ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki内検索 / 「挑戦者 その15」で検索した結果

検索 :
  • 挑戦者 その15
    前へ 夜の森―― ほとんどのポケモンは眠りについている頃。 聞こえるのはホーホーたちの鳴き声だけ…… その中で、飛び回るホーホーが一羽。 「ホーホー、見つけた?」 後ろから声をかけたのは、ユリだ。 ホーホーは首を横に振る。 残念そうに俯くユリの後からまた人物が現れる。 「なぁ、どうしてもゲットするのか?」 と、ハヤトが質問してきた。 ユリは頷く。 「うん。絶対捕まえたい。  ボク、ピッピ大好きだから!」 二人が夜の森の中彷徨っているわけ。 それは昼間、ユリが森へ入っていくピッピを見つけたからだ。 ユリが言うには、ピッピは以前からお気に入りのポケモンだったらしい。 おかげで日が沈み、月が昇っても、二人はまだピッピを探し回っていた。 突然、ホーホーが鳴き声をあげる。 二人はハッと振り向いた。 ...
  • 挑戦者 その17
    ...に平等で 無知な挑戦者たちを共に引っ張ろうとするのだ―― 次へ
  • 挑戦者 その1
    のび太は強く揺さぶられ、目を覚ました。 「な……なんだよ!?」 「起きろ、のび太!」ドラえもんが耳元で叫んだ。「大変なことになってる」 のび太は布団から立ち上がった。 いつも通りののび太の部屋だ。のび太は首を傾げた。「一体何だって?」 「外だ、外をみてみろ!」ドラえもんが窓を(手で)指した。 のび太は窓の外を怪訝そうにみた。外を飛び回る鳥達の姿が見える。そして 「……な!?」のび太は目を見開いた。 その鳥はポッポだったのだ。 「どうしてポケモンがいるのさ!?ドラえもん?」のび太はドラえもんの肩を揺らした。 「わからないよ!!朝起きたらこうなっていたんだ……」 ドラえもんは本当に知らないらしい。 「でもこれはこれでちょっといいかも」のび太は改めて外を見て呟いた。 「何いってるんだのび太君!これは大変なことなんだぞ!それに……まだ気づかないかい?」 「何を...
  • 挑戦者 その12
    前へ ユリとハヤトは次の町を目指して進んでいた。 道のそばには岩山が高く聳えて連なり、ゴツゴツした山肌を剥き出しにしている。 天候はやや曇り気味。普通の人なら急ごうと思うだろう。 しかしユリたちは岩場で腰をおろし、休んでいた。 「そろそろ次の町にいかないと。雨が振り出したら面倒だぞ」 ハヤトがイライラした口調でユリに伝えた。 頭の上のムックルは雨の気を感じているのか、丸まっている。 「うん。そろそろ行こうか」 ユリはそう答えると、ゆっくりと立ち上がる。 「……お前は普段からそんなにゆっくりと行動するのか?」 ハヤトの質問に、ユリは少し上を見てから答える。 「ボクはマイペースだからね。  『のび太』にものまねしていたときに、色々性格のこととか聞かされたけど  あまりボクと変わりない子だったから簡単にものまねできたんだ」 「しかし...
  • 挑戦者 その16
    前へ 陽光が東から空を染め上げる。 深い藍色が淡く―― ユリとハヤトは町のゲートに着いた。 「ここが、どうやら最後のジムのある町らしいな」 ハヤトがゲートを見上げながら言う。 だけど、ユリの返事はない。 ハヤトは首を傾げる。 「どうした?ユリ」 「……うん、ちょっと。  あのさ、ハヤト」 ユリは顔を上げ、溜め息をつく。 「どうしてボクたちこんな旅しているんだっけ?」 一瞬、ハヤトは眉を吊り上げる。 「そんなもの……ドラえもん殿に頼まれたからだろう。  俺は、自分の敵だった奴らが相手にいるから旅している。  そしてお前は本物ののび太殿として旅に出るように頼まれたと」 「でも、別にボク一人いなくても、ドラえもんたちは大丈夫なんだよね」 思いつめた様子で、ユリは話していた。 「のび太はドラえもんが探すって言って...
  • 挑戦者 その18
    前へ [――『気ままに夢見る機X』 取扱説明書―ー] [入り込みたい世界の夢を体験することが出来る道具『気ままに夢見る機』の進化型です。 以前までのこの道具はカセットがあり、その物語をなぞるものでした。 でも、この世界ではなぞる必要は無く、 道具を起動した人物が十分にいい思いをしたと感じれば夢は覚めます。 それ故に物語そのものが存在しないこともあります。 ただ世界の設定を入力するだけでも、登場人物の設定を入力するだけでもいいのです。 それだけで夢が構築されます。 その夢の世界はあらかじめ歴史がつくられています。 また、事前に『ホクロ型受信機』をつけている人は起動した人物で無くとも夢の中へ入り込めます。 この世界をご堪能いただくために、新しい仕組みが設けられました。 現実世界と夢の世界の時間の関係を捻じ曲げてあります。 現実...
  • 挑戦者 その13
    前へ ラクレとリアは祭りから離れ、とある岩山に着く。 「……おい!いったい何なんだよ!?」 リアはそう叫ぶとラクレの手から逃れる。 「レースに出てよ」 そうラクレが言うと、リアは眉を吊り上げた。 「だから、僕はもう諦めたって」 「リアって昔からポケモンが好きだったよね」 ラクレはリアの言葉に割り込んで話し出す。 リアは首を傾げながら頷く。 「だったら諦めないでレースに出なさいよ。  ずっとレースに参加するのを楽しみにしていたじゃない」 するとリアは慌てだした。 「な、何でそれを知ってるんだ?」 「わかるわよ。ずっとそばにいたんだもの」 ラクレは小さくそう言った。 「なぁ、これ見ていて楽しいか?」 ハヤトは岩陰からユリに聞く。 岩のものまねをしているユリから返事は無い。 「……おい。ユリ。  等間隔に穴...
