ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki内検索 / 「新カントー物語 その13」で検索した結果

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  • 新カントー物語 その12
    ...イ』41歳 wiki新カントー物語3で初登場  家族構成 妻シーナ(享年31)8年前死亡          息子セイト(15歳)現在行方不明          娘ソラ(10歳)6の島ジムリーダー ロケット団副首領でサカキの右腕。 サカキに絶対的な忠誠を誓っている。 作戦の発案権を全て任ずる。 長い黒い髪に目つきが悪い為、見た目は不良。 黒いスーツでごまかしているが何処までごまかせているのかは不明。 タバコを愛用して、ライターをいつも持ち歩く(自分の戦術の為かライターを三つ以上携帯する)。 愛用のタバコはAIR SHIP。 性格は飽きっぽく、面倒くさがりやだが、団の時は性格を変える。 基本的には団の事を第一に考える仕事熱心な男だが、家族関係の時だけは別。 悪事に手を染める子供(ソラ)の将来を心配してクビにする等、親らしい所もある...
  • 新カントー物語 その13
    前へ 『まずい、マンムーに有利なのがいない。  ここはクロバットで関係なくダメージを与えるしかないけど吹雪は必中だ。やられる可能性もあるぞ。  どうにかしてトドゼルガに毒を与えれば僕の勝ちなんだ。……でもここはクロバットで行くしかない!』 「クロバット、頼む!」 やむをえない様子でクロバットを出すスネオ。 「ヘドロ爆弾だ!」 「吹雪!」 ヘドロ爆弾を受けるもマンムーは倒れない。 だがクロバットもなんとか吹雪を耐え切った。 『よし! 何とかなった! 多分大丈夫だ!』 「クロバット、とんぼ返りだ!」 クロバットがマンムーに攻撃を当ててボールに戻っていく。 マンムーは崩れ落ちて、クロバットは手持ちに戻る。 『ここからは僕の計算通りに運べるはずだ!』 両者、新しいボールを構える。 「ガルーラ!」「ユキメノコ!」 二体のポ...
  • 新カントー物語 その18
    ...させる…」 新カントー物語完。
  • 新カントー物語 その10
    前へ ここは 4の島 暖かく 青い 氷島 僕は4の島に来た。 ロケット団のイベントがあるならここにいるはず。 「あれから18日も経ったんだよな。時の流れは早いなあ」 僕達全員でヤマブキを出てから、18日が経過していた。 僕の名前は骨川スネオ。 皆で行動を共にしてハナダでレベルを上げていたけど、 ドラえもんが疲れを取る為に休暇を出したから、全員が適当にばらけたんだ。 そして、僕はこの島を選んだというわけだ。 この島を選んだ理由かい? 何か予感があったからかなあ? 僕を誰かが待っている。 そんな気がして、僕はここに来た、というわけだ。 船から下りた僕に子供が近寄ってきた。 「あなたはほねかわすねおさん?」 「そうだけど、何で僕の名前を知ってるんだい?」 優しく語り掛ける僕に子供は手紙を突き出す。...
  • 新カントー物語 その17
    前へ 「……キミは偉い子だね、野比のび太。僕だったら真っ先に帰るよ」 Dはボールを自分に向けている少年を複雑な表情で見つめる。 「……僕は自分一人助かっても皆が生きてなきゃ楽しくなんか無い。  大切な友達を……僕は助けたい。  だから僕は戦う。  最後まで諦めない!  君を倒して皆で現実世界に帰る!」 言葉を終えてボールを投げる。 出てきたのは電気ネズミ。 『これで彼の心の強さのテストも終了。  後試す事は的確な判断力ぐらいかな。  取りあえず……彼らが入っているのは生命回復装置と言う事は内緒だね』 考えを纏めて、Dは髪をかきあげる。 「さあ、戦闘再開だ!」 セキエイ高原牢獄 ポケモン達の回復を終えて、ソラはボールを触る。 『暇なのか、ソラ』 「貴方はどの面下げて私にそんなことを言うのですか? カイリュ...
  • 新カントー物語 その1
    ここはとある家の部屋だ。 青い狸のように見えるロボットドラえもんはそこで本を読んでいた。 本を読み終えると、本を横に置きもう一冊本を取ろうとする。 階段を駆け上がってくる音が聞こえる事に気が付いた。 (またか)本を取ろうとしていた手を止めそれを待つことにする。 音が止みドアが開けられ急にそれに抱きつかれた。 「ドラえもぉぉーーーん」 そう言って眼鏡をかけたひ弱そうな少年のび太は自分に泣きついていた。 いつもの事だからわかっているが一応聞いてみた。 「何があったの?」 「スネオ達にポケモンで負けたよぉ」 泣いているのび太君を見て僕は考えた。 勝負で負けるのはあたりまえだ。勝つこともあるし負けることもある。 のび太君は僕に何を求めているんだ? 「で僕に何をして欲しいの?」 僕はそう言うと自然にのび太君と距離を取った。 「現実にポケ...
  • 新カントー物語 その15
    前へ サカキが言葉を終えて出したのはネンドール。 ドラえもんに唯一見せていたポケモンだ。 「そいつか……ウインディ、フレアドライブだ!」 炎を纏い突進するウインディ。 それは確実にネンドールに大きなダメージを与えている。 「トリックルームだ!」 サカキの指示を受けてネンドールは空間を歪ませる。 歪んでいく空間にウインディは居心地が悪そうだ。 「そいつはその為にいたのか……でもあの技は素早さに関係ないよ!」 ドラえもんの叫びに反応してウインディの姿が消える。 「……神速か。ネンドール、大爆発だ!」 指示を出すサカキ。 だがネンドールは指示には答えない。 ネンドールはウインディの姿が見えると同時に倒れたのだ。 観客席ロビー 「サカキさんが負ける……こんな簡単に?」 しずかは驚きを隠せない。 「つええ……強す...
