レグルス=バーナルド

…………馬鹿野郎……………………ッ!! 俺たちは、支え合えてるじゃねぇかよ……!!

ならもう…………当然性もへったくれもあるかよ…………!!

俺たちゃ仲間だ…………そうだろうが!!


NAME(名称):レグルス=バーナルド

SEX(性別):男

COUNTRY(出身):

AGE AT DEATH(没年):27

BIRTHDAY(生年月日):1990/12/27

HEIGHT(身長):189cm

WEIGHT(体重):87kg

BLOOD TYPE(血液型):B

STYLE(流派):アルベルト流魔術(非正統)+棒術+教会魔術



LOOKS(外見)
前面を開いたままで青いコートを羽織り、魔術師である事を如実に表す青のハットを被った
手には指輪と、グリップの部分に赤い石をあしらわれている、金属製の棍を握り締めている
がっしりとした体格の、左目に眼帯を当てた、深い眼窩が鋭い視線を放っている、身長180cm前後の隻眼の偉丈夫



+ EPILOGUE(LAST WORD)
2018年11月10日。水の国にて、ラベンダァイスと共に行動している際に、突如として異空間へと飲み込まれる
そこには、白神 鈴音の悪夢を具現化した異形の怪物が待ち構えており、ラベンダァイスと共に血戦を潜り抜ける事になる
だが、その際に異形の攻撃によって、呼吸能力を阻害されてしまい、激しい抵抗もむなしく、レグルスは窒息死してしまう

だが、その直後、ロールシャッハの仕掛けた策略の真意が明かされる
自分たちの存在を『この世界に留める』もの、それを自ら管理する事で、世界を守る。それがロールシャッハの意図だった
だが、それは同時に『世界を陳腐化するだけだ』と、レグルスはロールシャッハのルールに則りながら、否定
直後、秩序が乱れた世界を象徴する様に、ラギデュース=キャニドップ緋沙――――本来その場に存在してはいけない者たちの力を借りて、ロールシャッハを撃破する

「そんなやり方で世界を守ろうなど、世界諸共の自殺と変わらない」と言い残して
そして、ソニアの仇を自らの手で討てた事の充足感を、胸に抱きながら、レグルスは『向こう側の世界』へと、旅立っていった――――





ABOUT(概略)
自らの修めた魔術によって路銀を得ながら世界を旅して回っている、流れの魔術師
魔術師ではあるものの、その体躯は明らかな肉体派のものであり、事実身体能力も非常に高い
豪放で直情的な、カラッとした性格の持ち主で、兄貴風を吹かせる事が多い

しかし、過去に家族や友人などを失った事があるらしく、故郷の風の国で『山賊』として生活を立てていた時期もあると言う
その山賊の首領として暮らしていた中で、師匠であるアルベルト=フォルスに魔術で以って完敗を喫し、それをきっかけにしてアルベルト=フォルスを師と仰ぎ、魔術の道を志すに至った
そんな過去が影響しているのか、基本的に権威や権力と言ったものには、悪感情を抱いているらしい言葉を口にする事もある

趣味は飲酒
基本的に笑い上戸であり、酔ってもテンションが多少高くなるだけで、大して人柄が変わったりはしない
その一方で、節操のない酒の飲み方をする人間を、決して軽蔑まではしないが、疎んじているところもある



COMMUNICATE(対人)
基本的に、弱者を見れば出来る範囲での救済を考える性格なため、それなりに人当たりは良い
ただ、さほど礼儀などを重視しないため(言葉遣いなど)、そこを人がどう受け取るかによって、彼の印象は変わってくる

同じ流派の修行仲間であり、また腐れ縁とも口にしているアルク=ワードナールとは、友人関係と言ったところである
また、かつてスクラップズの面々に襲撃されていたラベンダァイスブラックハートリベル=アシェルを救助した事があり、面識を持っている
更に、行き付けの酒場の1つとして『Crystal Labyrinth』に出入りをし、そこの用心棒兼情報屋のアーディン=プラゴールとも懇意にしている

その他、特別な関わりを持っている人間は以下の通りになっている

「だったら死ねばいいのかしら、出来損ないの私なんて、惨めに淫らに果てれば。ねぇ、答えて、答えてよ」
「――――知るか、知るものかッ!! 誰かを愛するってのは、他の誰かを愛さないって事だ!! 俺はソニアを愛する!! てめぇの事は――――――――ッ!!」
+ 空っぽになったはずの胸が痛かった、無いはずのソニアが助けを求めて藻掻く様に
深酒をして、酔い覚ましにぼんやりと散歩しているところでぶつかってしまい、酒の飲み過ぎを咎められながら、世話を焼かれた事で顔見知りとなる
その中で、かつて軍隊に所属していたソニアと、故郷を失って風の国で山賊生活をしていた己の過去を、互いに知る事になる
また、『風の魔力』を身に秘めていたため、アルベルト流魔術の『ホークアイ』を簡単に手ほどきし、急速に打ち解ける事になる
以後、酒(そして酒飲み)は好きではないと言う言葉を受けて、多少は飲酒の回数を自重するようになった……らしい