  • 挑戦者 その19
    前へ ……やがてその場が澄み渡っていく。 ジャイアンの目にもはっきり映った。 ルカリオとアブソルが、重なり合って倒れているのを―― 「同士討ちか……」 ジャイアンは呟きながらルカリオをボールに収める。 ワンテンポ遅く、ササもアブソルを戻した。 「テッカニン!」「ストライク!」 繰り出された二体は互いに睨み合う。 (……何なんだ、こいつは) ササの思考が疑問を上げる。 ミヤのことを警察に突き出さなかったのも、ジャイアンの言ったとおり。 警察がミヤを捕まえてくれれば、それで済むと思ったから。 そして、ミヤは捕まり、その後脱獄した。 だから自分で制裁を―― (それは俺のわがままなのか……) 「テッカニン、きりさくだ!」 瞬間飛び込むテッカニンの先。 佇む相手に刃が触れる瞬間。 赤い光が、ストライクを包んだ...
  • 挑戦者 その11
    前へ 「い、今何か放送がありましたよ」 「みたいね」 町の入り口で、ミヤを追ってきたジュンサ―とジョーイは話し合っていた。 「それに『ロケット団』って言ってましたよ、サコさん」 「名前で呼ばないでちょうだい」 ジュンサーのサコはジョーイを一喝する。 「でも通報しておいたほうがいいわね」 ジュンサーはバイクを降りて無線を取り出す。 「ええと、ナイさん。ここはなんて言う町でしたっけ」 「フスリです」 ジョーイ、ナイが答えると、サコは頷いて無線を繋ぐ。 「っおわ!?」 スネ夫は駆けるジャイ子と衝突してよろける。 ジャイ子は振り向きもせずに扉へ向かった。 「おい待てよ!まだ牢屋の鍵」 スネ夫が言い終わる前に、ジャイ子は鍵を二つ投げつけてきた。 「あれ、何で二つ?」「おい、いいからとっとと開けろ!」 ジャイアンが急...
  • 挑戦者 その14
    前へ 「……ぉお!やっと着いた」 ジャイアンは小高い丘の上から町を眺める。 ――落ち窪んだ土地に、民家が集まってできた町―― ジャイアンが満足そうに笑みを浮かべていると、後ろからリオルが飛びついてくる。 今日の『一緒に歩くポケモン』はリオルだった。 「ほら、リオル。見てみろよ!」 ジャイアンはリオルを肩に垂らす。 リオルは町並みをじっと見つめていた。 透くような目線は何を考えているのか…… 息を荒げて、スズナがジャイアンに並ぶ。 「ねぇ、少し休け」「よし、降りるぞ」「ま、まだ行くのぉ~?」 ジャイアンはリオルと共に丘から飛び降りた。 まさかその下に誰かいるとは思わずに。 「ん!?」 その人物が顔を上げた時にはもう遅く。 「ぅ、うわあ!!」 ジャイアンは叫びながら、 ガツンッ とその人物に激突す...
  • 挑戦者 その10
    前へ 「誰ですの?あなたたち」 エリカが今しがた壁から入ってきた三人にきく。 「入り口は一階ですけど?」 「ああ、正面が混んでたんでな」 ハヤトは袴を払いながら平然と答える。 「それに急いでたからちょっとすっ飛ばしてきた」 「なるほど」 エリカは顔色一つ変えず肯定する。 「それより、ここからどうやって出るの?」 スズナがハヤトにきく。  ハヤトたちがいるところは牢屋の中。 相手との間は鉄格子がある。 「なーに、こんな鉄」 ハヤトはそう呟くと、「エアームド、エアカッター」 エアームドが鉄の翼を振る。  風の渦がヒュッ、と音を鳴らす。 粉砕音が響き、鉄格子が散る。  両者の間を隔てるものは無くなった。 「これで思い切りやれるわけだ。  エアームド!エアカッター!」 再び風が鳴る。 目的はモンジャラ。だが...
  • 挑戦者 その7
    ...んだった。 ――挑戦者、八名――  のび太、ジャイアン、スネ夫、しずか、ジャイ子、スネツグ、出木杉、そしてドラえもん。  ゲーム参加者は六人のはず。だが、その場の人数はそれを超越している。 全ての真実を知っているものはまだ、八人の中にはいなかった。  ――結局、八人が幾ら語り合っても、解決にはいたらなかった。 空が暮れなずむ。燃え盛る日は没し、青白い月が地を照らす。  この町の名はフスリ。 町の中心には、高い高いビルが聳えていた。 月光を浴びる高層建築物。それはこの町の黒い象徴。  突然十人分の宿泊予約が入り、ジョーイも驚いただろう。 ジョーイは八人を部屋へ案内した。  東側に伸びる通路。それを挟む様に十の部屋の扉がある。 のび太がドラえもんに何か耳打ちして、南側の部屋に入る。 ドラえもんがその右隣。 ...
  • 挑戦者 その2
    ...した。 「何と! 挑戦者であったか!」 ハヤトがうれしそうな顔をして言った。「では楽しみにしておるぞ」 「え、」 のび太はきょとんとし、やがて気づいた。(そうか、ジムリーダーはゲーム通りだった)  のび太はハヤトと別れ、ポケモンセンターに来て宿を借りた。 (どうしよう。ハヤトのエアームドは一瞬でオニドリル三羽倒していたし、物凄く強そうだ) のび太は回復を終えたハスボーのボールをなでた。 (ハスボーで勝てるのか? 確かエアームドははがね・ひこうタイプ。……うわ) のび太は頭を抱えた。 (くさ技はちょっとしか効かないじゃないか! ハスボーは全然みず技使えないし)  のび太は頭から湯気がでるくらい考え込んだが、この状況を打破する方法は見つからなかった。 (……ん!? そうだ、ポケモンを捕まえてくれば)  のび太は決心して、外へと出た。 次の日、のび太はジム...
