていないので選択式となる)。
武器・付属品
- 100mmマシンガン(マガジン着脱可、フォアグリップ可動)+銃持ち手(右)
- 100mmマシンガン用予備マガジン×2(サイドスカートに装備可)
- ビームサーベル×2(ビーム刃はクリアピンク成形)
- シールド(バイポッド付き)+接続用パーツ
- 銃添え手(左)
- 握り手(右)
- マーキング用テトロンシール(白色で「01」のみ。肩用、盾用の大小1枚ずつ)
左手首は100mmマシンガンのマガジン保持に最適な形状の添え手が追加。逆に言うと、手をマガジンから離すと不自然に見えるのが難点。
これ以外に左手は付属しないので解消するには他キットから流用するか改造するしかない。
また、手首は3個付属するが手の甲のパーツ(E-11)は2個しか付属しないのはHGUC/BD2号機と同じ。接着してしまわないよう注意。
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最終更新 2011/09/15 11:3979 RX-79(G) 陸戦型ガンダム
2007.06.09発売 1575円 (本体1500円)総合○
総評
HGUC/BD2号機のバリエーションキット。良い所も悪い所もほぼそのまま受け継がれているが(上半身の広い可動範囲、太いV字アンテナ、足の接地の悪さ等)、オプション装備が多いためプレイバリュー面で割安感がある。
ヒザ立ちでの180mmキャノン発射シーンを再現できるよう、シールドはバイポッドが付いたデザインが新規に起こされている。
背部ランドセルは可動(一部差し替え)してコンテナを装備できる。
またプライズ景品のスペシャルクリエイティブモデルの陸戦型ガンダムに付属するパラシュートザックが装着できたりする。
前腕部にはシールドラッチがあるのだが、手首用ポリキャップと干渉するためかラッチのモールドから上にズレた箇所に接続穴が開いていて不自然。
プロポーション
HGUC/BD2号機同様若干ヒーロー体型だが良好。パッケージや説明書の見本用正面写真は不恰好に見えるが、これは気にしなくてよい。
関節
本体の可動範囲はHGUC/BD2号機とほぼ同じ。マシンガン、キャノンは両手持ち可能。
BD2号機で一部スチロールが使われていたヒジ関節は、全てABSになっている。
シールドのバイポッドやコンテナのハッチは可動。
ランドセルのアームは上部の2本は差し替え、下部は可動。
ふくらはぎのサーベルラックはBD同様差し替えで開閉を再現。
色分け
大まかに再現。細部はシールで対応。目の下の赤いクマドリは成形色で再現されているが、襟部分や胸部バルカン(上)の白、フンドシの黄色いVマーク、ヒザアーマーのスパイク、シールド上部のバーのグレーは要塗装。
シールドの部隊マークはテトロンシールで再現。
武器・付属品
- 100mmマシンガン(マガジン着脱可)
- 100mmマシンガン用予備マガジン×2(サイドスカートに装備可)
- 180mmキャノン(コンテナに分解収納可)
- ビームサーベル×2(ビーム刃はクリアピンク成形)
- シールド+接続用パーツ
- コンテナ(ランドセルに装備可)
- 銃持ち手(右)
- 握り手(左右)
- 部隊ナンバーマーキング用テトロンシール(01、04、06、08)
手の甲は2個しか付属しない。またビームライフルも付属しないので注意。
マーキングシールは旧キットのものの方が充実しており、数字の字体が少々違うものの気にしなければ使える。
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最終更新 2011/09/15 11:3978 MSM-04 アッガイ
2007.04.28発売 1470円 (本体1400円)総合◎
総評
元のアニメ設定(この場合1st)重視のアレンジが特徴のHGUCシリーズだが、キットは1st設定と08小隊設定の折衷といったデザインになっており、個人によって評価の好悪が分かれる最大のポイントとなっている。また(最新の)設定通りの全高ではあるが、イメージからすると図体が大き過ぎる点も議論の的となりがち。そこが気にならなければ非常に高水準のキットで、特にパーツ分割は出色。内部フレームに外装を被せる構造が部分的に採用されている恩恵もあってか露出する合わせ目は胴体、首、股関節、ヒザ関節、足首関節のみ。
手持ち武装はないものの、腕部の装備違いや伸縮が差し替えで再現できる。
プロポーション
前述の通り1stと08小隊の折衷的デザインで、脚部やランドセルは08風。関節
ヒジ、伸びた腕(ジャバラ)、腕部アイアンネイル(基部)、股関節(非BJ)、ヒザ(二重)はABS関節。体育座りまではできないが、可動範囲は広い。
肩付け根カバー(C5)は固定されておらず、胴体と肩の間で挟まれているのみで可動を妨げないものの、多少ブラブラつきがち。
頭部PC・Lが外れやすいとの報告もあるが、内部メカをハメるより先に首と接合するようにするとがっちりハマる(むしろ外せない)。
モノアイは外装(茶色い部分)とバルカン砲、モノアイシールドを外して左右と上方へ動かせる。ただ、外装とシールドの接合部がシールド(クリアパーツ)側のピンというのが少々不安。
ランドセルのバーニアも可動。
