柏木 渚(かしわぎ なぎさ)
秀知院学園高等部2年B組。恋愛相談回で初登場。経団連理事の孫娘かつ大手造船会社会長の娘。白銀御行のクラスメイト。ヘンテコヘアピン女
壁ダァンと共に翼に告白されたことにより勢いのまま付き合うことに。
本当に翼の事が好きなのか分からず距離を置いてしまう事を悩み、かぐやに恋愛相談をする。結果彼氏と一緒にボランティア部を設立、関係は無事円満になった。
現在はそのボランティア部の部長を務めている。
(かぐや程では無いが)嫉妬深いところがある。
翼が眞妃とデートと思われる行動をした際は、「どちらを潰すか」と呟く、もしホテルに入ってたりキスしてたらという質問に「そんなのとっくに殺してますよ」とのたまう、
翼が席を立った隙に携帯を精査する、「彼を信じて」探偵を雇ったりするなど、暗い一面を見せた。
四条眞妃とは小さいころからの親友。眞妃の好きなものを好きになるという特殊な嗜好があり、髪に着けているヘアピンも過去の眞妃とおそろいのものである。
成績上位者だが1学期末定期考査では4位→7位と少し順位が下がった。
その後、恋愛に現を抜かしたのか、7位→27位という大暴落をおこした。
将来の目的がハッキリとしておらず、とりあえずの内部進学を希望している。
白銀会長とかぐやの恋愛頭脳戦を客観的視点から眺め、その甘酸っぱさに赤面させられることが多い。
最初は彼女がかぐやに恋愛相談をしていたが、次第に立場が逆転。かぐやが彼女に恋愛相談をするようになる。
かぐやは一応白銀に好意を持っていることを隠そうとしているがあまりにバレバレな為、彼女はかぐやの白銀への好意に気付いている。
そんなこんなで仲良くなり、時が経つ程に呼び方が「かぐや様」→「四宮さん」→「かぐやさん」→「かぐやちゃん」と砕けつつある。
翼と神ってる疑惑がもたれている。→神ってました。
柏木さんの彼氏/田沼 翼(たぬま つばさ)
苗字不明。
秀知院学園高等部2年B組。恋愛相談回で初登場。病院院長の息子で跡継ぎ。ボランティア部所属。白銀御行のクラスメイト。
柏木渚に恋愛感情を抱き、告白するために白銀に恋愛相談を持ち掛ける。
その後、白銀御行直伝の「壁ダァン」を駆使して柏木渚に告白し、成功。以降、渚と付き合う事となる。
付き合った後もちょくちょく恋愛相談という名の愚痴風自慢の為生徒会に来ている。
夏休み後は髪を染めたりピアスを開けたり喋り方が変わったりとチャラくなった。
眞妃曰く「私がキツイ事言っても嫌な顔一つせず笑いかけてくれる」「翼君はなんというか包容力があって一緒にいると心が安らぐっていうか とにかくあったかい人」とのこと。
柏木渚に勉強を教わった結果、1学期末定期考査では139位→84位と順位が上がった。
更にその後学年3位を誇る四条眞妃にも勉学を教わり、84位→34位という大躍進を果たした。
将来の目的がしっかりと定まっており、外部進学を希望している。
先輩ではあるが、石上優の数少ない友人。渚の怒っている理由等を解説できる恋愛において頼れる存在だと考えており、後輩でありながら「石上さん」と敬称をつけて呼ぶ。
渚と神ってる疑惑がもたれている。→神ってました。
四条 眞妃(しじょう まき)
秀知院学園高等部2年B組。恋愛相談回で初登場。ボランティア部所属。白銀御行のクラスメイト。
1学期末定期考査で486点を取り3位だった人物(かぐやとは1点差)。雑誌掲載時は「一条眞妃」だったが単行本収録時に名前が変更された。双子の弟がいる。
登場したのが渚や翼と同タイミングの1巻で、「第二の相談者」とされていた割に物語に絡んできたのが11巻と遅かった。
その間、作中にチラチラと出現しては不憫な姿を晒していた。
名称不明の期間は「ウケルちゃん」などと呼ばれ登場を期待されていた。
口癖は「この不調法者」。ただしメンタルが弱まると使わなくなる。
四宮家との血縁がある四条家のお嬢様。かぐやとは再従祖伯叔母の関係。かぐやの事を「おば様」と呼ぶが、かぐやには嫌がられている。
柏木渚とは小さいころからの親友。