  • 挑戦者第三編 その1
    第三編 ギンガ団壊滅――それが残したものは大きかった。  ギンガ団の被害を受けた町はテンセイシティを含めかなりの地域に広がっていたが  組織が首領の下す命令を絶対として行動していたこと、さらにアカギの爆死により  その目的、研究、実験結果等は完全に消失し公になることは無かった。  だが、組織の行ってきたことは確実に『何か』をもたらしている。  組織が最期に実験を行ったと見られるテンセイやま付近では相変わらず  環境が変化を続け現在も立ち入り禁止特区になっている。  さらにその変化が周りの地域に広まっていることも発表されたことであり  人々は全員山間部を離れ、臨海部に避難することを義務付けられた。  ところが南の孤島で謎の強力な生体反応が確認されると共に  全国のポケモンたちが海を渡って孤島へ向かう行動が見受けられるようになった。  ...
  • 挑戦者 その5
    前へ  ドラえもんはのび太の家の屋根に立っていた。 (みんなが旅立って丸十日……) ドラえもんは口を真一文字に結んだまま空を見上げた。 ――自分のしたことは本当によかったのだろうか?   僕は取り返しのつかない行為をしているのではないだろうか?―― 「……のび太、それにみんな」 ドラえもんは目を瞑り、室内へ戻っていった。  町内はスパイセットとロボッターで見回っている。 その映像は常に小型テレビに送られてきていた。  ドラえもんはそれを一瞥しながら、部屋をでた。 (どうせたいした変化が起こるはずもない)  ふと、電話が鳴る。 静かな空間を振動させる震えは、ドラえもんを必要以上に緊張させた。 (何だろう) ドラえもんは心の一部で呟き、また別の一部で不思議な感じをわかせていた。  ――ロボットにも直感というのがあるのだろうか―...
  • 挑戦者 その3
     スネ夫は静かに待っている。 ここは暗い山道。ここを抜ければ次の町だ。 スネ夫は意識を集中させた。 (ムウマ、あいつらはどこにいる?) するとスネ夫にある映像が伝わった。 茂みで群れている三匹のポケモン。  スネ夫は暫し驚嘆した。 (すごいや。こんなことって)  スネ夫はここ最近にゴーストタイプの特異な性質に気づいた。 ゴーストタイプはトレーナーと意識を通わすことができるのだ。 もちろんこれはゲーム内にはないまったくオリジナルの隠し要素だった。  スネ夫は偵察しているムウマに伝える。 (ムウマ、そいつらにあやしいひかり)  程なく、前方の茂みが揺らぎ、獣の吠え声が聞こえてきた。 「そこか!」 スネ夫は茂みにモンスターボールを投げ込もうとした。 だが同時に茂みから一体が飛び出してきた。  こんらんした目で暴れる野生のポケモン。 四肢を狂気に唸ら...
  • 挑戦者 その9
    前へ 異形の怪物は十の目でスネ夫を睨む。 スネ夫は殺気を感じ、ボールに手をかけるが、 「待って!」 しずかの声が入る。「スネ夫さんは先に行って」  スネ夫は耳を疑い、しずかを見つめる。 「な、何言ってるんだよ、しずちゃん! こんな奴の相手なんか」 「大丈夫、策はあるの」 しずかの台詞は自信に溢れていた。  スネ夫はますます青い顔になる。 (しずちゃんをここに残していいのかな。大丈夫って言ってるし。  ……いや! ぼくだって男だぞ! そんなことできるわけ)  ギラリ、と怪物の眼光がスネ夫を射る。 その瞬間、スネ夫は決心した。 「しずちゃん、任せた!」  スネ夫は意気揚々と怪物の股をくぐる。 怪物が奇声をあげ、嘴が伸びるが―― 「てっぺき!」  しずかの繰り出したポケモンが、体を強固して嘴を止める。 怪物に動揺の感...
  • 挑戦者 その8
    前へ  ポケモンセンターの庭で、まだジャイ子とアカギは話していた。 スズナは建物の柱陰に隠れてその様子を見ていた。  ジャイ子がアカギに紙を渡す。アカギはそれを受け取ると、ポケットに入れる。 ドンカラスが再び羽ばたきを始める。  微かな風が、スズナに伝わった。ドンカラスの大きな影が 月明かりの中を飛び去っていく。 ジャイ子は暫く上を向いていた後、踵を返した。  ふとその顔が硬直する。 目線の先には仁王立ちするスズナがいた。 「……あんた、何していたの?」  スズナが鋭く問うが、ジャイ子はすぐには答えない。 代わりにジャイ子の顔には笑みが浮かんでいた。 「な~んだ、あなたか……  お兄ちゃんにきいたわ。ユキカブリしか持っていないって」 ジャイ子はそう呟くとボールを投げる。 ボールが地に着いた瞬間、赤い閃光が駆け出す。  咄...
  • 挑戦者 その6
    前へ ジャイアンはポケモンセンターで休憩を取っていた。  ポケモンセンターのジョーイはトレーナーにとって大切な存在である。 もちろんポケモンの体力回復、状態異常改善の手助けは ゲームでもおなじみである。 そしてこの世界ではトレーナーに様々な情報を与える存在でもあった。 ジャイアンはそれにより、リオルの覚える技を教えてもらった。 聞き覚えの無い技でも、質問すればジョーイは必ず答えてくれる。  「ありがとな、ジョーイさん!」 ジャイアンのお礼の言葉にジョーイは微笑んで答える。 (さて、あとはリオルがどれを使えるか……) ジャイアンは今書き留めたメモをもとに思考を巡らした。  この世界にはレベルという言葉が無い。 つまりレベルが数字としては表されていないと言うことだ。 そのポケモンがどのくらいの実力を持っているか、 それがこの世界...
