ミリオン待つだ ◆quSWNNXDEg
C-2でも行動を始めた男がいた。
彼の名前は松田桃太。【キラ】という世紀の殺人鬼を逮捕すべく、集まった刑事の中の一人である。ドジでお調子者のトラブルメーカー。
そんなところから一見頼りなさげに見えるが、正義感は強く、もちろん殺し合いに乗る気さえも全くなかった。
僕が目覚めたのは暗い森の中のことだった。それにしてもいきなり殺し合いなんて…… あの女の子に何の理由があったとしても、
関係のない一般人を殺すなんて、方法は間違ってるけど犯罪者たちを殺して世界を変えようとしている【キラ】以下だ。
とりあえず僕は支給品を確認する。中には内容のよくわからないゲームソフト、そして葉っぱが入っていた。ゲームソフトには
『史上最高のミリオンヒットを目指したゲーム、オプーナ』と書いてあり、
葉っぱの説明書に至っては風で飛ばされてしまったため、説明書をなくしてしまうという有様だった。
自分に嘆息をはきつつ、説明書を追うと、そこには。
彼の特徴は白くてぷよぷよしたお腹、丸顔。たとえるならそう、白饅頭みたいな。そしてぎらぎらと光った目。
そこに少しは恐怖を覚えつつ、とりあえず彼に声をかけてみることにした。
「だ、大丈夫ですか?」とりあえずはこの言葉で安心させる。すると返ってきた言葉は、
「お、『オプーナ』はあるかお?」だった。
オプーナ。さっきのゲームのことだろうか。こんなものが何の役に立つのかもわからないが、僕はカバンからそれを取り出して、「これ…で合ってますか?」と聞いた。
「あってるから… は、早く渡してくれないかお?
………そうかお、金かお。いくら払えばいいんだお?支払いなら任せるおぉぉ!」バリバリ
………そうかお、金かお。いくら払えばいいんだお?支払いなら任せるおぉぉ!」バリバリ
「ちょ、ちょっと!お金なんて要りませんって!あげますから落ち着いて下さい!」
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「…あぁ、ありがとう。とりあえずこの説明書を開いてっと・・・」
彼は、さっきのゲームソフトを開いて中身を確認している。どうやら少しは落ち着いたみたいで一安心。
「それじゃぁ、私は一時的にこの支給品を使わせてもらうお。」彼は説明書を渡してきながら言った。
すると次の瞬間、彼の姿はなくなっていた。説明書を読むと、
『絵本の中に入れる靴。ですが10分間本の中に入っていると強制的に外に出され、その後2時間使用が不可能になります。』
と書いてあった。そして彼が説明書の中で動き回っているのも見えた。正直、デスノート並みにこの世のものとは思えない。
でもこう見るとこの『オプーナ』の主人公と似てるかも……
そのまましばらく眺めていると、突然攻略本の中から黄色い球を持ってさっきの男の人が戻ってきた。
「それって…いったい何に使うんですか?」
そこにあったのは、 主人公の頭に浮かんでいた球だった。そして、説明書の主人公の頭の球もなくなっていた。こんなもの、本当に何の役にも立ちそうになさそうだけど。
「これのことかお。これはエナジーボンボンって言って、いまから私の頭につけるために持ってきたんだお。」
彼はそう言うと、おもむろに木の枝を球に挿し・・・・・・
頭に、 突き刺した。
血水が噴き出す。僕は胃からせりあがってくるものを必死に止めつつ、なんと語ったままの姿勢を保ち、彼を…見た。
すると彼の体は少しづつ蠢いて…蠢いていき………
「…やはり元の私の物でないと違和感を感じるか……まぁ、いい。後で探せば良いだけだ…」
そこにはすごく…力強い…というか、筋肉質の体をもち、頭にあったはずの傷も治ってしまっている、元気な一人の人間の姿があった。
その後、僕たちは済ませていなかった自己紹介をした。
男の人の名前はオプーナ。とあるゲームショップの店主をしているらしい。なぜあのゲームと同じ名前なのかも聞いたけれど、
その瞬間オプーナさんは遠い目をしていた、気がして。とても聞けなかった。
それからしたことは途中だった持ち物の確認。水、食料、この島の地図、etc...
オプーナさんにも共通のものが入っていたらしい。ただし懐中電灯の色が赤だったことになぜか腹を立てていたので、僕の青い懐中電灯と変えてあげた。
でもその一般支給品にも気になるものはあった。まずは名簿を見たときに、○夜神月 ○L ○松田桃太 と書かれていたこと。
「どうかしたか?まさか…友人でもいたのか?」そして、なぜかまたオプーナさんは遠い眼をした。
「はい。この【夜神月】って人と、【L】って人です。月くんは天才的な頭脳とひらめきをもった青年、Lはどんな難事件も解決してきた探偵です。」
実のところLについては、一部の人間しか知ってはいけない機密なのだが、こんな所にキラが存在するわけもない。
「天才的な頭脳、と探偵か…もしかしたらこの首輪を外すのを手伝ってくれるかもしれないな。」と、オプーナさんは正統的な意見を言った。
そしてもう一つ僕が気になったのは…この『筆記用具』だった。
ノート。オプーナさんはイメージがわいてきたとか言って、いろいろなアイデアを書き殴っていたが、僕は捜査本部にあった1つのノートのことを思い出して…
ここから、僕は一つの可能性に行き着いた。
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この世には、突然死神と呼ばれる生物(?)の持つデスノートというアイテムがある。デスノートがあれば、どんな人間でも名前を書けば殺せてしまう。
ここで僕が気付いたのは、服以外のものをすべて没収というルール。現に僕の拳銃もなくなっている。
つまり。僕たちの確保したデスノートも、奪われて参加者に支給されている可能性がある、ということだった。
いや、さらに悪ければ、この殺し合いの運営をしているあの女の子が、監視のために利用しているかもしれない、ということだった。
この名簿がある以上、このまま脱出ということはできない。殺される確率が高すぎる。
つまりこのゲームを終わらせるためには、(もちろんデスノートが奪われていたとしたらにすぎないけど)主催を倒す、もしくはデスノートを奪うことだけだということになる。
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あくまで推量にはすぎないけど、この可能性は十分ある。
とりあえず目指すことは主催者の打倒のために戦力を集めること。そしてこの首輪を無力化させること。
いつもトラブルを引き寄せてきた自分でも、今回ばかりは全力で挑まなきゃいけない。
それがみんなの『正義』につながると、信じて。
そして僕は。
「オプーナさん、話があります。」
すべてを、彼に打ち明けることにした。
【C-2・森/1日目・深夜】
【松田桃太@DEATH NOTE】
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】葉っぱ@?
