イクスカリル

かつて存在した大国『神聖アーサー王国』の王家に受け継がれていた聖剣。

元々は英雄ランディと共に滅竜戦争で活躍した王子『アーサー』が振るったとされる華美な装飾を施されたロングソード。
希少金属たるオリハルコンアダマンタイトで構成され、凄まじい硬度と切れ味に加え光属性の魔力を増大させる効果を持つ。
これにより刀身に宿らせた輝きが光の斬撃となって魔物の軍勢を切り裂いたとも。

戦争終結後は即位時に継承される王家の象徴として扱われ、第三次魔族侵攻時の戦いにおいては国王自らの手で振るわれたという。
その後に王国を滅亡させた魔王によって奪われたが、第四次魔族侵攻後の混迷期に何者かによって持ち出され行方知れずとなった。

一部の冒険者や探検家の間では、いまも世界の何処かに隠されているとの噂も。
王子アーサーの武勇と共に広く語り継がれている名剣の為、時折同名の贋作が出てくる事もあるようだ。


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最終更新:2024年11月02日 16:19