  • 新カントー物語 その11
    前へ ???? 「戻れ、カビゴン!」 僕は吹っ飛んだカビゴンを回収する。 「強いね、君」 率直な感想を上げるとミュウは嬉しそうに飛び回る。 『まあね。さあ! 次のポケモンを早くだしなよ』 次に出すモンスターボールを構える。 「行け、ラプラス!」 僕はそう叫んでボールを投げた。 ラプラス。 こいつの耐久力なら弱点でも突かれない限り一撃で倒れることはないだろう。 『ねえ、君には学習能力がないの?』 僕に語りかけながら、ミュウはまた黄色い弾を発射する。 「ラプラス、一撃受けて冷凍ビームだ!」 指示した僕は戦況を見つめる。 だがまた信じられない光景が目に写った。 ラプラスがあの黄色い弾を受けて一撃で倒れてしまったのだ。 「戻れ、ラプラス!」 ボールを回収して僕は次に出すポケモンを考える。 『僕の見...
  • 新カントー物語 その14
    前へ 場所は変わって霊の間。 ジャイアンはケッキングを出してランターンを撃破。 ケッキングを見てカイはオムスターを出す。 特防の低いケッキングを仕留めるには特攻の高いオムスターが一番適任だからだ。 カイの作戦通りオムスターは2ターンかけてケッキングを倒す。 そうしてジャイアンがサンダーを出し現在の状況に至るのだ。 『奴を倒すにはオムスターを犠牲にする必要があるな……。  雨が終わる前に倒せるか? いや倒す!』 考えが固まりカイは行動を開始する事にする。 一方のジャイアンは……。 『あいつのポケモン速い! 特性をどうにかしなきゃならねえけど、天候変化技はもってねえしな。  普通の雨はもう少しで終わるが、多分時間を延ばすアイテム持たせてるよな……』 無い頭を使って考えるジャイアン。 しかし時間はジャイアンに考える暇を与えない。 ...
  • 新カントー物語 その16
    前へ 「で、お前は敵意の無い事がわかっていながらナイフを父に振りかざしたわけか」 黒いスーツを着た男、カイがソラに告げる。 「私を置いていったセイト兄様、私の居場所を変えたカイ様。  シーナ母様が亡くなっている以上鍵を持っているのはこの二人です。  セイト兄様は私に格闘を教えた人、カイ様はセイト兄様に格闘を教えた人。  どちらでも私の攻撃は避けれる、と踏んで行動しました」 ソラは説明を終えてコーヒーを注げる。 「確かブラックでしたよね?」 「ああ、そうだ」 カイの目の前にコップを置き、椅子に腰をかけるソラ。 「で、何の用でしょうか? 私の記憶ではカイ様は私にお祝いを言うような人ではありませんが」 自分の分のコップにコーヒーを注ぐソラ。 コーヒーを飲むソラにカイは溜息をついた。 「お前は……父との団欒を楽しむ気も無いのか?」 ...
  • 新カントー物語 その8
    前へ シルフカンパニー 最上階 二人の男が机を向かい合わせている。 ロケット団首領、サカキ。 ロケット団副首領、カイ。 チェスを打ち合う二人。 「お前と打つのも久しぶりだな」 ポーンの駒を持ち、盤に打つサカキ。 「ああ、そうだな」 ナイトを構えて、盤に打つカイ。 二人の男は考慮していた。 シルフを乗っ取り手に入れたマスターボールと金。 もはやここに潜伏している意味などない。 ヒョウとハル、二人の子供たちが残りたがっている事を残しては。 彼等の意思を無視するわけにもいかない。 だが、やはり、戦略的にはもうここにいる意味はない。 両者の考えは決定している。 『撤退』と。 「なあ、カイ」 「何だ、サカキ」 カイが気分悪そうに返事をする。 「ここは撤退するべきじゃないのか?  もうここに居る意味など「戦...
  • 新カントー物語 その9
    前へ シルフカンパニー 最上階 しずかとスネオは目の前の男を睨みつけていた。 全ての元凶である、目の前の男を。 「睨まないでおくれよ。まるで僕が悪者みたいじゃないか」 男はニヤニヤと、楽しそうに笑っている。 「キミ達がトロトロとやっているから、僕がスパイスを加えてあげたんだよ。  まあ、余計なお世話だったかもね、アハハハハ!」 「本当に余計なお世話だよ!」 スネオが激昂する。 「お前が居なければ・・・皆で楽しく過ごせたのに!  今からでも遅くない! この世界を元に戻せ!」 男はスネオの叫びに、笑いながら答える。 「嫌だよ。何で僕がそんな事しなくちゃいけないのさ? 理由がないよ」 「ふざけないで!」 しずかも激昂する。 「そんなの貴方の自己満足じゃない! 何で私達を狙ったのよ!」 前の男が真剣な顔つきに変わる...
  • 新カントー物語 その5
    前へ ここは ハナダシティ ハナダ は水色 神秘の色 「とりあえずマサキからチケットを貰いにいく班と、買出しとジム攻略班に分かれよう」 「じゃあ俺と出木杉がマサキにチケットを貰いに行こうぜ!」 「私とスネオさんは買出しに行くわ」 「ということは僕とドラえもんがジム挑戦だね」 それぞれがすることを決めて分かれていった。 出木杉がケーシィをゲットしたり、ジャイアンがマサキにチケットを貰ったり ドラえもんとのび太がジムをクリアしたりしていた。 二人がジムをクリアした様子を見ると、 スネオとしずかはこっそりとロケット団が襲撃する家に急いだ。 そこで一人の幹部と合う約束をしていたからだ。 「ここね」『ギィー』 ドアを開け家に入ると目の前に赤い服を纏った女がいる。 「アンタ達がスパイかい。あたしの名前はハル、 ロケット団の幹部の一人...
