「死者は歩く」
城砦でのゴブリン戦を終え、冬越村に一度休息を取るべく向かった英雄達一行を迎えたのは村の領主であるパドレイグ卿からの恐怖の知らせであった。
宿に腰を落ち着ける間もなく、村の墓地から這い出たアンデッドの集団に立ち向かう英雄達。
死者に支配された墓地にて英雄達の前に姿を現したのはスケルトンの群れとゾンビを召喚するゾンビ、そして邪教の司祭、カラレルの配下として村に潜入していたエルフのニナランであった。
英雄達は死者の群れに怯むことなく立ち向かい、これを撃破することに成功する。
かくして村の夜は護られたが、報酬として要求された装備品の類によって鍛冶屋のドワーフは一人泣く泣く徹夜で鎚を振るう事になったのであった…。
「地下墳墓にて」
夜が明け、再びシャドウフェル城の探索にかかる英雄達一行。
彼らが足を踏み入れたのは死者達の眠る地下墳墓だった。どうやら今回はアンデッド尽くしらしい。
仕掛けられた「恐怖のルーン」と呼ばれるトラップにパーティは分断されるも、現れたゾンビたちを撃破していくとローグが隠された武器庫を発見する。
武器庫にはさらに幻で鎧が隠されていた。鎧の精の謎掛けに正解した一行は、あやうく鎧の精の機嫌を損ねて装備していた全ての鎧が屑になる危機に遭遇する場面はあったが、無事に魔法の鎧を入手。地下墳墓の奥に足を進めていった。
進んだ先に並び立つ石棺はスケルトンの無限製造機になっていた。
カリカリと沸き続ける骨達を相手にしながら、奥に設置されていたバハムートの祭壇でパラディンが祈りを捧げるとスケルトン無限製造石棺は動きを止める。
パラディンはいきなり信仰に目覚め、バハムートを信奉する事になった。
バハムートの祭壇の奥の間には旧帝国ネラスの指揮官キーガンが死者となっても成仏しきれず眠っていた。
英雄達が入室した事で寝覚めたキーガンは、寝ぼけているのか天然なのか、信用できるか出来ないかすったもんだの問答した後に身の上話を始め、英雄達に地下で「裂け目」と呼ばれる邪悪な力が膨れ上がっていること、猶予はあと2日しかないと言う事を教えてくれる。
英雄達の何かクレコールに答えたキーガンは自身の愛剣アイクリスを与え、外の祭壇にあるバハムート神像の存在を示してくれる。
そろそろシャドウフェル城の探索も大詰めを迎えつつある事を英雄たちは悟るのであった。。。
最終更新:2017年09月03日 12:54