四宮家の血筋であることに誇りがありそれ故高いプライドを持ち、普段は高慢で高圧的な態度を取っているが長続きせず、すぐに健気で繊細な本音を漏らす。
本人曰く「今まで相談できる相手がいなかったからつい本音が出ちゃう」とのこと。
その様から石上に「ツンデレ先輩」と呼ばれているが、それを自分のことだと認識していない。
全体的に四宮かぐやとの共通点が多く、白銀に「少し四宮っぽいところが可愛い」と言われる。
期末試験では翼に勉強を教えながらでも白銀、かぐやに次ぐ学年3位をキープし続ける才女。
翼の事が好きで「向こうから告白してきたら付き合ってあげてもいい」とどことなく既視感のあることを考えていたが、翼が「壁ダァン」という謎のスキルによって渚と付き合ってしまった為に「好きな人と親友を同時に失った気分」を味わうことになった。
その後はストーカー染みた行動を取り彼らの行く先々に(気づかれないよう遠くから)現れるが、渚と翼が仲良くしていたりキスをしているところを目撃しては涙を流す様子が見受けられた。
翼と共に渚のプレゼント選びの為デートに近い事をするが翼は全く眞妃に靡かず、逆に渚に「彼氏をあまり連れまわさないで」と注意されるも「そんな目で見るわけないじゃん、ウケる!」とまた再び強がってしまい、後悔の為道端で泣き崩れていたところを白銀に遭遇。流れで恋愛相談をする。
人数が足りないと渚に相談された為にボランティア部に入部したが、彼女に気付かれていないと思っている渚と翼がスリルを求めて彼女の近くでイチャコラし、どうしようもなく辛くなったため再び生徒会に来訪する。
白銀が「壁ダァン」を継承した張本人だと言う事に気付かないまま白銀と石上に協力を取り付け、何度か生徒会に来室するうちに二人が同様の悩みを抱えていることで共感し、友人関係を結ぶ。
白銀・石上に「私のようになっちゃだめよ」と忠告をする辺りにも、彼女の性格が表れているだろう。
意外と面倒見が良く、石上がつばめ先輩をデートに誘おうかどうか悩んでいる際に現れ、デートの誘い方を(自身の傷と共に)伝授した後「ダメだったら私が一緒に文化祭見て回ってあげる、どっちに転がっても損は無いでしょ」等と発破を掛け、背中を押した。
マジでいい人(石上談)なのだが、世界に嫌われてるとも言えるほどの苦難をその身に受けている。
将来の目的が比較的しっかりと定まっており、外部進学を希望している。
なんJ民疑惑を持たれている。
四宮かぐやとの共通事項も多く、「かぐやの失敗した姿」「ジェネリックかぐや」と呼ばれる事がある。
大仏 こばち(おさらぎ こばち)
秀知院学園高等部1年B組。風紀委員所属。伊井野ミコの親友であり保護者。
口癖は「論理的に考えて」。ただし、論理的に考えて藤原千花を副会長に適任であると判断する辺り、本当に論理的に考えているのかは疑問が残る。
多少の事では動じない胆力を持ち、観察眼に優れている。その観察眼は石上の本質にも気づくほど。
ザコでちょろいとまで言われる伊井野ミコを性格まで含め熟知しており、彼女の勘違いを正したり、仲の悪い石上との関係をフォローしたりしている。
見た目は地味系メガネ女子であるが意外と肉食系。
生徒会がヤリサーだと勘違いしたミコに「私的には熱いシチュエーション」とのたまってみたり、「(文化祭を見て回るのに)論理的に考えているでしょ、男」と発言する、
いつの間にか応援団の風野団長と付き合ってたりするなど、謎の強キャラ感がある。
眼鏡にお下げと一見勉学が得意に見える容姿をしているが、成績は全199人中151位であり石上と同レベルである。
恐らく、モチーフは竹取物語の5人の貴公子の1人・石作皇子がかぐや姫に要求された「仏の御石の鉢」であると考えられる。
マッキー先ハイ/槇原こずえ(まきはら こずえ)
秀知院学園高等部1年A組。TG部永久部長。罰ゲームで「先輩」から「゜」を取られた。
1年生の彼女が何故か先輩だったり、伊井野ミコのヒーリングミュージックについて詳細を把握していたりと謎多き人物。
若干Sっ気がある。
1年生でありながらも藤原千花やテラ子と仲が良く、普段TG部で遊んだり、学園祭を一緒に見て回る姿が確認できる。