  • 新カントー物語 その7
    前へ タマムシシティ 二日後 「ロケット団アジトに行くのはいいけど、流石にメンバー分けない? こんなに固まってたら見つかるよ」 スネオが提案した。 「そうだねえ、三人ずつで分けようか」 「じゃあ私とドラちゃんとのび太さん。 スネオさんとタケシさんと出木杉さんでどう?」 歩きながら全員が意見を出し合い向かっていく。 ロケット団アジト 「鍵を探すのがスネオ班、シルフスコープを探すのがしずか班」 「そんなところだね、じゃあここで別れよう」 二つの班が別行動を開始する。 のび太としずかとドラえもんはあっさりスコープを見つけた。 「あれ、こんな所にあるなんて無用心だね」 のび太が驚きの声をあげる。 『確かに取られやすくしろといったけど、 こんな目立つ所に置くなんて聞いてないわよ!』 「ラッキーだね、これでも...
  • 新カントー物語 その3
    前へ ニビシティ 「ドラえもん、スネオ、しずか、出木杉か」 夕方5時、ニビシティについたのび太は、まずポケモンセンターの名簿を確認した。 『ジャイアンがいないな。あの性格だと何も考えずに突撃しそうなのに』 まあ、そんなのどうでもいいか。 『結局最後まで勝ち残った奴が勝つんだから』 スネオと違いちゃんとルールを覚えていたのび太。 いろいろな意味で成長の色が見られる。 そうして回復したポケモンを受け取り、のび太はニビジムに向かった。 タケシ認定トレーナー スネオ            出木杉            しずか            ドラえもん 「あれ?この順番ポケモンセンターとは違うな。 確かポケモンセンターの名簿の順番は・・・・・・」 「そこの少年!さっさと来い!」 ぶつぶつと独り言をしゃべ...
  • 新カントー物語 その6
    前へ 午後9時35分 サントアンヌ号機関室 ドラえもんは団服を纏った金髪の男、ヒョウと対峙していた。 「ガーディ!」 「ユキノオー」 霰が降り始めて2体のポケモンが対峙する。 「炎タイプ・・・近くにこられたらまずいな」 「近くに行かなくてもすぐに片づけられるよ。ガーディ、火炎放射だ!」 炎がユキノオーに向かって放たれる。 「吹雪」 凄まじい勢いの氷が放たれ、火炎放射とぶつかり合う。 だがわずかに火炎放射のほうが押し始めた。 「ユキノオー、氷のつぶて」 ガーディの横に回りこみ凍りのつぶてを投げつける。 「火炎車だ!」 炎を纏いぶつかる。 ユキノオーは一撃で倒れてしまった。 「くっ、やはり相性が・・・」 「もうそいつは戦闘不能だ! 次のポケモンを出せ!」 モンスターボールに戻したユキノオーの変わりにモンスター...
  • 新カントー物語 その4
    前へ 午前1時18分 ニビシティ化石博物館『2階』 「これは・・・」 「ひでえなこりゃ」 割られているガラスケース。倒れた石像。奪い取られている化石。 博物館は荒らされていた。 「侵入者か。前と下にいた手下達はやられたんだな」 前から声がする。 後ろのドアから光が入る。 映し出されたのはスーツ姿の男と博物館の館長。 二人に対峙した二人の少年だった。 「子供? ふん。情けない奴らめ、子供二人に突破を許すとはな」 「ただの子供だと思うと痛い目にあうよ!」 「そこにいる人を開放しやがれ!」 「そういう訳にはいかないな。こいつからまだ最後の化石をいただいていない」 館長を蹴り飛ばし、男が答える。 「がはぁ!」 「止めやがれ!」 「その人から離れろ!」 男はこちらを一瞥する。 「じゃあ、かかってきたらどうだ?...
  • 【=新カントー物語=】
    新カントー物語 ◆Tq6F3QrRYQ 【01】 【02】 【03】 【04】 【05】 【06】 【07】 【08】 【09】 【10】 【11】 【12】 【13】 【14】 【15】 【16】 【17】 【18】
  • 新カントー物語 その2
    前へ トキワシティ 「ここは何処だ?」 朝6時30分、出木杉が起きて最初に発した言葉だった。 前に置いてあるリュックを見て、自分がポケモンの世界に居たことを思い出す。 『そうだ僕はポケモンの世界にいたんだっけ』 朝から思考回路が全開の出木杉は自分の状態を考える。 空腹だ。 『まずは朝食だな』 着替えて朝食を貰いに一階に降りていく。 一階に降りたらトレーナー達が朝食を取っている。 どうやら無料バイキングのようだ。 『ありがたく頂きますか』 食器を貰いパンを2つ、スクランブルエッグ、コーンスープをもった。 それを食べながらこれからどうするか考える。 『次はトキワの森、レベルを上げたほうがいいな。  そのついでにポケモンリーグの門でも見に行くかな』 考えをまとめると目の前の朝食を片づけることに専念する。 優雅なし...
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    ...e33Tyq22 新カントー物語 ◆Tq6F3QrRYQ ルビー ◆ChfQmyJ5GM パパドラ ◆MFxUPJ8XuQ 出木杉の未来大冒険 ◆dqVzDvT5pM 携帯獣 ◆LJ35tJImvc ギンガ ◆pXSMZkovvI   ワタリ ◆xim1fQsDHI 虹色 ◆9i43zxbeXs ただの金銀のようだ ◆OgMOWRDE.s トレーナー ◆e0ecEtFYBA のび太の冒険活劇 ◆lbNRv1fVMg セカンド ◆AX.L.nmoTY 引きこもり ◆Bm82Mk3J2Y フェイル ◆Q43ANlifNA コンピューターおばあちゃん ◆qd1EkoaKMw 主役のいない冒険記 ◆MqBGA3ICnc トキワ英雄伝説 ◆eNlSemdwK6 ノビタ ◆UIEMKhGpfE 最終兵器ヒトカゲ ◆9u2muKti1U 電脳戦士のび太 ◆.X.MoxXWng...
