これはゾンビですか? はい、魔法少女です (後編) ◆ROYAL9uibY
そして、時は再び止まる。
(なにッ!?)
護送車の後ろ。
止まった時の中で、犯罪者を収容する後部の扉を開けて出てきたのは長い黒髪を垂らす一人の少女だった。
DIOはその姿を視認できるが、体はぴくりとも動きはしない。
DIOは迂闊だったのか?
いや違う。
百年も眠りについていた吸血鬼は、護送車の内部構造など知らなかった。
護送車の運転席が後ろの収容部分と繋がっていること、
そして運転手が運転席以外で護送車を操縦していたなど思いもよらなかった。
止まった時の中で、犯罪者を収容する後部の扉を開けて出てきたのは長い黒髪を垂らす一人の少女だった。
DIOはその姿を視認できるが、体はぴくりとも動きはしない。
DIOは迂闊だったのか?
いや違う。
百年も眠りについていた吸血鬼は、護送車の内部構造など知らなかった。
護送車の運転席が後ろの収容部分と繋がっていること、
そして運転手が運転席以外で護送車を操縦していたなど思いもよらなかった。
少し時は遡る。
ほむらは参加者を視認したあと、そこにまどかが居ないことを理解した。
見えたのは高校生くらいの女性と、二十代くらいの男性の二人だったからだ。
レーダーにはもう一つ、あのどちらかと接触した後別れた光点が一つあったが、
光点の移動速度からして逃げたという様子はない。
まどかならば。誰かと会ってそのまま別れるようなこともしないだろう。
故に、この離れる光点はまどかではない。
ほむらは参加者を視認したあと、そこにまどかが居ないことを理解した。
見えたのは高校生くらいの女性と、二十代くらいの男性の二人だったからだ。
レーダーにはもう一つ、あのどちらかと接触した後別れた光点が一つあったが、
光点の移動速度からして逃げたという様子はない。
まどかならば。誰かと会ってそのまま別れるようなこともしないだろう。
故に、この離れる光点はまどかではない。
だが、一応他の参加者と接触することには意味がある。
最初の場所で見たように、殺し合いを是としない者もこの会場内には存在する。
そんな人物にまどか捜索を協力してもらえば、まどか捜索の効率は上がっていく。
最初の場所で見たように、殺し合いを是としない者もこの会場内には存在する。
そんな人物にまどか捜索を協力してもらえば、まどか捜索の効率は上がっていく。
しかし、ほむらは護送車の速度を緩めない。
遠くに見える教会は、少しばかり損傷しているように見えた。
元々損傷していたのか、ついさっき損傷したのか、ここからでは判別できない。
もしもあの二人のどちらかが、もしくは両方が危険人物だった場合は、この場で排除しなければまどかの安全が保障できない。
そして、どちらかが危険人物だということは、この場から離れた人物も危険人物の仲間、
つまりは同じ危険人物の可能性が強くなる。
元々損傷していたのか、ついさっき損傷したのか、ここからでは判別できない。
もしもあの二人のどちらかが、もしくは両方が危険人物だった場合は、この場で排除しなければまどかの安全が保障できない。
そして、どちらかが危険人物だということは、この場から離れた人物も危険人物の仲間、
つまりは同じ危険人物の可能性が強くなる。
そして、ほむらは見た。
時間停止の感覚を掴むために走行と同時に時を止めた時だ。
止めた筈の時の中で、男から金色の人型が出てきたかと思うと、男の体が動き出したのだ。
時間停止の感覚を掴むために走行と同時に時を止めた時だ。
止めた筈の時の中で、男から金色の人型が出てきたかと思うと、男の体が動き出したのだ。
時間停止ができていない?
いや、女の方は動いておらず、服も風になびいた形で止まっている。
間違いなく時は止まった。
その状態で動けたということは……。
いや、女の方は動いておらず、服も風になびいた形で止まっている。
間違いなく時は止まった。
その状態で動けたということは……。
(DIO!!)
DIO。
殺害者数三桁を超える吸血鬼。
経歴や性格から言って完全な危険人物だ。
そして、その能力は時を止めるスタンド「世界(ザ・ワールド)」。
殺害者数三桁を超える吸血鬼。
経歴や性格から言って完全な危険人物だ。
そして、その能力は時を止めるスタンド「世界(ザ・ワールド)」。
ほむらは運転席から内部を隔てる扉を開け、護送車の後部に移動した。
護送車は魔力で動かす。
護送車は魔力で動かす。
ほむらは制限により時間停止で疲労が溜まる上、停止時間も一定時間経つと強制的に解除される。
連続使用もできない。
強制解除から次の使用までの間隔は把握済みだが、武器が装甲車しか存在しない。
連続使用もできない。
強制解除から次の使用までの間隔は把握済みだが、武器が装甲車しか存在しない。
ほむらは時間を止めるだけが取り柄の、単体だけでの戦闘能力低い魔法少女だ。
制限だらけの今の状態では、今まで以上に策を労するしかない。
制限だらけの今の状態では、今まで以上に策を労するしかない。
護送車は頑丈な作りだ。対戦車ミサイルでも撃ち込まれない限り、後ろに居れば安全だろう。
ほむらは時間停止の間隔を把握するためにポケットに入れていた小石を取り出し、空中に放る。
相手が時を止めるのならば、空中に放り投げるこの小石が止まるはずだ。
ほむらは時間停止の間隔を把握するためにポケットに入れていた小石を取り出し、空中に放る。
相手が時を止めるのならば、空中に放り投げるこの小石が止まるはずだ。
そしてほむらは『時』を待った。
数秒後。
猛スピードで突き進む護送車は止まり、空中の小石も止まり、ほむらの体も動かなくなる。
だが、まだその『時』は来ない。
心の中でほむらは数える。
数秒後。
猛スピードで突き進む護送車は止まり、空中の小石も止まり、ほむらの体も動かなくなる。
だが、まだその『時』は来ない。
心の中でほむらは数える。
五……。
時は来ない。
四……。
一秒が経過した。
三……。
その時、正面から金属がひしゃげる音が聞こえてきた。
DIOによる攻撃だろう。
だが、まだだ。
まだその時ではない。
その時、正面から金属がひしゃげる音が聞こえてきた。
DIOによる攻撃だろう。
だが、まだだ。
まだその時ではない。
二……。
そして、時は動き出した。
(──三秒!?)
