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フレーム関連 - (2017/06/03 (土) 22:47:21) の１つ前との変更点
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キャラを作る際目に見える事に目が行きがちだが、<strong>フレームという概念は寧ろ最も壊されやすく</strong>悩むことになる大きな課題であろうと思う<br />
この項目では、フレームに関する話からその重要性を学んでいく<br /><br />
格闘ゲーム、MUGENは60fps(つまり1秒が60F)で動いている
その中の1,2Fくらいは適当に動かしてもいい・・・と思うかもしれないが、その1,2Fで大きく性能が変化してしまった事例は非常に多い<br /><br /><br /><strong><span style="font-size:16px;">◯理想の例</span></strong> <br /><br />
カンフーマンA、カンフーマンBというキャラがいたとする<br />
カンフーマンAもBも最速技は4F発生の小攻撃<br />
①カンフーマンAはカンフー突き手を出したがガードされてしまい、<strong>密着で硬直差-2Fという微不利な状況</strong>になってしまった<br />
②Bは<strong>有利な状況</strong>なのでターンを握り返す為に小パンを出した<br />
③Aは発生F最速技がBと同じ4F、今の不利な状態で出しても負けることが分かっていたため、ガードで様子見をした<br /><br /><br /><strong><span style="font-size:16px;">◯頻発する問題例</span></strong><br /><br />
次にカンフーマンC、カンフーマンDというキャラがいたとする<br />
カンフーマンCの中で発生F最速技は3Fの小パン、カンフーマンDは6Fの小パン<br />
①カンフーマンCはカンフー突き手を出したがガードされてしまい、<strong>硬直差-2Fという微不利な状況</strong>になってしまった<br />
②Dはガードした結果<strong>有利な状況を得た</strong>ため、ターンを握り返す為に小パンを出した<br />
③しかしDは有利な状況なはずなのに、何故か<strong>後出ししたCの小パンに負けてしまった</strong><br /><br />
ここで今までのフレームを計算してみよう<br />
カンフー突き手をガードされてCは-2F背負っており、小パンを出すのがDより2F遅くなるため+2とする<br />
C：小パン発生3F+硬直2F=5F<br />
D：小パン発生6F=6F<br />
理屈が分かれば簡単<br />
CはDより2F遅く小パンを出したとしても、<strong>小パンの発生がそもそも3F早いため</strong>勝ててしまうのだ<br /><br />
これはカンフーマンDが不利を背負ったときにも問題が出てくる<br />
カンフーマンDのカンフー突き手はガードされたとき-3Fだとすると、距離にもよるがカンフーマンCの発生3F小パンが確定してしまう<br /><strong>不利Fと発生Fが同じになるとき、その技での反撃が確定</strong>してしまうのである<br />
このように発生Fで勝っていれば、多少不利Fを背負っても有利なのと変わらなくなってしまったり、本来微不利のつもりで作られた技を反確にしてしまったりと、<span style="color:#FF0000;"><strong>発生Fは有利不利の概念を壊してしまう可能性がある</strong></span><br /><br />
ここでは発生Fの問題であるが、これを有利Fに置き換えても似た話になる<br /><br /><br /><strong><span style="font-size:16px;">◯有利Fの問題例</span></strong><br /><br />
全く同じ条件を持つカンフーマンAとBがいたとする<br />
小パンは発生4F、無敵技はない<br />
①カンフーマンAは固めに持ち込むことに成功し、前進しつつ攻撃出来るカンフー突き手をガードさせ、<strong>密着で2F有利</strong>という状況になった<br />
(なお、ここでは小パンからカンフー突き手の間に隙間はなく、割り込むことは不可能とする)<br />
②カンフーマンAは<strong>有利な状況</strong>なので再び小パン>カンフー突き手を繰り返した<br />
③カンフーマンBは不利Fであることを知っているため、<strong>割り込む事が出来ない</strong><br /><br />
不利Fを背負ってしまった場合、硬直が続いている分技が出るのが遅くなるため<br />
A：小パン発生4F=4F<br />
B：小パン発生4F+硬直2F=6F となる<br />
そのため、この状況ではどこで割り込もうとしても絶対にBが負けてしまう<br /><br />
更にカンフー突き手で取れる有利Fが4Fだった場合、小パン>突き手>小パン...と、全てが連続ガードになるため、無敵技を持っていたとしても割り込む事は出来ず、そのまま詰みとなる<br /><br />
これは極端な例だが、<strong>有利Fを簡単に取れてしまうと恐ろしい事態になりかねない</strong>ということは理解してもらえるだろう<br />
しかし、この広いMUGENで基準を設けて統一するというのはもはや不可能<br />
つまりこの問題を完全に解決することは、もはや出来ないのだ<br />
それでもその問題を<strong>自分が引き起こすのを避ける事は出来る</strong>だろう<br /><br />
そこで当wikiでは一部技(大技の超必等)の除き、<strong>「発生F最速技は4F以上であること」</strong>を推奨させていただく<br />
有利Fに関してはものによるためなんとも言えないが、<strong>有利を取れてもおかしくない技というのは限られている</strong>ため、注意が必要ということは間違いない
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<p>カ1ンフーマンA、カンフーマンBというキャラがいたとする<br />
カンフーマンAもBも最速技は4F発生の小攻撃<br />
①カンフーマンAはカンフー突き手を出したがガードされてしまい、密着で硬直差-2Fという微不利な状況になってしまった<br />
②Bは有利な状況なのでターンを握り返す為に小パンを出した<br />
③Aは発生F最速技がBと同じ4F、今の不利な状態で出しても負けることが分かっていたため、ガードで様子見をした</p>
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キャラを作る際目に見える事に目が行きがちだが、<strong>フレームという概念は寧ろ最も壊されやすく</strong>悩むことになる大きな課題であろうと思う<br />