  • ドラポケバトル大会 その1
    ...挨拶しておくよ、僕は新カントー物語、天才だ!」 自分で自分のことを真面目に天才だと言う奴初めて見たな 「む、無反応……ハハハ。圧倒的な力でぶっ倒してあげるよ」 「フン……やれるものならやってみるんだな」 目の前には広いバトル場。そして対峙するのは新カントー。 随分と自信があるようだ。ならその自信を見せてもらおうか。 『それではバトル開始ィ――』 「行け、クロバット、ロトム!」「ハハハハハ、リザードン、ペルシアン!」 姿を現す四体のポケモン。これがポケモンバトルか…… 補助技は豊富なペルシアン。クロバットで挑発を使えば対処は簡単だ。 リザードンは突破力が高く厄介だ、電磁波で動きを鈍くさせよう。 ペルシアンが猫騙しを使ってくるかもしれないが 精神力の特性を持ったペルシアンと、ゴーストタイプのロトムには効果が薄い。 心配する必要は無い、勝負だ! ...
  • サバイバルゲーム その1
    出店や小物がどんどん片付けられていく。 パイプ椅子、折りたたみテーブル、シートも看板も…… 日が傾くに連れ、体育館はがらんどうになっていった。 「あ~あ、文化祭終わったぁ」 新カントーは伸びをしながらぼやいた。 すっかり日が没していた。 普通の高校生ならばとっくに帰されていた頃だろう。 だけど、そこにいた全員は文化祭で一暴れた懲罰として、最後まで片づけを待たされていたのだ。 女子や他の男子はとっとと帰り、先生も概ね帰宅、或いは宴会しに行ったのだろう。 「どうやら全部終わったようだな……ヒッヒッヒ」 後を引く笑い方をするのは、用務員のDPデモ・書こうか、通称『書こうか』さん。 その言葉どおり、体育館はすっかり飾り気を失っていた。 月明かりが微妙に差込み、どこか寂しい雰囲気。 ほぼ誰もが帰省しようと、だらだら歩き始めたときだった。 ...
  • サバイバルゲーム その2
    前へ 「うぅ、新カントー……」 赤髪はまだ意識があった。 眠らされてはいないようだ。 「急に君が来ると連絡があったのでね。  先に話していた彼は拘束しておいたんだ。  邪魔されるのは癪なのでね」 ノートはそう言うと新カントーに顔を向ける。 「いいかい、新カントー。  もし断れば、この場でゲームオーバーになってもらおう」  そうすればどうなるか……ふふふ。  当然別の勢力に君は弱者とみなされる。  君はもうこの学校で我が物顔で歩けなくなるのさ。いいのかい?」 すると、新カントーはキッとノートを睨みつける。 「違うな」 「?何がだね?新カントー」 ノートが嘲り気味に言う。 「始めからそれが狙いだな。  俺のこの学校での肩身を狭くすること、それが本当の目的なんだろ!」 「ふふふ!なるほど、読み取ったか!」 ノート...
  • サバイバルゲーム その3
    前へ 体育館の中に18名が入ってくる。 「ヒッヒッヒ、今度こそ捕らえるぞぉ~」 書こうかが意気込んで懐中電灯を照らす。 脱落者たちは光が照らされた方向へと歩みだした。 閑散とした館内に、足音だけが不気味に響き渡っている。 それを聞くと、書こうかの気持ちは高揚していくのだった。 獣のように目をぎらつかせ、獲物を探している。 と、その時だった―― 「ヒッヒ!?なんだぁ!」 書こうかが照らす手前、バスケのゴールが落下した。 丁度照らしていた場所だ。 脱落者の多くを巻き込んで、轟音が鳴り響く。 「上だ、お前らぁああ、ヒッヒ!!」 書こうかが二階の柵を照らす。 瞬間、誰かが卓球場へと駆けて行った。 「追え、入り口はあそこだ!」 書こうかが階段を照らし出す。 脱落者は相変わらず一定の速度で歩みだした。 「ぇえい、速く...
  • サバイバルゲーム その4
    前へ ドラーモンは高速で突き進む。 動きを止め、体を強張らせる新カントーたち。 そして、三人を掠め、ドラーモンはフェンスに激突した。 「「くそ、まだ体がなれていないな」」 ノートの呟きが聞こえてくる。 「ししし新カントー、今のうちに逃げよ!」 ミュウが震えながら、学校西側の倉庫を指す。 「何だミュウ、倉庫になにが」 「いいから来て!ぼぼ僕ら知ってるんだ」 挑戦者が必死で伝えてきた。 新カントーは疑問を感じたが、ドラーモンのことを思い出して頷いた。 「よし、行くぞ!」 ドラーモンがフェンスに突っ込んだ体を揺さぶる。 その唸りが力を増幅させ、筋肉を膨張させた。 粉々に吹き飛ぶフェンス。 ドラーモンの獣のような吼え声が響き渡った。 「「ふふ、さあ行くのだドラーモン先生!」」 ノートが遠くからはやしたてた。 ...
  • カントー その1
    それはある日の昼下がり みんなはスネ夫の家でポケモンをして遊んでいた ジャイアン「よっしゃ、勝った!」 のび「うわああぁあぁん。また負けたよドラえもーーん」 (それは知らんがな) のび太は弱い。というよりタイプを考えずに好きなポケモンを育てているためそうなるのか ジャイアンは完全にフルアタ型だ。型にはまった時は驚異的な強さを発揮する スネ夫はネチネチ型。どくどく→影分身のコンボも平気で使ってくる(たまにジャイアンにぶっ飛ばされる) 出来杉としずかはバランス型。PTも考えて構成していて相性も有効に活用する ドラえもんは…よくわからない そんなこんなで皆で楽しんでいると突然出来杉が口を開いた― 「ドラえもん…僕達がポケモントレーナーになる道具ってないかな?」 ドラえもんはニヤリと笑いながら言った 「あるよ。」 全員の目が輝い...