思ったよりも早く、止まった時が動きだした。
そのことに少し焦ったが、予想の範囲内だ。
これがDIOの限界時間。
ほむらはこの『時』を待っていた。
そのことに少し焦ったが、予想の範囲内だ。
これがDIOの限界時間。
ほむらはこの『時』を待っていた。
かちり。
ほむらの腕に装着されている盾、それに付属している砂時計の砂が動きを止めた。
同時に、周囲の動きも世界ごと停止する。
今この世界で動くことができるのは、暁美ほむらただ一人となった。
同時に、周囲の動きも世界ごと停止する。
今この世界で動くことができるのは、暁美ほむらただ一人となった。
八 ───。
ほむらが時を止めていられる限界は八秒間。
それも連続使用はできない。
この八秒の内に決着をつけなければならないのだ。
それも連続使用はできない。
この八秒の内に決着をつけなければならないのだ。
七 ───。
運転席がどうなっているのかの確認はせず、護送車の扉を開け放ち外へ飛び出す。
DIOの姿を探すのに時間がかかると考えていたが、飛び出すとすぐ横に動きを止めたDIOが立っていた。
DIOの姿を探すのに時間がかかると考えていたが、飛び出すとすぐ横に動きを止めたDIOが立っていた。
六 ───。
急いでDIOの許へ駆け寄ると、警戒しながらDIOのデイパックを無理矢理引き摺り降ろす。
DIOが余力を残していて、止まった時の中で襲い掛かってくる可能性もあったが、その心配は杞憂に終わったようだ。
DIOが余力を残していて、止まった時の中で襲い掛かってくる可能性もあったが、その心配は杞憂に終わったようだ。
五 ───。
一つ一つ支給品を確認している暇はない。
ほむらはDIOのデイパックの中身を空中にぶちまけると、
空中で止まった支給品の中から基本支給品以外の物と思われる二つの支給品を回収する。
説明書をさっと流し読みするが、戦闘向きの道具ではない。
このまま当初の計画通りに行動する。
ほむらはDIOのデイパックの中身を空中にぶちまけると、
空中で止まった支給品の中から基本支給品以外の物と思われる二つの支給品を回収する。
説明書をさっと流し読みするが、戦闘向きの道具ではない。
このまま当初の計画通りに行動する。
四 ───。
ほむらが自分の盾の中から取り出したのはペットボトルだ。
中には透明な液体が入っており、周囲の景色を歪んで通す。
ペットボトルの蓋を開けると、そのまま中身をDIOの体に全てかける。
中には透明な液体が入っており、周囲の景色を歪んで通す。
ペットボトルの蓋を開けると、そのまま中身をDIOの体に全てかける。
三 ───。
次に盾の中から護送車のバッテリーを取りだす。
護送車のエンジンをかけた後に回収したものだ。
エンジンさえかかれば、後はエンジンを止めない限りモーターは回転し続け護送車の運転に支障はでない。
それにいざとなればさっきのように魔力で操作するつもりだった。
護送車のエンジンをかけた後に回収したものだ。
エンジンさえかかれば、後はエンジンを止めない限りモーターは回転し続け護送車の運転に支障はでない。
それにいざとなればさっきのように魔力で操作するつもりだった。
二 ───。
バッテリーのプラス極とマイナス極にケーブルを接続。
そしてケーブルの端を繋ぐためにDIOに触れた。
その時だ。
そしてケーブルの端を繋ぐためにDIOに触れた。
その時だ。
「ウイリャアッ!」
止まっていたDIOの腕が動き、ほむらに向かって襲いかかる。
(まだ動けた!?)
ケーブルの端子はDIOの体に触れている。これで目的は達成できた。
ほむらはDIOの攻撃を避けるために急いで体ごと腕をひっこめるが、
掴みかかる形をしていたDIOの左手がほむらの右腕の肉をえぐり取る。
ほむらはDIOの攻撃を避けるために急いで体ごと腕をひっこめるが、
掴みかかる形をしていたDIOの左手がほむらの右腕の肉をえぐり取る。
(まずい!!)
DIOは人間の血液を自身のエネルギーに変える吸血鬼だ。
その吸血方法は一般に知られている首筋に噛みつくという方法だけではなく、
指を人間に突き刺し指先から吸血するという方法も用いる。
その吸血方法は一般に知られている首筋に噛みつくという方法だけではなく、
指を人間に突き刺し指先から吸血するという方法も用いる。
DIOの体は再びぴくりとも動かなくなっているが、その手にはほむらの肉片が引っかかっている。
少量ではあるが、そこにはDIOのエネルギーとなる血液があるのだ。
あの程度の量の血液なら問題ないと放置するか、それとも肉片を回収するか───。
少量ではあるが、そこにはDIOのエネルギーとなる血液があるのだ。
あの程度の量の血液なら問題ないと放置するか、それとも肉片を回収するか───。
一 ───。
時が動き出すまで残り一秒。
DIOが一瞬だけ動ける余力を残していたのか、
それともDIOの時を止められる能力の制限が三秒という判断が誤りだったのか。
───危険は徹底的に排除する。
ほむらはDIOに再び接近し、その左手に引っかかる自身の一部を掴み取った。
DIOが一瞬だけ動ける余力を残していたのか、
それともDIOの時を止められる能力の制限が三秒という判断が誤りだったのか。
───危険は徹底的に排除する。
ほむらはDIOに再び接近し、その左手に引っかかる自身の一部を掴み取った。
DIOが動き出す様子はない。
肉片を回収しすぐさまDIOがら離れると、護送車の後部へと戻り内部へ飛び乗る。
その際にDIOの支給品からペットボトルを回収するのも忘れない。
肉片を回収しすぐさまDIOがら離れると、護送車の後部へと戻り内部へ飛び乗る。
その際にDIOの支給品からペットボトルを回収するのも忘れない。
(七秒……だと? バカなッ!?)
DIOは自身の動きが止まった時から時間を数えていた。
そして、その時間は七秒を超えた。
DIOは制限により約三秒間しか時をとめられない。
制限のない全力でも五秒が限度だ。
だというのに、この小娘はDIOの全力を超えてしまっている。
そして、その時間は七秒を超えた。
DIOは制限により約三秒間しか時をとめられない。
制限のない全力でも五秒が限度だ。
だというのに、この小娘はDIOの全力を超えてしまっている。
一瞬動けるだけの余力が残っていたが、文字通り一瞬だ。
一秒どころかその半分の時間すら動けなかった。
この女はDIOが余力を残している可能性を疑っていたらしく、
DIOの攻撃は回避されてしまい致命傷を与えるに至っていない。
一秒どころかその半分の時間すら動けなかった。
この女はDIOが余力を残している可能性を疑っていたらしく、
DIOの攻撃は回避されてしまい致命傷を与えるに至っていない。
女の焦りから時が動き出すまで残りわずかということは読み取れたが、
すでに女はDIOの支給品のいくつかを奪い護送車まで退避してしまった。
血の残った肉片も回収されてしまっている。
すでに女はDIOの支給品のいくつかを奪い護送車まで退避してしまった。
血の残った肉片も回収されてしまっている。
いや、まだ大丈夫だ。
護送車との距離は二メートル弱。
この距離ならば時が動き出し、護送車が走り去るより前に「世界(ザ・ワールド)」を叩きこめる自信がある。
護送車との距離は二メートル弱。
この距離ならば時が動き出し、護送車が走り去るより前に「世界(ザ・ワールド)」を叩きこめる自信がある。
この繋げられた装置がなんなのかはわからないが、
「世界(ザ・ワールド)」を移動させると同時に弾き飛ばしてしまえば良い。
「世界(ザ・ワールド)」を移動させると同時に弾き飛ばしてしまえば良い。
DIOに繋げられた装置はバッテリーと言い、電気を放出する道具だ。
DIOは電気という存在を知らない。
知識では知っているが、それがどういうものなのか、どういう結果をもたらすものなのかというその効果を知りえない。
DIOは電気という存在を知らない。
知識では知っているが、それがどういうものなのか、どういう結果をもたらすものなのかというその効果を知りえない。
─── 零。
そして、時は動き出す。
ばちっ。
そう、一瞬だった。
時が動き出すと同時にDIOは「世界(ザ・ワールド)」を発動させ、ケーブルを吹き飛ばしながらほむらに向けて攻撃しようとした。
しかしその前に、DIOに繋げられたケーブルの端子から火花が飛び出る。
時が動き出すと同時にDIOは「世界(ザ・ワールド)」を発動させ、ケーブルを吹き飛ばしながらほむらに向けて攻撃しようとした。
しかしその前に、DIOに繋げられたケーブルの端子から火花が飛び出る。
「世界(ザ・ワールド)」の動きは確かに速い。
だが、その速さは電気が移動する速さを超えるものではなかった。
だが、その速さは電気が移動する速さを超えるものではなかった。
火花はDIOにかけられたガソリンに引火し、一瞬の内にDIOの体が炎に包まれた。
ほむらの取り出したペットボトルの中身はガソリンだった。
護送車のガソリンの一部を、水を捨てたペットボトルの中に移し替えていたのだ。
ほむらの取り出したペットボトルの中身はガソリンだった。
護送車のガソリンの一部を、水を捨てたペットボトルの中に移し替えていたのだ。
「グゥアアアアアアアアアアアアアァッ!!!」
燃える。燃える。体が燃える。
体が焼けて変質して行く。
以前血を吸ったのは大分前だ。
さきほどほむらの肉体を抉った際に血は一滴も吸っていない。
力が足りず体が再生できない。
支給品の水を探すが、それはほむらに持っていかれている。
駄目だこれは、早くなんとかしないと。
体が焼けて変質して行く。
以前血を吸ったのは大分前だ。
さきほどほむらの肉体を抉った際に血は一滴も吸っていない。
力が足りず体が再生できない。
支給品の水を探すが、それはほむらに持っていかれている。
駄目だこれは、早くなんとかしないと。
体を地面に転がし全身の火を消そうともがく。
しかし、服に染みついたガソリンのせいで、消えた端から再び燃え上がる。
しかし、服に染みついたガソリンのせいで、消えた端から再び燃え上がる。
「オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
燃え盛る視界でほむらを睨みつける。
ほむらは魔力で動かす護送車に乗り、すでにDIOの射程範囲外だ。
ほむらは魔力で動かす護送車に乗り、すでにDIOの射程範囲外だ。
「そこで死になさいDIO……いえ、ディオ・ブランドー。あなたを生かしておく理由が私にはないわ」
「貴様ァーッ!!」
ほむらの姿は走る護送車と共に遠ざかっていく。
DIOの近くには人間どころか動物すらいない。
炎は全身を焼き焦がし、もうもうと嫌な臭いを煙と共に放っていた。
DIOの近くには人間どころか動物すらいない。
炎は全身を焼き焦がし、もうもうと嫌な臭いを煙と共に放っていた。
「あ………」
江迎怒江は最愛の人が燃え行く光景を目の当たりにした。
何が起こっているのかわからない。
突然目の前から夫が消え、轟音が響いた。
音の方を見れば前面がありえないへこみ方をした護送車が迫ってくるところで、
それを認識した直後に夫の叫び声が聞こえたのだ。
そこには、燃え盛る夫の姿。
彼女の位置から数十メートル離れた位置でのたうつDIOの姿がそこにあった。
何が起こっているのかわからない。
突然目の前から夫が消え、轟音が響いた。
音の方を見れば前面がありえないへこみ方をした護送車が迫ってくるところで、
それを認識した直後に夫の叫び声が聞こえたのだ。
そこには、燃え盛る夫の姿。
彼女の位置から数十メートル離れた位置でのたうつDIOの姿がそこにあった。
「そこで死になさいDIO……いえ、ディオ・ブランドー。あなたを生かしておく理由が私にはないわ」
小さいが、女の声が確かに江迎の耳に届いた。
ディオ・ブランドーというのがシャイな夫の名前なのだろうか。
なんと良い名前だろう。
そんな思いに浸りたかったが、今は夫に放火した、姿の見えない女が許せない。
誰だ!? どこにいる!?