【思考】
基本:殺し合いには乗りません。
1:デスノートについての情報と予測を伝える。
2:この人は信頼できそう。
3:葉っぱって何だったんだろう
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】葉っぱ@?
【思考】
基本:殺し合いには乗りません。
1:デスノートについての情報と予測を伝える。
2:この人は信頼できそう。
3:葉っぱって何だったんだろう
※葉っぱの説明書は風で飛ばされてしまいました。C-2付近のエリアに落ちている可能性があります。説明書の行方、葉っぱの詳細はお任せします。
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――――――――――――――この戦いに勝ったら、どんな願いでもかなえてやる――――――――――――――――
そう、あの女は言っていた。どんな願いも。
ただ人を殺すだけでいいのだ。せりよって、信頼させて、殺す。それだけでいい。
もともと人をやり込めるのは慣れているんだ。オプーナを多くの店に無理を言ってでも発注してもらったことを思い出せ。
売り上げのせいで責任を覆わせられる形でリストラさせられた会社も、きっと願いの力で出した売り上げを見れば私を連れ戻すに違いない。
そして、同じ日にゲームを発売した同僚に出世街道を登られる、なんてこともなくなる、はずだ。
だが……
それだけでいい。のか?
あの能天気な男の顔を見ていると、そうも思えなくなってきた。人を殺して得る売り上げなど、どこが売り上げか。そうも思えてきたのだ。
いま、疑問の渦に巻き込まれている私の目的は――――
オプーナを、売りあげること、それだけだった。
【オプーナ@2cn】
【状態】健康
【装備】エナジーボンボン@オプーナ 木の棒@現実
【持ち物】オプーナ@現実 絵本入り込み靴@ドラえもん マジックテープ式財布@2cn
【思考】
基本:オプーナを何が何でも有名にし、売り上げを上げる。
1:殺し合いに乗ってオプーナの売り上げを上げてもらう。
2:あいつの顔…妙に気になるな。なんだこのモヤモヤは?
3:オプーナを売る。
【状態】健康
【装備】エナジーボンボン@オプーナ 木の棒@現実
【持ち物】オプーナ@現実 絵本入り込み靴@ドラえもん マジックテープ式財布@2cn
【思考】
基本:オプーナを何が何でも有名にし、売り上げを上げる。
1:殺し合いに乗ってオプーナの売り上げを上げてもらう。
2:あいつの顔…妙に気になるな。なんだこのモヤモヤは?
3:オプーナを売る。
※エナジーボンボンが刺さっていなかったら雰囲気の違うだけのただのやる夫です。また、エナジーボンボンは壊せます。
エナジーボンボン@オプーナ
オプーナの頭に浮かんでいる黄色い球。的などに飛ばして攻撃したり、様々な用途がある。
オプーナの頭に浮かんでいる黄色い球。的などに飛ばして攻撃したり、様々な用途がある。
オプーナ@現実
伝説(糞ゲー的な意味で)に名を残したゲーム。不幸なことに発売日が【赤い配管工】の新作とかぶってしまい、
その結果はマリオが大勝、オプーナは数千部という結果に終わった。だが一部のコアユーザーからは良ゲー評価(特に音楽
を受けていたり、ネットで糞ゲーとして有名になったことで、一時期はワゴンで500円ほどで売られていたのが、数千円に戻っていたりする。
このゲームでは『オプーナ』こと やるオプーナ が執着しているゲームとして有名。
伝説(糞ゲー的な意味で)に名を残したゲーム。不幸なことに発売日が【赤い配管工】の新作とかぶってしまい、
その結果はマリオが大勝、オプーナは数千部という結果に終わった。だが一部のコアユーザーからは良ゲー評価(特に音楽
を受けていたり、ネットで糞ゲーとして有名になったことで、一時期はワゴンで500円ほどで売られていたのが、数千円に戻っていたりする。
このゲームでは『オプーナ』こと やるオプーナ が執着しているゲームとして有名。
絵本入り込み靴@ドラえもん
絵本の中に入れる靴。一部の未来の大きなお友達からは2次元に入れる道具として重宝されているとか。
絵本の中に入れる靴。一部の未来の大きなお友達からは2次元に入れる道具として重宝されているとか。
マジックテープ式財布@2cn
∧_∧
( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
バリバリC□l丶l丶
/ ( ) やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ
のaaで有名な財布。もともとは『私女だけど彼氏の財布がマジックテープ式だった 死にたい。。』
というスレッドが元ネタ。マジックテープでバリバリ鳴らしながらデートで来たレストランなどの会計をしているのは
正直、冷めてしまうので男性諸君は気をつけてもらいたいところである。
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正直、冷めてしまうので男性諸君は気をつけてもらいたいところである。
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