水SSRヴェ最終 - VP@wiki

ふとうふくつのきし

あらすじ

80フェイト

　副団長は周りの功績のおこぼれで今の地位についた——そんな噂を耳にしてしまったヴェは、確かにそうかも……と落ち込んでしまう。しかし、団長が連れてきたパとジさん、それとランと手合わせしたヴェは、自分がちゃんと副団長として力をつけていることを理解する。立派な副団長だとランからは太鼓判をもらい、ヴェはゆくゆくはピンチの時にみんなを守れるヒーローになりたい、と決意を語るのだった。

100フェイト

押さえておきたいべぱしポイント

• 悩みを相談したヴェ(80フェイト-2)

...

「ふん……くだらん。陰口など、言いたいヤツに勝手に言わせておけ。だが、気に病むと言うことは、お前自身にも何か思い当たる節でもあるのだろう？」
「うっ……そ、それは……」
「であれば……その原因と向き合うしか無い。」
「へ……というと？」
「いいか？　駄犬のくせに、足りない頭を使って悩むだけ時間の無駄だ。」
「そうそうそう……結局悩んでも答えなんか出た試しがないんだよね〜っておいっ！　さすがに言い過ぎだろコラ！　もうちょいオブラートに包めや！」
「くっくっくっ……威勢良く吠えてこその駄犬だな。さて、ここまで足を運んだ座興だ。この俺自ら、お前の力を試してやろう？」
「へへっ……そういうことかよ。」
「お前の力が俺の足元にも及ばないか……それとも、少しはこの俺を楽しませてくれるのか？　さぁ、どこからでもかかってくるがいい」
「ああ、わかったぜ！　勝負だパ…ル！」

• ついに褒められるヴェ(80フェイト-3)

...

「ふん……なかなかやるな。」
「へへっ！　まだまだ行けるぜ！」
　(団長)達の見守る中でお互いの実力を確かめ合ったヴェとパ。
「ふむ、以前のお前なら俺の相手になどならなかったが……少なくとも今は、白竜騎士団の副団長としては認めてやってもいいだろう。」
「えっ……？　い、今のって褒められたの？　褒められたんだよな俺？」
「ふん……二度は言わん。」
「あ……あのパ…ルに褒められたぞ！」
　パ…ルの言葉を受けて感極まった様子のヴェ。
「う……うぅ……ありがとう……パーさん！」
「黙れ……あまり調子に乗るなよ駄犬。」
「ひいっ！　わ、分かりました〜！」

解説

　ジクフリで明かされた様に、黒竜時代パに褒めてもらえるか気にしていたヴェが、出会ってから約10年、やっと褒められた瞬間である。