レイ・メイ

魔術と投薬等による身体強化を施されたブラックシープ商会の構成員。
大慶帝国風の拳法着を着用する、黄色い髪を無造作に短く切った三白眼の女。
アッシュラ時代からの仲間と共に自身をブラックシープに売り込み、その強さで武闘派構成員としての地位を確立していた。
十八歳。故人。

性格は軽薄で威圧的な態度を取るチンピラ思考。
仲間達と騒ぎ楽しむ事を優先するが、自分がいい思いをする為にはしっかりと根回しや準備を怠らないという面も持っていたようだ。
また生まれつき微弱な電撃魔法を操る事が出来たようで、ブラックシープによる強化後は身体能力同様にその威力を数倍にまで上昇させていた模様。

黒羊討伐戦時にはその能力で相当数の冒険者や兵士を撃破、攻略部隊の一画を崩す程だった。
だが第二陣として戦線に現れたミリオンと相対した。
互いに炎と電撃を纏った拳を交差させて互角以上の戦いを繰り広げるも、死闘の中でミリオンが手足から爆炎を発生させての疑似的な高速飛行を会得。
速度を上げ一気に跳躍したミリオンの渾身の一撃で派手に吹き飛ばされ敗北した。

その後再び戦場に現れたが、冒険者達が総出で戦っていた黒羊の首魁との戦闘に乱入した末に戦死しと報告される。


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最終更新:2024年06月08日 01:25