  • カントー その4
    【出来杉】 出来杉は必死だった。 そう、あの時の彼は神になりかけた。いや、なっていた。 開いている窓から飛び出そうとした写真 花びらのように舞っていた写真を まさに神業で集めまくった。その手の動きはさながら 16連射の高橋名人を彷彿とさせた。 「う、ヴわあぁぁん!待ってよー!待ってったらー」 こうしている間にも写真は遠くへ旅立っていく (神よーー。僕にー、僕に力をーー!) しかし出来杉の意に反して力を与えたのは神ではなく―― ジャイアンだった 「ふぬけ。もう一回つばさでうってみようか?」 「アッーーーーーー!」 出来杉の叫び声はカントー中に響き渡ったという。 結局手元に残ったのは どう考えても2枚が欠けているアルバムだった。 「絶対に……許さない」 出来杉はポケモンセンターへと向かった― ...
  • 赤髪作殺人事件 発端編
    ※この作品はフィクションです、そしてこの作品に使われているトリックは  世に出ている作品から流用したものです 「さぁ、ついたよ皆」 バスで動くこと数時間、時計の短い針は9を指している。 ドラポケ学校演劇部のメンバーは、 演劇の特訓のために、樹海の奥にある合宿所へと訪れたのだ。 「やっと着いたか、ったく」 ギンガが悪態をつきながら、バスから降りる。 「落ち着きが無いな、こんなちょっとの時間も待てないのか」 「なんだと、てめぇ!!」 新カントーがギンガを挑発し、ギンガはそれに乗って、突っかかる。 それをアクアマリンが影から覗いている。 「やめるんだ君達!」 二人の喧嘩を部長である出木杉未来が止めた。 「マリカ持ってきたよな、ミュウ?」 「当たり前じゃないか書こうか、マリカが無い俺らなんて  鬼畜じゃ無い出木杉み...
  • お知らせ 合作開催のお知らせ
    ...8 4票 九位 新カントー物語 ◆Tq6F3QrRYQ  22・8 4票 十一位 セカンド ◆AX.L.nmoTY 22,6点  7票 ★ 十二位 ジャイアン ◆8c/Sw4f94s 22・3 3票 十三位 携帯獣 ◆LJ35tJImvc 22 1票 十四位 パパドラ ◆MFxUPJ8XuQ  21・5 4票 十五位 挑戦者 ◆QdjHBvZg5s 21 2票 十六位 のび太の冒険活劇 ◆lbNRv1fVMg 20,8点  4票 ★ 十七位 ルビー ◆ChfQmyJ5GM  20・7 3票 十八位 虹色 ◆9i43zxbeXs   20,6点  5票 ★ 十九位 ギンガ ◆pXSMZkovvI   20.5 4票 二十位 ドラAAモン ◆0oe33Tyq22  20 3票 二十位 アクアマリン ◆.cuXVyGypo  20 2票 二十二...
  • バトルロワイヤル その1
    ※注意 作中、かなりグロいシーン連発です。苦手、不快だと思う方は  読むのをお止めください。 登場人物は全て作者やその関係者です。  了承はとっていないので、批判があったら即終了です。 足の長い人は嫌いです。(個人的に) まぁ自己責任で <序章> 「そんな! 何でこんな田舎の学校に……!」 まだ若い教師、ドラーモンが机を叩く。 それに尻込みすることもなく、wikikanは冷たく言い放った。 「政府の命令です。逆らうと貴方、死にますよ?」 「私のクラスの生徒は誰一人として殺させはしない!」 ドラーモンの叫び声が終わると同時に、職員室に乾いた音が響いた。 「従えば死ぬことは無かったでしょうに……」 wiki補佐は「バカですねぇ」と呟きながら、手の拳銃を腰に収める。 Wikikanは机に乗せた足を荒々しく下ろすと...
  • カントー その3
    【しずか】 ばちーん! ビンタの音が響く まだまさこと喧嘩をしているのだ まさこ「ちょ、イタタタ痛いわよ! つねるのは反則だったら!」 はぁ…はぁ… かれこれ30分経ったところで、しずかが話をきり出した しずか「…まぁ今からジム戦だし、とりあえず休戦しましょうか」 (いつか殺ってやるわ。 私がチャンピオンになったその日にね!) まさこ「えぇ。それがお互いのためよ」 (この糞アマが。 まあいいわフリーザー様と会うまでの辛抱よ) 二人がそれぞれの思惑を乗せてニビジムに挑もうとしたその時― 「待て!俺と戦え、ブス!」 わがままジャイアンが目の前に立ちはだかった 初のトレーナー戦が始まろうとしていた 【ジャイアン】 ジャイアン「お前は男の中の男だぜ!」 ワンリキー「何言ってんだよ、相棒! パートナーがお...
  • ドラポケ小説・作者紹介
    ...である。 新カントー物語 ◆Tq6F3QrRYQ 舞台はFR・LGでである作者。 オリジナルキャラが特徴的であり、オリキャラ否定派には受けがイマイチな作品。 投下スピードがそこそこあり、それなりのクオリティを誇っていた。 人気投票の時のアドバイスを活かし、色々と改善を行う。 カントーを進む作者の中では、一番最初に完結を果たした。 ルビー ◆ChfQmyJ5GM ホウエンを冒険する物語を書く作者。 文章力が高く、読みやすい作品。 欠点はやはりあっさりしすぎていることだったが 後半になるにつれ、どんどんと内容が濃くなっていった。 ちなみに度胸はこのスレで№1でありこのスレで数少ない1乙を書いた人物 ぽけもん板の管理人もしていて、スレへの貢献度も高い。 現在は完結していて、新たな作品『セカンド』の執筆をしている。 パパドラ ◆MF...
