「な、にが起こったの?」
少女が一人立っていた。
少女がいるのは静寂が支配する暗闇の空間。
地面に敷き詰められた石畳に少女の目の前には大きな真っ赤な鳥居。
いわゆるここは神社と呼ばれる場所だ。
少女がいるのは静寂が支配する暗闇の空間。
地面に敷き詰められた石畳に少女の目の前には大きな真っ赤な鳥居。
いわゆるここは神社と呼ばれる場所だ。
「こ、殺し合いって……何で、私はそんなことに巻き込まれる覚えはないよ!」
少女はこの不条理な現実に嘆く。
少女の名は春原芽衣。同じくこの島に呼ばれた春原陽平の妹である。
少女の名は春原芽衣。同じくこの島に呼ばれた春原陽平の妹である。
「ひいっ!」
いきなり風が吹いて石畳に落ちていた木の葉が舞い上がる。
木の葉が芽衣の顔に張り付く。
思わず芽衣は驚いてしまい尻餅をついてしまう。
木の葉が芽衣の顔に張り付く。
思わず芽衣は驚いてしまい尻餅をついてしまう。
「いったーい……もう最悪」
芽衣はお尻についた砂と顔についた木の葉をはらって立ち上がる。
あいも変わらず神社には芽衣一人。孤独に芽衣は押しつぶされそうになる。
あいも変わらず神社には芽衣一人。孤独に芽衣は押しつぶされそうになる。
「お兄ちゃん……どこにいるの?」
芽衣が殺し合いに巻き込まれたにも関わらず、まだ喚き散らさずに落ち着いていられるのは、
自分が慕う兄――春原陽平がこの島に同じく呼ばれているからである。
お兄ちゃんなら何だかんだ言って助けてくれる。
こんな奇特な事態の中でも信頼度で言えば百点満点、いやそれ以上をとれるくらいだ。
そんな甘い希望のようなものを芽衣は持っていた。
自分が慕う兄――春原陽平がこの島に同じく呼ばれているからである。
お兄ちゃんなら何だかんだ言って助けてくれる。
こんな奇特な事態の中でも信頼度で言えば百点満点、いやそれ以上をとれるくらいだ。
そんな甘い希望のようなものを芽衣は持っていた。
「……!」
その時、芽衣の耳に誰かがコツコツと石畳を登る足音が聞こえた。
音は段々と大きくなり、音の主はもうすぐで芽衣のいる場所に到達するだろう。
音は段々と大きくなり、音の主はもうすぐで芽衣のいる場所に到達するだろう。
(ど、どうしよう! 会ってみる? でも……もし殺し合いに乗っていたら……
一旦隠れよ、ってもう間に合わない!)
一旦隠れよ、ってもう間に合わない!)
頭の中で思考を重ねているうちに足音の主が芽衣の下へ到着する。
芽衣は思った。これが殺し合いに乗っている参加者であったら――
芽衣は思った。これが殺し合いに乗っている参加者であったら――
(死んじゃうのかなぁ)
そんな不安が頭をよぎる。だがその予想は外れ。
現れたのは、
現れたのは、
「こんばんは、かな。あなたはこのゲームについてどう思う?」
柔和な顔立ちの少女――佐藤良美であった。
◆ ◆ ◆
ふう……よかった。最初に会ったのが芽衣ちゃんで。
今も芽衣ちゃんは自分の知り合いについて一生懸命説明している。
特に兄である春原陽平の部分に関しては嫌というほど詳しくだ。
今も芽衣ちゃんは自分の知り合いについて一生懸命説明している。
特に兄である春原陽平の部分に関しては嫌というほど詳しくだ。
しかしばっかみたい。何が兄が心配だ。何それ? 笑わせないでよ。
そんなこと考える暇があったら自分のこと考えなよ。
命が惜しくないのかな――
そんなこと考える暇があったら自分のこと考えなよ。
命が惜しくないのかな――
とかこの前の私ならこう思っていたんだろうなあ。
今は違う。
エリーを裏切って、あられもない痴態を見せつけて。
あの雨の日に全てをさらけ出して。
今は違う。
エリーを裏切って、あられもない痴態を見せつけて。
あの雨の日に全てをさらけ出して。
それでもレオ君は私を嫌いになんてならなかった。
私のことを大好きだって言ってくれた。
私のことを大好きだって言ってくれた。
絶対に幸せにする。
あの言葉は心の奥底まで響いたなあ。
あの言葉は心の奥底まで響いたなあ。
レオ君は優しい。この島でも他の参加者と助け合っていくことが想像出来る。
困っている人には手を差し伸べて。
そんなレオ君が私は大好きだしこうなりたいとも思った。
困っている人には手を差し伸べて。
そんなレオ君が私は大好きだしこうなりたいとも思った。
だから私もレオ君のように困ってる人には手を差し伸べよう。
この島では当然のごとく殺し合いに乗っている人も存在するだろう。
殺意を隠して近づいてくる人もいるかもしれない。
この島では当然のごとく殺し合いに乗っている人も存在するだろう。
殺意を隠して近づいてくる人もいるかもしれない。
だけど、会う人会う人全員を疑っていたらキリがない。
それにそんなの悲しすぎる。駄目なんだそれじゃあ。
それでも私は決めたんだ。
こんな私を信じてくれて、全てを受け入れてくれたレオ君みたいに。
人を信じて受け入れることから始めようって。
それにそんなの悲しすぎる。駄目なんだそれじゃあ。
それでも私は決めたんだ。
こんな私を信じてくれて、全てを受け入れてくれたレオ君みたいに。
人を信じて受け入れることから始めようって。
どんなことがあっても挫けずに。きっとその先には光があるから。
諦めない、絶対に!
諦めない、絶対に!
「それが一番だよね、みんな一緒のハッピーエンドが何よりもうれしいよ」
「何か言いました、良美さん?」
「ううん別に」
「何か言いました、良美さん?」
「ううん別に」
この道に後悔なんてない。
幸せになるんだ、みんな一緒に。
幸せになるんだ、みんな一緒に。
【C-5神社/1日目・深夜】
【春原芽衣@CLANNAD】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3、
[思考・状況]
基本:お兄ちゃんに会いたい
1殺し合いには乗らない
2佐藤良美と行動
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3、
[思考・状況]
基本:お兄ちゃんに会いたい
1殺し合いには乗らない
2佐藤良美と行動
【佐藤良美@つよきす】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本: レオ君を探す
1 殺し合いには乗らない。
2春原芽衣と行動。
3知り合いとの合流。
※佐藤良美End後からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本: レオ君を探す
1 殺し合いには乗らない。
2春原芽衣と行動。
3知り合いとの合流。
※佐藤良美End後からの参戦です。
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