後に、風の国で謎のモンスターが出現した際に、雇われ討伐隊のメンバーとして再会
そこで、彼女が銃器を駆使して戦う『シューター』である事を知り、魔力によるサポートなどを行って共にモンスターを撃破する
しかし、このモンスター事件にカノッサ機関の作意が隠れていた事を知り、消沈してしまう彼女に適切な言葉を掛ける事が出来なかった
この時には、ソニアがUNITED TRIGGERの一員である事、更に事件の裏に見え隠れしている機関員と深い因縁がある事を、知らなかったのである

この時の負傷を癒すために、アルクと共に行動していた時、負傷によって病院に入院していたソニアと再会
自らの背中の傷に対して痛み止めを貰い、痛めていた彼女の肩をアルクと共に治療する事になり、アルクのサポートを行う
その中で、背中を預け信頼して共に戦った上に、色々と世話になった以上、自分はソニアを仲間だと考えていると打ち明け、死別を恐れるソニアに「そう簡単に死にはしない」と約束をする事になる

水の国の路地裏にて、1人トレーニングに打ち込んでいたところで再会し、第2回天下一武道会の準優勝をしたソニアを祝福し、また、互いの信頼関係を確認し合う事ができた
この時、UNITED TRIGGERのリーダーであり、同大会の優勝者であるセリーナの人となりなどを聞き、気に留めることになる

しばらく後、瀕死の身体をマリア・シャリエールに癒してもらい、そのリハビリに励んでいた所に、マリア共々再会する
旧交を温めながらも、ソニアに対して性情愛とも親愛ともつかない、漠然とした『愛おしさ』を感じている事を自覚する
これをどうするべきか、ハッキリとした答えは出せないながらも、ソニアの『兄』として振る舞おうと決意する事になる

しかし2年後、ソニアは別人格、カチューシャと化し、更に方々での破壊行為に従事するようになっていた
その様に頭を悩ませながら、更に垣間見えた異世界の問題をも抱えていた中で、最悪の再会を果たしてしまう
意図してソニアの記憶を破壊して、淫靡に爛れた殺意を向けてくるカチューシャに、レグルスは激昂。ソニアとしてありし日々を奪われたことによって、その存在が大切な物であった事、いつの間にか『愛情』の域にまで高められていた事を自覚する事になる
躊躇う事なく愛を叫びながら、必死にカチューシャの人格を否定し、ソニアを取り戻そうとしたレグルスだが、狙撃銃による2発の被弾でダウン。ソニアを取り戻す事を強く誓う事になる

しかし、虚神エカチェリーナとして、更なる覚醒をしてしまった事を後で知り、その奪還を断念
彼女の悪夢を終わらせるという決意により、その殺害を視野に入れて行動する事になる

そして、旧市街にて、多くの能力者たちと共に、遂に決戦の時を迎える
ブラックハートを伴い、この日の為に用意した術式を、彼女へと発動。それにより、ソニアの因子と記憶を呼び起こし、肉体に、再びソニアを復活させようとする
エカチェリーナならば、自らの『絶頂』の力で、自分自身の存在を極めさせることで、この術を振り払うだろうと目論み、そして、その後の「二度と完成しない」衰えをもって、神としてのエカチェリーナを屠る事を狙って
最終的に、術式によってエカチェリーナの神性は死に絶え、カチューシャへと戻る――――が、そこの認識が不明瞭だったため、レグルスは「これでソニアは死んだ」と受け取っていた――――


「ただ、その―――・・・ここはあれか、ナンパの上手な男の子が多いね」
「辛ぇもんだよなぁリーダーってのは……だから、だぜ? ――――俺は、分かってるからよ」
+ こうして得た絆を大切にしていけば、きっと負けることは無いだろう。自分は一人ではない
上記ソニアの欄にもある、風の国でのモンスター討伐にて、共に戦う
しかしこの時は、互いに「同じ戦場に立つ1人」以上の印象はなく、またセリーナが途中参戦に近かった事もあり、大した共闘も出来ないまま、別れることになる