  • wikiへの要望コメント欄/コメントログ
    ...いです。 -- (新カントー物語) 2007-02-24 21 30 06 wiki管さん、ぽけもん板に投下したやつを更新して下さい。 -- (挑戦者) 2007-02-26 19 43 15 修正ありがとうございます。次回からはこのような事がないように努力します。 -- (新カントー物語) 2007-02-28 21 05 30 乙 -- (名無しさん) 2007-02-28 22 24 34 【9】に説明の文を加えてくれてありがとうございます。もう1つ修正を頼みます、すみません。【7】のスネ夫がガラガラに襲われる所を「ナッシー、サイコキネシス!」スネ夫の後ろにいたガラガラは壁に叩き付けられた。に変えて下さい。本当にすみません。もうこんなアホみたいなミスはしないようにします。-- (名無しさん) 2007-02-28 23 12 55 そろそろ...
  • ドラポケ学校殺人事件 推理編
    前へ PM1 40 事件発覚から10分 プツッ 「警察は三十分で来るそうだ」 「そうですか…」 ノートは1人、頭の中で今の状況をまとめる。 『事件発覚が1 30。  俺が血を見たのが25分だと考えると……』 「ジャイアン、確かに四時間目まではワタリは生きてたんだな?」 「ああ。そう言えば……ワタリに話しかけていた女子が…」 「私です…」 一斉に振り返る三人。 そこには黒髪でショートのオドオドした少女が立っていた。 「私が……ワタリ君に…一緒にご飯を…グスッ」 泣き出す少女。 そんな少女に焦ったノートは、とりあえず質問をしてみることにした。 「確かお前…メグミだよな。お前とワタリは付き合ってたのか?」 メグミは恥ずかしそうにうなづいた。 「じゃあ…メグミの前からワタリが居なくなったのは何時頃?」 「ちょっと...
  • セカンド その1
    #プロローグ1 ある夏の日の昼下がり。 ここ、空き地ではお馴染みのメンバーが集まっていた。 「よっしゃあ!俺の勝ちだぜ!」 さっきまで静かだった空き地に、大声が響く。 誇らしげにガッツポーズを取りながら叫ぶのは、ジャイアンだ。 「あぁ、また負けちゃった」 対して、リーゼントもどきの少年、スネ夫が呟く。 今、この二人はポケットモンスターダイヤモンド・パールの通信対戦を行っていたのだ。 ポケットモンスターダイヤモンド・パール。 つい最近発売された、ポケットモンスターのDSソフト。 その人気は半端ではなく、東西南北至る所でポケモン旋風を巻き起こしている程のもの。 今ではほとんどの子供達がプレイしているといっても過言ではないだろう。 そして、それはのび太達が住んでいるこの町も例外ではない。 いや、寧ろ完全に当て嵌っていると言えよう。 この...
  • カントー その2
    ついに全員のパートナーが決まった。 もちろん顔色は様々だが オーキド「さて。みんな一匹ずつポケモンをゲットできたようじゃの。それではポケモンマスターを目指して旅立つのじゃ!」 のび太たちの旅が始まろうとしていた― 一方その頃 「痛っつー。いたたた。」 出来杉が目を覚ました ???「どうやら気が付いたようだね」 (ここはどこだ?どうしてここに) 少し考えて出来杉は思い出した (そうだ!スネ夫の野郎ー) そう、出来杉はポケモンの世界へ向かっていたのだが― スネ夫に突き落とされたのだ 誰にもばれないように。 (畜生!しずかちゃんと楽しむ予定だったのに!) 出来杉が悔しがっていると ???「何やら考えているところ済まないが― 助けた礼くらいは言って欲しいものだな」 サカキは言った 出来杉「あ、すみませ...
  • ドラポケ学校殺人事件 発端編
    「先生おはよう!」 「はい、おはよう。今日もちっちゃいね、ミュウ君  コラコラ、喧嘩するんじゃない。新カントー君、ルビー君」 ここはしがない私立高校、ドラポケ学校。 今日、この平和な学校で……残酷な殺人事件が起こるなど、 この時は誰も思っていなかった…… ドラポケ学校殺人事件!発端編 byミュウ PM10 30 二時間目終了 「疲れたぁ…マリオカートやりたい」 「良し、トイレにやりにいくか、携帯獣も来いよ」 ミュウと書こうかと携帯獣。 この三人はいつもトイレでマリオカートをやる仲間だ。 今日もきっと、このまま給食の時間になるまで帰って来ないだろう。 「またあいつらマリカかよ」 「しょうがない奴らだな、授業くらいしっかり受けろっての」 呆れるDP3と出木杉未来。 彼らはそれぞれ、クラスの委員長と書...
  • 金銀物語 その1
    ここ、空き地では、今日ものびたたちがDSのポケモンバトルを繰り広げていた。 彼らが熱中しているのは、最新作「ダイアモンド&パール」である。 ジャイ「オーダイル、波乗りだ!」 のび「ああ、僕のゴウカザルが・・・」 スネ「これでジャイアンが10連勝だね。」  ジャイアンの高笑いが聞こえるなか、のびたがふと気になったことを聞いてみた。 のび「そういえばさっきのポケモン何なの? シンオウでもカントーでもホウエンでも見ないポケモンだけど。」 ジャイ「俺も知らん。WIFI交換で偶然もらったから。」  すると、スネオが自慢げな笑みを浮かべて言った。 スネ「あれはゲームボーイカラーのソフト、「ポケモン金銀」にでてくる最初の3匹、ワニノコの最終進化系のオーダイルさ。アドバンス以降の作品しかやったことのない君たちは知らないと思うけど。ぼくはだいぶ前にプレイしたけどね。」 のび(ジャ...