  • 挑戦者 その4
    前へ  のび太はポケモンセンターでため息をついていた。 前の町からここまでの道のりは、体力のないのび太にとって地獄だった。 途中でハヤトが業を煮やし、エアームドにくわえさせて飛んだことも。 「のび太、休憩はすんだか?」 ハヤトが気楽に話しかけてきた。  のび太が頷くと、ハヤトは「よし」 と微笑んだ。 「じゃあもうジム戦できるな」 「ちょ、ちょっと待ってよ」 のび太は冗談じゃないという風に首を振る。 「明日でいいじゃないか。 それより、町を回ってみようよ!」  のび太に懇願され、ハヤトはしぶしぶ頷いた。  ――この町は一見派手で、そこらじゅうにネオン付きの看板がたてられている。 人々もどこか陽気で、活気にあふれていた。  のび太はすっかりここの空気に飲まれ、気持ちが浮かれてきていたが 「? どうしたの、ハヤテ」 「ハヤトだ」 と...
  • 挑戦者 その21
    前へ ジャイアンが目を開けた時、周りの景色は変わっていた。 静寂が耳を突いてくる――土の壁が僅かな音をも吸収してしまっているのだ。 そう、ここは地下、ただ均等に置かれた松明で辺りの様子はわかる。 ハッとジャイアンが振り返ると、そこは行き止まり。 そばには少し大きな三角錐の形をした岩がある。 「……ここがスタートってわけか」 そう呟くと、ジャイアンの顔には自然と笑みが浮かぶ。 「へ、迷路なんてちょろいもんだぜ!  さぁて、行くか」 意気揚々とジャイアンは歩みだした。 「……あ、あれ?」 行き止まりに辿り着いたジャイアンが首を傾げる。 そばには少し大きな三角錐の岩―― 「い、いやまさか!  俺様が同じ場所に戻ってくるなんてありえねえぜ!」 大声で言いながら、ジャイアンは身を翻す。 「さぁて、今度こそ行くか!」 ...
  • 挑戦者 その20
    前へ ~~ある日の夜―― 鉄に響く靴音がだんだん近づいてくる。 気づいたジャイ子は格子の奥から覗いた。 「……誰?」 「しっ!静かに……へへ」 そいつは鍵を使い、錠を外す。 「あなた、もしかして」「いいから、早く出るんだ」 ジャイ子は牢を抜け出した。 スネツグに腕を引っ張られながら。 「ちょっと、スネツグ!あたしは逃げたくないのに」 「いいんだ。あいつが連れて来いって言ってるんだよ!」 スネツグのポケモンで眠っている守衛の間を駆け抜けて、外へ出た。 月明かりの下、路地裏へ入る。 「連れて来た」 壁に突き当たると、スネツグが声を出す。 すると、上からペリッパーが降りてきた。 静かに羽ばたきながら着地する。 「よくやってくれた。スネツグ君」 ペリッパーの背にいたのは、ドラえもんだ。 ...
  • 赤髪作殺人事件 解決編
    ...  ルビー、ワタリ、挑戦者の3人  殺害されたルビー、キョーコ先輩を追いやった張本人のワタリの二人を消去すると……  残る人物は一人しか居ない……」 「挑戦者……あなたがこの殺人事件の犯人よ…」 【次回予告】 暴かれた罪人の正体―― 仮面を取られた罪人は、光を再び闇で覆い尽くそうとする。 散らばった証拠品という光は、剣となり闇を断ち切る。 次回、解決編2に続く 「嘘だろ…?」「でも、副部長の挑戦者ならドライアイスを簡単に……」 「ククク……俺が犯人だと…?笑わせるなよ  消去法で犯人を編み出しただけじゃねぇーか  だいたい、なんでルビー一人だけを殺害することができたんだよ?  ひょっとしたら同じ部屋に居た俺だって危なかったんじゃないのか?」 挑戦者は涼しい顔で反論をする、その顔に...
  • サバイバルゲーム その4
    ...知ってるんだ」 挑戦者が必死で伝えてきた。 新カントーは疑問を感じたが、ドラーモンのことを思い出して頷いた。 「よし、行くぞ!」 ドラーモンがフェンスに突っ込んだ体を揺さぶる。 その唸りが力を増幅させ、筋肉を膨張させた。 粉々に吹き飛ぶフェンス。 ドラーモンの獣のような吼え声が響き渡った。 「「ふふ、さあ行くのだドラーモン先生!」」 ノートが遠くからはやしたてた。 ――DP3の実験小屋―― 扉の裏にはそう書かれていた。 「僕ら偶然見つけたんだ。  DP3は毎晩ここで何かの研究をしていたんだよ」 ミュウが倉庫内の電気をつけた。 そこら中に様々な物が散乱している。 ややこしそうな紙、異様な雰囲気を放つ実験器具、おどろおどろしい色の液体―― どれもこれも妖しいものばかりだ。 「こんなとこがあったなんてな...
  • 赤髪作殺人事件 発端編
    ...」 「なんだよ、挑戦者……びびってるのか?」 「ああ、いじめなんてやってもロクなことないし、また叱られるのはごめんだ」 挑戦者の一言で、三人はいじめを中止し、去って行ってしまった。 挑戦者は副部長、皆の人気者である。 「はぁ……やっと終わったのかしら?」 「そうみたいですねぇ……」 最後にバスから下車したのは、Lと活劇。 Lはこのクラスの中で唯一の女性であり、この物語の主人公でもある。 活劇は、新入生でLのパシリをやっている。 今回の合宿は、今度この演劇部で公開する演劇の練習のための特訓が目的である。 顧問の先生は抜いて、生徒ののみで行くことになっているのだ。 「皆、向こうが合宿所だよ。それと……」 部長の出木杉未来が、皆を合宿所に誘導する。 それを副部長の挑戦者がサポートしている。 ダルそうな顔をしな...
