あらすじ
閑静な田舎町、冬越村(ふゆこしむら)。
その近郊にある廃墟と化した城塞には、幽影境と呼ばれる異界への門が封じられている。
世界に刻み込まれた闇の傷痕は、はるか昔に眠りについたはずだった
――邪悪な意志を持つ何者かが再び門を開こうとするまでは。
復活しつつある「闇」の軍勢の侵攻からこの地を救えるのは、脅威に気付いた勇気ある英雄達だけなのである……
第一話 レベル1デルブ「カッパーナイトの救出」
電波系クレリック、大教会のマーラさんから「冬越村の周辺で妖しげなカルト教団が蠢いてっからちょっと行ってきて潰してきてね~」的な依頼を受けた一行。
道中で、脳の退行が進んでいるゴライアスの重鎮ヘカトン爺さんとその保護者のドラゴンボーン、アガッシジィと出会う。
なんでも、ヘカトン爺さんの集落で管理していた山に目をつけたドワーフ(ヘカトンの古い友人)が「鉱脈見っけたから掘ってきていい?」って言って向かったきり帰ってこないらしい。
件のドワーフの様子を確認するため一緒に採掘場に向かう一行。そこでは巨大なアリとドェルガル(黒ドワーフ)達が採掘スタッフを穴に落としてキャッキャウフフしていた。
状況が飲み込めないまま害虫と汚物を消毒して美少女ドワーフ(仮)を救出するとどうやら奥にまだ立て籠もっている仲間達がいるらしい。
話を聞いているうちに配置されていた魔法の通信機がある事が発覚、一行はこれを復旧させて奥に閉じ込められたドワーフたちと連絡を取ることに成功する。
どうやら襲撃者達は鉱山の奥にある異界のパワーを呼び出す泉を手に入れるべく鉱山に突貫してきたとのこと。ドワーフの作業員達は奥に逃げつつも時間を稼ぐべく退路に罠をいくつか配備しておいたと話す。
ちなみに爆弾の罠の起動コードは「いまだ!なう!」まさにろまんちっく。
泉周辺までたどり着いた一行はドワーフ達の遺体と泉にアリを潜らせている黒ドワーフのボスっぽいのを発見。死闘の末これらを打ち倒すも、ドラゴンボーンのアガッシジィが事故死してしまう。
帰った一行はマーラさんにお願いしてアガッシジィを蘇生。それでも蘇生用の儀式触媒代金は必要になったため一行に報酬的なものはほとんど入らなかった。「経験」プライスレス。
第二話 「冬越村」
一行は本来の依頼であるカルト教団の壊滅のため、手がかりを探しに冬越村に向かう。途中、コボルドの襲撃にあうも前回の修羅場をくぐった一行にはえらくぬるく見える相手。問題なく殲滅して冬越村に到着する。
冬越村はなんとも田舎な集落、カルト?なんじゃそりゃ状態。手がかりっぽい手がかりは得られずもいくつかクエストをもらう。
クエスト①
近郊の「龍の墳墓」という遺跡に行った冒険者が帰ってこない。奥さん心配しているし探してきてくんない?by酒場の女将
クエスト②
領主は親の七光で村を治めている為、実績が欲しいらしい。丁度村周辺をうろつくコボルドたちが勢力を強めていて村の脅威となりつつあったのでここで一つ良い所を見せてやろうと冒険者達にコボルドの巣にいって掃討を頼む。
クエスト③
すでに廃墟になっているシャドウフェル城と呼ばれる遺跡をゴブリンの集団が根城にしている。なんだかどんどん勢力を強めているようなので何とかして欲しい。
とりあえず、まずは龍の墳墓に向かう選択をする一行。
道中、復讐に燃えるコボルドの一団の待ち伏せに遭うもこれを撃破。
到着した龍の墳墓では遺跡調査に見せかけたカルト教団の一派が冒険者を簀巻きにしてなにかをやっている。のこのこと調査見学しようと現場に近づくと「ヒャッハー!俺達は人間のクズなんだよー!」といって襲い掛かってきた。
デカいトカゲの一撃が痛かったり、ハーフリングのスリング兵と撃合いが始まったりする中、ヘカトン爺さんが意識を失う一撃を食らう。これは危険かと思われた瞬間、奇跡がおこり爺さんいきなり復活。姿を隠しつつ攻撃をしてくるノームを「めんどくせえぇぇぇ」と罵りつつもローラー作戦で抹殺。
無事冒険者を救出できた一行は初めて報酬らしい報酬を得ることができましたとさ。
ネンティア谷MAP
冬越村周辺地図
冬越村
シャドウフェル城 外観
最終更新:2011年08月18日 10:52