八頸大禍津甕空之龍皇

『やつくびのおおまがつみかぞらのおろち』
大蛇神(おろちがみ、だいじゃしん)とも。
遥か古代、平定がなされつつある皇国に突如として現れた大蛇の悪神。

名の通り龍の頭をした八つの首を持つ怪物であり、山々すら跨り乗り越える程の巨体は刀剣や矢が一切通じぬ強靭な鱗に覆われていた。
更に八つの首の一つ一つが猛烈なまでの嵐と雷を操り、穢れを振り撒きつつ人々を大いに苦しめたと云う。

手下を率いて天の神々にまで刃を届かせるも、最後はその刃によって首を斬り落とされて滅びたと伝えられている。


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最終更新:2022年10月14日 15:49