色分け
ほぼ完璧。カウル状のモノアイシールドは無色クリア成形、モノアイそのものはシールで再現。
武器・付属品
- フレキシブル・ベロウズ・リム(ジャバラ)×6(大中小、各2)
- 腕部先端(アイアンネイル展開状態)×1
- 腕部先端(アイアンネイル収納状態)×1
- 腕部先端(6連ミサイルランチャー)
- 右上腕用フタパーツ(08小隊劇中シーン再現用)左右各1
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最終更新 2011/09/15 11:3977 RX-79BD-2 ブルーディスティニー2号機
2007.04.07発売 1575円 (本体1500円)総合○
総評
強奪される前の両肩が青い状態でキット化。完成度はHGUCとしての水準を充分にクリアしているが、ヒジ関節の色分けや足首の可動範囲等、気になるポイントもある。
頭部V字アンテナは、画稿では普通のガンダム系と変わらない形状なのだが、キットのそれは三角柱並みにテーパーが無く(さらに余剰ブロック付き)、削ってシャープにするのは他のガンダム系と較べても少々骨が折れる。なぜこんな形状なのか疑問。
空間戦闘用ランドセルは着脱可能で、外すと重力下用ランドセルが現れる。
プロポーション
キット開発用画稿よりも若干ヒーロー体型か。元デザインのせいもあってか、無塗装だと胸の面構成が妙に箱っぽい印象。
関節
上腕横ロール軸、ヒジ(二重関節)、股関節スイング軸、ヒザ(二重関節)はABS使用。上半身はよく動くが、足首は可動軸がスネ側に位置しているため可動範囲が狭く、かつ見た目も不自然になっているのが残念。
スネのサーベルラックは差し替えで開閉を再現できる。
コクピットカバー接続部が若干きつめになっており破損しやすいので、ピンの片方を切り飛ばすことを勧める。
色分け
成形色でほぼ再現、細部はホイルシールで対応。ただヒジ関節(設定では白色)のABSパーツが青いのが最大の難点。一応シールでフォローされているものの、塗装派には悩みどころ。
またシールド接続用パーツ(ABS製)も真っ青で、少々違和感あり。
ニムバス機にしたい場合、両肩の赤は要塗装。
武器・付属品
- ビームライフル+銃持ち手(右)
- ビームサーベル×2(ビーム刃はクリアピンク成形)
- シールド+接続用パーツ
- 握り手(左右)
- マーキング用テトロンシール(01、02、03が白・黒1種ずつ)
拳は3個あるが甲のパーツ(E-11)は2個しか付属しないので、接着してしまわないよう注意。
スタンドは付属しないが別売のアクションベース対応
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最終更新 2011/09/15 11:3976 MS-14A/C 量産型ゲルググ/ゲルググキャノン
2007.03.17発売 1680円 (本体1600円)総合◎
総評
HGUC/シャア専用ゲルググのバリエーションキット。100円アップでキャノン用装備と角なし頭頂部パーツが追加されていて、お得感あり。完成後も組み替えで両形態を再現でき、さらにそれぞれの頭部も指揮官機(角付き)と一般機(角なし)の選択が可能。
余談だが、パッケージと説明書のストーリー解説に誤記があったり(現在は修正されている)、「ABS部分への塗装は破損する恐れがありますので、塗装はお勧めできません」とバンダイプラモの説明書で初めて明記されたりと、出来以外の部分で話題を呼んだキットでもある。
プロポーション
本体はHGUC/シャア専用ゲルググ参照。追加パーツは違和感なくまとまっている。関節
本体はHGUC/シャア専用ゲルググ参照。キャノン用頭部のモノアイも量産型同様に可動。
キャノン砲はABS製だが、可動軸の保持は内蔵したポリキャップが担っている。
キャノンパックのバーニアも可動。
色分け
配色は量産型を基準としており、モノアイとキャノン用頭部のセンサーはシール。ビームライフルのスコープ(ピンク)とシールド裏(グレー)は要塗装。
武器・付属品
- A型(量産型)用頭部(角付き/角なしの2種)
- C型(キャノン型)用頭部 (角付き/角なしの2種)
- C型用キャノンパック
- C型用右腕3連ミサイルランチャー
- C型用左腕バックラーシールド
- C型用サーベルラックパーツ(リアスカートに取付可)
- ビームライフル+銃持ち手(右)
- ビームナギナタ(ビーム刃はクリアイエロー成形)
- ナギナタ用マウントラッチパーツ(背部、シールドに取付可)
- シールド(背部、左右前腕にマウント可)
- 平手(左)
- 握り手(左右、ナギナタ保持可能)
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最終更新 2011/09/15 11:3975 RX-78GP02A ガンダムGP02(MLRS仕様)
2007.02.10発売 2310円 (本体2200円)総合◎
総評
HGUC/GP02に新規パーツを追加したバリエーションキット。ハーモニーオブガンダムからの商品化第3弾となる。