  • =挑戦者=
    挑戦者 ◆QdjHBvZg5s 第一編 【01】 【02】 【03】 【04】 【05】 【06】 【07】 【08】 【09】 【10】 【11】 【12】 【13】 【14】 【15】 【16】 【17】 第二編 【01】 【02】 【03】 【04】 第三編 【01】
  • サバイバルゲーム その2
    ...る?」 ミュウと挑戦者が慌しく質問を浴びせてきた。 「落ち着け二人とも。まだ向こうは気づいていない!  少し待っていればそのうち――」 「あれ、ミュウと挑戦者じゃん!?」 いきなり声を掛けられ、携帯獣は顔を強張らせる。 図書室のカウンターから顔を覗かせている人物――扉。だ。 「あれ、誰かいるの?扉。?」 そう言って、二人が扉。のそばによってくる。 「や、やぁ二人とも」 ミュウが引きつりながら喋った。 「どうしたのこんなとこで」 「ああ!そうなんだお前ら!  ちょっと隠れさせて」 ビギナーが堰を切ったように話し出した。 「俺ら今追われているんだよ!助けてく――」 その時、図書室のドアが再び開かれた。 「見つけたぞお前らぁ!ハッハッハ!」 その場の六人は顔を青ざめる。 ドラーモンが図書室の入り口に現れたのだ。 ...
  • wikiへの要望コメント欄/コメントログ
    ...。では。 -- (挑戦者) 2007-01-19 22 41 29 挑戦者氏、炎赤葉緑氏の件は適宜処理しましたので報告 -- (wiki補佐) 2007-01-20 16 58 37 ドラーモンと大長編はくっ付けた方が良いんじゃない?それに出来杉専用欄も作ったほうが良い -- (名無しさん) 2007-01-21 14 32 16 ドラーモンは初代の派生作品だから分けてあるんだとオモ -- (名無しさん) 2007-01-21 14 40 43 そうか……すまんでも流石に出来杉は…… -- (名無しさん) 2007-01-21 14 55 47 初代派生作品とオリジナルに分けてみましたが…どうでしょうか? -- (wiki補佐) 2007-01-21 16 11 09 大分見やすくなったありがとう! -- (名無しさん) 2007-...
  • 短編作品
    ...2】 【3】 =挑戦者氏作サバイバルゲーム= 【1】 【2】 【3】 【4】 =赤髪作殺人事件= 【1】 【2】 【3】 【4】 =バトルロワイヤル= 【1】 =初代のび太プレイ日記= 【1】 【2】 =ドラポケバトル大会= 【1】 【2】 =その他短編= 【短期連載Ⅱ】 【改造の悲劇】 【ジャイアンの悲劇】 【コゴミ】 【プロジェクトX】 【鯉になった狸】
  • サバイバルゲーム その1
    ...て?」 隣にいた挑戦者が話しかけると、ミュウは楽しそうに顔を笑わせる。 「サバイバル・ゲームだよ!  今ほとんどの先生は学校に残っていないから、学校でいくらでも遊べるだろ?  だからさ、俺ら何やっても自由じゃん?  今を使わない手は無いよ!夜の学校で、思いっきり駆け回ってやろうぜ!」 ミュウが楽しげに話す。 新カントーは内心あきれたが、ミュウの気を落とさないようにそっと話しかけようとした。 だが横から邪魔が入る。 「面白そうだな!俺も混ぜろよ!」 コイツの名はドラAAモン。 そして彼の言葉を皮切りに、続々と参加の声が上がった。 「よ~し、ルールを決めたぞぉ~、よく聞けやガキども~ヒッヒ」 いつの間にかその場を仕切っている用務員、書こうか。 「現在時刻は夜八時。  ゲーム終了は夜中の零時。  全員、これから支給する弾...
  • サバイバルゲーム その3
    ...お前らは……ミュウ、挑戦者!」 新カントーは驚いた。 ミュウと挑戦者は意識の無いルビーと携帯獣を抱え、体育館に入ってくる。 あの時―― ミュウは職員室で挑戦者に出会ったのだ。 それからしばらく隠れていた。 書こうかの一団を発見した時、ミュウは新カントーたちから電話を受け取ったことを思い出した。 体育館にいると。 ミュウは急いでそのことを挑戦者に伝え、体育館へ向かった。 すると、今度は磔にされているルビーと携帯獣を見つけた。 ワタリの計画を盗み聞きし、バケツの水を持ってきたのだ。 そうして新カントーと合流した。 挑戦者はギンガとアクアマリンを始末した。 「それで新カントー。残りは一体誰?」 新カントーは少し考え、答えを出す。 「残りは先生方と、俺らだけだったはずだ」 「ドラーモンなら携帯獣が倒したよ!」 ...
  • 赤髪作殺人事件 推理編
    ...は生きていた」 挑戦者がノートにそう言う。 「つまり、薪拾い競争以降は、姿が見えないわけだ  薪拾い競争が始まった時間と、終わった時間を教えて欲しい」 「16時20分くらいに始まって、ちょうど30分ぐらいで終わったんだよな、アクアマリン?」 「僕が時間を計っていたから、間違い無いね」 「すると、被害者のおおよその死亡推定時刻は16時20分~17時くらいか」 「薪拾い競争に参加していた奴は誰だ?」 「僕と、ギンガとドラAAモンと赤髪の四人です」 「薪拾い競争をしている間、他の人間は何をしていた?」 「皆、広場に集まって、それぞれ別の仕事をしていました」 アクアマリンの言葉を最後に、ノートはメモ帳を閉じた。 「悪いが、薪拾い競争をしていた3人には、少しは話を聞かせてもらうことになる」 「ちょ、なんでだよ!?」 「お前ら3人は、...