この項目では、フレームに関する話からその重要性を学んでいく<br /><br />
格闘ゲーム、MUGENは60fps(つまり1秒が60F)で動いている
その中の1,2Fくらいは適当に動かしてもいい・・・と思うかもしれないが、その1,2Fで大きく性能が変化してしまった事例は非常に多い<br /><br /><br /><strong><span style="font-size:16px;">◯理想の例</span></strong> <br /><br />
カンフーマンA、カンフーマンBというキャラがいたとする<br />
カンフーマンAもBも最速技は4F発生の小攻撃<br />
①カンフーマンAはカンフー突き手を出したがガードされてしまい、<strong>密着で硬直差-2Fという微不利な状況</strong>になってしまった<br />
②Bは<strong>有利な状況</strong>なのでターンを握り返す為に小パンを出した<br />
③Aは発生F最速技がBと同じ4F、今の不利な状態で出しても負けることが分かっていたため、ガードで様子見をした<br /><br />
<img alt="" src="https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/mugen-kakuge/attach/15/2/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%BC%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%89%8BA.png" style="width:192px;height:152px;" /><br /><u>※カンフー突き手ガード後は密着</u><br /><br /><strong><span style="font-size:16px;">◯頻発する問題例</span></strong><br /><br />
次にカンフーマンC、カンフーマンDというキャラがいたとする<br />
カンフーマンCの中で発生F最速技は3Fの小パン、カンフーマンDは6Fの小パン<br />
①カンフーマンCはカンフー突き手を出したがガードされてしまい、<strong>硬直差-2Fという微不利な状況</strong>になってしまった<br />
②Dはガードした結果<strong>有利な状況を得た</strong>ため、ターンを握り返す為に小パンを出した<br />
③しかしDは有利な状況なはずなのに、何故か<strong>後出ししたCの小パンに負けてしまった</strong><br /><br />
ここで今までのフレームを計算してみよう<br />
カンフー突き手をガードされてCは-2F背負っており、小パンを出すのがDより2F遅くなるため+2とする<br />
C：小パン発生3F+硬直2F=5F<br />
D：小パン発生6F=6F<br />
理屈が分かれば簡単<br />
CはDより2F遅く小パンを出したとしても、<strong>小パンの発生がそもそも3F早いため</strong>勝ててしまうのだ<br /><br />
これはカンフーマンDが不利を背負ったときにも問題が出てくる<br />
カンフーマンDのカンフー突き手はガードされたとき-3Fだとすると、距離にもよるがカンフーマンCの発生3F小パンが確定してしまう<br /><strong>不利Fと発生Fが同じになるとき、その技での反撃が確定</strong>してしまうのである<br />
このように発生Fで勝っていれば、多少不利Fを背負っても有利なのと変わらなくなってしまったり、本来微不利のつもりで作られた技を反確にしてしまったりと、<span style="color:#FF0000;"><strong>発生Fは有利不利の概念を壊してしまう可能性がある</strong></span><br /><br />
ここでは発生Fの問題であるが、これを有利Fに置き換えても似た話になる<br /><br /><br /><strong><span style="font-size:16px;">◯有利Fの問題例</span></strong><br /><br />
全く同じ条件を持つカンフーマンAとBがいたとする<br />
小パンは発生4F、無敵技はない<br />
①カンフーマンAは固めに持ち込むことに成功し、前進しつつ攻撃出来るカンフー突き手をガードさせ、<strong>密着で2F有利</strong>という状況になった<br />
(なお、ここでは小パンからカンフー突き手の間に隙間はなく、割り込むことは不可能とする)<br />
②カンフーマンAは<strong>有利な状況</strong>なので再び小パン>カンフー突き手を繰り返した<br />
③カンフーマンBは不利Fであることを知っているため、<strong>割り込む事が出来ない</strong><br /><br />
不利Fを背負ってしまった場合、硬直が続いている分技が出るのが遅くなるため<br />
A：小パン発生4F=4F<br />
B：小パン発生4F+硬直2F=6F となる<br />
そのため、この状況ではどこで割り込もうとしても絶対にBが負けてしまう<br /><br />
更にカンフー突き手で取れる有利Fが4Fだった場合、小パン>突き手>小パン...と、全てが連続ガードになるため、無敵技を持っていたとしても割り込む事は出来ず、そのまま詰みとなる<br /><br />
これは極端な例だが、<strong>有利Fを簡単に取れてしまうと恐ろしい事態になりかねない</strong>ということは理解してもらえるだろう<br />
しかし、この広いMUGENで基準を設けて統一するというのはもはや不可能<br />
つまりこの問題を完全に解決することは、もはや出来ないのだ<br />
それでもその問題を<strong>自分が引き起こすのを避ける事は出来る</strong>だろう<br /><br />
そこで当wikiでは一部技(大技の超必等)の除き、<strong>「発生F最速技は4F以上であること」</strong>を推奨させていただく<br />
有利Fに関してはものによるためなんとも言えないが、<strong>有利を取れてもおかしくない技というのは限られている</strong>ため、注意が必要ということは間違いない
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<p>カ1ンフーマンA、カンフーマンBというキャラがいたとする<br />
カンフーマンAもBも最速技は4F発生の小攻撃<br />
①カンフーマンAはカンフー突き手を出したがガードされてしまい、密着で硬直差-2Fという微不利な状況になってしまった<br />
②Bは有利な状況なのでターンを握り返す為に小パンを出した<br />
③Aは発生F最速技がBと同じ4F、今の不利な状態で出しても負けることが分かっていたため、ガードで様子見をした</p>
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