出自はアーケードゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」だが、ゲーム中でのアトミックバズーカの取り回しの悪さを解消するために汎用高火力兵装を追加するという、0083の世界観を無視した後付け設定のためか、人気が今ひとつとなっている不遇のキット。
本体部は背中に6連装ミサイルコンテナ(MLRSユニット)が追加され、それに伴ってバックパックのデザインも変更されている。
MLRSコンテナ部はハッチがすべて開閉可能で、コンテナ自体も基部一つ一つに可動軸がついており、若干ではあるがそれぞれ別方向に向ける事ができる等、比較的丁寧な作りになっている。
武装ではおなじみのアトミックバズーカが除外され、その代わりに同等のサイズ・同等デザインのビームバズーカが追加されている。ビームバズーカはアトミックバズーカと同様、本体と砲身を2分割でき、砲身部分をシールド内に収納可能。
なお、肩のバズーカ基部とMLRSユニットは相互干渉してしまうが、基部を外してバズーカを手持ちさせれば、なんとか同時装備は可能になっている。
成形色は素のサイサリスのくすんだ白から灰色に近い色となり、その他の部分も全体的に彩度を落とした感じの渋い色合いに変更されている。
変更点以外のプロポーション、関節、色分けなどはサイサリスと同じなのでそちらを参照。
武器・付属品
- ビームバズーカ(バレルの分割、照準機の展開が可能)
- ビームサーベル×2(柄はサイドスカートに収納可、ビーム刃はクリアグリーン成形)
- シールド(バズーカのバレルが収納可)
展示用スタンドは今回は付属しない。
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最終更新 2011/09/15 11:3974 RGM-79Q ジムクゥエル
2007.01.20発売 1260円 (本体1200円)総合○
総評
HGUC/ヘイズル2号機のバリエーションキット。0083ではなくA.O.Z名義で発売されており、プロポーションはヘイズル譲り。(よって0083版=カトキ版にするには足回りを中心に改造必須)もっとも、繰り返される再設計のせいなのか、HGUC/ヘイズル改のキットに見られた絶妙なバランスからは崩れ始めているように感じられる。GMクゥエルというよりは、ヘイズルのバリエーション再現用パーツを人型にまとめたキット、という印象。
ヘイズルに見られる二丁拳銃スタイルを再現できるよう、左の銃持ち手が付属。保持力はそこそこ(右手が分解しやすいのは相変わらず)。
プロポーション
A.O.Z名義なだけに藤岡建機の画に見られるバランスでまとめているが、完全に藤岡版というわけでもなく「妙に足の太いクゥエル」という印象。またヘイズル2号機と同様、腹部と腰部をつなぐ軸に謎の段差があるため隙間が空いて浮いたようになってしまい目立つ。
バックパックは設定上HGUC/アレックスの物と同形状だが、新規パーツで一回り小さい。また、そこに付くバーニアはヘイズルの流用で不自然に大きい。
関節
本体はHGUC/ヘイズル改、HGUC/ヘイズル2号機とほぼ同じ。ただ頭部は内部メカが首と干渉し、うつむくことができない。内部メカの下面を削ってやると解消できるのでおすすめ。
色分け
大まかな色分けは再現。頭部カメラアイはクリアオレンジ成形。
細部はシールで対応するが、足首マルイチモールドのグレーとバーニア内側の赤は要塗装。
なお0083設定に準じる場合、黄色い胸部ダクトの外周を胸部と同じダークブルーで塗る必要がある。
武器・付属品
- ジムライフル
- ビームサーベル(クリアピンク成形)×1+持ち手(右)
- シールド(HGUC/ジムコマンドのものと共通デザイン)+接続用パーツ×1
- 銃持ち手(左右)
- 平手(左)
手の甲(B9)は3個しか付属しないので、必要に応じて付け替えるよう説明書で指示されている。
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最終更新 2011/09/15 11:39水陸両用モビルスーツセット水陸両用MS ジャブロー攻略作戦セット
2007.07.28発売 3150円 (本体3000円)総合- ◎ ○ △ ×
総評
HGUC/シャア専用ズゴック、HGUC/ゴッグ、HGUC/アッガイの3機をセットにした商品。キットそのものに特に変更点はないが成形色のトーンが微妙に渋めに変更されており、特製の水転写デカールが付属する。
3機セットだからといって別に値段が安くなっている訳ではなく、デカール付属分で100円アップ。(シャア専用ズゴック 700円+ゴッグ 800円+アッガイ 1400円=2900円)
色分け
433 名前:HG名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/09(金) 18:37:22 ID:MGiOeeQ9
今更ながら水泳部セットを買ってみた。
自分で見比べてみたらどの色も微っ妙ーに変更されてたので報告145-148ではアッガイは成形色変更なしって書かれてたけど、
単品 セット
赤茶色 → 赤みの抜けた茶色
黄土色 → 黄色みの抜けた黄土色
グレー → 濃いグレー
こんな感じ。
でも確かにゴッグやシャアズゴほど目立った変化ではないね