ヴォーダン=ドグラ

だが俺は……こんななりでも、ギオールの中じゃ小柄な性質でな

力に劣ってしまって、部族の中じゃ成功できそうもなかった…………




NAME(名称):ヴォーダン=ドグラ

SEX(性別):男

COUNTRY(出身):魔海

AGE(年齢):32

BIRTHDAY(生年月日):1986/06/30

HEIGHT(身長):226cm

WEIGHT(体重):143kg

BLOOD TYPE(血液型):none

STYLE(流派):ギオ式神闘術 短斧二丁流



LOOKS(外見)
分厚い筋肉質の肉体を暗緑色の皮膚で覆い、赤茶けた髪をもっさりと生やしている
何かの獣の皮革を材料としたらしいと思しき頑丈な半ズボンに、両腰に巨大な短斧(柄の短い斧)をぶら下げた
素肌を晒している上半身の、その胸元に焼きごてらしきもので魔方陣の様なものを焼きいれている、身長220cm程の巨人



+ RECENT(近況)
依然変わらずに、魔海の内外を行き来しながら商いを続けている
世界情勢が、ある程度小康状態に落ち着いた為、そうした行動も取りやすくなってきた様である




ABOUT(概略)
魔海のオーガ種の部族である『ギオール族』出身の商人
行商を生業としており、世界中の市場を巡って商いを行っている

元々はギオール族と言う、オーガの中では他種族にそれなりに友好的で、他者との交流も多い部族の生まれであった
しかし、部族の内部においては、強烈な武力階級主義が徹底されており、その中で伸び悩んでしまい、村を出る事を決意する
人間と比して、誰もが認める巨人でありながら、オーガの中では小兵に留まる程度の体格しか無く、それが厳しいハンデとなっていたのである
その為、魔海の内外を行き来しながら、魔海内部の産品を人間界で商う生活を行うようになり、現在もそうした生活を続けている

単純に希少価値の高い珍品や、魔術的に使用価値の高い品など、魔海の産品を多く商っており、個人としての稼ぎはそれなりであると言う
また、部族からあぶれてしまったとはいえ、『誇り高き戦士の末裔』であるギオール族の血を引いている事を誇りにしている様であり、部族の内部に伝わる武術も、ある程度は修めている



COMMUNICATE(対人)
文化の違う人間界での生活と言う事が影響してか、基本的には物腰は低めで、あまり多くの事を語らない
しかし、力強い巨漢である事もあり、客商売として人目を引きやすい半面、人から恐れられる事も少なくないらしい

そんな中でも、人間の身であり、魔海を覆う独特の魔力に苦しめられながらも、魔海への冒険を繰り返すサリード=ヴァルマンウェとは、半ば腐れ縁じみた友情が結ばれている
他に、得意客と言える相手にシャッテン=シュティンゲルアーディン=プラゴールがいる

それ以外にも、特別な人間関係を結んでいる人物は、以下の通りとなっている

「それに……ヴぉーちゃん相手なら、食べられちゃっても、いいかな――――なーんてっ」
「信用してもらえるのは、ありがたい事なんだが…………いくら俺からすれば異種とは言え、人間を食う趣味は無いぞ……?」
+ するり、と指の隙間を通り抜ける夜風のように、彼女の身が揺れる
サリード達を通じて知り合った間柄であり、ギオール族の事に興味を抱いた彼女に、部族の概要を話すなど、初対面でありながら大分親しくなる
その際に、彼女の能力〝Lover's Requiem〟で、契約を交わして『結婚』する事を求められ、「相互に利益となる」と考えてそれを承諾。ティナと『入籍』した一人となる


「真実、求める“今”を為す―――……それが私の境地で誓い」
「…………随分と、ストイックな求道をしている…………サムライの心意気、とでも言おうか?」
+ それは、“斬る”ことが出来なければ……敗れたまま終わるのなら、果たせない“誓い”なのだから、と
櫻の国の山中で修練を行っている現場に偶然居合わせ、創世戦団と敵対している事、そして個人的に戦う理由などを聞く
その時に、『張り詰めている』様子を見てとった為に、自前の商品である『ザントマンの雫(安眠及び睡眠改善用の目薬)』を譲渡して、身体のコンディションにも留意した方が良いとアドバイスを残す
後に、商品の効果によってリピーターとなり、『得意先』とも言うべき相手の一人となる

風の国で商いをしている時、とある品物を求めた女性を見とがめ、八攫と再会する
やはり『ザントマンの雫』を売買し、軽く雑談をするのだが、八攫がヴォーダンから買った商品を抱えて、人目を避けて走り去る女性の事を怪しんでいた事を知り、心配ないとはぐらかそうとする
しかし、テロ行為の切欠となりかねない事を疑う八攫の追及をかわし切れず、やむなくその商品が『サキュバスの涙(効果不詳)』である事を明かし、何とも言えないぎこちなさを感じながら別れる事になる

その後、やはり風の国で露店を開いていた所で、八攫とシャッテン=シュティンゲルが訪ねてくる
シャッテンが八攫に『ユニコーンの角(強力な回復アイテム)』をプレゼントする為に、ヴォーダンの店で買い求めたのだが『不思議なアイテムを扱うオーガ』の事を聞いて、八攫が連れてきたのだ
その為、3人でお茶を囲みながら、ヴォーダンの話す魔海の話などで、一行は和やかな雰囲気で雑談して過ごした




BATTLE SKILL(戦技)
腰に提げている二挺の斧を用いて、敵をもろとも叩き斬る戦い方をメインとしている
しかし、単に力任せと言うだけには留まらず、時には斧を手放して身軽になり、スピードを重視した素手の一撃を見舞うなど、状況に応じた適切な対応を取ることにも優れている
また、重厚な筋肉はそのまま鎧としても機能するほどに強力で、多少のダメージは振り切ってしまう事も出来る

恵まれた肉体を以って的確に立ち振舞う。これが出来るのも、『ギオ式神闘術』を、不完全とはいえ修めている故なのだろう

また、胸部に焼きいれられている魔方陣だが、これの効果は現在のところ不明である



+ チラシの裏
+ その他プロフィール
好きなもの:魔海産の土龍の肉(地元のソウルフード)

嫌いなもの:「上手な買い物」ではなく「せこい買い物」をする客(自分の店以外を含む)

趣味:サリードらとつるむ事

大切なもの:部族の誇り、(商売をしていく上で必要な程度の)金

苦手なもの:人間界の飲食店(大抵サイズが合わない)、無邪気な人間の子供(対応に困る)

好きな時間の過ごし方:1人で鍛錬する

コンプレックス:同族と比較してちびな事。そのくせ人間と比較して不便な程でかすぎる事

好きな野宿場所:屋根があって、一方に壁がある場所の壁際

+ 設定しているテーマ曲
『剣風伝奇ベルセルク』より
BERSERK ~FORCES~/平沢 進

+ 名前の由来
そもそも『ヴォーダン』は中身が脳内邪気で『パワー系巨体キャラ』を考えると、名前が決まるまで仮につけとくのに良く使う名前だったりする
今回は、そのままキャラクターの名前として本採用した形
名字のドグラは、ホラー小説『ドグラ・マグラ』から。ただし、中身はこの小説は未読……

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最終更新:2018年09月22日 18:50