ヘヴィーアーマーズ・オンライン

1169話で初めて名前が出たゲーム。
S1W15を本拠地として新たに配置された新ゲームであり新しい世界に対応している。
1168話の最後にそのプレイヤーらしき者達の会話がある。
1198話である意味全てが終わった後でヘヴィーアーマーズ・オンラインの名前がアナザーリンク・サーガ・オンラインプレイヤーに知らされた。


ゲーム内容

現在βテスト中。
同じ戦闘用スーツ同士、又は戦闘用ロボットを相手にするゲーム。
基本的には戦果を積み上げ装備を更新していき強化していくゲームだが、通常の戦闘行為以外に工兵部隊による都市機能の復旧なども可能で、兵器を破棄後のサバイバルの行動経験によって、サバイバル関連スキルが取得可能になるなど細かい所でリアル志向の要素がある。通常なら背景オブジェクトとなるような都市の商業施設から水や食料を手に入れることさえできる。
αテストでは性別を偽るアバターは議論の上不可となった。(1171話)
819話で久住キースに見せた別ゲームの戦闘ロボットの動画との関係は不明。

しかしβテストが開始されると事前のαテストの情報と異なり、プレイヤー同士の戦闘以外に外敵が現れた。
相手は魔物を引き連れた人外で、プレイヤーを無視して他の勢力(天使や悪魔、竜など)と戦闘をしていたが、介入すると一瞬で壊滅という結果となった。βテストなのに無理ゲーという評価になった。
出来高報酬付きだったαテストでは通常の近代兵器のFPSだったものが、βテストからはファンタジーの要素が入り、ドラゴンや怪鳥、人外の人型が敵になるなどプレイヤーを困惑させている。(1171話)
βテスト当初は都市争奪戦という設定だったが、急遽正体不明な外敵からの都市防衛ということでプレイヤー間の停戦がなされた。(1181話)
キースに対してソースを費やすことに決定したのか、プレイヤーが選択可能な兵器群のレベルが一気に上昇した。これが運営本体の「彼」の判断なのか、運営アバターを使用していた管理者の判断なのかは不明。
S1W15での数回の遭遇戦の様子を見ると、プレイヤーキースは互いにしっかりとは識別出来ないようになっているらしい。
1191話時点で活動範囲は摩天楼の都市から周辺のマップへと広がっていた。
1192話ではあまりの敵の強さに対消滅弾頭,陽電子砲にまで手を出した。キースについてはあいかわらず目元口元しか判別出来ないらしく、それでもその邪悪な雰囲気の笑みから「悪魔」呼ばわりされていた。曰く『人間がこんな風に笑いながら戦えるとは考え難い』とのこと。偵察範囲もW15にまで伸びていた。
しかしその兵器も奇襲前に存在を感知されたこともありディメンション・ウォールで防がれてまたもや壊滅した。理不尽な敵に関する問い合わせには運営は無回答なままである一方で、補給に関してはかなり増量して対応している。(1193話)
装備強化はキースの潜入を呼び込んでしまい、βテスターが少ない時間帯に都市への潜入破壊行動を許し、港湾部から中枢の場所まで壊滅的な被害を受けた。(1194話)
1165話で登場し、上から目線でキースに対応していたヘヴィーアーマーズ・オンラインの管理者も次々と壊滅していくプレイヤーに対し過剰なまでの兵器群を供給していたがついに強制的な「フィールド回収」による中止措置を決意し、テスカトリポカ,サタンの写身を投入したが返り討ちに合い、称号まで献上して管理者間協定などゲーム自体の存続に関わる大事になってしまった。(1195話)
1198話での上位存在からの観測装置と管理者との話し合いの中で、特に科学者姿の管理者の判断により隔離が決定され、S1W15を通じたゲーム舞台との接続が切れた。
1223話で再登場。βテストは期間未定でメンテナンスに入っていたらしく、そのメンテナンス明けでβテスト終了予告と共にラストの攻撃イベントが開催された。但し舞台はN4E29に移っており、大気圏突入からの攻撃というシチュエーションであった。プレイヤーにとっての不幸は、折角S1W15から遠く離れた場所でのβテスト再開にもかかわらず、怨敵キースがまたもや存在していることである。本サービス開始も前倒しされたらしく、β特典に釣られて今回のイベントに参加したプレイヤーが多くいた。
運営管理者にとってはさらに兵器も潤沢に用意した、満を持したものだったかもしれないが、キースの放った序盤のカタストロフィが機械には致命的に相性が悪かったらしく、いきなり兵器が動作不良になってしまって凡戦以下となってしまった。

現実世界

1179話の掲示板回では『元アルファ専用スレ 交流掲示板』、『ベータテスター雑談スレ 交流掲示板』が記載されていたが、台湾特区、福岡復興区、東京、札幌復興区、赤道基幹区、首都京都など並行世界の現状を匂わせる地名が書かれている。第三次世界大戦を経験しているらしい。
日本はまだ存在しているが人口は半減、汚染という言葉も有り、その他の発言から衛星軌道からの攻撃もありえるため全てが前線となりうる世界で、ロボット兵器や軌道エレベーターも存在するらしい。
また、コロニー落下まで経験している世界とのこと。汚染、核の冬という言葉の一方で『大戦中も大量破壊兵器の類が使われなかった』という記載も有り色々不明。
細かい所ではネットの掲示板文化もかなり異なり、スレタイの形式も異なる一方で匿名性は年齢層と地域はオープンとなっている。
穿った見方をすると、819話で久住キースに見せた戦闘ロボット動画はこのゲームのαテストなどではなく、掲示板で書かれた機械化部隊の実際の戦闘である可能性もある。

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最終更新:2016年10月15日 00:27