  • その14
    ... マチス「お前は挑戦者か?」 のび太「うわっ!」 驚いて転んでしまったのび太 マチス「最近よく子供の挑戦者が来る、お前も挑戦者なのだろう?」 のび太「はははは・・・はい・・」 マチス「よし、勝負してやる、闘技場に来な」 奥の部屋へとのび太を案内するのだった のび太「あの人何か・・怖いな~・・・」 マチスの風格に怯えながら勝負の場へと向かうのだった マチス「さあ着いた、此処だぞ」 のび太「此処が闘技場か・・」 普通の部屋より狭く、物一つないガランとしたところだった マチス「じゃあ早速勝負を始めようかな、準備は良いか?」 のび太「い、良いです」 マチス「なら行くぜ!行け!ライチュウ!」 のび太「こっちも行くぞ、マンキー」 勝負の火蓋が切って落とされた マチス「まずは小手調べ・・・電気ショックだ!」 のび...
  • バトルロワイヤル その1
    ...り大会規約を目にした挑戦者は、ピストルを手に取る。 「……殺し合い、か……」 俺はしばらくまじまじとピストルを眺めた後、立ち上がった。 暗い教室をとりあえず見回す。 壁に貼られた学級目標……どうやら此処は3-Aの教室のようだ。 と、なると此処は2階。 つまり北棟だ。 銃の扱いは良く分からないが、引き金を引けば弾が出て人が死ぬ。 ……何だ、引き金を引くだけで人が死ぬんじゃないか。 簡単だ、そのまま殺し続ければ俺は最後の一人となり、もとの平和な生活に戻れるんだ。 俺はさほど重くも無いピストルを片手に足音と息を殺し教室を出る。 その時、ヒソヒソと話し声が聞こえた。 ――近い、かなり近い。 俺は興奮しながらも冷静だった。 こう言うと変な感じだが、何と言うかそんな言葉しか今の俺に当てはまるものは無い。 手汗を仕切りにズボンで拭き...
  • 赤髪作殺人事件 事件編
    ... 「お、おい……挑戦者ァ」 「仕方……無いだろ……  明日になったら……戻ってくるさ……」 「そんな……」 一人絶望するワタリ。 「くそっ……どいつもこいつも使えないな!!」 ワタリは悪態をつきながら去っていく。 そのまま今日はは解散してしまった。 「本当に……そうだといいのだけれどね……」 ――炭水化物の部屋 この部屋はマリカ四天王が使っている。 「この部屋のベッドは二段ベッドかよ。苦手なんだよな俺……」 携帯獣が、あからさまな嫌悪感を見せながらベッドに入る。 「どこの部屋も同じだよ、それにベッドもちょうど人数分だ  そんなことより、赤髪はどこ行ったんだ?なんか事件の匂いがするんだよな……」 書こうかが、問いかける。 「大丈夫なんじゃないか?俺たちみたいにゲームでもやってるのかもよ?」 ...
  • 電脳戦士のび太 その5
    ... 「おっ、また挑戦者かい? ……っと思ったが違うようだな。 色違いのビーダルかなんかが紛れ込んできちゃったのか。 ここは君の住処じゃあ無いから帰りな」 この声の主は勿論、ジムリーダーのツクシである。 「僕はビーダルじゃない! ドラえもん、猫型ロボットだ!」 そしてドラえもんがすかさず反論する。 お決まりのパターンである。 「ドラエモン? まさか、鼠に耳をかじられて、ヤケ酒かまして変色したっていう、 あのドラエモンか?」 余談だが、ドラえもんのこのエピソードは、未来でネタにされている。 有名なコピペとして、様々な形で、多くの人々に知れ渡っていたりするのである。 ……但し、コピペ改変前の内容、つまりは元ネタが、正確に伝わっているケースは珍しいとされている。 それは、今ドラえもんの目の前に...
  • 炎赤葉緑 その3
    ...ムリーダーのタケシは挑戦者、出木杉にそう告げた。 「君は…強いな。俺が見て来たトレーナーの中でも五本の指に入るすごさだよ」 「どうもありがとうございます」 出木杉はペコリと頭を下げ、ジムから出ると、 ドンッ。 いきなりだれかとぶつかった。 「あたたたた…って出木杉!」 「野比くん…君もジムリーダーに挑戦しに来たのかい?」 「うん、そうだよ。じゃあね、出木杉!」 のび太はジムの中に入って行った。 「野比くん…まさかピカチュウでタケシに挑むつもりじゃ……」 出木杉は呟いた。そのまさかである。 トキワの森。 「よし、モンスターボール!」 スネ夫はポケモンの捕獲をしていた。 やったー!ビードルをつかまえたぞ! 「よしよし、順調順調」 スネ夫はにんまりと笑う。 「……それにしてもここ、トレーナーがいな……」 そこ...
  • お知らせ 合作開催のお知らせ
    ... 4票 十五位 挑戦者 ◆QdjHBvZg5s 21 2票 十六位 のび太の冒険活劇 ◆lbNRv1fVMg 20,8点  4票 ★ 十七位 ルビー ◆ChfQmyJ5GM  20・7 3票 十八位 虹色 ◆9i43zxbeXs   20,6点  5票 ★ 十九位 ギンガ ◆pXSMZkovvI   20.5 4票 二十位 ドラAAモン ◆0oe33Tyq22  20 3票 二十位 アクアマリン ◆.cuXVyGypo  20 2票 二十二位 引きこもり ◆Bm82Mk3J2Y   19,9点  8票 ★ 二十三位 ただの金銀のようだ ◆OgMOWRDE.s 19,6点  8票 ★ 二十四位 DPその2 ◆Dy4EDQYuSY19 19 2票 二十五位 コンピューターおばあちゃん ◆qd1EkoaKMw 18,4点  6票 ★ 項目別の詳細...