その犯人は護送車の後部に乗っているのだが、江迎はそれを知らない。
ディオ・ブランドーというのがシャイな夫の名前なのだろうか。
なんと良い名前だろう。
そんな思いに浸りたかったが、今は夫に放火した、姿の見えない女が許せない。
誰だ!? どこにいる!?
その犯人は護送車の後部に乗っているのだが、江迎はそれを知らない。
そうだ、今は夫を助けるのが最優先ではないか。
はたと気づいた江迎は走り出す。
どうすれば夫を救えるだろうか。
まずは火を消さなくてはならない。
でも、水を運ぼうにも、自分の手では夫の許に辿りつく前にペットボトルが腐り中身の水も腐りながら零れてしまう。
どうしよう。どうしよう。だけど居ても立っても居られない。
早く夫の許へ駆けよらなければ。
はたと気づいた江迎は走り出す。
どうすれば夫を救えるだろうか。
まずは火を消さなくてはならない。
でも、水を運ぼうにも、自分の手では夫の許に辿りつく前にペットボトルが腐り中身の水も腐りながら零れてしまう。
どうしよう。どうしよう。だけど居ても立っても居られない。
早く夫の許へ駆けよらなければ。
「ディオ!!」
焦った彼女は護送車の進行方向へと飛び出してしまう。
彼女に護送車が接触するまで、あと一秒もかからない。
たとえ『荒廃した腐花(ラフラフレシア)』で腐らせたところで、腐った金属が高速で体にぶつかることに変わりないだろう。
とっさに護送車に向けて手を突き出すが、それが意味のないことだと江迎自身悟っていた。
彼女に護送車が接触するまで、あと一秒もかからない。
たとえ『荒廃した腐花(ラフラフレシア)』で腐らせたところで、腐った金属が高速で体にぶつかることに変わりないだろう。
とっさに護送車に向けて手を突き出すが、それが意味のないことだと江迎自身悟っていた。
でも、待って?
この護送車が現れてから、私の夫が炎に包まれた。
この護送車が現れたから、どこの馬の骨とも知れない女が現れた。
こいつが悪い。
全部こいつのせいだ。
こいつさえいなければ私達は愛に溢れた幸せな家庭を築けたはずなのに全部こいつが台無しにした。
許せない許さない絶対に許してあげない絶対に。
この護送車が現れてから、私の夫が炎に包まれた。
この護送車が現れたから、どこの馬の骨とも知れない女が現れた。
こいつが悪い。
全部こいつのせいだ。
こいつさえいなければ私達は愛に溢れた幸せな家庭を築けたはずなのに全部こいつが台無しにした。
許せない許さない絶対に許してあげない絶対に。
江迎怒江は激怒した。
必ず、最愛の夫を救い出し、目の前の邪魔する全てを取り除かなければならぬと決意した。
必ず、最愛の夫を救い出し、目の前の邪魔する全てを取り除かなければならぬと決意した。
決意した彼女は、夫への愛をもって、邪魔する全てに対する怒りをもって、自分に宿る過負荷をもって、
その決意を実行に移した。
愛は無限に無限大だ。
愛さえあればどんな困難も乗り越えられる。
愛は世界を救う。
ていうか愛する人さえいれば世界なんて滅んで良い。
その決意を実行に移した。
愛は無限に無限大だ。
愛さえあればどんな困難も乗り越えられる。
愛は世界を救う。
ていうか愛する人さえいれば世界なんて滅んで良い。
愛は、過負荷(マイナス)を悪化(せいちょう)させた。
ぐじゅぐじゅ。ぐじゅぐじゅ。
じぐじぐじぐじぐじぐじぐじぐじぐ。
じぐじぐじぐじぐじぐじぐじぐじぐ。
「何!?」
一から再生するよりも、失った箇所を元の場所に戻し、その肉体を繋げるように回復すれば、
魔力の消費も少なく早く肉体を修復できる。
肉体を再生するために、傷口に抉られた自身の一部を元の通りに貼り付け、包帯を巻いて固定。
そして風に乗ったまどかの匂いを嗅ぎ取ることができないかと、
DIOの支給品の一つである『強力においついせき鼻』を装着した直後のことだった。
がくんと護送車が前に倒れ、その勢いのまま前転したのだ。
全速力、とまではいかないが結構な速度で走っていたのだ。遠心力が働き、
DIOの姿を確認するために開け放っていた後方の扉からほむらの体は空中へ放り出された。
結果として、彼女はそのおかげで命拾いすることとなる。
魔力の消費も少なく早く肉体を修復できる。
肉体を再生するために、傷口に抉られた自身の一部を元の通りに貼り付け、包帯を巻いて固定。
そして風に乗ったまどかの匂いを嗅ぎ取ることができないかと、
DIOの支給品の一つである『強力においついせき鼻』を装着した直後のことだった。
がくんと護送車が前に倒れ、その勢いのまま前転したのだ。
全速力、とまではいかないが結構な速度で走っていたのだ。遠心力が働き、
DIOの姿を確認するために開け放っていた後方の扉からほむらの体は空中へ放り出された。
結果として、彼女はそのおかげで命拾いすることとなる。
空中で体制を建て直す彼女が見た光景は、
一人の少女を中心に地面も教会の一部も緑色のぬいぐるみみたいな犬も何もかもが腐って行く光景だ。
ほむらがさっきまで載っていた護送車は、その五分の四が腐ってぐちゃぐちゃになっている。
一人の少女を中心に地面も教会の一部も緑色のぬいぐるみみたいな犬も何もかもが腐って行く光景だ。
ほむらがさっきまで載っていた護送車は、その五分の四が腐ってぐちゃぐちゃになっている。
ほむらが地面に降り立つと、それに気付いた江迎が振り向いた。
その目は腐った泥水のように濁っており、口も△で見るからにやばい系女子だとわかる。
その目は腐った泥水のように濁っており、口も△で見るからにやばい系女子だとわかる。
「……あなたが私の夫に火をつけたんですかあー?」
「夫? 私はDIOとかいう危険人物に火をつけただけよ。仕方なかったのよ。あの男は百人以上もの人間を殺してる悪人だもの。
証拠だってあるわ」
証拠だってあるわ」
「そうですかやっぱりあなたですか。あなたには夫の分のお返しをしたいんですけど、
でも先に夫を救わないといけないんですよぉー」
でも先に夫を救わないといけないんですよぉー」
夫とは何なのか。DIOのことらしいというのは理解出来る。
だが、どうしてこのような思考になってしまっているのか。
ほむらには見当が付いていた。
おそらくはDIOに肉の芽を植え付けられ洗脳されているのだ。
詳細名簿には、その人物の能力の概要が記載されてあった。
『制限済みの能力』が書かれているのではなく、『制限前の万全な状態での能力』が書かれている。
