銃ひとつで転生させられた俺、味方が雑すぎるから仕方なく無双した件。

銃ひとつで転生させられた俺、味方が雑すぎるから仕方なく無双した件。(じゅうひとつでてんせいさせられたおれ、みかたがざつすぎるからしかたなくむそうしたけん。)とは、ルークアイド・チェスによる日本のネット小説である。
公開媒体はカクヨム。

あらすじ

「サポートくらいしっかりしてくれないか。マジで!」
なんの変哲もない男子高校生、叶洒柊真?。トラックに撥ね飛ばされてしまうも、どういう理由か『転生アドバイザー』ニルフェルデイルによって異世界へ転移することに。
しかしニルとは連絡が取れなくなり、危険な異世界に一人残されてしまう。さらにそんな中で出会った仲間たちも秘密主義だの記憶喪失だのでまったく頼れそうにない……。
それならもうアテにできるのは自分と銃一丁だけ! 雑過ぎで、でもどこか憎めない仲間とのなあなあ爽快ファンタジー!

キャラクター

叶洒柊真(かのせしゅうま)

男子高校生。
口癖は『マジで』。

とても一般的な人間なので戦闘慣れなどしていないが、ニルのくれた魔銃『轟響の夜明け(レコ・ラ・ローヴ)』のおかげで強い狼の魔物とも戦えている。
銃を手にしたときに『名前を呼べ』と呼びかけのような文があったこと、そして何も言われずとも『使い方は分かる』と感じていたことから、魔銃にはなにか秘密があるのかもしれない……。

ニル

本名ニルフェルデイル。一人称が『ニル』の名前っ子で、ちび。柊真からは『ニルちゃん』と呼ばれている。
もともと転生関係の神として働いていたようだが、今はその座を降りて『転生アドバイザー』として働いている。
口癖は強いて言うなら肯定時の『おう』。

武器については斧が好きで、反面銃については詳しくない模様。柊真は斧や剣が使えないため、かわりに銃を調達してやることになったが、随分待たせたため柊真は死にかけていた。

現在の転生関連の髪はエイであると過去作で言及されているため、ニルはエイの先輩である可能性がある。もちろん、司っていた世界などが違うため関係性がない可能性もあるが。

転移特典としてもらえるものに『オノ、ツルハシ、シャベル、クワ』を上げたため、柊真にはマイクラプレイヤーを疑われていた。

星胡(シンウ)

第3話で初登場。
冒険者ギルド、シンセシア氷河国支部の幹部。
『平坦な影みたいに陰影のない』と表現される、のっぺりしたカラス。人間ではないが、どうやらゴーレムのように魔法で活動する使い魔で、その主がシンセシア氷河国支部長であるらしい。
だである調で話す。

ハルマントンをうろつきまわっていた柊真のもとにやってきて、事情を説明した後安全な場所まで転移させてくれた。

ザンダー

現時点では言及のみ。
冒険者ギルド、シンセシア氷河国の支部長で星胡の主。

地名

シンセシア氷河国

本作の舞台となる国。

ハルマントン記念公園

シンセシア氷河国の中央部に位置する公園。柊真は転移時、この中心の噴水に溺れていた。
なぜか、街並みは整備されてきれいなままだったり、噴水は稼働していたりするのに不気味なほど人がいない。

星胡曰く『放棄された』らしいが……。

アイテム

轟響の夜明け(レコ・ラ・ローヴ)

柊真がニルにもらった魔銃。

『路銀』

路銀なる名目でもらったカフェオレの一パック。全部すぐに飲み干された。

ノート

正式名称不明。
青い表紙のノート。

関連項目

最終更新:2025年09月04日 17:36