SHシリーズ

概要


1997年以降長らくDMC公式ミキサーだったモデル。DJ SHARKが開発に携わった。減衰量が大きくエフェクターの様に使用が可能な独特のEQを搭載。縦フェーダーのカーブは0506と並んでカーブが急でスクラッチに適しています。ただし、SHシリーズは各フェーダーの耐久性があまり良くなく、(EXのクロスフェーダーを除く)多用するとすぐにガリが来ます。

※タンテ右翼から一部引用(http://ttu.s33.xrea.com/mixer03.html


SH-DJ 1200


1996年発売。SHシリーズの初代。
メーカー曰く、テクニクス通常品1.5万回に対し公称10万回の高い耐摩耗性を誇る高耐久フェーダーを搭載。予備のチャンネルフェーダーとクロスフェーダー各1セットをボディ裏側内部に内蔵しています。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。(後のSH-EXとは違いブラックは光沢有り仕様)

ブラック


シルバー


+ フロント・リアパネル画像
フロントパネル


リアパネル


+ スペック表・SH-DJ 1200
型式 オーディオ・ミキサー
入力感度/インピーダンス Phono:1.5mV~15mV/47kΩ
Line:100mV~1000mV/10kΩ以上
Aux/Effector:150mV/47kΩ
Mic:0.7mV/1kΩ
定格出力電圧 Line:1V/600Ω
Monitor:2V/2.2kΩ
ヘッドホン:1.5V/100Ω(負荷100Ω)
Rec:1V/2.2kΩ
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 13W
外形寸法 幅260x高さ102x奥行305mm
重量 3.4kg

価格
  • ¥50,000(当時)






SH-DX 1200


2001年頃発売。
SH-DJに比べA-Bチャンネル間の音漏れを10dB以上改善したマイナーチェンジモデル。縦フェーダーのフェードカーブ特性をスイッチを3段階で調整可能です。またフェーダーそのものも防塵構造の更に高耐久性の物に変更されている。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。

ブラック


シルバー

+ フロント・リアパネル画像
フロントパネル


リアパネル


+ スペック表・SH-DX 1200
型式 オーディオミキサー
入力感度/インピーダンス Phono:1.5mV~15mV/47kΩ
Line:100mV~1000mV/10kΩ
Aux/Effector:150mV/47kΩ
Mic:0.7mV/1kΩ
定格出力電圧 Line:1V/600Ω
Monitor:2V/2.2kΩ
Headphone:1.5V/100Ω(負荷100Ω)
Rec:1V/2.2kΩ
周波数特性 Phono:30Hz~15kHz(RIAA)
Line:10Hz~70kHz -3dB
Aux/Effector:10Hz~100kHz -3dB
Mic:100Hz~15kHz -3dB
トーンコントロール Low:+12dB~-24dB(63Hz)
High:+12dB~-24dB(10kHz)
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 14W
外形寸法 幅260x高さ102x奥行305mm
重量 3.5kg
価格
  • ¥55,000(当時)






SH-EX 1200


SHシリーズの最終モデルにして最高傑作。この機種のみリバーススイッチが装備された。
100万回以上の動作に耐えるという頑丈な光学式クロスフェーダーを搭載。ON/OFFのスイッチ方式のためカーブは調整不可。
安物なのでフェーダーを切ると小さなプチノイズが入るという欠点が有り。また縦フェーダーのカーブ特性変更スイッチはこのモデルには無い。フェーダーの固さには個体差がありますが使っていると軽くなります。

ブラック


シルバー


海外版ブラック
海外販売分はEXのプリントが無し。


海外版シルバー

+ フロント・リアパネル画像
フロント/リアパネル


+ 以下レビュー
http://mimizun.com/log/2ch/dj/1074878129/
321 :名無しチェケラッチョ♪:04/07/12 01:45 ID:???
俺も月並みだけどSH-EX1200のレポを。

SL1200と同色塗装の為、セットを組むと、まるで一個の機材のような一体感が非常に心地いいです。
フェーダーはきっちり一メモリ目で「ドン」と出ます。その辺やはり日本製と言う感じ。
クロスフェーダーはそういった感じなのでスクラッチしかできないですが、
縦フェーダーは非常にナローで、繊細なタッチにもきっちり追従してくれるし、
EQは2バンドでも音質補正にもパフォーマンスにも充分なつぼを抑えた利き具合をしています。
テクノ、ハウスDJでも買って損はないと思います。(現に俺がハウスDJですが、良好です。)
また部品の一つ一つのクオリティ、耐久性が高い感じです。操作フィールも手によくなじむし。

問題はヘッドフォンのレベルが若干低い事。普通に使う分には問題なし。比較的、と言う程度。

シンプルの極みを行く機能、様式美といっていいほどのデザイン、
あきれるほどに割り切った設計でありながら、実は驚くほどに柔軟性に富む。
これはまさに「楽器」だと思います。
値段としてはそう安い部類のミキサーではないと思いますが、
やはりあえて低価格帯をお探しの人に勧めたい。
フェーダーの切れで他社に劣ると言う意見もありますが、
それを問題に感じさせないだけの完成度があるミキサーです。
別格、絶対的、そんな感じの存在です。これは一生使えます。


ちなみにSHシリーズのクロスフェーダー軸は、根本が8ミリ軸で先細り形状になっているので、ティッシュなどで隙間を埋めるとPRO X FADEノブ等が使用可能です。(実際に試してみましたが問題なく使えます。)


  • 全体

  • 操作性

  • 性能

  • 総評


+ スペック表・SH-EX 1200
型式 オーディオミキサー
入力感度/インピーダンス Phono:1.5mV~15mV/47kΩ
Line:100mV~1000mV/10kΩ
Aux/Effector:150mV/47kΩ
Mic:0.7mV/1kΩ
定格出力電圧 Line:1V/600Ω
Monitor:2V/2.2kΩ
Headphone:1.5V/100Ω
Rec:1V/2.2kΩ
周波数特性 Phono:30Hz~15kHz(RIAA)
Line:10Hz~70kHz -3dB
Aux/Effector:10Hz~100kHz -3dB
Mic:100Hz~15kHz -3dB
トーンコントロール Low:+12dB~-24dB(63Hz)
High:+12dB~-24dB(10kHz)
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 14W
外形寸法 幅260x高さ102x奥行305mm
重量 3.5kg

■価格
  • 50000円(当時)



最終更新:2019年10月04日 23:28
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