事実、DIOの「世界(ザ・ワールド)」は最大五秒間時を止める事ができると記載してあったにも関わらず、
三秒程度に制限されていた。
故に、他の能力も制限されている、特に他人を支配し自身が頂点に立てる能力を制限していないはずはないと考えたのだが、
どうやら考えが甘かったらしい。
肉の芽を制限しなくてはDIOを頂点とした支配集団が形成されるというのに、平戸ロイヤルは何を考えているのか。
だが、どうしてこのような思考になってしまっているのか。
ほむらには見当が付いていた。
おそらくはDIOに肉の芽を植え付けられ洗脳されているのだ。
詳細名簿には、その人物の能力の概要が記載されてあった。
『制限済みの能力』が書かれているのではなく、『制限前の万全な状態での能力』が書かれている。
事実、DIOの「世界(ザ・ワールド)」は最大五秒間時を止める事ができると記載してあったにも関わらず、
三秒程度に制限されていた。
故に、他の能力も制限されている、特に他人を支配し自身が頂点に立てる能力を制限していないはずはないと考えたのだが、
どうやら考えが甘かったらしい。
肉の芽を制限しなくてはDIOを頂点とした支配集団が形成されるというのに、平戸ロイヤルは何を考えているのか。
肉の芽の摘出はほむらには不可能な行為だ。
時間が止められるというほむらの能力ならば、時を止めている間に時間をかけて肉の芽を除去することも可能かもしれない。
しかし止められる時間は約八秒間。
そしてほむらは外科手術の技術や体内を透過し目的のものだけを取り出す術を持ち合わせていない。
時間が止められるというほむらの能力ならば、時を止めている間に時間をかけて肉の芽を除去することも可能かもしれない。
しかし止められる時間は約八秒間。
そしてほむらは外科手術の技術や体内を透過し目的のものだけを取り出す術を持ち合わせていない。
操られているのだとすれば、殺害するのは少々気が引けた。
いや、殺害する必要はないかもしれない。
もう少しで吸血鬼DIOは死ぬ。
詳細名簿にその記述はないが、DIOが死ねばその細胞である肉の芽も消滅するのではないだろうか。
吸血鬼や殺人鬼ならともかく、こういう一般人を殺すのは心に残るものがある。
できることなら避けたいところだ。
いや、殺害する必要はないかもしれない。
もう少しで吸血鬼DIOは死ぬ。
詳細名簿にその記述はないが、DIOが死ねばその細胞である肉の芽も消滅するのではないだろうか。
吸血鬼や殺人鬼ならともかく、こういう一般人を殺すのは心に残るものがある。
できることなら避けたいところだ。
江迎を見れば、彼女は燃えるDIOに視線を向けている。
彼女の周囲で起こった現象から見て、
彼女が触れた物全てを腐敗させる過負荷『荒廃する腐花(ラフラフレシア)』を持つ江迎怒江であることは間違いないだろう。
参加者レーダーを確認すると確かに江迎の名前が表示されている。
彼女の周囲で起こった現象から見て、
彼女が触れた物全てを腐敗させる過負荷『荒廃する腐花(ラフラフレシア)』を持つ江迎怒江であることは間違いないだろう。
参加者レーダーを確認すると確かに江迎の名前が表示されている。
だが、一つ気になることがあった。
彼女の『荒廃する腐花(ラフラフレシア)』は触れなければ物を腐らせることはないはずだ。
それなのに、彼女の周囲は円を描くように綺麗に汚く腐っている。
彼女は地面に触れていない。
空中から彼女の周囲が徐々に腐敗する様をこの目で見たのでそれは確かだ。
触れずとも周囲を腐敗させるまでに能力が進化した?
彼女の『荒廃する腐花(ラフラフレシア)』は触れなければ物を腐らせることはないはずだ。
それなのに、彼女の周囲は円を描くように綺麗に汚く腐っている。
彼女は地面に触れていない。
空中から彼女の周囲が徐々に腐敗する様をこの目で見たのでそれは確かだ。
触れずとも周囲を腐敗させるまでに能力が進化した?
そこまで考えた時だ。
目の端に移っていた光が徐々に小さくなっていく。
目の端に移っていた光が徐々に小さくなっていく。
「なっ!?」
その光はDIOを燃やす炎の灯だった。
まだ燃え尽きるには早い。
十分な量のガソリンをかけたし、火を消せそうな水も回収している。
それなのに何故炎が消えようとしているのか。
まだ燃え尽きるには早い。
十分な量のガソリンをかけたし、火を消せそうな水も回収している。
それなのに何故炎が消えようとしているのか。
「くっ!」
もう一度DIOには近付きたくはなかったが、確実に仕留めなければまどかに危害が及ぶ可能性がある。
ここで禍根は断っておく。
そう思い走り出そうとしたほむらの前に、江迎が立ちはだかった。
ここで禍根は断っておく。
そう思い走り出そうとしたほむらの前に、江迎が立ちはだかった。
「どきなさい! あなたはDIOに操られているのよ!」
「何わけのわからないことを言ってるんですかあー? そんなこと言って私とディオの仲を引き裂くつもりなのね?
でもざーんねん☆ 私達の絆はその程度じゃ引き裂けないの☆ だって私とディオは生まれる前から───」
でもざーんねん☆ 私達の絆はその程度じゃ引き裂けないの☆ だって私とディオは生まれる前から───」
こんな長話に付き合っている暇はない。
ほむらは江迎を無視してDIOの許へと走り出す。
と、そこで覚えのある匂いを感じた。
まどかの匂いだ。
風は南東から吹いている。
まどかが、南東に居る!?
ほむらは江迎を無視してDIOの許へと走り出す。
と、そこで覚えのある匂いを感じた。
まどかの匂いだ。
風は南東から吹いている。
まどかが、南東に居る!?
「何無視してるんですかあー? 私の最愛の人を燃やした人をこのまま行かせると思ってるんですかあー?
生かしておくと思ってるんですかあー?」
生かしておくと思ってるんですかあー?」
そう間延びした江迎の声を聞いたほむらはの体に異変が起きた。
息が苦しい。体に力が入らない。気管が腐る。
まるで毒ガスでも撒かれたような気分だ。
まどかの匂いを見つけることができたのに、鼻腔が腐ってもう匂いを感じる事が出来なくなっている。
息が苦しい。体に力が入らない。気管が腐る。
まるで毒ガスでも撒かれたような気分だ。
まどかの匂いを見つけることができたのに、鼻腔が腐ってもう匂いを感じる事が出来なくなっている。
「うふふふふー。わかりますか? 空気を腐らせてみたんです。ほら、火って空気がないと燃えないじゃないですかあー?
