氷炎 - VP@wiki

亡国 > 氷炎 > ふた騎士

内容

　ウェ家がよからぬ禁術や間者を使い周辺諸国を脅かしていると判明し、パは真偽を確かめるために団長等と共にウェへ帰還する。再会した兄・アグに問うと、彼はかくりよの者を使い、周辺諸国を征服するつもりだと言う。
　アグと敵対したパ達は追手と戦いつつラッヘに撤退し、ウェ家の陰謀を伝える。ラッヘ王はそれを聞き、企みを阻止するために進軍を決断。
　ラン・ヴェ・パ・団長達はウェへと行軍し、遭遇戦に突入。そして戦いの最中、村が占拠されて逃げ惑う村人達に出会う。彼らに話を聞き、村にアグがいるのではないか考えたパと団長達は村に急行。そしてアグと対峙し、彼の親衛隊を退けるが、アグは村人を人質にしてパの自由を奪い、いたぶるよう部下に命じて立ち去る。パは団長達を守るためにも親衛隊から甘んじて殴られていたが、いよいよ危うい、というところで団長が堪えきれず肩を支える。それを見て団長にも危害を加えようとした兵士だったが、駆けつけたヴェによって吹き飛ばされた。ランも村人達を救出し、パ達は難を逃れる。
　ウェ軍を撃破し、アグの元に辿り着いた一行。パは対話を試みる。アグはそれを嘲笑い奥の手の存在を告げるが、それらは全てジさんに潰されていた。自暴自棄になったアグは、自身の命をかけてかくりよの門を開こうとしたが、よんきしと団長達に阻止される。
　アグは「かくりよにいる母に一目会い、最期に何を思ったのか聞きたかった」と言い、パは「人を恨まず、兄弟仲良く生きてほしい」という母の遺言を伝えた。アグは己の愚かさを知り、パと和解し、再び兄弟で力を合わせてやり直そうと誓い合うのだった。

べぱしポイント

• パーさんって、一見わがままっぽいけど、みんなの事を考えてるんだよな～(台詞集/Ep1/ヴェ1)

• (団長)が一緒なら、パーさんもひと安心だぜ！(台詞集/Ep1/ヴェ3)

• 単独行動をしようとするジさんに情報共有しろというパ(1-1)

...

ジ　「ふっ……お前は俺の保護者か？」
パ　「なっ！？」
ジ　「冗談だ。お前達を用していない訳では無いんだが——出来るだけ秘密にしておきたくてな……ダメか？」
パ　「……もういい。勝手にしろ。」
ヴェ「ははは、パーさんって意外と心配性なとこあるよな〜」
パ　「ぐっ……駄犬の分際で……俺を愚弄するか！」
ヴェ「うえぇっ！？　なんでそうなるんだよ！　違うよ！　褒めてるんだって！」

• 結婚記念日のお祝いにパを誘いにくるヴェ(1-2)

...

　城下町で旅の支度を整えているパ。
？？「お〜い！パ〜さ〜ん！」
パ　「む……この阿呆そうな声は……」
ヴェ「も～なんだよ〜こんな所にいたのかよ～！　すげぇ探したんだぜ〜！」
パ　「フン……お前の都合など知るか。気安く話しかけるな。」
ヴェ「まぁまぁ、とにかく……今夜部下の結婚記念日のお祝いがあるからさ！　中央広場に集合な！」
パ　「その件については、既に断ったはずだが……？」
ヴェ「そんなこと言うなよ～、暇だろ？　ウマいもん食わせてやるから、絶対来いよ〜！　それじゃ！　俺いでるからま充後で〜！」
パ　「おい！　人の話を聞けっ！くそっ……なんなんだあの駄犬めは……調子が狂う。」

• パ達が心配だが、様子を見に行けなくてヤキモキするヴェ(4-3)

...

ラ　「パ…ルの後を追って(団長)達も合流したとなれば、問題あるまい。」
ヴェ「そうだけどよー、さっきからなんかこの辺がムズムズするんだよなぁー
虫の知らせってやつかぁ？」
国王「お主達……そこまで気がかりならば、ウェ…ズまで偵察に行って参れ。」
ラ　「なりませぬ！　その様な私情で一国の騎士団が動くなど……」
ヴェ「じゃあ俺の隊だけでちょろっと行ってくるのは？」
ラ　「ダメに決まっているだろう！」
ヴェ「ちぇーやっぱダメだよなぁー　こういう時は、役職がもどかしいよなぁー」

• パーさんのお兄ちゃんって、どう考えてもヤバそうだよな〜(台詞集/Ep5/ヴェ1)

• パーさんパーさん！こっちは俺とランちゃんで何とかするから大丈夫だぞ！(台詞集/Ep5/ヴェ2)

• 今後の作戦を話しながら行軍する一行(5-1)

...

ヴェ「よーし！　んじゃとにかくパーさんの兄ちゃんを捕まえればいいんだな！」
パ　「おい……駄大の分際で兄上に敵うはずがないだろう。お前は後ろに下がっていろ。」
ヴェ「おいおいおーいっ！　パーさんなりの優しさとはいえどっちの味方なんだよその発言！」

• 遭遇戦前に団員の士気を高めるヴェとランを見たパ(5-1)

...

