弘南市に2080年に開業した空港。「実納梨」の読みは「みのり」。「国際空港」と称するが、現在定期国際線は発着していない。 同じ弘南市内に2033年から尚隆空港があるが、地形の関係で離陸した航空機が弘南市街地上空を飛行することになり、騒音問題や高層ビルの高さ制限の問題が発生していた。 また、2033年時点ではアクアラインが開通しておらず、初音方面からの物流において空路も重要な役割を果たしており、アクアライン開通後も輸送力増強には時間がかかったこともあり、滑走路1本で多数の旅客機・貨物機をさばいている状況であった。 さらに当時多発していたチー鉄の領空侵犯に対するNDF機スクランブル発進が年間200回に及んでおり、そのたびにたった1本の滑走路は一時封鎖を余儀なくされていた。その際旅客機・貨物機は弘南上空を旋回して待機することとなり、騒音問題に拍車をかけていた。
これらの問題を緩和・解消することを目的として新空港が建設されることとなった。数kmしか離れていないにもかかわらず、山に囲まれていないため進入・進出ルートの制限が緩くなったため、市街地の騒音問題は劇的に緩和されている。なお、NDFの基地機能はすべて実納梨空港至近の実納梨基地に移転されている。 しかしながら、前述のように実納梨・尚隆両空港は数kmしか離れていないため、各所でたびたび統合が提案・発議されるが、敷地および施設を保有するのがニコ鉄・鶴鉄というライバル会社同士であるため、また仮に統合した場合に実納梨空港建設以前のような問題が再び起こる恐れがあることから、統合はいまだ実現していない。
国:日本 設置場所:弘南市実納梨区 空港種別:商業 運営者:ニコニコ鉄道株式会社 IATAコード:MNR ICAOコード:RJMN