元
ヴァイラ教のスパイ。ヴァイラ教には亡き母を蘇らせたい一心で入信したが、それは信者獲得のためのヴァイラが流した虚言であった。人々を不幸にする教団に嫌気が指し、教団と縁を切る。その後
ララモ党に入党し、
ギャシャールと出会う。
しかし、党から現役のスパイと疑われた彼は、連座したギャシャールとともに死地に送られてしまう。それを助けたのが、
ルアルネ傭兵団の
ギィーラだった。以後ルアルネの元に身を寄せることになる。
性格は
ヒッキーのせいか引っ込み思案だが、人並みのコミュニケーション能力はきちんと備わっている。それでも、他者に対しては強くは出れない臆病な面がある。
しかし、ヴァイラ教の幹部
アナニマスなどにも臆する事無く言葉を交わすことが出来る。
人を信じやすく、いささか涙もろい所がある。
逆境にさらされると他人をあっと驚く行動力を見せる事があり、結果的にその行動が吉とでることも。
ギャシャールとギコールとは仲が良く、体力が無い者同士であるニーダは、自身に色々と気を使ってくれるという理由から信頼関係にある。ギィーラも最初は苦手であったが、自分への態度が柔らかくなった事が分かると仲良くなる。
精神的に異常をきたすものに対しての高い耐性を持っているらしく、首魁オドノや「病み森」から発せられる狂気を受けても、正気を保つ事が出来た。その代わり引き篭もっていたせいか、体力は低い。
アナニマスはそんな彼を「成功作」と呼んでいた。
前記にも体力が低いとの記述があるが、数メートルの疾走ですでにまともに会話が出来なくなるほど脆弱で、ギィーラやギャシャールから呆れられるほどである。
ひそかに強さに憧れを持っており、本人にも強くなりたいと言う意思がある。 だが、それがまだ行動に移るほどの思いには至っていない。
カリアインの戦いでは、反乱軍のリーダー“太陽”に「忌み子」と呼ばれ、戦いに参加していないにもかかわらず命を狙われる。
「成功作」同様に、その名が今何を意味するのかまだ分かってない。
現在年齢は15歳。
カード
外部版のアイデアスレには、ヒッキー=ラクトロンのカード案が投稿されている。
ヒッキー=ラクトロン 1黒
世界を知れば知るほど、彼の世界に対する憎悪は高まっていった。
最終更新:2008年12月09日 04:11