期末試験に於いて学年8位の成績を誇り、何気に優秀。
テラ子/ギガ子/メガ子
本名不明。
秀知院学園高等部3年A組。TG部所属。藤原千花や槇原こずえと仲が良い。
TG部最年長ではあるが、後輩たちとも合わせられるノリのいい人。
最初はテラ子だったが、罰ゲームにより段々と降格させられている。
学年174位とかなり低めな様子。
紀 かれん(きの かれん)
秀知院学園高等部2年C組。マスメディア部所属。出版社社長令嬢。白銀×かぐやの熱狂的信者。
白銀御行とかぐやのナマモノ同人を秘密裏に作り、個人で楽しんでいる。
その同人を石上に見られたが石上からのガチ評価を受け、彼の事を「石上編集」と呼んで慕って(?)いる。
白銀単体でもイケる口のようで、白銀御行を前すると尊みが深すぎて三半規管にダメージを受ける。
白銀御行と四宮かぐやのディープキスを目撃した際に「カナーン!!!」と言ってぶっ倒れたため、「カナンちゃん」の愛称を手に入れた。
公式スピンオフ「かぐや様を語りたい」の主人公の1人。ツッコミ兼ボケ。
えりかの親友であり、渚、眞紀とも友人関係を築いている。
眞紀の翼への恋愛感情に気付いている為にその恋を手助けしようとするが、その大半が裏目に出る。
結局、渚が翼に告られる結果に終わってしまい、眞紀に罪悪感を抱いている。
少しアホの子の気があるえりかの保護者(自称)でもあり、基本的にえりかと共に行動している。
えりかの勉強を教えているのも彼女であり、最近は一人だと妄想が爆発してまともに勉強ができないため、えりかとの勉強会で勉強するという本末転倒な状況となっている。
巨瀬 えりか(こせ えりか)
秀知院学園高等部2年C組。マスメディア部所属。大手味噌メーカー社長令嬢。かぐやの熱狂的信者。
かぐやを前にすると興奮のあまり失神し倒れる。その為かぐやには目線だけで人を倒す力があるとの噂が広まった。
少なくとも116話までには多少克服した模様。それでもかぐやの偉業を聞くと突然泣き崩れたりする。
公式スピンオフ「かぐや様を語りたい」の主人公の1人。ボケ兼ツッコミ。
ストレスが溜まると味噌をすりつぶす。
早坂からの認識が「みそ」であったため、読者からも「みそ」と呼ばれている。
恋愛に関してはからっきしであり、かれんからは心の中で「アホの子」呼ばわりされている。
だが実際にアホの子である。
勉学については70位程度と悪くない成績を保っていたが、渚(元4位)や眞紀(元3位)、かれん(元20位)などと友人であるためにコンプレックスを感じていた。
猛勉強の末、晴れて50位以内に入ることが出来た。
小野寺 麗(おのでら れい)
秀知院学園高等部1年B組。ラクロス部所属。石上と同じクラスの女子。
妹と弟がいる為か、言いたいことはハッキリ言うしっかり者のJK。
応援団を希望した石上の事を「噂」の事もあってか悪し様に見ていたが、応援団で力の限りを尽くす石上を自分の目で見て評価を変えた。
奉心祭では文化祭実行委員を担当。伊井野ミコと共にキャンプファイヤーの実施を取り付けるため、市内にあいさつ回りをする内に友情が芽生え、今は伊井野ミコの新しい保護者枠になっている。
体育祭以降はクラス内でも普通に石上に話しかける貴重な女子。
石上が読んでるラノベを見てみたり、文化祭実行委員会では意見を求めてみたりと、石上の貴重な女友達として良好な関係を築いている。
子安 つばめ(こやす つばめ)
秀知院学園高等部3年A組。新体操部所属。
リア充を絵に描いたようなウェイ系の女子で、「3年の白鳥」の異名を持つ秀知院トップクラスの美少女。
同じ3年の風野団長とも仲が良く、体育祭の後も応援団ノリが続いている。
表裏の無い性格は男女を問わず人気があり、かなりモテる。
自分のやりたいことを楽しくやるという考えを持ち、学校行事には積極的に参加する。
体育祭では応援団副団長を務め、「噂」の影響もあり一人孤立する石上優を気に掛ける優しさを見せた。
文化祭では文化祭実行委員長として最後の学園生活を満喫…する最中、石上からの公開告白(本人に自覚なし)を受ける。
