蝮毒

『マムシドク』
覇道丸が武者修行に出るに際し、生家より持ち出した太刀
一般的な太刀に比べて身幅があり重ねも厚いという作りをしている。
他には鎬造り、浅い中反りに庵棟、ふくら枯れで刃文は鋸刃かつ匂口がよく締まっているのが特徴。

目貫や鍔には蝮の意匠が施され、鞘には蝮の革を着せて漆で研ぎ出した物が用いられている。
また鞘の鐺部分は鋭く尖らせた形状になっており、納刀した状態であっても手槍の如く扱う事が可能となっているようだ。


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最終更新:2024年07月15日 09:49