だから空気を腐らせちゃえば、ディオを燃やしてる火も消えちゃうと思ったんですよぉー。火が消えてほんと良かったですうー」
だから空気を腐らせちゃえば、ディオを燃やしてる火も消えちゃうと思ったんですよぉー。火が消えてほんと良かったですうー」
勝手にネタばらししてくれたおかげで今の事態が飲み込めた。
空気を腐らせることで、火が燃えず生物も行動できない空間を作ったのだろう。
まさか気体まで腐らせる滅茶苦茶な能力だとは思わなかった。
何故なら、詳細名簿といっても書いてあった能力の説明は『手で触ったものを腐敗させる』。
『校舎の一部を腐らせることができる』という概要しか書いてなかった。
『気体を腐らせ相手を行動不能にする』や、『床を腐らせ逃げる』といった使用方法までは書いていないのだ。
空気を腐らせることで、火が燃えず生物も行動できない空間を作ったのだろう。
まさか気体まで腐らせる滅茶苦茶な能力だとは思わなかった。
何故なら、詳細名簿といっても書いてあった能力の説明は『手で触ったものを腐敗させる』。
『校舎の一部を腐らせることができる』という概要しか書いてなかった。
『気体を腐らせ相手を行動不能にする』や、『床を腐らせ逃げる』といった使用方法までは書いていないのだ。
くそっ! そのせいで嗅覚が麻痺してまどかの匂いが嗅ぎ取れない!
復活したDIOがまどかの居る方向へ動き出したら大変だ。
だが、もう一度あの吸血鬼に火をつけることはできるだろうか。
あれは「世界(ザ・ワールド)」の限界直後に時を止められたからできたことだ。
今はDIOも時を止められるかもしれない。
それに、火を付けたところで空気の腐った空間では火は消えてしまう。
復活したDIOがまどかの居る方向へ動き出したら大変だ。
だが、もう一度あの吸血鬼に火をつけることはできるだろうか。
あれは「世界(ザ・ワールド)」の限界直後に時を止められたからできたことだ。
今はDIOも時を止められるかもしれない。
それに、火を付けたところで空気の腐った空間では火は消えてしまう。
そこでほむらは発見する。
腐った教会の入り口に、デイパックが落ちている。
誰の物か。
恐らくは江迎の物だろう。
あれを奪い、中にあるかもしれない武器でDIOの息の根を完全に止める!
腐った教会の入り口に、デイパックが落ちている。
誰の物か。
恐らくは江迎の物だろう。
あれを奪い、中にあるかもしれない武器でDIOの息の根を完全に止める!
近くに居る犬のようなぬいぐるみのような何かを警戒し、ほむらは時間を止めた。
さっき時間を止めたばかりだ。
魔力の消費も疲労もいつもの数倍ある。
今止められる時間は五秒が限界だろう。
その間に、ほむらは江迎のデイパックを回収し、ついでに緑色の何かを踏みつぶす。
そして、チャックと江迎から距離を取った。
さっき時間を止めたばかりだ。
魔力の消費も疲労もいつもの数倍ある。
今止められる時間は五秒が限界だろう。
その間に、ほむらは江迎のデイパックを回収し、ついでに緑色の何かを踏みつぶす。
そして、チャックと江迎から距離を取った。
「あらー?」
おかしい。
女がディオのように瞬間移動している。
手に持っているのは……私の支給品か。
でも、女の居る位置の空気も腐っている範囲内のはず。
瞬間移動もそうだが、腐り果てた空気の中で苦しみも見せずに行動出来るなど『普通』ではない。
一か月は呼吸を止められる『特別(スペシャル)』か、それとも息をする必要すらない『異常(アブノーマル)』か。
どっちにしろ、いやたとえ『普通(ノーマル)』だったとしてもそれは『負け組(マイナス)』の敵だ。
女がディオのように瞬間移動している。
手に持っているのは……私の支給品か。
でも、女の居る位置の空気も腐っている範囲内のはず。
瞬間移動もそうだが、腐り果てた空気の中で苦しみも見せずに行動出来るなど『普通』ではない。
一か月は呼吸を止められる『特別(スペシャル)』か、それとも息をする必要すらない『異常(アブノーマル)』か。
どっちにしろ、いやたとえ『普通(ノーマル)』だったとしてもそれは『負け組(マイナス)』の敵だ。
「行かせないし生かさないって言いましたよねぇー?」
江迎は地面に手を付く。
するとそこから見る見る内に腐敗が進み、ほむらが走る地面もぐずぐずのどろどろに変わってしまった。
気持ち悪い粘性を持つ地面に足を取られ、ほむらはその場から動けなくなる。
するとそこから見る見る内に腐敗が進み、ほむらが走る地面もぐずぐずのどろどろに変わってしまった。
気持ち悪い粘性を持つ地面に足を取られ、ほむらはその場から動けなくなる。
「チャーック!!」
再生したばかりのチャックも腐った。
「………っ!」
地面を腐らせて足止めまで出来たのか。
こんな所で足止めを食ってる暇はないのに!
こんな所で足止めを食ってる暇はないのに!
視線をDIOへ向ける。
遠くてよくは見えないが、焼かれたせいでうずくまった格好になっている。
そのうずくまった物体が起き上った。
それは皮膚が焼けただれ、皮膚の一部も炭化している。
遠くてよくは見えないが、焼かれたせいでうずくまった格好になっている。
そのうずくまった物体が起き上った。
それは皮膚が焼けただれ、皮膚の一部も炭化している。
「チッ!」
ほむらは舌打ちする。
やはりまだ生きていたか。
経歴からしてしぶといと思っていた。
血を与えないためにもあの場で離れるのが最善の策だと思ったが、護送車で頭部を轢き潰せば良かっただろうか。
今更考えても遅い。
DIOのザ・ワールドの連続使用できる時間感覚も把握していない。
過去の経験から最善を導き、理想の未来のために今出来ることに集中する。
それが暁美ほむらのスタイルだ。
やはりまだ生きていたか。
経歴からしてしぶといと思っていた。
血を与えないためにもあの場で離れるのが最善の策だと思ったが、護送車で頭部を轢き潰せば良かっただろうか。
今更考えても遅い。
DIOのザ・ワールドの連続使用できる時間感覚も把握していない。
過去の経験から最善を導き、理想の未来のために今出来ることに集中する。
それが暁美ほむらのスタイルだ。
「このっ!」
腐った地面にくっついた靴を脱ぎ捨て、腐敗していない地面まで跳躍する。
砂利を踏みつけ、ストッキング越しに直に痛みが付き刺さるが問題ない。
魔法少女の肉体など、ただの動く殻でしかないのだ。
砂利を踏みつけ、ストッキング越しに直に痛みが付き刺さるが問題ない。
魔法少女の肉体など、ただの動く殻でしかないのだ。
痛みを遮断し、毒ガスが充満する中をDIOに向かって走り出す。
しかし、もう遅かった。
しかし、もう遅かった。
DIOは跳躍し、ほむらと江迎から離れて行く。
上半身は焼けただれ、十全の状態で動かせるとはとても言えない状態だった。
だがガソリンをかけられたのは上半身! そして炎は上へ昇る!!
下半身! つまり脚の筋肉はその表面の皮膚が焼かれただけで、中の筋組織までは焼けていなかったのだ!!
上半身は焼けただれ、十全の状態で動かせるとはとても言えない状態だった。
だがガソリンをかけられたのは上半身! そして炎は上へ昇る!!
下半身! つまり脚の筋肉はその表面の皮膚が焼かれただけで、中の筋組織までは焼けていなかったのだ!!
(このままではまずい! 非常にまずい!! 早く人間の血を摂取せねば……!!
………そういえばジョースターの血族がここに呼ばれていたな……。
フフフ……ジョセフの血を吸えればこの肉体もなじみ、「世界(ザ・ワールド)」の能力も大いに向上することだろう……。
待っていろよおいぼれめ! 貴様の血はッ!! このDIOが一滴残らず吸いつくすッ!!!)
………そういえばジョースターの血族がここに呼ばれていたな……。
フフフ……ジョセフの血を吸えればこの肉体もなじみ、「世界(ザ・ワールド)」の能力も大いに向上することだろう……。
待っていろよおいぼれめ! 貴様の血はッ!! このDIOが一滴残らず吸いつくすッ!!!)
