弘南支社に所属している特急ノクターン号専用車。JR東日本向け車両よりもモーター出力を向上させるなどのチューンアップが施されている。新造当初から140km/h運転に対応している唯一の車両。 最高速度は140km/hだが、実際に140km/hで走行できるのはアクアライン橋梁上と三国トンネル内のみであり、殆どの区間では130km/hに抑えられている。 スーパーシートの座席は夜行高速バスにヒントを得た「ニコ鉄型スリーピングシート」であり、座席をリクライニングすると座面がせりあがり一直線になる構造で、非常に快適との声が多く好評である。 所属は弘南支社だが、検査等は岩崎支社水樹電車区が担当している。 これに関しては深い事情が有り、いろいろと噂されているのだが、実際にはノクターン運行当初、弘南支社がアクアライン建設費で大赤字になり新車を購入できなかったことに由来。 資金に余裕のあった岩崎支社が代わりに購入して弘南支社が借り受けて運行していた名残との噂が。 その後アクアラインの輸送量増加により弘南支社はアクアライン建設費を完済して余りある収益をあげ、岩崎支社から借り受けていた車両も全て買い取っている。 なお重要部・全般検査は本社の雛見沢車両センタ―にて行っている。 実質的な快特専用車両でダイヤが乱れた時を除いて特急運用には入らない、正にノクターン号の華である。 (留置先から真戸市・阪津への送り込み時には特急運用に入る事もある) 車両識別・管理編成番号はKで01〜05の5本が弘南支社涌緑電車区に所属している。 また、運用時には涌緑駅を運転士が脇見ドリフトしながら通過していく場面が度々目撃されている。
E751系電車 主要諸元 | |
保有会社 | ニコニコ鉄道 弘南支社 |
設計最高速度 | 140km/h |
営業最高速度 | 140km/h |
起動加速度 | 2.8km/h/s |
編成定員 | 354人(普)+12人(SS)=366人 |
制御装置 | IGBT VVVFインバータ制御 |
編成出力 | 190x16=3040kW |
保安装置 | ATS-P型・ATC-5型(桜珠線用)・CS-ATC(江森線・春日野線用)・EB装置・防護無線装置 |
ブレーキ方式 | 電気指令式ブレーキ、回生ブレーキ・抑速ブレーキ・耐雪ブレーキ・増圧ブレーキ装備 |