様々な人物の前に現れては消える謎の
行商人。
銀髪蒼眼の整った容姿の美青年だが、慇懃無礼で
道化師染みた雰囲気を纏っている。
本名は決して名乗らないが、自らを『エンカウンター(出逢う者)』と自称しているようだ。
出会った際や再会時には記念と称し、怪しい品物を格安で提示される。
時には食糧や情報だったりする事もあるが、基本的にはどれも困惑するような物ばかり。
だが提示された物品を買い取って手にした瞬間、彼の姿はその場から忽然と消えてしまうとの事。
彼から物品を手に入れた者は後に必ず奇妙な運命が待ち構える事だろう。
どのような仕組みかは不明だが、破滅的な末路を辿った人々が多々存在しているらしい。
【余談】
討伐作戦で捕縛された者からの話ではある日突然
首領の目の前に姿を現し、平然と『商談』を始めたと言う。
その後も度々現れては奇妙な商品を首領へ売り渡し、また首領からも武器や魔道具を渡されて各地へばら撒くように依頼されていたとされる。
なお、エンカウンターが商会に現れたすぐ後。
彼を『仲介人』と言い、
とある組織から
白い仮面を被った
男が使者として訪れていたらしい。
そして時折、仮面の男とエンカウンターが聞いた事も無い言語で何かを話していたとの報告も…。
討伐作戦時には現場に居なかったらしく、その姿を確認する事は出来なかったようだ。
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最終更新:2024年04月22日 09:42