「くっ!」
暁美ほむらは逡巡する。
DIOの進む先は東よりやや南。
F-1からH-2に敷かれている道路を目指して逃走を始めた。
いや、そのまま真っすぐ進むとも思えないが、微妙にまどかの匂いが感じられた方向とは別方向に進んでいる。
DIOをこの場で殺そうとしたのはまどかに危害が及びそうだったからだ。
どこに居るのかわからない以上、目の前の危険は全て排除するに限る。
だが今は違う。
だいたいではあるが、まどかの居場所の見当が少しばかりついている。
このままDIOを追うか、それともまどかの居場所へ駆け付けるか。
DIOの進む先は東よりやや南。
F-1からH-2に敷かれている道路を目指して逃走を始めた。
いや、そのまま真っすぐ進むとも思えないが、微妙にまどかの匂いが感じられた方向とは別方向に進んでいる。
DIOをこの場で殺そうとしたのはまどかに危害が及びそうだったからだ。
どこに居るのかわからない以上、目の前の危険は全て排除するに限る。
だが今は違う。
だいたいではあるが、まどかの居場所の見当が少しばかりついている。
このままDIOを追うか、それともまどかの居場所へ駆け付けるか。
ほむらは躊躇わずに南東に向かって走り出した。
最優先はまどかの保護だ。
あのDIOがどんな脅威だろうとまどかの居る方向と別方向に進むのならば無視しても構わない。
ほむらは江迎のデイパックから巨大なホイールを取りだした。
『ガンツバイク』と呼ばれる移動手段だ。
ほむらはそれに乗りこむと、まどかの匂いのした方角、南東に向かってガンツバイクを走らせる。
まどかの匂いに血の匂いは混じっていなかったので、怪我をしていることはないはずだ。
最優先はまどかの保護だ。
あのDIOがどんな脅威だろうとまどかの居る方向と別方向に進むのならば無視しても構わない。
ほむらは江迎のデイパックから巨大なホイールを取りだした。
『ガンツバイク』と呼ばれる移動手段だ。
ほむらはそれに乗りこむと、まどかの匂いのした方角、南東に向かってガンツバイクを走らせる。
まどかの匂いに血の匂いは混じっていなかったので、怪我をしていることはないはずだ。
まどかの匂いを感じた時とは、もう風向きが変わっている。
少しでも近付かなければまどかの匂いを追うことができない。
大丈夫、こちらには参加者レーダーと高速の移動手段があるのだ。
そして『強力においついせき鼻』もある。
これだけの装備があれば、まどかを見つけられず死なせてしまうなんてことになるはずがない。
少しでも近付かなければまどかの匂いを追うことができない。
大丈夫、こちらには参加者レーダーと高速の移動手段があるのだ。
そして『強力においついせき鼻』もある。
これだけの装備があれば、まどかを見つけられず死なせてしまうなんてことになるはずがない。
まどかを救う。
それが私に残された、私が望んだ最初の気持ち。
それが私に残された、私が望んだ最初の気持ち。
「もう、あなたを死なせたりしない!!」
魔法少女はその思いを抱いて走り続ける。
体の異変には、まだ気付かない。
体の異変には、まだ気付かない。
「あらー、あの女私のディオと別方向に走って行っちゃいました。
ディオを追いかけて良いのは私だけってようやく理解したんでしょうか? でも、人の物盗むなんて根性腐ってますねえー」
ディオを追いかけて良いのは私だけってようやく理解したんでしょうか? でも、人の物盗むなんて根性腐ってますねえー」
江迎は一旦教会を振り返る。
そこには元気に跳び回るチャックの姿があった。
江迎の荷物はなくなっている。
そこには元気に跳び回るチャックの姿があった。
江迎の荷物はなくなっている。
「私の荷物はまあ別にどうでも良いですね。どうせこの手じゃ使えませんし。それよりも……」
江迎はポケットに仕舞っていた『手』を取りだした。
DIOの右手だ。
江迎の手で腐ってしまっているそれに、江迎は愛おしそうに頬ずりする。
これが左手じゃなくて良かった。
もしも左手が取れていたら結婚指輪が嵌められない。
結婚指輪は左手薬指に嵌める物だもの。
DIOの右手だ。
江迎の手で腐ってしまっているそれに、江迎は愛おしそうに頬ずりする。
これが左手じゃなくて良かった。
もしも左手が取れていたら結婚指輪が嵌められない。
結婚指輪は左手薬指に嵌める物だもの。
江迎は『手』を服のポケットに仕舞うと、DIOが逃走した方角に走り出した。
DIOよりも遅い足取りだが、大丈夫、運命が二人を引き合わせることだろう。
DIOよりも遅い足取りだが、大丈夫、運命が二人を引き合わせることだろう。
「うふふふふ。今行くからねマイダーリン☆」
「チャッチャッチャッチャー」
そんな江迎の後ろを、チャックは飛び跳ねながら追いかけた。
★ ★ ★
暁美ほむらに異変が起こっていた。
傷の治りが通常よりも早いのだ。
傷の治りが通常よりも早いのだ。
いや、今は制限下にあり、魔力の消費も大きく治りも遅い。
だが、その制限された治癒速度を、少しだけ上回っている。
だが、その制限された治癒速度を、少しだけ上回っている。
それには理由がある。
DIOが抉り取ったあの時だ。
あの時、DIOはほむらの血を吸おうとしたのではなく、ほむらを支配下に置こうとした。
DIOの体液、生物を屍生人(ゾンビ)化させる吸血鬼のエキスが注入しようとしていたのだ。
しかし、それは空振りに終わり、吸血鬼のエキスが注入されたのはほむらの肉片。
DIOの計略は失敗した。
DIOが抉り取ったあの時だ。
あの時、DIOはほむらの血を吸おうとしたのではなく、ほむらを支配下に置こうとした。
DIOの体液、生物を屍生人(ゾンビ)化させる吸血鬼のエキスが注入しようとしていたのだ。
しかし、それは空振りに終わり、吸血鬼のエキスが注入されたのはほむらの肉片。
DIOの計略は失敗した。
だが、DIOも知らないところで、吸血鬼のエキスをほむらに注入しようとしたその計画は成功した。
吸血鬼のエキスが混入した肉片を、ほむらは回復の補助として、欠損した肉体の部分に戻してしまったのだ。
吸血鬼のエキスが混入した肉片を、ほむらは回復の補助として、欠損した肉体の部分に戻してしまったのだ。
屍生人(ゾンビ)になった者は理性が低下し、凶暴なだけのただの怪物に変貌する。
姿も怪物のそれとなる。
稀に知能を残し、姿も生前と変わらない状態を保ったままの者も居るが、ほむらはその稀な存在だったのかもしれない。
DIOの支配下になっていないのも、理性が外れていないのも、魔法少女の思考する器官がソウルジェムという外部器官であり、
肉体がどう変わろうとソウルジェムに影響さえなければ思考能力に問題が生じないからだろうか。
怪物になりDIOの支配下となる、という効果が制限されているだけかもしれないが、
少なくともほむらの肉体に見た目上の変化はないし、DIOに支配されている様子も無い。
姿も怪物のそれとなる。
稀に知能を残し、姿も生前と変わらない状態を保ったままの者も居るが、ほむらはその稀な存在だったのかもしれない。
DIOの支配下になっていないのも、理性が外れていないのも、魔法少女の思考する器官がソウルジェムという外部器官であり、
肉体がどう変わろうとソウルジェムに影響さえなければ思考能力に問題が生じないからだろうか。
怪物になりDIOの支配下となる、という効果が制限されているだけかもしれないが、
少なくともほむらの肉体に見た目上の変化はないし、DIOに支配されている様子も無い。
しかし、変化は確実に訪れていた。
ほむらは気付いていないが、肉体の回復力が向上している。
ほむらは気付いていないが、肉体の回復力が向上している。
そう、吸血鬼のエキスが肉片を通じてほむらの肉体に入り込み、その体の仕組みを変えてしまったのだ。
ほむらは吸血鬼のように血を吸えばそれだけエネルギーを得ることができるし、身体能力も著しく向上している。
ほむらは吸血鬼のように血を吸えばそれだけエネルギーを得ることができるし、身体能力も著しく向上している。
DIOの支配を受けていない上にそれだけの能力が備わったのだとすれば、これは良いことなのだろう。
だが、屍生人(ゾンビ)となった者が日光をその身に受ければ、DIOと同じく灰へと変わる。
ソウルジェムは無事かもしれないが、動かす肉体を失ってしまえばそれは死を待つしかないただの卵だ。
だが、屍生人(ゾンビ)となった者が日光をその身に受ければ、DIOと同じく灰へと変わる。
ソウルジェムは無事かもしれないが、動かす肉体を失ってしまえばそれは死を待つしかないただの卵だ。
『日光に当たれば灰になる』。
これは暁美ほむらに与えられた新たな制限となった。
しかし、当の本人はその制限に気付いていない。
『日光に当たれば灰になる』という事実に気が付かない。
しかし、当の本人はその制限に気付いていない。
『日光に当たれば灰になる』という事実に気が付かない。
この真実を知った時、暁美ほむらはどうなるのか。
まだ日が昇らない今の時刻では、それを知ることはできない。
まだ日が昇らない今の時刻では、それを知ることはできない。
【E-1・教会近く/1日目・深夜】
※教会の内部がDIOと江迎怒江の戦闘により荒れました。
教会の一部が腐りました。
教会の近くに腐った護送車が放置されています。
教会の近くにDIOの基本支給品(水、デバイス、腕時計を除く)が放置されています。
一緒にガソリンの入っていた空のペットボトル、護送車のバッテリー(ケーブル付き)も放置されています。
教会の周辺の一部が腐りました。
教会の一部が腐りました。
教会の近くに腐った護送車が放置されています。
教会の近くにDIOの基本支給品(水、デバイス、腕時計を除く)が放置されています。
一緒にガソリンの入っていた空のペットボトル、護送車のバッテリー(ケーブル付き)も放置されています。
教会の周辺の一部が腐りました。
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】全身に火傷。右手首から先を欠損、先端は腐敗してる。
上半身に力が入らず、動きがにぶくなっている。
少しずつ回復中。
【装備】 デバイス、腕時計。
【持ち物】
【思考】
基本:世界の頂点はこのDIOで完結するッ!
