東ギールシクリヒト大陸北部にある、
カシム教を国教とする
竜騎国家。
首都である『カラウルガンジュ』は国名の由来ともなっている。
かつて強大な国であったモンゲル竜騎帝国の地方政権である『グル・サン』を継承した国。
グル・サン第二代君主『バヤンガル・サン』の後裔である『エスフェンディアル』が、後継争いで崩壊したモンゲルより分離する形で成立した。
かつては『アマルク』と呼ばれる竜騎軍団を率い活発に遠征を行っていたが、長きに渡る部族間抗争とそれに対する周辺諸国の干渉等によって次第に弱体化。
そして
モドオウド国の侵攻を受け敗北し属領として甘んじる事となるが、モドオウド消滅に伴い再び独立を果たす事となる。
現君主である『
グル・アブドゥッラー・サン』は
ロゼルス国を見本とした国政の大改革に着手している模様。
しかし保守派の抵抗や国政に携わる者達の腐敗のせいで進展は芳しくなく、改革とは裏腹に国内は不安定さを増している。
国民はモンゲル族を祖とする支配層のモハル族と、隷属民(※1)と称される被支配民族に分かれている。
だが近年は農業を生業とするモハル族も増えており、隷属民との境は曖昧になりつつある。
※1(被支配下にある農耕民族の総称、特定の民族に用いられている訳ではない)
関連
最終更新:2024年06月20日 18:05