  • 電脳戦士のび太 その3
    ...!」 「おっ、また挑戦者か。俺がハヤトだ。まあ早速始めようか」 「よろしくお願いします! 行け、ワニノコ!」 「ポッポ、出てこい!」 戦いの場では、ワニノコとポッポが睨み合う。 「ワニノコ、噛みつくだ!」 「ポッポ、体当たり!」 先に動いたのはワニノコ、すかさずポッポに噛みつく。 鋭い歯を見せつけられた後に、思いっ切り噛みつかれたポッポは、怯んでしまう 。 「チィイ! ポッポ、とりあえず泥をかけつけろ!」 「ワニノコ、もう一回噛みつく!」 またしても先に動くのはワニノコ。ポッポはギリギリで耐えるが、またしても怯 んでしまう。 「トドメの噛みつくだ!」 ポッポは倒れた! どう見ても運ゲです本当に(ry 「この野郎、コケにしやがって! ピジョン、先制電光石火を決めろ!」 ボールから出てすぐに、電光石火でワニノコにぶつかっていくピジョン。 ...
  • その22
    ...だ エリカ「貴方も挑戦者?今日は子供の挑戦者が多いこと」 ジム奥にエリカが立っていた エリカ「では早速始めますわよ?」 のび太「お願いします!」 ジム戦が始まった エリカ「頼むわよ、ラフレシア」 のび太「スリープ!行け!」 エリカ「行きます!ようかいえき!」 のび太「何だこんなの、避けろ」 大した威力の無いようかいえきをスリープな難なく避けてみせた エリカ「攻撃を当てるのが目的ではありません、しびれ粉!」 のび太「しまった!スリープ!」 スリープはしびれ粉を受けてしまい麻痺状態になってしまった エリカ「始めの攻撃は隙を作らせるためのものだったのですよ」 のび太「くっ・・気付かなかった、仕方ない交代を・・」 エリカ「出来ませんよ、もうあなたのスリープは交代できません」 のび太「こ、これは?」 見ればスリープは花のようなものに囲まれている ...
  • 金銀物語 その6
    ...久々のポケモンリーグ挑戦者が現れることになるのね。」 トレA「しかもそのトレーナー、まだ10歳くらいの子供らしいよ。オレンジの服を着た大柄な少年だとか聞いたわ・・・」  10歳くらいでオレンジの服を着た大柄な少年・・・のびたの頭に何かひっかるものがある。 のび(そんな人、どっかで見たような・・・・・・あ!もしかして、ジャイアンか!)  さすがミスター0点、気付くのが遅すぎる。 のび(ジャイアンはもうバッジを揃えたのか・・・僕も急がないと!)  ソファーから勢いよく起き上がり、早速ジムへ向かおうとしたのびた、。しかし、彼は何を思ったのか、ジムとは逆方向の45番道路の方へ行った。 のび(この間の戦いからずっと気になっていた・・・僕だけ手持ちが少ない!)  そう、のびたはラジオ塔での戦いで、他の5人の手持ちが5、6体だったことに対し、自分だけ3匹しかポケモンを育成して...
  • パパドラ その4
    ... 「おっ、今日は随分挑戦者が多いな・・・ ビッグウェーブに乗ってるかい?」 「え、ええまぁ・・・」 「よし、それじゃあ勝負と行こうか!行け、アサナン!」 ──5分後、のび助はトウキを倒していた。 格闘技があまり効かない上、エスパータイプの技を覚えている ドクケイルのおかげでのび助は楽にトウキに勝つことができた。 「いやー、まさかこんなにあっさり負けるとは・・・ 見事だよ、ナックルバッジを持ってってくれ。」 「ありがとうございます!」 のび助はトウキからナックルバッジを貰い、ジムを後にした。 「ドラえもん、やったよ!2つ目のジムバッジを手に入れたよ!」 「すごいよ、パパ!じゃあ次はいよいよ僕の番か・・・」 「頑張ってね!」 「うん!」 ドラえもんはジム内に入っていった。 ジムのトレーナー達はレベルの差もあっ...
  • ジャイアン 第三部
    ...なった。 今日も挑戦者がたくさん来るのだろう。だがそう長くはいられない。オリジナル母ちゃんを探さなければならないのだ。 俺は悩んだ。そして、決断した。退職届を出そう。 「おわにはやるべき事があろαでしてんのうやめますお元気でさようなら」完璧だ。もしこの文に間違いがあるなら推敲してみろってんだ。 俺はこの文をチャンピオンルームに置いて、こっそりと旅に出た。 そしてここはクチバシティ。PARとそれで作ったポケモンはガンテツさんに取り上げられた。そしてこれがリストだ。 スビアー…97Lv 戦死 レディアン…47Lv 生存 ツボツボ…41Lv 生存 ストライク…20Lv 生存 ミュウ…100Lv 没収 ミュウ…100Lv 没収 …ストライク育てるか。 「行け!ストライク!このいったいの草むらにいる敵、全部倒せ」 一体目は...
  • ドラーモン作大長編 その10
    ...グロス。 何人もの挑戦者を退けたヒースの切り札である。 「神よ、私に力を与えたま……」 ヒースの言葉はここで止まった。 目の前のホウオウが七色の炎を吐き出したからだ。 「う、うつく…しい……」 聖なる炎の洗礼を受け、ヒースとメダグロスは光の中に消えていった。 「ふう、終わったわね」 ナギの足元にはキモイ服装のところどころが焼け焦げたヒースが倒れている。 「貴女は…神と話せたのか……」 そう問い掛けるヒースの顔面を踏み付けるナギ。 「いぎっ!顔は、顔はやめろ!」 「神なんていないわ。私を救ったのは私の主人、神ではない」 ナギはヒースの背中に付いている羽飾りを乱暴に引きちぎる。 「や、やめてくれっ!羽がないと、羽がないと……」 「羽をもがれたスーパースターがどんな様で帰るのか見物ね」 ただのタイツ男にされてしまったヒースを放置し、ナギは空の...