1:人間の血を吸って回復する。出来れば若い女が良い。
2:もし『天国』へ到達すること以上の『幸福』を得る方法があるというのなら、その力、なんとしてでも手に入れたい。
3;使えそうな者がいれば手駒とする。
4:日が昇る前に警察署へ移動する。
5:天使であるアナーキー姉妹に興味。
【備考】
※参戦時期はヴァニラに血を与える前か後
※スタンドの制限をある程度把握しました。
※アナーキー姉妹やガーターベルトの情報、パンスト世界の情報を入手しました。
※ニーソックスに頼んだ伝言は「再び日が沈むまで教会にて待つ。なにかあった場合は警察署まで移動する」という内容です。
※平戸ロイヤルの目的を『天国へ行く方法』以上の『幸福』を得ることではないかと推測しています。
しかしブラフの可能性も考慮しています。
※肉の芽は使用不可。
※生物の屍生人(ゾンビ)化は可能。
しかし支配までできるかは不明。
※止められる時は約三秒。一定の時間を空けないと再び使用できない。
※肉体の再生は自分の肉体を直接くっつけるか、人間の血を補給しなければ完全な再生はできない。
小さな傷程度なら少しずつ回復していく。
※江迎の過負荷を認識しましたが、スタンドかどうか判断できていません。
体に触れた物を腐らせる能力と考えているため、江迎に触らないように警戒しています。
※江迎の関係者に球磨川禊、志布志飛沫、黒神めだか、人吉善吉が居ることを知りました。
※自分がどこへ向かっているのかはわかっていません。とにかく人間を探しています。
【状態】全身に火傷。右手首から先を欠損、先端は腐敗してる。
上半身に力が入らず、動きがにぶくなっている。
少しずつ回復中。
【装備】 デバイス、腕時計。
【持ち物】
【思考】
基本:世界の頂点はこのDIOで完結するッ!
1:人間の血を吸って回復する。出来れば若い女が良い。
2:もし『天国』へ到達すること以上の『幸福』を得る方法があるというのなら、その力、なんとしてでも手に入れたい。
3;使えそうな者がいれば手駒とする。
4:日が昇る前に警察署へ移動する。
5:天使であるアナーキー姉妹に興味。
【備考】
※参戦時期はヴァニラに血を与える前か後
※スタンドの制限をある程度把握しました。
※アナーキー姉妹やガーターベルトの情報、パンスト世界の情報を入手しました。
※ニーソックスに頼んだ伝言は「再び日が沈むまで教会にて待つ。なにかあった場合は警察署まで移動する」という内容です。
※平戸ロイヤルの目的を『天国へ行く方法』以上の『幸福』を得ることではないかと推測しています。
しかしブラフの可能性も考慮しています。
※肉の芽は使用不可。
※生物の屍生人(ゾンビ)化は可能。
しかし支配までできるかは不明。
※止められる時は約三秒。一定の時間を空けないと再び使用できない。
※肉体の再生は自分の肉体を直接くっつけるか、人間の血を補給しなければ完全な再生はできない。
小さな傷程度なら少しずつ回復していく。
※江迎の過負荷を認識しましたが、スタンドかどうか判断できていません。
体に触れた物を腐らせる能力と考えているため、江迎に触らないように警戒しています。
※江迎の関係者に球磨川禊、志布志飛沫、黒神めだか、人吉善吉が居ることを知りました。
※自分がどこへ向かっているのかはわかっていません。とにかく人間を探しています。
【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】鼻腔や気管が少し腐った、右腕が抉れた(魔力で少しずつ回復中)。魔法少女に変身中。履いてない(靴を)。
ソウルジェムがある程度濁りました。
肉体の屍生人(ゾンビ)、もしくは吸血鬼化。
【装備】盾@魔法少女まどか☆マギカ、強力においついせき鼻@ドラえもん、ガンツバイク@GANTZ
【持ち物】支給品一式×2(ペットボトル一本消費)、DIOから奪った水、詳細名簿@オリジナル、参加者レーダー@オリジナル
小石@現地調達品、不明支給品一つ(武器じゃない)
【思考】
基本: まどかの救出
1: まどかの許へ急ぐ。
2: まどかに危害を及ぼしそうな参加者は排除する。
3:
【備考】
※参戦時期は巴マミ死亡以前。鹿目まどかと同時期。
※参加者の今までの人間の殺害数や経歴等を把握しました。
※自分の制限を把握しました。
時間停止は最大約八秒間です。
※DIOの制限をある程度把握しました。
DIOが時を止められるのは約三秒間と認識しました。
※江迎怒江の過負荷の増大を把握しました。
※江迎怒江は肉の芽に操られていると思っています。
※肉体が屍生人(ゾンビ)、もしくは吸血鬼になりました。
肉体は日光に当たると灰になります。
【状態】鼻腔や気管が少し腐った、右腕が抉れた(魔力で少しずつ回復中)。魔法少女に変身中。履いてない(靴を)。
ソウルジェムがある程度濁りました。
肉体の屍生人(ゾンビ)、もしくは吸血鬼化。
【装備】盾@魔法少女まどか☆マギカ、強力においついせき鼻@ドラえもん、ガンツバイク@GANTZ
【持ち物】支給品一式×2(ペットボトル一本消費)、DIOから奪った水、詳細名簿@オリジナル、参加者レーダー@オリジナル
小石@現地調達品、不明支給品一つ(武器じゃない)
【思考】
基本: まどかの救出
1: まどかの許へ急ぐ。
2: まどかに危害を及ぼしそうな参加者は排除する。
3:
【備考】
※参戦時期は巴マミ死亡以前。鹿目まどかと同時期。
※参加者の今までの人間の殺害数や経歴等を把握しました。
※自分の制限を把握しました。
時間停止は最大約八秒間です。
※DIOの制限をある程度把握しました。
DIOが時を止められるのは約三秒間と認識しました。
※江迎怒江の過負荷の増大を把握しました。
※江迎怒江は肉の芽に操られていると思っています。
※肉体が屍生人(ゾンビ)、もしくは吸血鬼になりました。
肉体は日光に当たると灰になります。
※参加者レーダーに暁美ほむら、DIO、江迎怒江の名前が表示されるようになりました。
【江迎怒江@めだかボックス】
【状態】少しの打撲と擦り傷。ディオの妻。
【装備】城砦女学院の制服。
【持ち物】シェンホアの柳葉刀@ブラック・ラグーン、DIOの右手(手首から先。腐ってやがる…愛で過ぎたんだ)@現地調達品
【思考】
基本: 夫(DIO)の許へ行く。
1: 待っててねディオ。
2: 球磨川さん達に夫を紹介しなくちゃ。
3: ディオと過負荷(マイナス)以外の参加者なんてどうでも良い。
【備考】
※参戦時期は善吉と出会う前。
※過負荷が増大し、触れずとも物を腐らせることができるようになりました。
※DIOに惚れました。DIOと結婚しました。
※DIOの本名(ディオ・ブランドー)を知りました。DIOのことはディオと呼びます。
※DIOの右手は骨まで腐っています。
DIOの右手は日光に当たると灰になります。
【状態】少しの打撲と擦り傷。ディオの妻。
【装備】城砦女学院の制服。