最初こそ断ろうと考えかぐやに相談をするが、伊井野ミコをナンパから守る石上を目撃。
石上の事をまだよく知らないという理由から返事を保留し、これから石上の事をもっと知りたいと考える。
恐らく、モチーフは竹取物語の5人の貴公子の1人・石上麻呂がかぐや姫に要求された「燕の子安貝」であると考えられる。
本郷 勇人(ほんごう はやと)
生徒会選挙の対立候補の一人。秀知院学園高等部2年C組。かぐやの調査によると甘いものが好きな様子。
生徒会選挙予測速報(アンケート)では12%で3位だったが、かぐやからの圧力(脅し?)により出馬取り下げ(リタイア)。
その後どうなったのかは謎。
豊崎 三郎(とよさき さぶろう)
秀知院学園2年B組。細目の男子生徒。白銀の友人。
かつて白銀御行との成績争いで様々な妨害工作を行うも、最終的には正々堂々の勝負を挑んだ熱い男。
本気を出した時だけ目を開く。
野球部の練習と勉強を両立している結構すごい奴。期末試験の成績は6位→5位と白銀に挑むだけの実力を垣間見せる。
巨瀬えりかに好意を持っているらしくアプローチをかけているが、えりかがアホの子の為全く好意に気付かれず撃沈。
その際に妨害した紀かれんが自身に好意を持っていると風祭に言われ、勘違いをしている。
その後、かれんに文化祭デートを持ち掛けるも伊井野ミコにバッチリ取り締まられる。
風祭 豪(かざまつり ごう)
秀知院学園2年B組。髪をオールバックに纏めた少しチャラめの男子生徒。白銀の友人。
白銀御行と同じく外部入学生。失踪した兄の手がかりを追って秀知院学園に入学した「財界探偵越前はじめ」の助手として様々な難事件を解決に導き、そしてついに兄との再会を果たした。
謎の倶楽部「11」の一員として学校生活を満喫している、謎多き男。
期末試験の成績は11位→13位と実はかなり優秀。
白銀を合コンに誘ったり、ハーサカにナンパの様に声をかける等、(重い設定の割に)軽い性格をしている。
どういう経緯か謎ではあるが、巨瀬えりかに北高の文化祭デートを持ち掛けるもにべもなく断られた様子。
田中 哲平(たなか てっぺい)
秀知院学園高等部1年F組。文化祭実行委員会広報担当。メガネを着用した理知的な男子生徒。
石上と低レベルなマウントを取り合った人。
秀知院学園に相応しくないとして小野寺麗のスローガンを却下し、京大を参考にしたスローガンを提案する。
つばめ先輩にやんわり断られ撃沈。
小林 マサル(こばやし マサル)
秀知院学園高等部2年C組。文化祭実行委員会経理担当。メガネを着用した出っ歯で関西弁な男子生徒。
石上と低レベルなマウントを取り合った人。
つばめ先輩の原価率についての質問に的確な答えを返し、つばめ先輩に褒められる。
しかし石上に論破され撃沈。
佐藤 ダイキ(さとう だいき)
秀知院学園高等部3年A組。文化祭実行委員会食品安全管理担当。メガネを着用した普通な男子生徒。
石上と低レベルなマウントを取り合った人。
つばめ先輩のクレープ屋禁止に対する疑問に対し的確な答えを返す。
しかし石上に裏を突いた案を出され撃沈。
龍珠 桃(りゅうじゅ もも)
秀知院学園高等部2年C組。天文部所属。指定暴力団「龍珠組」組長の娘。
秀知院に数人いるVIP枠の1人。よく帽子を被っている。
4巻の時点で登場自体はしていたものの、名前と所属以外は不明であった。11巻にて再登場。
「ブッ殺すぞ」など女子生徒にしては粗暴な言葉を使うことがある。
学校全体が文化祭の支度に追われている最中、屋上でクッションを使って寝転がりながらスマホでゲームをするマイペースな性格(だと思われる)。
白銀御行とは面識があるようで、「あいつの方がよく喋る」と彼を紹介するなど気安い関係が見受けられる。
過去に御行に何かしらの恩があるようで、文化祭の際には御行のウルトラロマンティック作戦の為に一夜中手伝いをさせられた。
「龍珠」という苗字から「龍の首の珠」を想起させるため、白銀御行と何かしらの関係があると考察されている。
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