ラ　「皆の者！　このまま遭遇戦に突入する！　気を引き締めろ！」
ヴェ「おーいみんな！　命がヤバくなったら……後は俺達に任せて逃げろよ！生きてまた……必ず王都で再会すると約束しろ！」
　ランとヴェの言葉に士気を高めるはくりゅー騎士団員。
パ　「ほう……なかなかどうしてやるではないか。」

• パーシヴァル、ひとりで全部しょい込むなよ！(台詞集/Ep6/ヴェ2)

• 殴られるパを助けるヴェ(6-3)

...

　思い切り得物を振り上げた兵士は、そのままパと(団長)に叩きつけた——
？？　「どりゃぁああああああ！」
　が、その寸前、ヴェが兵士の得物を弾き飛ばす。
親衛隊「なっ！？　何だ貴様は！」
ヴェ　「いち、にーの、うおらぁよっとぉ！」
親衛隊「ぐはぁっ！？」
ヴェ　「わはははは！　吹っ飛べ！」
　虚を突かれた兵士は、ヴェの一振りに軽々と吹き飛ばされる。
ヴェ　「みんな……遅くなって悪かった……パ一シウ゛ァル……(団長)……良く頑張ったな。」
　(団長)と反対側からパの肩を支えるヴェ。
パ　　「ウ゛ェイン……か……俺なら問題無い……それより……村人達を早く……」

• 三兄弟と母の思い出(ED)

...

パ　「お母様……あの人たちは何故、我々の領地に来たのですか？」
ヘ　「あの方たちはね、戦争のせいでお家が焼けちゃったの……だからね、私達が「大丈夫？」って声をかけて回ってるのよ！」
パ　「声……ですか。」
アグ「でも何故、我々がそのようなことをしなければならないのですか？」
へ　「あら、したいと思ったからするのよ！　う〜ん、いちいち理由が応要かしら？　それに……困った時はお互い様って言うじゃない？　もし、私達のお家が無くなって、周りのだ～れも知らんぷりだったら、とっても悲しいでしょう？」
アグ「ええ……それは確かに悲しいですね。」
ラモ「でも〜ボクはお家が無くなったら、どこかに旅行でも行くな〜」
へ　「あらあら！　それも楽しそうねぇ！　でも……たべものはどうかしら？」
ラモ「え？　たべもの？」
へ　「そう……旅先でずっとお腹が空いたままだったら——どんなに美しい景色だって、途端に色あせてしまいそうじゃない？」
ラモ「う~ん……確かに、ママの言う通りだね～」
へ　「だからね……もし、あなた達が困っている人を見かけた時には——「大丈夫？」って、声をかけられる様な人になって欲しいの。ねえ？どうかしら……お母さんと、約束してくれる？」
　ふわりと柔らかな笑みをこぼすヘルツェ…デ。
パ　「はい……お母様！」
アグ「承知致しました。上に立つ者として、当然の行いですね。」
ラモ「わかった！　たべものは、半分こ！　だねっ！」

• ベッドで横になるパにお粥を作ってくると言うヴェ(ED)

...

パ　「ランスロットか……ああ、お蔭様で良好だ。ここは……」
ラ　「ウェールズ城の方が近かったからな。空き部屋を貸してもらった……迷惑だったか？」
ヴェ「パーさんパーさん！　何か腹減ってないか？　好きなもん作ってやるぞ！」
パ　「駄大か……いや、今は特に何も……」
ヴェ「じゃあおかゆでも作ってやるよ！　おかゆなら消化にもいいしな！　よし、決まりだな！　ヴェ…ン特製スペシャルおかゆちゃん作ってやるよ！」
パ　「おい駄犬！　おかゆちゃんじゃないだろう！　お前は勝手に話を進めるな！」

• 駄犬……お前のおかゆは、なかなかどうして悪く無いな。ふっ……専属の給仕係にしてやっても構わんぞ。(台詞集/ED/パ5)

• パーさんも素直じゃないよなー。美味しいなら美味しいって普通に言えばいいのによ。でもまあ、それがパーさんらしさかー(台詞集/ED/ヴェ2)

• パーさんてさー、(団長)といる時はなんか雰囲気が違うんだよなー。うまく言えないんだけど、特別って気がする。(台詞集/ED/ヴェ4)

• アグ…ルさんは、パーさんのお兄ちゃんーって感じだったよな。色々あって大変だと思うけど、上手く行ってくれると良いよな。(台詞集/ED/ヴェ6)

解説

　(1-2)にて、パは「調子が狂う」と言っているが、これの英語訳は「drives me crazy」。
　「drive me crazy」には二つの意味があり、一つは「私をイライラさせる」、もう一つは「私を夢中にさせる」つまり君のことが好きすぎておかしくなっちゃうよ、という意味である。この事実から、界隈では深い意味を感じる熟語として扱われているようだ。

　ここで誘っている結婚記念日のお祝いの様子は、亡国のオーディオブック(販売ページ)のボーナストラックで聴ける。ヴェの声優さんによる一言も良い。
　また、ガチャSRヴェではヴェがお祝いの準備をしている様子が見れる。

---

　パの愛する家族とヴェには、いくつかの符合が見られる。

氷炎	イベSRヴェ
氷炎	SSRヴェ　45フェイトで遭難している時の一幕