【持ち物】シェンホアの柳葉刀@ブラック・ラグーン、DIOの右手(手首から先。腐ってやがる…愛で過ぎたんだ)@現地調達品
【思考】
基本: 夫(DIO)の許へ行く。
1: 待っててねディオ。
2: 球磨川さん達に夫を紹介しなくちゃ。
3: ディオと過負荷(マイナス)以外の参加者なんてどうでも良い。
【備考】
※参戦時期は善吉と出会う前。
※過負荷が増大し、触れずとも物を腐らせることができるようになりました。
※DIOに惚れました。DIOと結婚しました。
※DIOの本名(ディオ・ブランドー)を知りました。DIOのことはディオと呼びます。
※DIOの右手は骨まで腐っています。
DIOの右手は日光に当たると灰になります。
【チャック@パンティ&ストッキングwithガーターベルト】
江迎怒江に支給された。
教会で飼われている犬のような緑色の生物。……多分生物。
鳴き声は「チャック!」。
体にチャックが付いており、頭部のチャックを開けると死んだように動かなくなる。
でも閉じると生き返る。
車の運転もできるけど、アクセルに足届くの?とか気にしてはいけない。
驚異的な再生力を持ち、ミキサーでジュースにされても蘇る。
頭の中に悪魔のような小さい男性が住んでいるが、チャックはこれに驚いている。つまりは知らなかった。
股のチャックを開けて裏返ると、ゴーストのような巨大なモンスターに変貌する。
これに変身すると口からビームを吐ける。
江迎怒江に支給された。
教会で飼われている犬のような緑色の生物。……多分生物。
鳴き声は「チャック!」。
体にチャックが付いており、頭部のチャックを開けると死んだように動かなくなる。
でも閉じると生き返る。
車の運転もできるけど、アクセルに足届くの?とか気にしてはいけない。
驚異的な再生力を持ち、ミキサーでジュースにされても蘇る。
頭の中に悪魔のような小さい男性が住んでいるが、チャックはこれに驚いている。つまりは知らなかった。
股のチャックを開けて裏返ると、ゴーストのような巨大なモンスターに変貌する。
これに変身すると口からビームを吐ける。
【シェンホアの柳葉刀@ブラック・ラグーン】
シェンホアの愛用する二刀一対の柳葉刀。
柄は長く強靭な引き綱で繋がっている。
ロベルタに噛み砕かれたものではなく、その後馴染みの刀工に作ってもらった新品。
シェンホアの愛用する二刀一対の柳葉刀。
柄は長く強靭な引き綱で繋がっている。
ロベルタに噛み砕かれたものではなく、その後馴染みの刀工に作ってもらった新品。
【参加者詳細名簿@オリジナル】
暁美ほむらに支給された。
参加者の本名、年齢、性別、性格、経歴、職業、特技、能力その他について書かれている本。
ただし概要だけで、経歴や能力の使い方などの全てが書かれているわけではない。
今まで殺した『人間』の数も書かれている。
顔写真は付いていない。
暁美ほむらに支給された。
参加者の本名、年齢、性別、性格、経歴、職業、特技、能力その他について書かれている本。
ただし概要だけで、経歴や能力の使い方などの全てが書かれているわけではない。
今まで殺した『人間』の数も書かれている。
顔写真は付いていない。
【参加者レーダー@オリジナル】
暁美ほむらに支給された。
自分を中心に、液晶画面に最大一エリア分の範囲の参加者の位置を光点で示してくれる小型の液晶端末。
ポケットに入れることも可能な大きさ。
参加者レーダーの半径十メートル以内に入ったことのある参加者は名前も表示されるようになる。
一度名前が表示されると、十メートル以上離れても名前が表示され続ける。
生体反応を感知しているのか、肉体を感知しているのか、爆弾を感知しているのか、
それともそれ以外の方法で参加者の位置を認識し表示しているのかは不明。
他にも機能があるかもしれない。
暁美ほむらに支給された。
自分を中心に、液晶画面に最大一エリア分の範囲の参加者の位置を光点で示してくれる小型の液晶端末。
ポケットに入れることも可能な大きさ。
参加者レーダーの半径十メートル以内に入ったことのある参加者は名前も表示されるようになる。
一度名前が表示されると、十メートル以上離れても名前が表示され続ける。
生体反応を感知しているのか、肉体を感知しているのか、爆弾を感知しているのか、
それともそれ以外の方法で参加者の位置を認識し表示しているのかは不明。
他にも機能があるかもしれない。
【護送車@デスノート】
暁美ほむらに支給された。
夜神総一郎がさくらテレビに突撃した護送車。
フロントガラスは装甲されており、外から中を見ることはできない。
運転席と後ろの犯罪者等を収容する空間は繋がっており、運転席側から鍵を開けることで行き来出来るようになる。
普通の車よりも頑丈。
サイレンも鳴らせる。
暁美ほむらに支給された。
夜神総一郎がさくらテレビに突撃した護送車。
フロントガラスは装甲されており、外から中を見ることはできない。
運転席と後ろの犯罪者等を収容する空間は繋がっており、運転席側から鍵を開けることで行き来出来るようになる。
普通の車よりも頑丈。
サイレンも鳴らせる。
【ガンツバイク@GANTZ】
江迎怒江に支給された。
巨大なホイールの中に搭乗することで走らせる単輪の乗り物。
操縦席にはモニターが付いており、ホイールによって塞がれた視界前方をカバーしている。
また車体の後部には後ろ向きのタンデムシートがあり、
同乗者を乗せることで走行しながら後方の敵を攻撃する事も可能となる。
江迎怒江に支給された。
巨大なホイールの中に搭乗することで走らせる単輪の乗り物。
操縦席にはモニターが付いており、ホイールによって塞がれた視界前方をカバーしている。
また車体の後部には後ろ向きのタンデムシートがあり、
同乗者を乗せることで走行しながら後方の敵を攻撃する事も可能となる。
【強力においついせき鼻@ドラえもん】
DIOに支給された。
ドラミの持つひみつ道具の一つ。
犬の鼻の形をしており、これを鼻に着けると鋭い嗅覚で匂いを辿り、探し人などを見つけることができる。
DIOに支給された。
ドラミの持つひみつ道具の一つ。
犬の鼻の形をしており、これを鼻に着けると鋭い嗅覚で匂いを辿り、探し人などを見つけることができる。
【DIOの右手@現地調達品】
江迎怒江が入手した。
文字通りDIOの右手首から先の部分。
日光に当たると灰なる。
江迎怒江が入手した。
文字通りDIOの右手首から先の部分。
日光に当たると灰なる。
【小石@現地調達品】
暁美ほむらが入手した。
そこら辺に落ちてたただの小石。
暁美ほむらが入手した。
そこら辺に落ちてたただの小石。
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| これはゾンビですか? はい、魔法少女です (前編) | 暁美ほむら | |
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