その後、アルクと共に病院での仕事を行った帰り道、同じその病院に入院していたところを、ナウファルと共に邂逅する
既にソニアを通じて、互いに互いの情報を聞き及んでおり、また共闘した経験も一助となり、すぐに打ち解ける事が出来る
だが、この時セリーナはリリアによって刻まれた『刻印』に苦しめられており、アルクと共にそれに対する対処を実行しようとする
しかし、セリーナの使用する魔導具である"弾"末魔にそれを止められてしまい、あくまでサポートに徹する事しか出来なかった
その代わり、既に縁深い間柄となっている事を確認し、今後の共闘を約束していく事になる
かつて、風の国の山賊の首領をしていた経験から、同じく仲間を率いる立場のセリーナに「無理をするな」と言う言葉を残した


「こうしてまた酒を煽れるぐらいに復活できたのも、あんたが尽力して下さったおかげだ……本当に、感謝してます……」
「……そうやって元気でいて感謝して下さるなら、私はそれが一番です。―――同じ事を、今貴方の隣に居る人も思っている筈ですよ」
+ 己の命を差し出しても構わないと言うほどに彼の事を大切に想っている人がいるのだ
夜の国にて発生した戦乱に巻き込まれ、長らく死にかけの状態にあったまま、遂に命を落とすかもしれない、といった所で、八攫 柊と共に命を救われる
治療もほぼ絶望的な状況を、八攫の時戒の宝玉の力で時間の経過を止め、マリアの用意した「肉体の再構成」と言う大がかりな術で再生させると言う、大規模な施術が施された結果だった
その為、「命の恩人」として尊敬の念を抱く様になった

その後、肉体のリハビリも兼ねて櫻の国へとアルクと共に旅行に出かけていた所で再会する
半死と再生を経て、魔力的素養が損なわれてしまい、アルベルト流一派から追放された事を受けて、教会魔術の道へと進まないかと提案をされる事になった
一応、この時レグルスは「肉体の復調を重視したい」と、答えを保留とする
なお、この時に救ってもらった礼として、いくつかの高級食材を送っている

それから時間も経ち、リハビリに励んでいる所でソニア=エカチェリーナ=ドラグノフと共に再会する
以前に保留していた教会魔術への道の誘いに、レグルスは改めて乗る事を表明。マリアを『師』と仰ぎ、その下で修行する事を決意する


「倒れていた私を介抱してくれたこともそう。全く素性の知れない敵能力者と私の代わりに戦ってくれたこともそう。…疑ってごめん」
「……ヘッ、気にすんな…………目の前で死なれちゃ……寝覚めが悪いって、だけだよ……」
+ 今度こそ愛想なんかじゃなく、心からの礼として。上げられた彼女の顔は薄く笑っている様に見えた
昼の国にて、教会魔術の修行中、過労で行き倒れかかっていたところを見つけ、介抱する
SCARLET団員として、そっけない対応であしらわれかかるものの、その後機関員からの襲撃から再び助け出した事で、信頼を置かれる事になる
六罪王であるサツキの腹心、パウル=ミュンツァー、そして『ファニー・ゲーム・クラブ』の情報を集めていると言うラファイエットに、レグルスは情報の共有を約束する
その際、レグルスは彼女の事を「ラフィ」という愛称で呼ぶことを許された


「どこが戯言だよ。全き真理だぜ……――――それともお前ら、毎回毎回分析と確実な勝算でも胸に抱いて、そんな悠長な真似して戦ってたのかよ……ッ?」
「神の語る脚本に乗せられぬ事ね。その時に私たちは自ら未来を決めてしまうことになる。」
+ されど他ならぬ彼らの筋書きによって、我々は自ら絶望を選ばされてきたのだ、とも。ごく婉曲した物言いであった。
アルクの死、そしてソニアの虚神化。この2つの出来事に打ちのめされ、酒浸りの状態で、公園で行き倒れていたところに、通りすがりのアリアから、諫められる形で声をかけられる
相棒を失った事への心の整理と、己の有様の理由を説明する中で、シンパシーを得られた様だったが、ソニアを「愛している故に、殺して止めねばならない」と告げると、侮蔑の感情と共に、殺意を向けられ戦闘になる
相手の攻撃を逆用する形で有効打を叩き込んだが、アリアはサイボーグ強化を施された身体であり、その膂力を見誤ったため、重傷を負わされてしまう
だが、その中で再びアリアの諫言を向けられ、それで頭が冷えたため、互いに虚神に対する意見を交換、限定的に協力体制を約束する事になる


