魔界にて古くより語られる、
魔族史上でも屈指の傑物。
その力は歴代上位の
魔王にも匹敵し、単身ながら圧倒的な武力で魔界を蹂躙した。
『魔将を喰らうもの』『地獄の覇王』とも呼ばれ、災厄の如く恐れられたという。
第二次魔族侵攻にて
二代目魔王が原因不明の失踪を遂げてから約100年後の魔界。
新たなる魔王の座を欲した者同士の熾烈な争いが繰り広げられている中、彼等の前に突如として現れては悪魔すら凌ぐ残忍さで殺戮し続けたとの事。
だが
ロクシアースへの侵略や倒した魔将の領地を支配する事には一切の興味を示さず、ただただ魔界にて強者と戦う事のみを目的に徘徊し続けたようだ。
最後には当時最も魔王に近いとされた魔将をも屠り、自らが『最強』である事を宣言。
胸に魔王の証である『
紋章』が浮かび上がるも、それすら下らないとばかりに自らの胸ごと紋章を抉り裂いた。
そして
己の武具を残して姿を消し、二度と現れる事は無かったと云われている。
第二次侵攻終結から
第三次魔族侵攻が始まるまでの実に500年近くもの長きに渡る空白期間。
それはこの覇王によって受けた被害と混乱による影響が大きかったのではとも言われる。
しかし結果的にはこの蹂躙を生き延び、より“選りすぐられた”猛者が次代の魔王候補として台頭。
更なる苛烈な群雄割拠の末に、歴代で最も精強な魔王軍を統べる『
三代目魔王』が誕生する事となるのだった。
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最終更新:2026年04月17日 22:43