  • 金銀物語 その10
    前へ  雨が降り注ぐ中、エンテイとスイクン、のびたと出来杉が 睨み合ったまま対峙している。先に動いたのはのびただった。 のび「エンテイ、炎の渦で僕たちを包め!」  本来、炎の渦は相手を中に閉じ込める技だ。 だが、のびたは自分と出来杉の間を炎で包ませた。 前後左右、上を見ても炎しか見えない。 先程降っていた雨もこの炎の中までは降ってこず、 炎の中は完全に外界と遮断された状況となった。 出来「これは、なにか考えがあっての事かい?まあいい、こんな熱いところに いつまでも居たくないから早く終わらさせてもらうよ。スイクン、バブル光線だ。」 のび「エンテイ、穴を掘るで回避しろ。」  エンテイは地中に隠れ、バブル光線は外れて辺りを包む炎に当たった。 ちなみに、バブル光線では炎を消すことは出来なかった。  のび「よし今だ、出て来いエンテイ!」 出来「そ...
  • 赤髪作殺人事件 事件編
    前へ 「あれ、赤髪はどうした?」 「そういえば……居ないな」 ワタリとルビーが話している。 「そういえば見かけないな、どこ行ったんだ?」 マリカ四天王もざわつき始める。 「どうせ、またサボってるんでしょ?  赤髪はよく演劇の部活をサボってたりしたんだし  だからモブの役すら与えてもらえなかったのよ」 Lが、大声で赤髪を罵る。 「確かにそうだな、腹が減ったら勝手に戻ってくるとは思うし  じゃあ先に食べようか。出木杉未来、そろそろいいだろ?」 「うん、そうだねワタリ君。じゃあ皆、手を合わせて……」 「「「いただきます」」」 皆はスプーンを持ち、口の中に入れ始めた。 食事を終え、数時間が経った。 既に就寝時間ではあったが、皆はベッドにつく様子では無い。 赤髪が未だ見つからないのだ。 「ったく、...
  • セカンド その11
    前へ テンガン山、頂上。 「ふふふふ……はっははははは!」 強風が吹きつける中、出木杉は一人高笑いする。 その出木杉の目線の先には、先程復活させた二体の伝説のポケモンが居た。 「これが……伝説のポケモン!」 出木杉はその威容に臆することなく、吸い寄せられるように二体に近づいていく…… 「待て!」 不意に、出木杉の後方から声がする。 出木杉は振り向かずとも、声の主の正体を悟った。 「もう来たのか……野比君」 そう言って、出木杉が後ろを振り向く。 そこには、荒い息をつきながらモンスターボールを取り出すのび太の姿があった。 「はぁ……はぁ……勝負だ……出木杉!」 のび太がモンスターボールを投げる。 繰り出されたのはドラピオンだ。 「ったく面倒だなぁ……」 出木杉は露骨に嫌そうな顔をして、仕方なくボールを取り出す。 「わざわざ伝説のポケモ...
  • セカンド その10
    ジュピターが手元にある一つのボールを手に取る。 「一つ、聞いていいかしら」 「……?」 唐突に切り出され、ドラえもんの表情が少し緩む。 ジュピターは一呼吸置き、言った。 「あなたは、何の為に戦っているの?」 その言葉には、ジュピターの複雑な思いが込められていた。 それは数時間前の事―― 「じゃあ、それぞれ配置について」 出木杉の指示を受け、三人の幹部は山頂から去る。 目的は、ここに来た邪魔者を排除する事。 山頂には、出木杉ただ一人が残る事となった。 三人の幹部は元来た道を戻る。 少し歩いたところで、サターンが言った。 「私はここで待機のようだ。二人は下へ」 少しの間三人は沈黙し、やがてジュピターが切り出す。 「……ねえ、サターン。さっき下っ端から連絡が来たでしょ? 後から来る筈のボスが倒されていた、って」 ...
  • 金銀物語 その6
     ポケモンリーグを目指すトレーナーにとって最後のジム、フスベジム。先程ここのジムを制覇したジャイアンは遂に、ポケモンリーグへ向かおうとしている。 ジャイ「ガハハハハ!やはり俺様がチャンピオン一番乗りだ。おい、そこのお前!」  声をかけられた老人は自分より60歳も年下の少年に怯えている。 ジャイ「ポケモンリーグにはどうやって行くんだ?教えろ!」 老人「は、はい。えーと・・・そうそう、ワカバタウンから東の方向へ進んでトージョウの滝を越え、後は北に歩いていけばポケモンリーグに着きます・・・・・・」 ジャイ「ワカバタウンか、戻るのメンドクセーな・・・」  だがジャイアンは知らなかった。トージョウの滝を越えるには“滝登り”の秘伝マシンが必要なこと、そして自分がそのアイテムを取り逃していること・・・・・・  一方、そんなジャイアンの様子をこっそり見ていたしずかはジムがある北でなく、...
  • ノビタたちの秘密なボーケン その1
    とある町 とある家にノビタというダメダメな人間がいた・・・そこには近未来から来た狸のロボもいた・・・ どらえもん「たぬきじゃねぇよ」 そのとき・・・ どたどた・・・ どらえもん「ノビタだな・・・よし・・・アレを出そう・・・」 その道具を置きドラえもんはその中に入った のびた「どらえも~ん」 しかしドラえもんはいなかった。 そこには一冊のでかい本があったそれは・・・ ~カントー編~冒険の書~カントー編~ のびた「カントー編ぼうけんのしょカントー編?」 それは表紙だった正しくは冒険の書 カントー編である のびた「ん?この手紙は・・・」 「ノビタクンへ この本はなんとポケモンの世界にいけるのだ! この本の中に入り最後のページに宝を入れて最初に宝をとった人が勝てるというシンプルなゲームだ! もちろんロケット団もいるよ。                      ...