  • シンオウ冒険譚 その3
    ...が見えた。 『あの挑戦者のようなバトルは、してはいけないよ』 そんな風な、アドバイスをしているのかもしれない。 悔しかった。 悔しかったが、やはり否定することはできない。 「のび太さん……」 静香が、心配そうに近づいてきた。 僕は、まだ顔を上げることができない。 「初めてのジム戦で、いろいろ戸惑っていたのはわかる。 ……でも、私もヒョウタさんと同じ意見なの」 「えっ?」 静香の目にも、映ったのだろうか。 僕が、モモンを虐待しているように…… 「のび太さんの目には、バトルに勝つことしか映ってないみたいだった。 正直、モモンがかわいそうだったわ……」 静香はそう言ったあと、黙り込んでしまった。 しばらく気まずい沈黙が続く…… それからはジムを出て、ポケモンセンターまで無言で歩いていった。 ポケモンを回復させるため...
  • その9
    ... カスミ「あなた達は挑戦者ね?勝負してあげるわ、かかって来なさい!」 ドラえもん「僕からやらせてくれ、のび太君」 のび太「うん、良いよガンバって」 そして勝負が始まった カスミ「スターミー!」 ドラえもん「いくぞ、コラッタ」 カスミ「私にコラッタで挑むつもり?なめられたものだわ」 ドラえもん「好きで連れてるわけじゃないわい!」 カスミ「さあ行くわ!スターミー、バブルこうせん」 ドラえもん「何の!でんこうせっか!」 バブルこうせんよりも早く相手に飛び込んだ カスミ「なら・・スターミー、フラッシュ!」 ドラえもん「しまった!」 カスミ「これでさっきみたいにチョコマカ動けない、私の勝ちよ」 スターミーがコラッタへ衝突してきた カスミ「勝った!・・・え!スターミー!」 勝ったのは衝突された側のコラッタだった コラッタ「スター...
  • ドラーモン作大長編 その9
    ...「いささか礼を欠いた挑戦者のようだな」 そう、彼がポケモンリーグ四天王のカゲツだ。 少年が一礼をする。 「僕は出木杉といいます」 カゲツはその面子を見て驚愕する。 「君たちは……ジムリーダーの君たちがなぜ!!」 ツツジが言い放つ。 「なぜって……私達はあなた方より強いからここにいるべきだと思いまして」 アスナが一歩踏み出す。 「とりあえずコイツは私の獲物ね」 アスナはそう言いながらバクフーンを繰り出した。 カゲツもグラエナを出して応戦する。 『炎タイプのジムリーダー、しかも手持ちはジムにいた頃と違うようだな』 苦戦は免れないが、四天王として彼らの横暴を許すわけにもいかないのだ。 しかしその思いとは裏腹に、バクフーンの大文字がグラエナの身を焦がしていく。 『フヨウ、プリム、ゲンジ……すまん、俺はダメらしい』 注:鬼畜出木杉 ポケモンリー...
  • コメントログ
    ...。では。 -- (挑戦者) 2007-02-10 18 03 42 wiki管さん作品の収容ありがとうございます -- (ギンガ) 2007-02-17 20 01 41 Wiki管さん、作品の掲載ありがとうございます。これからも頑張ります。 -- (アクアマリン) 2007-02-17 21 19 29 ウィキ管よ。何かリアクションでも見せてくれないか? -- (名無しさん) 2007-03-08 23 33 17 wiki管さん更新乙です -- (名無しさん) 2007-03-14 22 35 50 ノート氏の作品名は「ポケモンとのび太とノートと」では?とが抜けてます。 -- (名無しさん) 2007-03-18 23 11 36 文字数的な問題じゃないか? -- (名無しさん) 2007-03-18 23 36 31 おそ...
  • 出木杉の未来大冒険 その6
    ...。 向こうも僕が挑戦者だと言うことに気付くと、早速戦いの準備をし始めた。 お互いがボールをフィールドに投げる。 敵はマタドガス、こちらはサンダースだ。  敵は毒タイプの使い手、ここはエスパータイプの技を使えるサーナイトやポリゴン2で攻めるのが妥当だろう。 だが2匹がやられたとき、最後に残った敵の切り札を倒せるポケモンがいなくなってしまう。 だからこの2匹は切り札として後に取って置き、先に他のポケモンで敵の弱いポケモンと戦うのだ。 そして僕が最初の1匹に選んだ俊足の切れ込み隊長、サンダースは早速影分身を始める。 敵の脅威は何と言ってもジワジワと体力を削り取るどくどくだ。 だから僕は回避率を上げてどくどくを当てさせないようにする手を選んだのだ。 作戦は大成功し、サンダースはマタドガスの攻撃を一度も浴びないまま敵を倒れる寸前まで追い詰めた。...
  • DPその2 その6
    ...見たところ、あなたも挑戦者みたいだから注意しとくけど、 あたしはポケモン勝負が始まるとつい熱くなっちゃって、 挑戦者が凍り付くなんて珍しいことじゃないのよ。 ・・・・・・それでも挑戦する?」 スズナはわざと答えを誘っているように見えた。 だが鈍感のびたは気付かない。だから彼はちゃんとこの一言を言うことが出来た。 のび「挑戦します。準備してください。」 バトルフィールドは氷の上だった。 中央が凹んでいて、所々に雪球が置いてある。 スズ「怖気づいて挑戦取りやめにすると思ったけど、 結構肝が座ってるのね。そういうの嫌いじゃないわ。 ・・・・・・・いくわよ!」 スズナは勢いよくボールを投げ、フィールドの真ん中にマンムーを繰り出した。 のび「マンムー?よく分からないけど新しいポケモンだよね? とりあえずカラナクシ!」 ウミウ...
  • @wiki全体から「挑戦者 その15」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー