初出 976話
ホーリーランド・オンラインとはオンラインゲームの名称。略してHLO。
国としては
センチネルゴーレムを擁する
コンティ家の国に属した勢力となる。
国の本拠地は
黒曜城。N14E22にある(1099話情報)
976話で捕らえられていた間者らが
プレイヤーとして参加しているゲームらしい。
ただし、
アナザーリンク・サーガ・オンラインに参加している
プレイヤー側とは相互に相手は
NPCとして認識されるようになっていた。
強制ログアウトの制度や、ステータスなど、2つのゲームに共通点が見られるが、一番の問題は相互の「世界」において相手のゲームが存在しないことである。
名称、言語などは同様の文化圏とも思えるが、そもそも自動的に「翻訳」されているため本当にそうかも不明。
ただし、重要なキーワードである「強制ログアウト」は禁則事項になってなかったらしく、それにより状況が判明した。
さらにはいろいろとおかしい
キース自体も他の
アナザーリンク・サーガ・オンラインの
プレイヤーと同じ「世界」に属するかすら怪しくなってきた。
勿論システムの上での音声などの情報伝達なので、如何にASO以外の日常生活でのネットやマスコミなどで「アナザーリンク・サーガ・オンライン」という単語を聞いている状況でもHLO側サーバーの
プレイヤーが「アナザーリンク・サーガ・オンライン」と発言したものをASO側の
プレイヤーには「ホーリーランド・オンライン」と認識するようなフィルタを作り、逆も同様なことを行えば、一つの世界で通常の状況であっても今回のような不思議な状況を作り上げることも可能である。
977話での情報交換では一部固有名詞が禁則で消されたことがあったが、ゲームについてだけは情報交換ができ、ASOとHLOではゲームの名称と座標がASOの
N3E16がHLOでは
W6S11とずれている以外はシステムは同じらしい。
マップの記号表記は東西と南北の順番が逆になっており、混乱は起きない形になっているが、この区別では2種類までしか区別できず、ASO,HLO以外の3つ目以降の別のゲームが重なる可能性に疑問が出てくる。
同様のシステムとするとHLOの起点となるマップは
N14E22にあることになると同時に、この先は通常の出現モンスターのレベルは下がっていくと考えられる。
977話の時点でHLO
プレイヤーの最高レベルは70。間者ミッションの依頼は
キースの動向調査だったらしい。
ゲームの垣根を越えてユニオンは組むことができない。
985話での情報交換では一般常識や世界情勢に若干齟齬が在り、歴史は明治維新までは同じだがそこからずれているらしく、中二病を患ったものであれば「平行世界」とまず考える状況であった。
当然その場合でも「読者」の世界がASO側ではなくHLO側である可能性もある。
もちろんそれを含めて運営の演出ともとれることは重々承知の上である。
これについては継続で検証ということになった。
フィーナも現実世界のほうからASOの運営に関して調べるようになり、サーバーの位置や運営主体を調べるが、なかなか情報がつかめないことがをわかった。特許も無く、商標登録も最低限であった。(993話)
なお、NPCが魔神になると世界が剪定されるという情報があるにもかかわらず、HLOは未だに存在している。
【識別】結果(他男性1名強制ログアウト)
鏑木 種族Lv.58 人間 男性
シーフ/
メイズパイロットLv.25
待機中 反撃許可あり 戦闘位置:地上
最終更新:2016年08月30日 22:45