ジクフリ - VP@wiki

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あらすじ

　ランからジさんの昔話を聞くアサとモル。憧れと共にジさんとの稽古に励んでいると、自分たちの出身の孤児院近くで異変が起きたと聞く。居ても立ってもいられず、待機命令を無視して孤児院へ向かう二人。道中で出会った、異変の調査に向かうジさんに無理を言って同行させてもらい、孤児院の無事を確かめる。しかし、その後もまだ無理を言ってジさんについて行く。結果二人は、ジさんの過去の友人であるク゛ンタ一に人質に取られ、ジさんはク゛ンタ一に捕えられてしまう。ラン・パ・団長が助けに来るも、召喚された翼竜に阻まれて叶わず、ジさんは連れ去られてしまう。
　ジさんは、かつての友人から過去の悲劇を聞かされ、おかしな呪文をかけられる。呪文によって活性化した竜の血によって暴走したジさんを、なんとか鎮めるラン・パ・アグ・騎士団。正気を取り戻したジさんは、ク゛ンタ一と話がしたい、と願い、皆で会いにいくことにする。そしてク゛ンタ一の居場所に辿り着くが、彼は巨大な竜種に変身した。
　ク゛ンタ一を撃退したものの、また竜化の症状で暴走するジさん。そこにヴェの指示で探してきたアﾉﾚマを持って、🐣班があらわれる。投薬によって竜化の治まるジさんと、投薬によっても人に戻れないク゛ンタ一。ジさんとク゛ンタ一は最後の会話をして、ジさんはク゛ンタ一の「殺してほしい」という願いを叶える。
　ク゛ンタ一は、今回の騒動には伝説の魔法使いマーリンが関わっていると最後に教えてくれた。その不穏な影は残るものの、王都には日常が帰ってきた。

押さえておきたいべぱしポイント

• 過去編　黒竜副団長任命(1-2)

• 過去編　(お、隣の赤い人がパ一シヴァルか、ラ…ちゃんと同じ副団長になるなんてすごいヤツなんだなぁ〜)(1-2)

• 過去編　(なんだ……この騒がしい子犬の様な輩は……)(1-2)

• 過去編　ランを励ますヴェ(1-2)

...

パ　「おい……ランス口ット。お前も副団長になったんだ、余り気を抜くなよ。周囲の者は、今までよりもお前の一挙手一投足に注目していることを忘れるな。」
ラ　「わかってる。」
（中略）
　パが立ち去るのを見届けてから、恐る恐るランに話しかけるヴェ。
ヴェ「ひぇ〜なんかおっかねーのな、あの赤い人。」
ラ　「ああ、パ…ルは他人にも厳しいが、それ以上に自分に厳しいヤツだ。それにあいつは、かのウェ家の出身でな。騎士としての素養も完璧だ。あいつが副団長に選ばれたのは、王都の誰もが納得してるだろう……」
　ランの言外に、微かな不安の色を感じ取ったヴェは、口を尖らせて返事をする。
ヴェ「へぇ〜パ一シヴァル副団長、ねぇ……」
ラ　「……ん？　どうかしたのか？」
ヴェ「いや……そりゃ副団長に選ばれるぐらいだしすごい人なんだろうけどさ……俺はラ…ト副団長の方がいいかな〜って、思っただけ！」

• 過去編　パに褒めてもらえるか気にするヴェ(1-3)

...

パ　「ほう……」
パ　(……粗野な男に見えたが、意外と繊細な仕事をする様だな)
ヴェ(おお、見てる見てる……へへっ、どうだどうだ？)
パ「ジ…団長、そろそろ作戦会議を始めますか。」
ヴェ(んぁ……んだようっ！　ノーコメントかよ〜)

• 過去編　パに褒めてもらえるか気にするヴェ　２(1-3)

...

ジ　「ほう……この短時間で良くやったな。これで相手の戦力が判明してより詳細な作戦を立てられる。」
ヴェ「お褒めにあずかりまして光栄でございます！」
ラ　(やったなヴェ…！)
ヴェ(やったよランちゃん！)
ヴェ「あの……俺だけじゃなくて、仲間達もすごい頑張りました！」
ジ　「分かった。後で聞かせてもらおう。」
パ　「ふむ……」
パ　(斥候とは本来、隊でもとりわけ優秀な者が担う重要な任務……　この男、一見間抜けそうに見えるが情報収集能力に長けているではないか)
ヴェ(ん……赤い人も今度こそ何かコメントしそうな……)

• アサ&モルを叱咤するパと後のフォローに回るヴェ(5-1)

...

パ　「すでに騎士団からは退いた身だが、そんな俺からお前達に助言をさせてもらおう。過去の過ちを悔やんでいる暇があったらひとりの騎士として、今、何が出来るかを考えたらどうだ？お前達は、一時でもク゛ンタ一と共にいたんだろう。何か思い出したら教えてくれ。」
　パの厳しい言葉を受けて固まるアサとモル。
ア　「そう、ですね。」
モ　「分かりました……オレ達にも、何が出来るか考えます。」
パ　「ああ、だがくれぐれも勝手な真似はするなよ。何かあったら俺達を頼れ。」
　立ち替わるパと入れ替わってヴェが現れる。
ヴェ「……大丈夫か？　ア一サー、モﾉﾚ卜゛レッド？」
ア　「はい、大丈夫です。」
ヴェ「パーさんは一見おっかないけど、根はいいヤツだから。」
モ　「ぱーさん？」
ヴェ「あ、今のは忘れてくれ！　パ一シヴァルさんな！　わははははっ！」

• 「最近は結構頼りにしてくれるくせに〜！」(6-1)

...

パ　「相手の隠れ家が分かっているなら、今度は騎士団の者は連れて行かず、少数精鋭で行くのが望ましいと思うが。」
ヴェ「てことは、次こそ俺の出番だな！」
パ　「ふん……駄犬が一匹増えたところで大した戦力にもならんが、いないよりはましか……」
ヴェ「またまた〜！　そんなこと言っちゃって、最近は結構頼りにしてくれるくせに〜！」
パ　「おい……あまり調子に乗るなよ？」
ヴェ「あ……はい……すみませんでした……」

• ヴェの行動に困惑するパ(6-2)

...

ヴェ「ほぇ〜！　さすがジ…さん！　やっぱりなんだかんだで、最後はジ…さんがキメてくれるんだよな！」
ジ　「ウ゛ェイン……期待されるのは光栄だが、決戦はまだこれからだぞ。」
ヴェ「そ、そうでしたね！　うーっしゃぁい！」
パ　「お前は……何をしている……？」
ヴェ「わははははっ！　頬を叩いて改めて気合い入れ直したんだ！」

解説