  • キョーコ シルフカンパニー編 その1
    「私― 悪に染まっちゃったのね」 サカキの絵を抱えながらキョーコは嘆いていた あの後 キョーコは出られなくなったのでとりあえず様子を見ることにした― のだが R団隊長「マズイ!今の音で野次馬や警察がやってくるぞ! 総員裏口からすぐに退避せよ!一旦本部へ戻る!」 隊長の指示でアジトを移ることになったのだ (え、ちょっ…待っ) R団「おい、そこのお前!」 どぎぃ (やばひ。私を呼んでる) R団「お前は―」 (ひいいぃぃぁいぅいぇいぉ許してーーー) …… そしてR団キョーコは絵画運搬係を仰せ遣った キョーコ「はぁ…私は市民を脅かす存在だったのね。 そんな大事な事に今日初めて気付くなんて… 私は悪よ。 ヒールキョーコだわ!」 (あ、ちょっとおっ洒落ー) と欝気味だった(?)キョーコはあることに気付いた コイツが5分凹...
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    コメント欄のログです 最高です -- マキレン (2006-12-03 02 32 19) よかたです(`・ω・´) -- てぃあら (2006-12-03 04 23 48) 画像うpされたらどうやって見るん? -- 名無しさん、君に決めた! (2006-12-03 08 42 01) 最高。コメント欄できたし♪あとは画像ですね -- あらし (2006-12-03 09 22 52) うpでけへん -- 名無しさん、君に決めた! (2006-12-03 09 48 07) 今のwikiのデザインはデフォルトのだからさ…気に入ったデザインに変えてみたら? -- 名無しさん (2006-12-03 10 58 35) オメガワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- ヲ (2006-12-03 12 36 08) ...
  • セカンド その4
    前へ #ドラえもんサイド 「はぁー……よく寝た」 体を起こし、思いっきり伸びをする僕。 のび太君が居ない事に気付くのに、そう時間はかからなかった。 見ると、枕の傍に書き置きがある。 とりあえず読んでみる事にした。 『僕は一人で行きます。心配しないでね。のび太より』 「えっ……これだけ?」 書かれてあったのは僅か二文。 のび太君らしいといえば、そうなのだけど。 『まぁ、のび太君がそう決めたんだし仕方ないな。僕も一人で行こう』 こうして一人旅に踏み切った僕。 ポケモンセンターを抜け、早足でヨスガシティを出た。 『にしても、のび太君どうしてるかなぁ?』 未だにのび太君の心配をしている僕。 だが、すぐに止めた。 『大丈夫だよな。自分で決めたんだし』 朝日を背に、一歩ずつ歩いていく僕だった。 そこからの道のりは大変だった。...
  • 金銀物語 その2
    みんなから大きく遅れをとっているドラえもんは、ヒワダタウンでのジム戦を苦戦しながらもなんとか突破した。ドラえもんは居合い切りをもらいに炭職人の家へ行った。 炭職人「居合い切りの秘伝マシン?ああいいよ、持っていきなよ。そんなことより、この前うちのカモネギを変な髪形の男の子が助けてくれてさ・・・世の中捨てた物じゃないねぇ。」  どうやらこの職人のカモネギをスネ夫が助けたようだ。彼のことだから、おそらく秘伝マシンが目的の行動だろう。  炭職人の家を出たドラえもんは、早速ウバメの森へ向かおうとした。だがそこに、あの赤髪の少年ブラックが現れた。 ドラ「あ、君はこないだの!」 ブラ「お前はこないだの青狸!ちょうどいい、どれだけ強くなったか見てやろう。」 とても1度負けた男のセリフとは思えない。結局ドラえもんは勝負をすることになった。  ブラックはゴマゾウを、ドラえもんはコラッ...
  • 出木杉の未来大冒険 その8
    前へ ポケモンリーグの中に入った瞬間、みんな口をポカンと開けて立ち尽くしていた。 本来、小さい部屋がいくつも続いていたポケモンリーグ、それが今では大きな一つの部屋に統一されていたのである。 僕たちが通う小学校の運動場より広い部屋だ、驚くのも無理はない。 しかも部屋の両端には豪華な装飾が施されている階段があり、二つの階段はどちらも上にある20畳ほどの広間に続いている。 「それにしても、静かだね。信者も全くいないみたいだし・・・」 のび太の言う通り、この部屋にはいま僕たち以外の人間は1人もいないようだ。 「じゃあ俺たち、もうこの戦いに勝ったのか?」 「いや、それは違うよ。今から始まるんだ、最後の敵との戦いが・・・」 ジャイアンの言葉に僕が反論する。 「なんだって? じゃあ誰なんだ、その最後の敵って言うのは。」 「勿論・・・信者を従え、あのスネ夫君の事件の犯人で...
  • 金銀物語 その3
     5人から少し遅れて、しずかもやっとジム戦を始めた。しずかの手持ちにはノーマルタイプのポケモンがいないので、実力勝負となる。 しず「バタフリー、ゴースに念力よ。」しずかのバタフリーがいきなりゴースを倒した。 マツ「ゴースが一発でやられたか・・・だが勝負はこれからだ。行け、ゴースト。」 しず「今度はゴーストか、もう一度念力よ。」大ダメージを与えた。 マツ「ゴースト、催眠術で眠らせろ。」バタフリーは眠りだした。 マツ「後はひたすらシャドーボールを連発しろ。」 シャドーボールを3発受けたところでバタフリーは倒れた。 しず「お疲れ、バタフリー。出番よエーフィー!」やる気満々のエーフィーが姿を現した。 しず「念力よ。」さきほどのダメージもあったゴーストは倒れた。 マツ「これで最後か・・・行けゲンガー。」ついに最後の砦、ゲンガーが姿を現した。 しず「先手必勝よ。念力! 」ゲンガーの...
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