ラファイエット・メイジャー

名前 ラファイエット・メイジャー(Lafayette Major)
性別 女 
年齢 20 
職業 水の国自警団所属
身長 153.4cm
容姿
クリーム色の髪をボブカットにしており、頭の頂点から跳ねた蝶の口のような形の髪型が特徴的。黒のヘッドセット(ヘッドホンとマイクが一体化したもの)を常に装備している。年齢に反して高校生くらいに見える容姿の持ち主。普段は水の国自警団支部の制服(下はスカート)に身を包んでいる。貧乳。
性格
基本的には淡白でドライ。他人に対してあまり興味が無く、べたべた慣れ合うことを好まない。疑り深く、初対面の相手にはたいてい警戒心を向きだしにして対応する。一方で信頼のおける人間のことは心底尊敬し、思いやる。戦いに身をおく者として平時は表情の起伏に乏しいが心を許した相手の前では年相応の振る舞いを見せる。他人を簡単には信じようとしない性格に由来するのだが精神的にやや弱い部分がある。
戦闘方法
後述の「粉を操る能力」によって、遠距離からの攻めを得意とする戦闘スタイル。軍人としての身体能力はそれなりに高いが、能力者との戦いではやや力不足。能力の性質上、一対一での近距離戦が大の苦手。



固有能力
能力名 『蝶々夫人(バタフライエフェクト)』

粉を操る能力。能力によって様々な粉末状の物質を生み出し自在に操る。また、周囲に元から存在する粉末を操ることも可能である。能力の発動中は背中に集まった粉末が大きな蝶の羽を形作る。生成した粉の使用法は多岐に渡り、吸引することにより咳や涙を誘発する催涙性の粉を周囲に展開したり、また飛散する粉末の濃度を上げ煙幕のように用いることもできる。操ることができるのは粉末状の物質に限るため、粉を集めて防壁を作るなど、硬度を持たせることはできない。そのため援護・攻撃に長けるが防御面は弱い。奥の手として、濃度を調節した粉塵の中で火花を起こすことによって大爆発(粉塵爆発)を発生させることができる。相手から離れた場所で使う分には問題ないが、接近された相手に用いると自身も爆風によってダメージを受ける。またラファイエット自身はこの奥の手に備えて身に着ける制服を熱に強い特注のものにしているほか、耐火性のジェルを素肌に塗って火傷を予防している。弱点は水。水分が付着することによって粉末が重くなり、一切操ることができなくなる。そのため雨の日の屋外ではほぼ無能力者と変わらない戦闘力になってしまう






詳細
上記の通りあまり他者との積極的な交流を好まず、それゆえか平時の言動は若干世間ずれしているところがある。彼女が信頼をおいている人物はごくわずかで、そのほとんどが同じ水の国自警団の支部に所属する同僚や上官である。愛称は「ラフィ」。現在の勤務場所こそ水の国であるが、出身地・生い立ち・来歴などはまだ語られていない。自警団内では主に日々舞い込んでくる膨大な情報を処理する作業についているデスク派。実際に現地へ飛んでの実地調査などは得意なやつにやらせればよいと考えておりあまり好まない。頭脳明晰で記憶力も良いが頭が固く、勘もきかないタイプ。柔軟な発想をする者が近くにいてやることで彼女の優れた頭脳は最大限に発揮される。表にこそ出さないが実は感情の起伏が人一倍激しく、強いストレスや怒り・悲しみなどにさらされると自制が効かなくなり冷静さを失ってしまう。そのため同僚が殉職した際は仲間内の誰よりもショックを受けていた。熊出 等比の死についてはいまだに心の整理がついておらず、その話題に触れることは彼女の中で一種のタブーとなっている。実はお笑いが好き。好きなお笑いグループは「エミュー倶楽部」。少々Sの気がある。

上官に連れられ行った昼の国で出会ったレグルス=バーナルドとの会話の中で、痛みを感じずに戦い続ける兵隊を操るカノッサ機関のナンバーズ「エックス(仮称)」が存在することを突き止める。昼の国の暗部を事実上支配していた、既に壊滅した組織ファニー・ゲーム・クラブの残党と「エックス」は関わりがある様子。「エックス」についてはカノッサ機関の上位ナンバーズの一人であり、機関上層部の意向に反した単独行動をとっている人物ということ以外は何もわかっていない。

現在は上官仲間達と共に六罪王の一人、首狩 殺鬼の討伐を最大の目的としている模様。




交友関係
  • レグルス=バーナルド
身内(水の国自警団支部)以外で彼女が信頼をおく数少ない人物の一人。昼の国で機関ナンバーズの一人パウル=ミュンツァーの足取りを追っていたところ熱中症で倒れかけ、そこを偶然出会わしたレグルスによって介抱される。恩人であるにも関わらず彼女は彼を疑い礼もそこそこにその場を離れようとしたところ、突如現れたカノッサ機関の一般構成員・ウィードの襲撃を受け絶体絶命の窮地に陥る。しかし再びその窮地をレグルスによって救われ、不愛想な態度をとった直後であるのに命を懸けてまで自身の代わりに戦ってくれた彼の姿に感銘を受け共闘、ウィードを撃退した。この一件によりラファイエットは彼を信頼のおける人物と判断し、これまでの無礼を詫びたのであった。互いの呼び名は「レグルス」「ラフィ」。

  • 熊出 等比
生前に深い関わりがあったものと思われるが詳細は不明。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年05月01日 01:59