「……それが、心の支えとなるか、それともただの未練となるか……そりゃ微妙なところなんだろうよ」
「あたしおかしなこと言ってるのかな。や、おかしいんだろうな。未だに思ってるんだもん、誰も死なずにすべて終われるって、思ってる、……」
+ それでもまだ、誰も死ななければいいなんて、理想と呼ぶにも幼すぎる願望を抱いてやまないのだった
アルクと縁のあったシャッテン=シュティンゲルの引き合わせで、Crystal Labyrinthにて顔を合わせる
互いに、アルクの死を連想させられる、気まずい雰囲気での接触となったが、ソニア豹変の理由の、重要な手がかりを教授され、改めて「親しかったからこそ、殺さなければならない」との思いを固める
また、虚神達との戦いにおける協力も約束するが、死の覚悟を固めて戦おうとするレグルスに、生きて帰る事を考えたいと、夕月とは腹を割り切っての言葉を交わし切れない形となる
ただ、そんな中にあっても、全てが終われば「アルクや死者達を弔うためのパーティをやろう」という約束も、同時に交わした




BATTLE SKILL(戦技)
かつて訓練していたと言う、六角柱型の棍棒(実際には、魔力ブースト目的の杖)を用いた棒術と、アルベルト流魔術を織り交ぜた戦闘を行う
棒術は、そのまま『棍棒を用いた格闘術』だが、体躯に合わせてか長大な金属棒を用いているため、これだけでも相応のダメージソースとなりうる
しかし、以前ほど魔術に頼る戦法が効かなくなりつつあるため、戦いに幅を持たせるのが難しくなっているのが難点である



アルベルト流魔術
詳細を知りたい場合は当該項目を参照されたし

アルベルト流魔術師としての能力は、以下の通りである

魔力保有量:11
適性合計値:38/72
属性
数値 5 0 1 5 3 9 7 8

+ 負傷前の能力
魔力保有量:17
適性合計値:41/72
属性
数値 7 2 4 8 6 7 4 3



旧遺物『悪の魔書』
ナウファルから託された旧遺物
内部には無数の魔術が記載されており、魔力を身に秘めた人間が持つと、念じる事のみで術を行使する事が出来る
レグルスは魔術師として魔力を身に秘めている為、この書を使用する事が出来る



『教会魔術』
マリア・シャリエールに教えを仰ぎ修得した、教会の教えを基盤にした、光の魔術

教会魔術の基本は、「心の具現化」である。自分の感情に魔力を注ぐことによって、形を成す
助けたいと思う心に魔力を注げば治癒魔術になるし、誰かを護る為に戦いたいという心に魔力を注げば戦闘用の魔術になる

よって、非常に感情に左右されやすい。自分は勿論、魔術の対象となる相手の感情にまで反応する
例えば、害意や敵意を持った相手と戦う時は、その感情に反応して魔術はより強固なものになり、逆に敵意のない者に刃を向ければ己の魔術は弱体化してしまう

また、教会魔術の根本は全て光の魔力である
光の魔力には様々な物を活性化させ、熱量やエネルギーを増幅するという特性がある
また、「聖」の属性が備わっているので「邪」への強い干渉も期待できる
教会魔術の場合は「心を活性化する」というイメージで光の魔術を使う

この基本形を踏まえ、レグルスは特殊な詠唱言語に己の願いを込めるという形で、アルベルト流魔術とは別の力を行使する
どうやら、アルベルト流魔術よりも魔力変換の効率が良いため、減退した魔力の中でも、教会魔術は大した問題もなく行使できるようである



+ チラシの裏
+ その他プロフィール
好きなもの:酒(どちらかと言うと重めな方)、中華料理、リンゴ

嫌いなもの:権力、悲哀、虎の威を借る狐

趣味:飲酒、トレーニング

大切なもの:、金、「強くなる」というロマン

苦手なもの:色恋沙汰

好きな時間の過ごし方:酒を飲んで羽目を外す、鍛錬する(0か1かで切り替わる)

コンプレックス:なし

座右の銘:男子三日会わざれば、即ち更に剋目して相対すべし

+ 設定しているテーマ曲
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(新ソニ)』より
His World/作:大谷 智哉 歌:Matty Lewis&Ali Tabatabaee

+ 名前の由来
完全に語感からの命名
まず、力強さをイメージさせるために濁音混じりの名前と言う事を念頭に置いて、結果『レグルス』と『イグニス』の2つの候補が出てきた
ただ、ラ行の混じった、少し不思議なイメージが良かったので、ここでは『レグルス』を採用する事に

名字の『バーナルド』は、最初はバーンアウト(ドイツ語で自動車道)』から考えてたものの『アウトバーン』を勘違いしたものの、どうもそのまま取ってくるのはつまらなかったので(シャッテンで既にやってたので)、語感をいじって『バーナルド』に変形させたもの

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最終更新:2018年11月11日 02:53